オルタネータ分解・点検
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
★ |
作業時間 |
30分以内 |
1
発電不良で取り外したオルタネータを、分解して現物修理が安いのか、リビルトに出すのが安いのか判断することにします(・∀・)
2
今回、回転部分に異音はありませんので、ベアリング系は良好と判断します。
メーカーによって分解方法は違いますが、DENSO製はプーリ反対側のカバーを外せば、主な部品の点検が出来るようになります。
3
まずは、ブラシです。
これはバネの力で、常に押し出されるようになっているので、写真のように半分以上突き出ている状態であれば、残量は残っていると判断できます。
4
次はスリップリングです。
内外のスジ傷の部分に、ブラシが接触して回転することで発電されるのですが、段付き摩耗も無いので見た目は良好と判断できます。
あとは、テスターを当てて断線・ショートしていないかを確認します。
5
これはICレギュレータです。
機能としては、オルタネータの発電量の調整をしている部品です。
これは、専用のテスターが無いと診断できないので、点検しようがありません(;^ω^)
6
これはダイオードです。
オルタネータは、回転することで発電しているので、本来は交流電流が発生するのですが、自動車は直流電流で作動します。
ですので+-で反転しながら流れる電流を、+のみに整流するという部品です(詳しくは省略(;^ω^))
これは、決められた端子同士で、一方向にしか電流が流れないのを確認すればOKです。
7
最後は、本体のコイルですが、これは断線とショートを確認するだけです。
今回、発電不良だったので、ブラシ系の不良と思っていたのですが、点検の結果は良好でした。
他のトコロも、特に不良が見られなかったので、消去法でいくとICレギュレータの可能性が高い・・・かな(´・ω・`)
これだったら、\6000ぐらいで部品があるので、現物修理の方が安くなります・・・が今月はイロイロ購入したので、来月以降に先送りです(;´∀`)
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