どうせこの先壊れてエラーが出ると思って買っておいた「着座センサーキャンセラー(左の箱)」と、おまけで付いてきた「シートベルトキャンセラー」(右上)

前回までの作業でエラーがすべて排除出来たので、取り急ぎ「使うことがないな。」となれば「分解してみたい」となるのが人情でして(笑)
興味本位で分解してみました。
なおヤフオクで10,000円!
壊さないように分解したいと思います(汗)
※なお分解して詳細な中身(部品番号や構造)を晒す内容ではないのであしからず。
まずは簡単そうな「シートベルトキャンセラー」方から。
カッターで皮膜をジョキジョキ。
うわー。綺麗にシールドしてあるなぁ~。これは削れないかな??
削れたw
これ、グルーガンのプラスティックではなくて、どうもロウの様です。
指がベトベトになりました…。でもそのおかげでカッターでなんとか削れました(笑)
ちなみに色帯が5本なので「金属皮膜抵抗」の部類ですね。
これは
・抵抗値許容差(抵抗値の誤差が少ない。)
・抵抗温度係数(温度によっての抵抗値の変化が少ない。)
という特性を活かすためでしょう。車の部品ですからね。温度が高いときがありますし。
でも「0Ω」や「∞Ω」でない限りはなんでもいい気がしますが(笑)
±5%以上あっても許容しそう(笑)
次。「着座センサーキャンセラー」
張ってあるシールを破り、カッターでちょっとこじればOPEN出来ました。
特に接着剤もなく、はめ殺しのツメもなく、あっけなく開封完了。
白いのは固定用のホットボンドです。
これは大事。しっかり固定していないとリード線がちぎれてしまいますからね!
そして気になる基盤の表側を拝見!
うわ。マジか。
水晶発振器に何かのIC。それとチップコンデンサにチップ抵抗、それと多分レギュレータ?っぽいのまである。
これは意外でしたw(笑)
これなら値段相当だと思います。ICが何かによりますが簡易的な誤魔化し回路ではなさそうです。
着座センサーをごまかすのは難しそうですね~。
もう1つ前の世代であれば「抵抗とコンデンサーのDIY」で自作できるとあったのですが、私のE60後期ではそう言った記事も見当たらず、またキャンセラーも非対応ばかりだったのですが、これで納得がいきます。
なおこのキャンセラーは「E60世代の2005年から2010年にかけての車種に対応」なので、この頃から複雑になったのかも知れませんね~。
満足したのでそのまま箱に戻し、そっと蓋を閉じてテープでぐるぐる巻にしておきました(笑)
いつか使う時が来るまで大切に保管しておきたいと思います♪
Posted at 2019/06/28 16:36:11 | |
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