夜に一桁国道を65Km程度で走っていたところ、前方右手側から動物らしきものが走って来たので、急ブレーキ。
回避できたと思った一瞬後、車体左側からドン!という衝撃あり。
完全に死んだのを疑う余地のない衝撃で、そのまま走行を続行。
最初、猫かと思ったが、猫好きの自分としてはそれはイヤなので、たぶんタヌキだろうと思うことにする。
そういえば、民家が近くになかったので、タヌキである可能性は高いと思われた。
これまで、猫は3回ほど轢きそうになったことがあるが、いずれも市道で速度も40Km程度だっので、3回とも急ブレーキで轢かずにすんだ。
今回、回避できなかったのは、光で目がくらんだ動物がフリーズしてしまったのか?などと思いながら運転して帰宅。
家に帰ってドライブレコーダーに記録された動画を確認(画像は動画から切り出し)。
一直線に車に向かって斜め横断している。しかもウサギのように前後の足を伸ばして、飛ぶように走っていて、フリーズできるようなスピードではない。
ハンドルをちょっと右に切れば避けられたかも知れないが、ブレーキが精一杯で、衝突時その発想はなかった。もし、ハンドルを切れたとしても対向車がいれば、自分が事故る可能性もあり、いつもその対応が正しいとは限らないだろう。
思っていたより、動物は小さかった。センターラインの幅が15cmとして、全長30cmくらいか?
前足が短いので、猫でもタヌキでもないのがわかる。
耳や後ろ足が長くはないので、ウサギでもないだろう。
体色はライトで白っぽく写っているが、茶褐色。
似ている動物と言えば、プレーリードッグだが、野生でいるはずもなく、テンやイタチにしては胴が短い。
たぶん、ヌートリアの可能性が高いと思うが、ネズミの仲間のヌートリアが飛ぶように走るかは不明。どちらかというとチョコチョコ足を動かして移動するイメージではある。
ちなみに翌日、車を確認したところ、血痕や毛の痕跡および、車側の破損は一切なかった。
で、ここからが本題。
思えばこの日、けっこう予定外なことが多かった。
電気を切り忘れたかと一度、家に戻ったり(ちゃんと電気は切られていた)、ガソリンスタンドで空気を入れたけど、逆に空気が抜けてしまって時間がかかったり、行く予定のなかった店に行ったり。
たぶん、自分がこの日やっていたことがひとつでも違っていたら、動物を轢くこともなかったし、もし、もう一つ別のことをしていたら、自分が轢かれた動物を見る立場だったかもしれない。
ということで、加害者や被害者になるのは紙一重だなと感じた次第。
ここまで偶然が重なると、動物が轢かれたのも運命に思えてくるが、自分が、法定速度を守って安全運転していれば、十分防げたことかもしれない。
保険の事故鑑定だと過失割合は動物7:自分3といったところか…
いや、向こうから向かって来ているので、9:1か10:0かも。
いずれにせよ、動物さんのご冥福をお祈りします。
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自動車 | 日記
Posted at
2024/01/28 18:57:52