※注記※
本記事は、性格やその方の傾向について記載する内容となっています。
車に関する記事はありません。
また本内容は、飽く迄人それぞれの行動や性格の「傾向」を示すのみで、決め付けるようなものではありません。
以上の注記に同意して下さる方は、お進み下さい。
※注記終了※
消し炭になりそうな暑い日中帯と、雷雨と夜風の冷たさの連鎖を前に瀕死の白兎です。
本日は40℃を超えた所もあったようですね。どういうことなの……orz
今回は、「エニアグラム」というものについて触れていきたいと思います。
これは質問に対し、「そう思う」「どちらでもない」「どうは思わない」と答えを進めていきます。
最終的に、9つのパターンに分かれ、それぞれのパターンには「名前」というべきものが付いています。その上で、大まかな性格、行動理念、長所、暗所などが見えてくるものです。
注記でも触れましたが、飽く迄「指標」です。決して性格を決め付けるようなものではなく、またどのタイプが優れ、どのタイプが劣る、などといったものでは決してありません。
この「エニアグラム」は、自分の行動の「傾向」や「理念」を知り、仕事やコミュニケーションに活かしていく、ということが主旨です。
「エニアグラム」はこれまでご紹介してきた精神的概念内容に比べて、質問数が非常に多いのが特徴です。
また、質問内容に対し「こうありたい」とか「こうあるべきである」といった理想の上で答えるのではなく、質問に対して直感的に「そう思う」「そう思わない」と答えていくことが大切になってきます。
よく「エニアグラム」では、『20歳位だった時の自分を思い返し、その時の思いで答えて下さい』とあります。
どうやら「20歳位」というのが肝のようで、その年代がその人の本質に近いから、というのが理由なようです。
……とは言うものの、中々難しいです。
私の場合、20歳以前の自分は「なかったもの」として考えていた為、この注意書きにはどうやっても当て嵌めることができません。
なので、「今の自分がどう感じるか」で良いのではないか、という勝手な思想でやることにしています。
この診断は、「エニアグラム 診断」で検索するとすぐに出てくるので、興味が湧いた方は試してみて下さい。
例として、私の診断結果を記載致します。
私はタイプ4「個性を求める人(ロマンチスト)」です。
基本的性格、傾向は以下の通りです。
・ 繊細で、直感的で、感受性豊か。個人主義的で、自己探求的。
・自分に正直。ウソはつけない、自分には。
・得意技は「現実からのトリップ」。
・大事にしてます、マイワールド!
・そこに他人が土足で踏み込むのは絶対禁止。
・ルールに従ったり、期待通りにすることが好きじゃない。
・変なアイデアを考えるのが好き
・「平凡」とか「普通」っていう言葉が嫌い。
・安住できない。旅に出たい。
・基本的に時間を無視して生きている。
・大きなグループには入りたくない。人とは一定の距離を保つ。
・人との関わりの中で傷つきやすい。自尊心はキホン低い。
・弱ると引きこもる。殻に閉じこもる。
・人生に対し、斜に構えるのも得意。
・悩みを抱えた人に手を差し伸べる。自分も散々悩んだから共感。
・生や死といった深いテーマに関心を持つ。
・表面的な人付き合いを好まない。
・ロマンチックなものや不思議なものに惹かれる。
・理想と現実との狭間で悩む。
次は長所と『短所』です。
・長所
創造的、内省的、洞察力が鋭い、感受性豊か、自立心、同情心に厚い、センスがある
・『短所』
現実逃避、引きこもりがち、繊細、気分屋、自尊心の低さ、自意識過剰、批判に弱い、嫉妬心
次はイラッとする時、モチベーションが上がる時です。
・イラッとする時
「お前のことは全て分かってる」とか言ってくるヤツ。
頭ごなしに何かを強要してくるヤツ 。
自分のものを勝手に触ったり使ったりするヤツ。
・モチベーションが上がる時
「やっぱりあなたは特別な人だね!」って言われるとうれしい。
人と違うことをやってうまくいった時。
ロマンチックなものに触れ感受性が刺激された時。
次は『陥りやすい落とし穴』『問題点』です。
・現実的に人生は本来平凡さで満ちています。しかしこのタイプの人たちは平凡さを嫌い、お金や権力など俗世的なものにもあまり関心を持たず、むしろ嫌っています。
そうして、日常の平凡さや現実に満足せず、冒険的な体験や深い感動を味わえるものを求め「ここではないどこか」を求める現実逃避的なところがあります。
このタイプの人たちは、現実を全て投げ出して心の赴くままの旅に出たいと常に考えているかもしれません。
また、もともと自尊心が低く繊細で傷つきやすいため、少しでも自分の自尊心が傷つけられるようなことがあるとすく自分の殻に閉じこもろうとする傾向があります。
自分が特別な存在だと考えているので、他者との交流の中でなんとなく優越感漂わせお高くとまった印象を与えることもあります。
最後は自分を活かすには、というアドバイスです。
・このタイプは、自分が持つ独創性やユニークさを発揮できる場所を求めています。仕事であれ趣味であれ、何かしらそうした自己表現ができる場所を持つことが大事です。
また、平凡な現実とロマンチックな世界とのバランスをどう取っていくかも大事です。
現実に偏りすぎるとこのタイプの人は心を病んでしまうかもしれません。逆にロマンチックな世界に偏りすぎると現実の生活に支障が出るかもしれません。
両者の間でうまくバランスをとってやっていくしかありません。
このタイプの人は、生活のための仕事とロマンを満足させる仕事、両方持っているという人も多いようです。
長々と列挙致しましたが、このような感じになります。
一言で言えば、大分「面倒くさい人間」です。
この「エニアグラム」ですが、重要なことがあります。
大切なのは、大まかな性格でも、長所でもありません。
お気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、敢えて『』で示した所が一番大事な所だったりしまっす。
それは『短所』と『陥りやすい落とし穴・問題点』です。
この項目は自分を知るというだけでなく、相手とのコミュニケーションを図る上での指標になります。
特に『陥りやすい落とし穴・問題点』は無意識の内に起こっていることであり、それ故、意図せぬ間に相手に伝わり、そのまま自分に跳ね返ってくる、とのことです。
私の場合は「平凡」ということがどうしても嫌で、人とは違うものを求め、必然的に周りからの理解を失いがちです。
また「自尊心が低く繊細で傷つきやすく、少しでも自分の自尊心が傷つけられるようなことがあるとすく自分の殻に閉じこもろうとする」という点も、孤立することに拍車を掛けています。
こうやって記述すると、「クルマにらいする考え方」もそのような傾向があると自負せざるを得ません。
大切なのは、性格や傾向を知って「そうなんだぁ」と思うで済ませるのではなく、そのような傾向があると認めた上で、世の中とどう付き合っていくかを考えることだと考えています。
自分だけの価値観や考え方という杓子定規で世の中を見ずに、「そういう考え方をする人もいる」と認識することが大事なのかな、と思います。
それが難しいんだよ!と言われてしまえばそれまでなのですが……。
ただ、性格は変えることはできないと私は思います。
でも、「考え方」や「物事の捉え方」を少しでも変えることは出来ると思っています。
とは言え、あまり深く考えすぎると逆に生き辛くなりかねないので、まずは興味が持てたのならとりあえずやってみる、という軽い気持ちで、やって頂ければと思います。