
毎回車ネタ以外ですが、私のアクセスランキングで時計ネタがランク3以内…(車ネタより高いのがなんとも…)のため一定の需要あると思い書きます。
多分これが人生最後の時計となるため最終稿となるかと思います。
パテック3796は人気薄のため情報があまり得られないため興味のある極少数な方への参考になれば幸いです。
さて先日買いましたパテックフィリップ カラトラバRef.3796の使用感です。
停止しても日付機能がないため時刻合わせだけすればよいというシンプルさが良い。
懸念していた初めての手巻きですが付ける前の数十秒の儀式で全く気にはなりません。
たまにしか使わない予定なので手巻き、かつ日付無しの選択は正解。
薄くて小さいためYシャツの袖口を全く邪魔せず、袖口に隠れるのも良い。
サイズが昨今のと違い30mm程度と非常に小さいためややもするとレディースものに見えてしまうので手首ががっしりしている人にはやや不向きかもしれません。
防水性が弱いことはやや不便。雨、手洗いに今まで以上に気を使っています。多少は大丈夫とは思いますが試す勇気無し。
シースルーバックではないため折角のパテックの芸術的なムーブメントが見えないのが残念 と購入前は思っていましたが耐磁面からも不用でした。
時計としての機能を最優先させたものとしてむしろ好感。
他の時計に比べて地味さこの上ないため、余程の時計好き以外、誰にも気付かれることがないのも良し。(誰からも気付かれなさすぎるのは寂しい気もしますが…)
そしてシンプルなので飽きが来なそう。
以上がこれまでの所感。
結論、やはりこれにして良かったです。
時計ベルトはカミーユ フォルネの茶クロコをメイン使いにしています。
パテック純正ベルトは黒クロコのためフォーマルの場(あまりありませんが)に使用する予定でそのまま保管。万一の売却時には純正ベルト有だと好評価にもなります。
今のところ雨以外はほぼ毎日使用。
やはり飾っているより使っているのが一番ですね。
予想外だったのは時間が全く狂わないこと。1週間経っても正確な時を刻んでいます。
さて、先日パテックの良さが全く分からないと言いましたが実物を見ると写真では分からない良さを実感しています。
文字盤の色合いも深みのある味わい、針、目盛の至るところで丁寧な仕事がなされています。
鋲(というのか?)は全て同じ大きさかと思っていたら写真を拡大して気付いたのですが微妙に違う。目では気付かないところにも拘っています。
当初は見た目で豪華なギヨシェ(文字盤への綺麗なマシンカット加工)が施されたカルティエやブレゲ、ルクルトに心揺れましたが、やはりこれで良かったと思います。
オメガ シーマスターを着けてみると、厚みと大きさ、重さに違和感を感じるようになりました。
これからは小径薄型に回帰して欲しいものです。
もう私には時計ブームは来ないことかと思います。
パテックとオメガを一生大切に使うことでしょう。
一応、子には成人したときにオメガを、私が召されたときにパテックをあげる約束を交わしています。パテックを先にあげることがないよう長生きをしないといけませんね。
追伸
革ベルトに追加してもらった穴ですらまだ緩く、追加で二つ目の穴を開けてもらいました…。これで腕にしっくりときました。
どんだけ規格外なんだか。
それと、まだ誰からもパテック・フィリップと気付かれたことがありません。このさりげなさ、もはや神レベルです。
なにせ先日、五大時計の店員(ベテランの社員)も知りませんでしたので。。
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Posted at
2017/08/12 07:30:51