これは、我が家のセカンドのエクストレイルのステアリングです。
どーってないフツーの革まきステアリングです。
これがどーして。 ナカナカあなどれません。
握った感じがとてもいいんです。 糸は細いんですが、ステッチ部の肉の盛り上げ部分が
大きめで絶妙な感じがたまりません。
で これが、
コペンのセカンドアニバ純正の モモのステアリング。
きっと、ライセンス生産で どこぞの会社が モモの名前だけ借りて生産しているんでしょうか???
グリップが、昔使っていた、モモ ヴェローチェレーシングと似てるんですが、 写真の黒い部分は
パンチングレザーにしていますが、 細くて、固くて クッション性まったくなし(ヴェローチェもクッション性はありませんでしたが) 何よりも ステッチ、縫い目がないんです。
エクストレイルの純正ステアリングと比べると なおさら 縫い目なしが気になって仕方ありませんでした。
はっきり言って コスト命のド純正日産ステアリングの方が、名ばかりモモステの方が 何十倍も好印象です。
思いつく打開策は、3点。
1.ステアリングを 市販品 モノホン モモやナルディーに変える。
2.今、ついている 名ばかりモモを業者に依頼し 革張替えをやってもらう。
3.自分で革を張り 糸で縫う。。
1は、エアバックレスになるんでパス。 2は、業者に依頼中、代わりのステアリングないので
クルマに乗れないんでパス。
よって、 3にいたりました。
”やっちゃえ” です。
私、裁縫なんてまったくできません。 勢いだけです。
まずは、革生地。
タッチ感や、柔らかさ 、コストを考慮し、 ”ゴートスキン”にしました。 山羊革です。
そこそこの柔らかさがあり、タッチもスベリがなく、しっとりくる感じがとても良かったなので
コレにしました。
製作は、ネットで調べて実行。。ほとんど写真がありませんのでさらっと流します。
採寸し、代用生地でカットします。
代用Okならば 革生地をカット。
糸通しの穴を専用工具で開けます。
革をステアリングに巻き 糸で縫います。
ステッチの存在感を出す為に 太めの No.0の赤で縫いました。
今回、赤い、グリップ部は、ホントは、ステッチがほしいところですがそこそこの太さもあり、握りもいいので、そのままです。
一番の難関は、下部のスポーク部。。
とりあえず完成。
仕上げ荒さは、ありますが、 初めてにしては、まずまず合格です。
何よりも 名ばかり MOMOに比べて、雲泥の差、 キモチのいいこと。
ステッチ感が十分あり、太さもひとまわり太くなり、しっとりタッチ。
これだけで十分です。
勢いだけで ”やっちゃえ”でしたが、大満足の工作でした。
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Posted at 2015/08/29 21:51:56 | |
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