前回、西濃運輸のボンネット型トラックのことを投稿したら、さらに古い写真を知り合いからいただきました。このトラックもレトロでいいです。積荷はダンボール箱でなく、藁で包んだものや木箱だったりして時代を感じさせますし、落ちないように紐でうまく纏めています。ちょっと見づらいですが、運転席から不思議なミラーのようなものが付いています。これは何でしょうね。(画像をクリックすると拡大します)このトラックは西濃運輸の創業後まもなく、社名が西濃トラック運輸というころ、岐阜から東京へはじめて長距離を走らせた際に箱根越えのときの写真だそうで、昭和25年のころだそうです。私はまだ生まれていませんので、このトラックのことは詳しく分かりませんが、当時からガソリンやディーゼルエンジンで走るトラックだと聞きました。どんなトラックだろうと思い、この写真を参考にネット上で同じようなトラックを探してみました。いろいろと探してみましたが、思ったよりボンネット型トラックの情報は少なかったのですが、おろらく、いすゞTX80型トラックだろうと思います。(違っていたら、ごめんなさい)自動車技術会のホームページでこのトラックのスペックが書かれていました。 ・車両重量 2930kg ・排気量 4390cc ・最高出力 85馬力 ・最大トルク 26kg・m ・最高速度 70km/l ・積載重量 5トンどうやら、大きさは現在の中型トラックに相当するようです。現在の中型トラックと比べると馬力は半分以下、ターボチャージャはもちろん付いていないためトルクは3分の1以下しかないことがわかりました。さらに、当時は高速道路にありません。写真の通り、全ての道が舗装されているわけでないと思いますので、箱根の越えるのはさぞ大変だったことが想像できます。あと、ボンネット型トラックのチョロキューもおもちゃもあるようです。また、ボンネット型ではありませんが、西濃運輸のロゴやカラーのトラックのトミカやお菓子のおまけのようなものもあると聞きました。機会があれば、調べてみようと思います。