
今日のあさなみ興味深い車ばかりで興奮しました。
帰って調べてみますとただのヴェンチェリーではなかったのです。
総生産75台の
ヴェンチェリーチャレンジ400拝見しました。
Venturi Challenge400
全長×全幅×全高 4120×1990×1170mm
ホイールベース 2400mm
車重 1050kg
エンジン 90度V6・4バルブ DOHC+ターボ×2 縦置きMR
排気量 2975cc
最高出力 400ps/6000rpm
最大トルク 49.0kgm/3500rpm
ミッション 5速MT
サスペンション前/後 4輪ダブルウイッシュボーン
タイヤ 前245/40ZR18、後285/35ZR18
価格 2300.0万円
まずはMVS&ヴェンチェリー会社のご紹介。
分かりやすくいうとフランスのマクラーレンといったところ。
MVS(フランス語でスポーツカー製造会社の頭文字)フランスの少量生産スポーツカーメーカー。
'91年に日本の巨大な資本投資を受けて社名をヴェンチュリーに改めた。
'92年にはF1ラルース・チームのオーナーになったことで、一躍その名が知れ渡った。
210(210psの2.5LV6搭載)と260(260psの2.8LV6ターボ搭載)という2種のミッドシップ・スポーツ(後にアトランティックという名称になる)を生産し、ボディもクーペとコンバーチブルを用意していた。
V 6エンジンはオリジナルではなく、PRV(プジョー/ルノー/ボルボ共同開発)製。
日本ではロータスの総代理店アトランティックモータースで取り扱い1年間のみ。
そんなヴェンチュリーから限定生産モデル(75台)として登場したのが、
チャレンジ400。
フロントには巨大なエアダム、リアにはフェラーリF40風の高くそびえ立つ大型ウイング、前後のフェンダーは大きく張り出してサイドステップでつなぐなど、きわめて好戦的なスタイリング。
ボディ表皮はオリジナルのFRPからカーボンケブラー・コンポジットに変更。
チャレンジ400は1993年にはヨーロッパでF1GPの前座レースをはじめ6戦のワンメイク・レース(ジェントルメン・ドライバーズ・トロフィー)が開催されたモデル。
この個体もサイドウィンドウにはルマン等のサーキット ステッカー何種類も貼ってたのでそれぞれのレースに歴戦してたんですね。
縦置きにミッドシップ搭載されるパワーユニットは、PRV製のV6というのは変わらないが、260用のボアを2mmアップし、特製の4バルブDOHCヘッドに換装し、さらに各バンク毎にターボを装着(260はシングルターボ)。
ロールケージの張りめぐらされたコクピットは2人分のバケットシートに5点式シートベルトが備わるのですが、あさなみのヴェンチュリーはセカンドシートが取り除かれていた。
サイドウインドーはアクリル製で一部がスライドするレーシングタイプ。
メーターパネルもCFRP製と、極めてスパルタン!!
メーカー公表データでは、最高速は350km/h。エクゾーストノートはかなり野太く、ターボが効き出すと働くウエイストゲートの音も迫力を増幅する。4000rpmからターボバンドに乗った加速は、ハンパない・・・
93年のル・マンには、このエンジンを500psにまでパワーアップした“
LM(もちろんル・マンの略)500”が7台出場し、総合24位(クラス9位)を筆頭に5台が完走した。
大分の車遺産認定です。
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あさなみ | クルマ
Posted at
2007/09/23 19:48:40