
前のクルマ、BMW F31からアンプやらデジタルミラーやらを移植したものの、クルマのドアをアンロックするたびに、このようなエネルギー管理警告画面が表示されるようになりました。
エンジンOFF時にバッテリーを消費している犯人は誰なのか!
これを突き止めるのに、大変苦労しました。
まず、疑ったのが電気大食いのDSPアンプ、audison prima AP8.9bit。
REM端子をアクセサリーにつないでいましたが、これをイグニッション連動にしてみました。
こうすると、エンジン始動前のゴングや、エンジンOFF後の音が一切鳴らなくなるので、それはそれで寂しい限り。
そこで、前オーナーが地デジを見るために、助手席足元にインターフェースを設置しており、そのインターフェースからコントロールディスプレイ連動リモート12Vが出力されていることが分かったので、こちらをDSPアンプのREM INに接続してみました。
アクセサリー連動よりも若干遅れ、エンジン始動前ゴングが途中から鳴ります。
エンジンOFF後も、ディスプレイがついている限り=ほぼ、人が乗っている限り、音が鳴ります。
ただ、ドアを開けてディスプレイが消えるとともに、盛大なプチノイズが!
これは精神的に良くない。
それより何より、ここまで長々と書いておきながら、肝心のエネルギー管理警告は全く消えておりません。
次に、デジタルミラーとレーザー&レーダー探知機のACC接続を、ACCからイグニッションに変えてみましたが、これもダメ・・・。
BMWのエネルギー管理でググってみると、いくつか記事がヒットします。
多いのが、BMW純正ドライブレコーダー、
BMW Advanced Car Eye 2.0
の、故障によるものが見つかりました。
ACE2.0は前のオーナーが設置していたのですが、画像確認のためにわざわざWiFi接続して、専用アプリで見なければならない面倒さと、デジタルミラーがドライブレコーダーにもなるため、不要だと思って外しました。
なので、これが原因ではないと思ったのですが、ふと、思い出したのが弟の言葉。
「このデジタルミラー、駐車機能があるから、この配線使って接続しておくわ。」
ACE2.0の故障によって「エネルギー管理」警告が出た方は、ACE2.0の電源が入りっぱなしになって、エラーが起きているとのこと。
ということは、駐車監視機能が原因? と思って、デジタルミラーの設定を調べると、ビンゴ!
なんと、駐車監視どころか、アクセサリー電源OFF後、12時間はタイムラプスで5FPS(1秒間に5枚)の画像を撮影する設定になっていたのです!
去年、母親の新車が駐車中に擦られましたが、このデジタルミラーのタイムラプスのおかげで犯人が友人の知人だとわかり、泣き寝入りせずに済んだこともあり、気を利かせて駐車監視機能の配線をしてくれたのですが、それがアダとなったようです。
デジタルミラーの設定を「タイムラプス」から、「駐車監視」(振動を感知した時だけ録画)に変更すると、「エネルギー管理」警告は出なくなりました。
ちなみに、エネルギー管理警告が出なくなったことで、リモート3Dビュー撮影がエラーなく成功するようになりましたとさ。あんまり使わないけど・・・。
すべてのREM INをACC連動に戻して、使い勝手が戻りました。
推測するに、電源大食いのDSPアンプは「エネルギー管理」警告が出ないようなので、バッテリーとヒューズボックスの間に電圧電流を監視するモジュールがあり、ヒューズボックスから常時電源を取った機器が、イグニッションOFF後に消費電力が一定以上あると、異常を感知して、様々な純正機器の電源を落としていくようですが、社外品は電源を落とす指示に従わないので、エネルギー管理モジュールが、「これはおかしい」と思って記録、次回乗車時に「エネルギー管理」警告を表示する。という手順なのではないかと思います。
なので、いつか、常時電源をヒューズから取らずに、DSPアンプ同様、バッ直で引きたいなぁ、と、思う今日この頃でした。
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Posted at
2024/10/13 23:16:03