田舎のピスボーイのブログ一覧

安住さんMCの報道系バラエティー番組にて、小学生の夏休み宿題事情みたいなことを伝えておりました。
宿題をデジタル技術を「活用」して仕上げてる…みたいな…。
Googleレンズで計算ドリルを読み込んで、答えに「導く」？？？とか、アレクサを活用？？？とか…。「今日日の小学生、アプリやAI駆使して凄くね？」と小学生を称賛？？？…。
なんか違くね？それって本当に「活用」って言える？？？
イヤイヤ、只「ズル」してるだけじゃんww。
「問題の解き方」を提示してもらった上で、自分のアタマで考えて答えを導出する訳ではない。単純に解答を示してもらい、書写してるだけww。そんなんだったらやらない方がいい。時間の無駄。全く能力アップになってないww。まぁ、スマホアプリやスマートスピーカーを上手く使えるという「能力」は向上してますけどね〜。
有事でなければいいのですが、災害や戦争などでモバイル通信やインフラが使用不可になったら、Googleレンズやアレクサには頼れなくなりますからね。
単純な知識の詰め込みではなく、欧米のような「自分で考える」力を育む少人数クラスでの教育が創造力有る人材輩出のカギみたいなことを誰か言ってたような気がしますが、今回の報道は「自分のアタマで考える」ことを放棄する動きを称賛、推奨してるような気がしました。
IT関連業界に身を置いている私「田舎のジジイ」ですが、利便性を追求するデジタルコンピュータ用アプリケーションプログラム開発に従事しながら、ユーザーから「自分のアタマで考える力」を奪っているという罪悪感を感じています。大袈裟に言えば自分の力でモノゴトを考えたり判断することが出来ない「バカ」を作り出してしまってるという反省ですww。
筋肉と同様、脳も使わないと衰えます。「便利」は一度味わうと元の不便にはなかなか戻れません。また、「便利」はイイコトと刷り込まれていますが、人間の「能力」を衰えさせる麻薬のようなモノだと思えます。誰か言ってましたが、「能力」を維持するためには「不便な生活」がいい。「バカ」になりたくなければ、少し不便な不自由な生活の方がいいようです。