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昨日のヤフーニュースで見かけました。「東京２３区　ふるさと納税５３１億円流出」なんだそうですね。本来自分のところの税収を地方に盗られたってボヤキのようで。
でもねぇ〜。例えば、私のような、長崎県内で生まれ、長崎県内で高校卒業まで過ごした者は県内自治体の税金を投入されて育成されたわけです(行かせてもらった大学は圏外…じゃない…県外でした）。
そして職を求めて多くの「地方出身者」は東京都に流入するわけですよね。
東京に進出したら当然、納税先は都下の自治体。
納めた税金は、お世話になった「故郷」の自治体には環流しませんよね。東京都下自治体の「独り占め」ですよね。
多額の税金を投入して人材育成した地方の自治体からしたら、例えは悪いですが、畑を耕し、種を蒔き、肥料を与え、日々世話して収穫を待ってたら、どこかの誰かさんがゴッソリ刈り取って持っていってしまったって感じじゃないでしょうか❓
東京都下自治体と出身自治体で税収を按分する仕組があれば「公正」だと思いますが、効率悪そうだし、現実的ではないようにも思えます。実現できたらベストですよね。
ふるさと納税はこういった不条理を解決する策の一つとして、「故郷」への恩返しで納税する（返礼品に惹かれて自分の故郷以外に納税する人も多いでしょうがww）ってことで、功を奏してるんじゃないのかなぁと思ってます。
東京都下以外の自治体の人材育成に投入した税金の損失の方が遥かに高額だと思いますがねぇ〜。