吸蔵のブログ一覧

実車を見ることなく購入を決意してしまいました。

不安感が無いわけではありませんが、テンションをあげるためにカクタスの購入を決意してよかったと考えられるように良いところを列挙したいと思います。




１．量産FFの歴史はシトロエンの歴史



1934年、シトロエン１１Bの生産により、FFが世界で初めて量産化され今日のFF隆盛の礎になったわけであるので、シトロエンを味わうということは、FFの歴史を味わうということなのである。



２．昔ながらのフランス車を味わえる


大きなボディ、小さな排気量、これこそフランス車の醍醐味である。
全長4155mm、全幅1735mmに1200cc3気筒エンジン、82馬力である。どう考えても早く走れない。ターボでもなければ流行りのディーゼルでもない。ノンターボガソリンエンジンである。500馬力の車にむかって「おやおや、穏やかではありませんなあ・・」と皮肉たっぷりに言えるではありませんか。

・・・まだまだ続きます

カクタスの黄色がまさかの落選からめでたく繰り上げ当選になったものの今日返事をもらわないと流れてしまうと言われると・・・・何だか焦ってしまうわけです。






妻に相談すると、国産車のアウトランダーPHEVではまったくテンションが上がらないと嘆いていた妻が「カクタスにしよう！」と俄然やる気になっています。

外車であること、200台限定であること、そして250万円と安価であることが、理由のようです。
私は、というと、もし、購入して気に入らなくても、限定だから高値で引き取ってくれるし、フランス車に乗ってみたかったというのが本音です。妻や家族のEセグメントに慣れた体をBセグメントに慣れさせることにより、また、C→D→Eセグメントへの階段を順に上ることができ、高額な車を買わなくてもいいということもあったかもしれません。車をダウンサイジングすることで、家族の意識がダウンサイジングできれば、（金銭的に）楽ですよね。



そして、当選の報告をもらった3日後の夜、ディーラーに足を運び、仮契約（本契約？）をしました。
購入総額は約270万円。ただし、オプションカタログができてないとの事で、細かい注文はまた後日ということでした。
それよりも驚いたのは我が家のEセグメントワゴンは下取り5万円！！・・・・ハ～・・・・何なのでしょう？12年前は結構高価なお金を出したのですけれどね。

実車を試乗どころか見もせずに購入を決めたのは初めてです。
・・・何だかノリで購入を決定してしまったようで、家族全員が快適に乗ることが出来る車なのかさえもわからないまま不安な日々を過ごしています。

カクタスの抽選に落選し、現実に戻りながら次の車選びをしていました。






アウトランダーPHEVに的を絞りながらセールスマンと交渉をしていました。
妻は今まで外車に乗っていたため、次も当然外車と思っていたところで、まさかの国産車という選択に、不満気味でありました。
妻が使うことが多いため妻の満足度を満たさないといけません。

当初はポルシェマカンSか、ジャガーF-PACEが欲しかったわけですが、高価であるため、あきらめざるを得ませんでした。もし、ここでマカンを買ってしまうとその次はカイエンを買わないといけなくなって・・・と、この拡大路線をなんとか避けたいなあという気持ちがありました。

カクタスが当たれば、ここで一気に自家用車のダウンサイジングができたかもしれないなあと思っていました。
アウトランダーも良い車です。電気自動車という新しいジャンルの車ですから、やはり楽しみなわけです。グレードとオプションを決めて来週契約しようと思った、10月19日、シトロエンディーラーから電話があり、キャンセルが出たため繰り上げ当選になったと連絡がありました。

2018年10月4日にカクタスの発売が発表されました。「限定200台」の文字に、速攻完売の可能性ありと予想して、Webで商談申し込みをしました。

特に買う気はありませんでしたが、完全に「限定」につられてしまいました。



決して商談プレゼントのバックが欲しかったわけではありません。


翌10月5日は近隣シトロエンディーラーは休みのためか連絡なく、翌10月6日の営業日になっても商談の連絡はありませんでした。業を煮やしてディーラーに連絡しましたが、「入れてますか？」のつれない返事でした。10月6日早速商談に行くと、その時点で、赤と黒はオーダー数に達しているとの事でした。

幸い、お目当ての黄色はまだ半分しかオーダーがないとの事で、余裕綽々で黄色をオーダーしました。
しかし、最終的には10月11日までのオーダーを集計して抽選との事でした。
赤色などは輸入数も少ないからオーダーはすぐ埋まったのだろうと悠長に構えていました。

そして10月13日抽選結果の発表を聞いてみると、まさかの落選！！
なんと200台のところ400のオーダーが入ったとの事でした。しかし、100台の追加輸入があるとの事で、再度抽選をするか返事が欲しいとの事でした。残念なことに追加の100台の色に黄色がありませんでした。

私は常々、「自動車選びはその人のライフスタイルを示すものであり、ボディーカラー選びはその人のセンスを示すものである」と思っており、欲しくない色を買うほど屈辱的なものはないと思っておりました。

「シトロエンには縁がなかった」と思うようにして、アウトランダーPHEVの商談を本格的に進めました。

我が家のドイツ製Eセグメントワゴンも車齢12年を超えておりました。非常に気に入っており、これからも修理しながら乗りつづけようと思った矢先、修理が必要になることが連続しました。30万円×2回を何とか払い終えた矢先、次は修理費80万円の故障に遭遇してしまいました。





乗りつづけようと思う心も折れてきたため、次期車両を選定しようと、ディーラーめぐりを開始しました。
Eセグメント以上のワゴンまたはSUVを探してみました。ジャガーF-PACE、ポルシェマカン、カイエン、ベンツGLE,GLC、アウディQ7、など見て回りましたが、どれも1000万円オーバーの価格に我が家の家計では全く買えない現実があったのでした。

私個人はアウトランダーPHEVのような「未来の車」に乗りたかったのですが、これまた三菱の不祥事のためディーラーではカタログもいただけないようなさみしい事態となっていました。しかし、試乗してみると静かで大変よろしい。妻は外車に乗りたがったのですが、ごり押しでアウトランダーに決定しようとしていたところにカクタス発売の広告を見たのでした。