2007年07月03日
チャイルドシートに乗せない親
最近、チャイルドシート未装着が原因で子供が亡くなるという事故が非常に多発していると思いませんか?
7/1には、大阪でワンボックスのスライドドアが開いて、3歳の子が転落して後輪で轢かれて亡くなりました。
少し前にも、走行中の車から子供が落ち、後続車に轢かれて亡くなるという事故がありました。
いずれも、チャイルドシートに座らせ、ベルトを装着していれば間違いなく転落自体を防げた事案です。
なのになぜ、こうした親はわが子にチャイルドシートやジュニアシートを付けないのでしょうか?
一昨日の大阪の事故に至っては、後部座席に母親が乗っていて、6ヶ月の乳児を抱いて乗っていたというから、恐らく、普段から子供をチャイルドシートに乗せるという当たり前のことをしていなかったのでしょう。
尼崎では泥酔状態の男が運転するワンボックスカーがタクシーに猛スピードで衝突し、被害者側のタクシー乗務員とお客さんが亡くなり、あろうことか、直前には歩行者をひき逃げして死亡させていたという事件も記憶に新しいと思います。
自分が交通ルールを守って安全運転をしていても、こうしたルール無視の暴走車がいつどこから突っ込んで来るか分からないのです。
わが子をチャイルドシートに乗せない理由は色々あるのかも知れません。
「面倒だから」「子供が嫌がるから」「俺は事故には遭わない」・・・。
乳児や幼児は自分ではチャイルドシートを装着することは出来ないのです。
過去に起こった事故ですが、母親が二人の子供を乗せて運転していて、道路脇の田に転落してしまった事故の際に、一人の子供はチャイルドシートに座り、ベルトもしっかり締めており、もう一人はチャイルドシートなしだったそうです。
ご想像の通り、チャイルドシート未装着の子は亡くなり、チャイルドシート装着の子供は軽症という、まさにチャイルドシートをしているか否かで生死を分けてしまったのです。
また、別の事案では、コンビニ駐車場に停車している際に、コンビニ前の交差点を曲がり切れなかった車が突っ込んできたという事故にあった方も、後部座席の子供がチャイルドシートに乗っていたので、ベルトの跡があざになっただけで済んだようです。
もし、未装着だったらその子はこの世に居ないかも知れません。
実際に車で走っていると、幼児を助手席や後部座席で立って乗っているを良く見かけます。
酷い場合は、助手席に子供二人を前後に座らせていたりします。
父親が運転し、母親が乳児を抱いて助手席に乗っているのを見た時は、この親はわが子で事故の衝突実験(人体実験)でもするつもりなのかと唖然としました。
重さ数kgの乳児くらい、事故の際にでも抱いたまま持ちこたえられるとでも思っているのでしょうか?
こうした非常識な親でも、自分が事故に遭ったらシートベルトやチャイルドシートの有効性や必要性に気づくのでしょう。
しかし、その時にはすでに手遅れなのです。
自分も、かわいいわが子もこの世にいないかも知れません。
まぁ、私がこうしてブログで、わが子をチャイルドシートに乗せない親を非常識な親として非難しても、全く効果は無いとは思うのですが、書かずには居られないのです。
自分はシートベルトしなくてもいいからせめて子供だけにはチャイルドシートに乗せてあげてください!!
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Posted at
2007/07/03 14:50:01
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