
ブログを時々書き始めて、そろそろ一ヶ月です。
車、海の趣味の他に、スポーツが僕の得意分野のひとつですが、もう一つ、人にはあまり理解してもらえない趣味(笑)があります。
それは古いアップルコンピューターの収集です。
なぜアップルなのか? 話は長ーくなりますが、
知ってる人もたくさんいると思いますが、
世界初のパーソナルコンピューターと言う概念を作り上げ、形にしたのはアップルなんです。1976年二人の天才(スティーブ・ジョブスとスティーブ・ウォズアニック)スティーブが造り、世に送りだしました。それ以前は超大型コンピューターか、高機能計算機しか存在せず、個人でコンピューターを持つという考えすら存在しなかったのです。Apple 1 というマザーボードのみのパソコンですが、家庭用テレビに出力でき、まさに個人で使いこなす事のできるコンピューターで、その後世界を変えていくパソコン時代からインターネットへとの流れを作ったのです。
そんなApple 1 は、スティーブ・ジョブスのガレージで170台程度作り、100台位が666ドルで販売されたと言われています。その後Apple ComputerはApple IIを発売し、その新型マシンで世界的ヒットを生み出し、巨大企業へと変貌していくのですが、その際キャンペーンでApple 1をApple IIに無償交換したのです、回収したApple 1はメーカーによって裁断されてしまったそうです。今となっては歴史的価値のあるものなのですが、当時はきっとがらくただったのでしょう。
今や、20数台が現存しているのではないかと? 言われていますが、僕のApple 1は最も初期に正規販売店から発売されたものです。おそらく日本には僕のを含めて4台あるのではないかと思います。アメリカでは僕が知る限りで、個人所有が6台、スミソニアン博物館に1台、ボストンコンピューター博物館に1台、スタンフォード大学所属のコンピューター博物館に2台あることまで確認しています。
Apple 1があのとき生まれなければ、パソコンの歴史は20年は違った概念ですすんだのだと言われています。インターネット時代の発達の陰に大きな役割を担ったボードコンピューターを眺めていると、1974年にスティーブ達は今の世界を想像していたのだろうか? と考えてしまいます。
誰もこのブログは読まないだろうな(笑)、ここでは(みんカラ)
Posted at 2007/05/11 23:51:24 | |
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