【VPS】コペン電動格納ミラー【取付】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回は、ダイハツコペン400Kに、
電動格納ミラーを取り付けました。
Variable Parts Supply(以下VPS) 様に
御協力を得て、加工して頂きました。
ありがとうございます。
電動格納ミラーを取り付けるにあたり、
当然、電動格納ミラーを標準搭載している
お車のパーツから流用するしかありません。
また、コペンのミラーはとても小さいです。
電動格納を取り付けるとデメリットがあります。
外観:
ドアミラー本体と車両接続部との間に、
隙間ができるので、カバーを取り付けます。
※つまりドアミラーの高さが2cm程度上昇。
機能:
モーターが入っておりミラー角度調整の、
可動範囲が狭くなってしまいます。
※私はブルーワイドミラーなので、
気になることはありませんでした。
【電動格納ミラー ドアロック連動化】
ドアロック連動させるためには、別途、
コムエンタープライズの商品が必要です。
電動格納キット リトラスを導入しています。
※これがない場合でも、ミラー角度調整ボタン
の横のボタンのみで格納操作はできます。
上記をご理解の上、お読み下さい。
〇必要物品〇
・電動格納モーター
社外品のドアミラーを中古で探し、
電動格納モーターだけを使用します。
・コペンのミラー(加工用)
400K,880Kどちらのミラーも可能。
(私は880Kのミラーを付けてみたかったので)
・ドアミラースイッチ
コペンには格納スイッチがないので…
トヨタの中古パーツから流用します。
こちらは、トヨタ品番84870-28020
(私はトヨタ イプサムから使用)
・電動格納キット リトラス
ドアロック連動させたい方のみ必要。
つまりキー、リクエストスイッチ操作で、
電動格納してくれます。
・エーモン 配線コネクター 多めに※
・エーモン 脱着コネクター 多めに※
・エーモン 配線通し(硬い針金でも代用可)
・エーモン 0.5sq配線コード 多めに。
・エーモン クワガタ端子6mm(1個)
・プライヤー
・10mmレンチ
・電工ペンチ
・テープ(養生、ゴム)
・マイナスドライバー
・内装はがし
・はさみ
・ヒモ(荷物の梱包に使う物等でOK)
など
※コネクターは、ドア内の配線加工は、
防水コネクターを推奨します。
(私はなかったのでテープ巻いてます)
コネクターは接続さえできればなんでも可。
※写真は、
左上 社外 電動格納モーター
左下 CEPリトラス
右上 トヨタ系統ミラースイッチ
右下 コペン880K ミラー
VPS様に、リトラス以外の上記三つを渡し
電動格納ミラーの加工を依頼します。
加工したものが届いた前提での交換作業です。
2
1.内装はがし
ドア内装を剥がします。
ドアの取っ手部分(シルバー)は手前に引けば簡単に取れます。
その後、ドアの取っ手の中の三つのネジを外します。
手指を内装の隙間に入れて下から上に向かって外していき、最後に持ち上げると内装が外れます。
※わからない方
(私の以前の整備手帳、二ーパッド関連へ)
外すと写真のようになりますので、
次はスピーカーを外します。
3本のネジを外せば取れます。
中にコネクターのようなもので接続されているので、プライヤー等でそっと抜きます。
(それなりに固いです)
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2.ドアミラーの交換
スピーカーを外すと、中にもう1つコネクターが見えるはずです。
それがドアミラーの角度調整の配線。
このコネクターを外し、(固ければプライヤーを使用)写真のようにコネクターに紐を結びます。
もう片方は、ドアのヒンジに結びます。
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続いてドアミラー本体を外します。
ドアを閉め、ドアミラー本体の支柱カバーを
外します。
ドアミラーは、整備書にはドアミラーを完全に閉じないで少し開き、隙間にマイナスドライバーか何か細いものを差し込み、爪を外すようにいじくれと書いてありますが、ほぼ高確率で爪が折れます。
もちろん私も簡単に折れました(・ω・)
ここは折れてしまうことを覚悟してください。
※折れた方は接着関係の補修あるいは、
ミラーカバーの購入を視野にどうぞ。
私は予備としてミラーを保管し、
使い勝手の良い880Kのドアミラーを使用。
カバーが取れたら、2つのボルトが見えます。
普通に10mmレンチで外してください。
ボルトは長めです。
外れたらドアミラー本体を手前に引くと、
外れますので落とさないように注意します。
ゆっくり抜くと配線もついてきますので、
引っ張っていきます。
ここで紐もついてきますので、紐も引きます。
先程ドアのヒンジに結び付けてあれば、
心配なく紐を通せるかと思います。
通した紐は、交換先の電動格納ミラーの配線に
結び直してください。
外した400ドアミラーは、大切に保管。
新しいドアミラーを取り付けるため、
結んだ紐&配線からドアの穴に通します。
最後にドアミラーをボルトで閉めます。
880Kドアミラーも今回のボルトを流用し、
取り付けることができます。
ドアの内側にいれた配線は紐を引っ張れば簡単に手元にやってきます。
紐を解き、ドアの内側にある車両からきているコネクター同士接続してください。
※念の為、ドアミラーのカバーは、
電動格納動作テスト完了後に取り付けます。
5
3.電動格納モーターの配線加工
①運転席のアクセルペダル付近に、
コネクターが2つ見えるので上段のコネクターを
抜いていきます。
外しにくい場合は、
運転席のスカッフプレートカバーを持ち上げるように外し、コネクター付近の内装を外します。
(奥にプラスチックリベットが1つあります)
②ドアの内側の配線の余裕を確認し、
ドアと車両を繋いでいるゴムカバーを引っ張って抜きます。
③先程外したコネクターごと、車両側の配線は抜いちゃいます。
ドア側は写真のように余裕のある位置まで引っ張ります。
④固めの針金系である配線通しを用いて、
2本の0.5sq配線を通します。
(VPS様より付属されるスイッチ配線)
※長さが足りない場合は、自分で延長。
できるだけゴムをひとまとめにするのがコツ。
通したら、配線やゴムカバーを元に戻します。
コネクターもドアミラーの動作テストのため、
接続し直さなければいけません。
ここまでの内容を運転席だけでなく、
助手席側も同じように行います。
※助手席側は配線を長くして、運転席まで配線
をのばしておいてください。
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4.ドアミラーアウタースイッチ加工
こちらもVPS様が事前に用意して下さった
配線を、アウタースイッチのコネクターに差し込みます。
コネクターを抜いてからカバーを開く部分があるので、マイナスドライバー又は爪などで開きます。
ドライバーなどの先端が細いもので差し込み、
説明書に従い、必要な配線のみ抜きます。
そのほかは必要ありません。
その抜いた配線は、現在車に使われている、
純正のミラースイッチの
コネクター配線に差し込みます。取説通り。
↓
(純正のミラースイッチは、足元から内装裏を
覗くと2つ爪が見えるので、内側から両端を押し込むとスイッチは外れます)
差し込んだ配線は、
さきほど配線通しをしたものと接続します。
↓
運転席足元からでている2本の配線及び、
助手席側から引っ張っている2本の配線と
接続していきます。
配線図は、VPS様の説明書に従えば問題ありません。特に難しくありませんでした。
7
ここまででリトラス以外の配線加工は終了です。
アウタースイッチからミラーの、
電動格納・ミラー角度調整の動作テスト。
問題なければ、スイッチ後付け作業は終了です。
リトラス取り付け不要の方は内装・外装を戻して完成。
運転席からのスイッチのみで動作します。
電動格納ミラーをドアロック連動し、
キー、リクエストスイッチから作動するには、
CEPリトラスの導入が必要です。
リトラスを取り付ける方は、
別途 整備手帳を簡易作成します。
【CEP】電動格納連動 リトラス【取付】
※現在作成中ですm(_ _)m
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電動格納ミラーを取り付けられているコペンは、
数台いらっしゃると思います。
(VPS様、岩崎兄弟商会様など)
大規模なオフ会ではお見受けできないので、
今回は、福島ABCCS 2018 にてお披露目。
たまにドアアンロックにて動作公開しましたので、ごく数名の方は見られたかもしれません。
電動格納なんていらないでしょ。
と言われればそれまでかもしれません(´`;)
私が感じるメリットは、
・鍵を忘れずにかけたか?
→これが1番活躍します。
・ルーフ同様、電動可動パーツの増加
→トランスフォーム感(・ω・)
・狭い道での対向車とのすれ違い
→滅多にない事ですが…
ミラーはボディ同色塗装ですので、
より880コペンに近づいたかな?
☆ミラーの動作テストはこちら☆
https://youtu.be/aPxB5LtWgTE
※リトラス導入しています。
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