
菅生第7戦
雨の菅生第7戦、とてつもなく霧がでている最終コーナーを立ち上がり、ストレートに登ってくると第1コーナーは全く見えない程、GTのフリー走行で若干、路面は乾いたもののセミウエット状態。その後シビックレースがあり、ある程度乾いた様子。シビックはS字なんか平気で後輪を脱輪しながら攻めていくので迫力満点。しかしその走りがカレラカップの決勝に影響を与えるとは考えもしなかった。なんとあまりに脱輪走行をするので、土砂をコース上にまき散らしてしまい、その土砂を水で洗い流さなければいけないとのこと。
せっかく乾いたのに、よりによってS字の飛び込みのみが完全ウェット!! 緊急ドラミがありドライバーに通達。各ドライバー達は「トラップだね」と笑っていたが、僕は「かんべんしてよー」と引き攣り笑いしか出せない状態。第6戦winnerの服部尚喜さんは僕の横で、にこにこ顔で「あそこだけ濡てるからよけいに滑るよー」って(笑)。
決勝のグリッドは前日よりはかなり前の18番目なので傾斜はなく、後ろに下がらない(笑)。しかし霧はますますひどくなり、グリッドに並んだもののディレイ、ディレイで、中止かな?っと思ったら、ついにSCスタートとなる。 数周の間、超スロー走行で周回を重ね、最終コーナーにはいる前に飯田監督から、「この周でペースカーが入るからね」と無線があり、前車に食いつくように走る、イエローがグリーンフラッグに変わる。前走車にストレートで離されずにレース開始。セミウェットだったので、最初は恐くて前走車に離され、グリッドが下だったAクラスドライバー達にどんどんかわされる。タイアが暖まってくるとだんだん慣れてきて、ペースがあがる。いままで離されていた前走車のスリップに着けるようになり、1コーナーでインを突こうとするが、閉められていまいち、なんとか抜きたいと、10周目くらい(?)に前に着いて、今度こそ1コーナーで刺そうともくろみ、最終をテールツーノーズで全開で立ち上がると、イエローダブルでコースマーシャルが必死に振っていたら、その先でおなじBクラスの速いドライバーが、立ち上がりで左リアを脱輪し、芝で高速回転しながら、左のガードレールに激突し、反動で反対の右ガードレールまで飛ばされ激突し止まっていた。最終コーナー上にはパーツが散乱。赤旗中断、そのままレースが成立し終了となった。優勝は佐々木孝太さん。服部尚喜さんはたぶん指示でピットイン、撮影のためでは? とのこと。少しがんばれたが、結果は24台中18位、クラス11位で終了、いつもと変わり映えしない結果だった。
クラシュ車両は前がほぼつぶれている状態、「廃車かな?」と聞いたら、我がタイサンのメカニックの金室さんは「いやぁー問題なく治りますよ、1週間かからないですよ」と、「え? アライメントとかは?」と聞いても「問題ないですよ、ポルシェは」とのこと。
相変わらずポルシェの頑丈さに驚く。
スーパーGTのスタート迫力満点、我が飯田章監督はエネオストヨタAドライバーで、第1スティントをドライブ。第2コーナーでインを閉めてきたGT-Rと接触、GT-Rはスピンすると、エネオストヨタがドライブスルーペナルティーを受ける。プロ同士で、それもGT500のトップドライバーでもあんな事あるもんだと、妙に関心する。がんがん抜いて上位を追いかける姿はかっこいい。やはり飯田監督は監督よりもドライバーが似合っている。まだまだトップドライバー。
次は最も九州に近い岡山国際で、スーパー耐久のサポートレースとして第8戦、9戦。
写真はレース中、後方スタートのチームメイトに、からかわされる瞬間、まだ霧が残っている。数時間で走行不能の状態から復旧したマシンなので、スポンサーステッカーがない状態
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PCCJ | クルマ
Posted at
2008/09/22 21:30:20