HA36S後ろ側ショックアブソーバ交換

後部ドアを開け、戸当りゴムをトランク中央部から順に引っ張って抜きました。

トランク側面の内張を固定しているクリップ(1箇所)の芯棒の頭を浮かせ、クリップ本体ごと引き抜きました。

後部座席を前に倒し、トランクルーム下の発泡トレーを車外に取り出した後、樹脂製リベットで車体に刺さっている内張を上から順に剥がしました。

ショックアブソーバの上側ナットを緩めました。

緩める時はモンキーレンチでピストンロッド先端を固定し、メガネレンチでナイロンナットを緩めました。

1基目のジャッキで車体をジャッキアップしてタイヤを浮かせ、2基目のジャッキをリヤアクスルに軽く効かせた状態でショックアブソーバの下側ボルトを緩めて取り外しました。

ショックアブソーバを上方向に押し縮めながら後ろに傾け、リヤアクスルの枠外に出してから下に引き抜きました。

新しいショックアブソーバの上部に付いているゴムの円板に予めグリスを薄く塗り、ショックアブソーバアッシィごとタイヤハウス内上側のカップに押し込み、そのまま上方向に押し縮めながらリヤアクスルの枠内に収め、下側ボルトを締め付けました。(締付トルク75N･m)

続いて、ピストンロッド先端をモンキーレンチで回り止めしながら付属品の新品ナイロンナットを締め付けました。
上側ナットの正規締付けトルクは28N･mですが、メガネヘッド付きトルクレンチが無いため、メガネレンチできっちり締めて済ませました。

手順3、2、1の順に復旧して完了。