
7月上旬に実施した話なのに、アップが遅くなりました。
昨今の円安、物価高、半導体不足のトリプルパンチで、輸入物のオーディオ関連は総じて前車での購入時の1.5倍以上になっています。
そこで、オーディオ関連はできるだけ前車から移植することにしました。
BMWのスピーカーサイズは前車と同一。
ただし、純正アンプは標準でHiFiモデルに。ありがたいことに、Audison Prima AP8.9bitはミッドレンジとウーファーをミックスするモードがあるので、この機能を利用して純正HiFiアンプのフロントスピーカー出力から横取りしてAP8.9bitに入力します。
AP8.9bitは本体が70℃以上になるとサーマルプロテクションがかかって音が出なくなります。
純正HiFiアンプもかなりの熱を放出するようで、この近くに設置するとなると、今まで以上の熱対策が必要そうです。
そこで、アクティブクーリングシステムを追加します。
と、言ってもたいしたことはありません。
PCを自作する知識を活用するだけです。
まず、本体表面ですが、中央にaudisonのロゴが出っ張っているため、これを避けてヒートシンクを貼り付けます。
6cmx20cmが2枚あればOKそうなので、6cmx10cmを4枚購入。
アルミニウム製ヒートシンク 100×60×10mm 4個セット
ヒートシンクを本体に密着させるために、熱伝導シートを挟みます。
高熱伝導シリコンシート
その上から、PC用のケースファンを置きます。
140mm角のケース用ファン
PC用のケースファンは12Vで動くものがほとんどです。
ただし、PWM制御のものは、PCから速度パルスを送ってあげないと回転しない、もしくうは低回転になってしまうので、DC制御のものをチョイスする必要があります。(ピン数が3ピンのものがDC制御。)
なので、ACCにつなげば、ACC連動でファンが動作します。
これらをズレないようにタイラップ(またはインシュロック)で固定します。
で、ラゲッジスペース下、助手席側アンプのそばに立てて、両面テープで固定。
固定前の写真を撮り忘れたので、スマホを隙間に入れて現状の写真を撮ってみました。
前車で使っていたMATCHのスピーカーも移植。
しかしながら、ドア内側を覆う黒いプラスチックにウィンドウレギュレーターやレール一式が組み込まれており、BMWスペシャルツールを使って窓ガラスを先に外さないと、この黒いプラスチックを外すことができず、ドア内部のデッドニングができません。
音が漏れる!
ちなみに、座席下ウーファーの枠がコストダウンされていて、四方を囲むボックスのようには作られておらず、スピーカーを取り付ける枠と壁だけになっており、ボックスの底は車体の底を利用する形になっています。
移植と結線、アンプの設定に1日半費やしましたが、おかげで目の前でボーカルがしっかり定位する音が蘇りました!
純正がHiFiアンプになったせいか、音がよくなったかも!?
いつか、BMWスペシャルツールをゲットしてウィンドウを外してデッドニングしたい・・・。
Posted at 2024/08/19 00:09:48 | |
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