日本車のグローブボックスって、プラスチッキーで、引っ張るだけでガボッと取れるイメージがありませんか?
私が今までに乗っていた日本車がそうだったからなんでしょうか?
今のクルマって、グローブボックスがねじ止めされているんですかね?
BMW 3シリーズツーリング F31のグローブボックスはベロア生地に包まれた高級感あるボックスになっています。
なので、この中で液体状のものをこぼすと染みます。
液体状なんだから拭けばいいじゃん! と、思うでしょうが、こぼしたものがハンドソープだとすると、拭けば拭くほど泡だらけ。ほら、水洗いしたくなるでしょ。
いや、ハンドソープなんてこぼしてはいけません。
グローブボックスひとつ外すのに、工具が必要でした。
しかも、アンダーカバーが10mmの六角ナットで2か所、ボックスはT-20のトルクスで9か所。頑丈に取り付けられているんです。
とはいえ、TVチューナーやChromecast、AVインターフェースなどの取り付けで何度も付け外ししているので、慣れたものです。
なので、取り外しの写真はありません。
検索するとたくさん出てきます。(え?)
問題は外した後です。
ボックスの奥だけを洗いたいので、できるだけ部品は外したいところです。
まずは、フタを外します。
フタは、7個のツメで取り付けられています。
一つずつ丁寧にはがしていきますが、フタを引っ張りながら外さないと、元に戻ってしまいます。一人ではなかなかの難しさ!
なんとか全部外すと、薄いゲートのような枠から外れます。
続いて、横にあるダンパーからフタをはずします。
このダンパーの先はこんな風になっています。
はさんでいるだけなので、開いて取ります。
これで、フタが完全に外れます。
で、このダンパーは回して外します。
外す角度はこんな感じです。
最後に、グローブボックス内の照明を外します。
コネクター側から引っ張って上に持ち上げるだけです。
これで、濡れてはいけない部品は外れたので、水洗いして乾かします。
ですが、横着して後ろ側の吸音材を外さずに洗ったため、吸音材がべちゃべちゃに・・・。
横着せずに吸音材をはずすことをお勧めします。
乾いたら、組み立ては逆順で。
まぁ、グローブボックスは汚さないことに限ります。
ハンドソープのドロドロがなくなってスッキリし、石鹸の良い香りだけが残りました。
大成功!
ブログ一覧 |
一般 | クルマ
Posted at
2020/08/15 21:33:08