ルパンの車

Fiat500を買った、というと多くの人から「ルパンの車」と言われます。

確かにその通りだし、僕も「ルパン三世」は大好きなキャラクターです。
でも実は、僕がFiat500が欲しいと思った時、「ルパンの車」ということはほぼ忘れていました。

ちなみに僕が旧車好きになったのは偏に「GT roman」というマンガの影響です。
大学生の頃にヤングジャンプで連載されてたんだけど、いろんな旧車が登場する粋な(?)短編がとても魅力的だった。
スーパー7やハコスカ、ビトゥルボやジュリア・スーパーなんかに比べたら、Fiat500はあんまり良い扱い（笑）をされていなかったんだけど、それでもなんだか印象的でした。
僕が「小さい車」が好きだから、ということもあるかもしれないけど。



自分の中ではFiat500っていうのは数ある名車の一台であって、
「ルパンの車」という肩書は、ふだんは忘れているくらい。
ルパンより「Fiat500」というクルマの存在の方が僕の中で大きいからなんだと思います。
世の中の多くの人たちにとっては、もしかしたら
Fiat500よりも「ルパン三世」の方が、存在として大きいのかも。
だから「ルパンの車」という肩書のほうが認識しやすいってことなんだろうな、と。


Fiat500が「ルパンの車」として大活躍する代表的な作品といえば「カリオストロの城」。
この映画、公開は1979年。
Fiat500が生産終了してから、たった4年しか経ってないってのがちょっと意外です。
「すごい古い車に乗ってる」っていうイメージで当時から見てた気がします。
（旧ルパンの頃は完全な現行車だったんですね）