
(注意 車ネタなし、かつ長文、駄文です…。)
私は物持ち良いというのか、たんに捨てられないというのか。車もそうですが、時計もずっと使い続けています。
20数年前に社会人になっと記念でオメガのシーマスターのエントリーモデルを購入。しかし一番の憧れであったシーマスターの最上級モデルのクロノグラフがどうしても欲しくて一年後に無理して買い替えることに。
やはり初めから気に入ったものを買うというのが良いのでしょう。時計も車も。
(過去には車歴乗せていませんがSLKからSLに買い替えという失態も)
その後、今に至るまで飽きることなく毎日身に付け、早20年。
今も全く不満ありません。一生物として大切に使うつもりです。
そして子が成人した暁にはこれを贈るつもりです。
と、ここまでは美談?…。
10数年前頃でしょうか、本命シーマスターがあるというのに浮気心でオーデマピゲのロイヤルオークがどうしても欲しく、購入寸前でした。
機械式時計を二つ持っても愛情半分となりそうですし、自動巻きは放置すると数日で止まるため(ユラユラマシーンに乗せっぱなしというのも嫌でしたので)、当時は購入を断念しました。
最近、大丸さんとお付き合いがあるのですが、そこで雑談の中、時計が話題となりました。
私は高島屋贔屓のため、今までは気にしていなかった大丸ですが、都内百貨店では弱い立場からなのかとても頑張ってくれます。
友の会積立てで年+8%の金券、それとお得意様割引が併用出来るというなんとも大盤振る舞い。(但し2019年で終了だそうです)
高島屋より優遇が良さそうなので高島屋は食材、和食器、展覧会用として、一方、大丸はファッション系(私はほぼUNIQLOなのであまり行きませんが…。)と使い分けも良い気がしてきました。
東京駅直結というロケーションも◎です。
そんなことで自分へのご褒美?(最近褒美をもらうような頑張りはしていませんが…)と言うことで時計を物色してみました。
憧れであったオーデマピゲ ロイヤルオークやロレックス デイトナを見てみると、以前は普通に買えていたものが何処も売り切れ。さらに価格が驚くほど高騰しています。
それと時計界全体的にやたら径が大きくなっています。
当時は大きかった私のシーマスターが普通サイズに見えるほど。
流行り廃れはあるのでしょうが、あまりにもでかすぎるのは腕に合わない。しかも重いしワイシャツの袖にも入りません。
そもそも機械式よりクォーツの方が信頼性、正確性、コンパクト化のいずれにおいても優れているのに、何故に機械式がクォーツを凌駕してしまったのか。
時計の機能は正確な時を刻み続けること。そして着けている事を忘れる程の軽薄短小を目指すべきところかと思います。その機能こそ最後に生き残るべきものと思っていますので高級時計の各社もクォーツにもう少し力入れてもよいのではと感じます。
(※蛇足…文末参照)
もちろん機械式は否定はしませんが、如何せんオーデマピゲが今や最低ラインで190万とは驚きました。
当時は半分以下と記憶しています。買っておけばよかったのか。
百貨店担当さんの話ではデイトナは今や投機品となっているということでなかなか購入出来ないそうで市場では高騰。しかしその正規の定価は相当安いのだとか。
ということで時計買うのは四半世紀ぶりですが、ほぼ買えないでしょうとのことなので、買えない前提でデイトナの白と黒を決められなかったのでそれぞれの百貨店のウェイティングリストに加えてもらうことになりました。
どちらか早い方で購入するということにします。
宝くじに当たるようなものだそうなので気長に待ってみます。
しかし愛着は断然にこのシーマスター。
デイトナには日付機能がないのは私には×。
変な話ですが当たらない方がなんか嬉しい…。
※蛇足…
もはや現代ではスマホもあり正確性は不用なものになっているので、精密なメカニズムに興味をひかれるというのも分かります。
腕時計はゆくゆくは懐中時計のように消えていく運命なのでしょうか。正確性となるとネット対応すれば永遠に正確な時間と同期出来ますね。スマートウォッチがますます小型高性能化するのでしょう。
それでは確かにつまらないので機械式が流行るのは分かる気がします。我が子が大人になる頃、腕時計も懐中時計と同じような立ち位置である時代になっているのかもしれません。
となると懐中時計が流行ったりするのかも。今求められているのは正確ではなくブランドと精密機械ということ。スーツ上着からさっと懐中時計を見るなんてのもお洒落です。
いや、懐中時計が廃れたのは腕時計のように富をアピールする力(見せびらかし力)が少なかったからかもしれません。となると腕時計は時計各社がブランドPRに力を入れる限り、富裕層には永遠に売れ続けるのかもしれません。
本当にどうでも良いことですが、久々の時計購入(予定)ということで考えてしまいました。
ここまでお付き合い頂いた方、本当にどうもありがとうございました。
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2017/06/02 09:14:05