叶わぬ愛に全てを賭けた男の壮絶なバトル！不道徳よ･･･永遠に！Ⅲ

よっしゃ、頑張って続きを書きますｗ

前回のイオンから二週間後の日曜日の出来事です･･･

が

その前に･･･俺はデートの約束をする前に竹内に意を決して、彼女の携帯番号とメアドを聞いた。
竹内は笑顔でそれに応じてくれたのである。
そうして初対面の日は竹内を俺は別れたのである。

この時の俺喜びはそれまでの人生の中でも最大と言っていいほどものだった。

そして、彼女からメールがすぐに来た。
内容もはっきりと覚えている。
「今日は楽しかったです！また会って貰えませんか？(笑)」

速攻で俺は竹内にメールを返し、帰りの車中で何度もメールのやりとりをした。
おかげで帰りの車中で間柴から「ｵﾏｗｗｗｗｗニヤニヤしながらメールすんな！ｗ」と言われたが･･･。
自然と頬が緩むんだから仕方ない。

そうやって何回かメールをやりとりしているうちにデートの約束を取り付けたのである。

そして迎えたデート当日。

この日は朝から俺は気合に満ちていた････いや前日の晩から漲っていた。

愛車を綺麗に洗車(下洗い→シャンプー→コンパウンドで下地出し→WAX掛け)し、普段は使わないタイヤWAXを使用し、更に車内もシートを取り外し、徹底的に掃除を行った。
そして迎えたデート当日。

朝風呂よし！
着替えよし！
髭の剃り残しよし！
寝癖直しよし！
財布の中の金よし！
洗車よし！
ガソリンよし！
オイル交換よし！
タイヤの空気圧よし！
勝負ぱんつよ～し！！！
まさにこんな勢いだったｗ

朝九時に名古屋駅の高島屋(金時計)の前で待ち合わせという事で、俺は朝の七時に家を出た。
日曜の朝の国道23号線を快調に飛ばしていく俺。
だが･･･調子に乗って飛ばしすぎたせいか、朝の八時に名駅に着いてしまった。

そして彼女を金時計の前で俺は待つ。
兎に角待つ。
そして待つ。

時間は後五分で約束の九時になる。
『まだだ･･･まだ早い。落ち着いて待つんだ･･･俺。』そう何度も心の中で呟きながら俺は竹内を待った・・・。

時刻は約束の九時になる。
だが･･･現れない。

『あと30分待って来なければ、大須に憂さ晴らしでも行こう･･･。』そう考えてた矢先に竹内が走りながらやってきた。
ここで相手が男なら文句の一つも言うのだが、相手は竹内である。
文句を言うワケが無い。

彼女が遅れた理由は『メイクに時間がかかった』という事らしい。
それが嘘だろうが本当だろうが俺にはどうでも良かった。
竹内が本当に来てくれた。

これだけで嬉しかった。

そして竹内を車へとエスコートする。
ツレとおかんしか座ったことの無い助手席に今、竹内が座ったのである。

そして車に乗った竹内が俺に向かってこう言ったのである。
「不道徳さんって、もしかして走り屋？」

俺は「なんで？」と聞き返す。
竹内は「だって、後の椅子ないし、屋根は鉄板むき出しだしｗｗｗｗそれにマフラーの音も凄いよねｗｗｗｗｗ」と言った。

俺：「まぁ･･･走り屋になるのかな？ｗ」
竹内：「マフラーの音大きすぎない？ｗもう少し静かな方が女の子には優しいよ？ｗ」

ちっ･･･しまった･･･。
流石に直管のNAはやりすぎたか･･･。
という事で車はマイナス評価を受けてしまったのだが･･･。

気を取り直して俺は竹内に聞く。
「今日はどこに行きたい？」

竹内は「どこでも良いよ」と笑いながら答えた。
それを聞いた俺は『ほな、ホテルに直行しよか！』と言いたかったが、流石にそれはマズイのでやめた。

そしてとりあえず、栄方面にむかって車を走らせる俺。
そこで竹内から「オアシス21に行こう！」と言われ、俺は車を走らせる。

そしてすぐにオアシス21へ到着した俺と竹内。
俺は初のオアシス21という事もあり、竹内が色々と案内してくれた。

そしてオアシス21にあるスターバックスでコーヒーを買いに竹内と二人で店に入る。
そこには見覚えの顔が有った。

しかもニヤニヤしてやがる･･･。
『なんでお前が居んだよ！』と危うく言いそうになりそうな所だったが･･･グッと堪えたら、竹内が大きな声で「なんで二人居るのぉ！？」と言った。

････。

俺があえてスルーした意味ねぇしorz
そう、そこに居たのは間柴組の二人だった。

間柴は嬉しそうな顔して俺の接近してきやがる。
そして、俺にこう言いやがった。
「不道徳･･･お前さんもやりますなぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

てめぇは宴会で酔っ払った中年オヤジかよ･･･。

とりあえず、この場を一刻も早く立ち去りたいと思う俺だったのだが、
間柴の彼女がとても気を利かせてくれてダブルデートという形になってしまったorz

俺にとっての甘い時間はこうして、早々と崩れ去ったのである。

そして俺等四人は栄とあとにして、ラグーナ蒲郡へ向かった。
道中、俺は竹内を乗せながら、間柴の車を煽り倒したのは言うまでも無い。
※つまり八つ当たりって奴ですなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

そしてラグーナ蒲郡で15時頃まで遊び、再び名古屋へむけて走り出す俺等四人。
名古屋へ向かう途中の道中で横に目をやると静かに寝息を立てている

この時の俺の気持ちは『めっちゃかわえええエェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!』と思うと同時に『めっちゃKissしてぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!!』と思ったのは言うまでもない。
やっぱり、変態ですね。どうも有難う御座いましたｗ

そして頭の中で天使の俺と悪魔の俺が戦っている間に名古屋へ着いてしまった。
そして間柴と“晩飯を食うにはまだ少し時間が早いがどうするか？”を話合いをしてたら、女性陣から時間潰しにゲーセンに行こうと言われ、決定。

つくづく思うのだが、俺も間柴も女性にはNO!と言えないところがなんとも････。

そしてゲーセンへ俺等四人は入り、様々なゲームをした。
特に白熱したのが間柴とのイニシャルDだったｗ
竹内は俺を応援してくれ、間柴の彼女は間柴を応援してた。

僅差で俺が勝ったが、たかがゲームで本気なるとは･･･女の応援ってやつは恐ろしいｗ

そして、その日の夕食は･･･ごめん、思い出せませんｗｗｗｗｗｗｗｗ
何食ったっけかな？

夕食後、俺等四人でまた栄に戻り、ブラブラしてから解散となる。

このデートの後、次会うまで一ヶ月のブランクが空いた。

次回、不道徳の拳！
ついに不道徳が自分の気持ちに気づく！
だが･･･時はそれを簡単に許すはずかなかった！！『春うらら、不道徳のボルテージは桜前線と共に北上する！』