mcraeです!
"中毒を楽しめ!"
※ 勝手な翻訳です(^^;)
昨年の9月にBMW AGより発表されたG80型M3は、日本正規モデルを今年の1月に発表しました。私が初めてその姿を見たのは今年の2月中旬でした。
従来のBMWから明らかに別の次元に踏み込んだ衝撃的な縦型のビッグキドニーをフロントフェイスにビルトインした新型M3のフロントデザインは、世間から賛否両論を浴びながらも、今後のBMWのデザイントレンドの方向性を示唆するものなのでしょう。
九州でも先月、ようやく新型M3の試乗車が登場。今回はヤナセ福岡西店さんにお邪魔し、私も遅ればせながらG80型M3を試乗させて頂きました 😊
しかし、試乗と言っても僅か10キロ未満程度の距離の一般道でのこと。とはいえ、せっかく頂いた試乗の機会です。試乗時の印象と新旧のカタログスペックの違いなどをお伝えしたいと思います。
■ BMW G80 M3 COMPETITION
※ autocar.jp より
全長×全幅×全高 4805×1905×1435mm
ホイールベース 2855mm
トレッド前/後 1615/1605mm
車両重量 1740kg(前軸910kg:後軸830kg)
エンジン型式 S58B30A
最高出力 510ps(375kW)/6250rpm
最大トルク 66.3kg・m(650N・m)/2750~5500rpm
種類 直列6気筒DOHCツインターボ
総排気量 2992cc
過給機 ツインターボ
燃料タンク容量 59リットル
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
WLTCモード燃費 10km/リットル
タイヤサイズ(前) 275/35R19
タイヤサイズ(後) 285/30R20
最小回転半径 5.2m
駆動方式 FR
トランスミッション 8AT
新車価格 13,240,000円
2月に初めて見た時に思ったのはこちら👇を意識したデザインなのではないか、ということでした。
■ GIULIA 2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO
※ autoc-one.jp より
全長×全幅×全高 4635×1865×1435mm
ホイールベース 2820mm
トレッド前/後 1555/1605mm
車両重量 1710kg(前軸900kg:後軸810kg)
エンジン型式 670050436
最高出力 510ps(375kW)/6500rpm
最大トルク 61.2kg・m(600N・m)/2550rpm
種類 V型6気筒DOHC24バルブICツインターボ
総排気量 2891cc
過給機 IC付きツインターボ
燃料タンク容量 58リットル
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
環境仕様
WLTCモード燃費 未公表
タイヤサイズ(前) 245/35ZR19
タイヤサイズ(後) 285/30ZR19
最小回転半径 5.7m
駆動方式 FR
トランスミッション 8AT
新車価格 11,740,000円
グリルも縦長なのは共通で、G80型ではデザインが少しラテン系に振ってるのかなという印象を持ちました。
ボディディメンションはクアドリが若干小さいサイズになっていますが、車重差はM3が30kg重いだけあり、前軸重量は10kg増に留めてあります。
また、最高出力の510PS、0-100km/h 加速3.9secも同じです。
これだけ酷似している両車なのだから、クアドリが公表している最高速度307km/h、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのラップタイム7分32秒、あたりの数値も比べてみたくなりますが、残念ながらM3では公表されいていない模様。気になるところですよね!
"仮に"私がG80M3の購入を検討するなら、価格差も含めたところでジュリアクアドリも視野に入れて考えたいですねぇ~
まあ、"仮に"も何も今の私にはそんな財力ありませんけど...😭(爆)
G80M3のエンジンは、既にX3MやX4Mにも搭載されていたS58B30Aです。何といっても510馬力!!
5年前に登場したM4GTSを凌駕しています。ついに量産型3リッターターボエンジンにおいて、最高出力を510psまで到達させたM社の技術力に敬意を表したいところであります。
グレードはコンペティションのほかに、コンペティション トラックパッケージがあり、こちらには、、、
* M Drive プロフェッショナル(Mドリフト・アナライザー、Mトラック・モード、Mトラクション・コントロール)
* Mカーボン・セラミック・ブレーキ・システム
* Mドライバーズ・パッケージ ※スピードリミッター290km/h
* Mカーボン・バケット・シート
などが装備され、逆にレーザーヘッドランプやオーディオ系などの快適装備の一部が省かれている内容。追加される装備から、トラックパッケージは通常モデル以上にサーキットユースを想定したモデルなのでしょう。
では実際に試乗した感想...たったの10キロ弱ですけど(爆)
走り出して感じる高い剛性感に、高級スポーツカーらしさを感じます。F80型もしっかりした剛性感を感じましたが、こちらは更に上を行く上質な感じを受けました。まるで以前試乗した991.2のカレラSみたいな感覚です。同じBMWで言えばフィーリングがF90M5に近づいたような。。。
エキゾーストは外で聞くときっと大人しいと思いますが、車内にはジェネレーターによってサウンドを奏でてくれるので高揚感があります!👌👌
ここで参考までに前モデル2世代のスペックを載せてみます (^^♪
■ BMW F80 M3 COMPETITION
※ AutoGuide.com より
全長×全幅×全高 4685×1875×1430mm
ホイールベース 2810mm
トレッド前/後 1580/1605mm
車両重量 1640kg
エンジン型式 S55B30A
最高出力 450ps(331kW)/7000rpm
最大トルク 56.1kg・m(550N・m)/2350~5500rpm
種類 直列6気筒DOHCツインターボ
過給機 ツインターボ
燃料タンク容量 60リットル
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費 11.9km/リットル
10モード/10・15モード燃費 ----km/リットル
タイヤサイズ(前) 265/30ZR20
タイヤサイズ(後) 285/30ZR20
最小回転半径 5.9m
駆動方式 FR
トランスミッション 7M-DCT
新車価格 12,800,000円
■ BMW E90 M3 SEDAN
※ photo by fuku より♪
全長×全幅×全高 4585×1815×1435mm
ホイールベース 2760mm
トレッド前/後 1540/1540mm
車両重量 1680kg(前軸850kg:後軸830kg)※ サンルーフ仕様
エンジン型式 S65B40A
最高出力 420ps(309kW)/8300rpm
最大トルク 40.8kg・m(400N・m)/3900rpm
種類 V型8気筒DOHC(NA)
総排気量 3999cc
燃料タンク容量 60リットル
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費 9.5km/リットル
タイヤサイズ(前) 245/40ZR18
タイヤサイズ(後) 265/40ZR18
最小回転半径 5.9m
駆動方式 FR
トランスミッション 7M-DCT
新車価格 10,310,000円
E90→F80→G80へ、スペックも車格も正常に進化を遂げた新型M3という印象を強く持ちましたが、気になったのは車重でしょうか。
前軸重量が後軸より80kgも重いとは、F80と比べて前軸重量が何kg重たくなったのか気になるところですが、そこのところをヤナセ福岡西店さんの営業マンに問うと...
『 間もなく登場する X Drive で50:50に合わせてくるんじゃないかと思います』
と、本当か嘘かわからないような返事をもらいましたが実際は如何に...
G80M3の真打ちは X Drive だとみました。噂では0-100km/h 加速3.5secらしいですが、もはやこの速さはスーパーカーの一歩手前!👊👊
手の付けられない速さを X Drive の強力なトラクションで制する…
きっとワクワクするようなマシンになりそうですから、ぜひ気になる方は購入を検討されてください (^_^)v
"DRIVE YOUR ADDICTION !"
いやぁ~、やっぱりBMW M3って良いですね!🎵
最後に新型M3のトラックバトルの動画をご覧ください。
とりあえず...打倒クアドリは達成??し、面目躍如でしょうか~😉
では!