だいだぶのブログ一覧

　RE-01RGP（ポテンザエキサイティングステージ)に2年ぶりに参加してきました。久々に参加してみるとこの大会、各種イベントや企画が盛り沢山で単なるタイムアタックイベントではなくなっていました･･･　

　さて、今回のタイヤは16インチのRE-01R
［F:205/45R16　R:225/45R16］です。前回の筑波1000走行会で、16インチではタイムが出ないことがわかってしまったので、今回は入賞やタイム更新は考えずに久々の筑波2000に慣れる事と練習によるスキルアップを目指すことにしました。

　当日の天気は晴天、気温は真夏並みの約28度。この気温ではより一層タイムは期待できないだろうな、と思いつつ走った1本目。久々の高速サーキットは怖くてたまらない(^^;
　しかもパワステが故障中であることも大きな不安でした。各コーナーでの通常ステアは重いながらも対応できましたが、カウンターステアが必要になったときに腕力で対応できるかビクビクしながら走りました。タイムは1分9秒を切るのがやっと。

　2本目はタイムアタック1回目です。勇気を出して!?　あえてクルマの挙動を乱してオーバーステアを誘発してみたところ、重ステとは思えないほど軽い力でカウンターを当てられることがわかりました。タイヤがグリップしてないときは重ステでもハンドル軽いのね。この発見!?　による安心感と慣れのせいかタイムは少しアップして1分8秒321。

　ラストのタイムアタック2本目の際にクルマに異変が！　あれ？　ハンドルが重くない･･･　　そう、なぜか突如パワステが復活しました！　トラブル続きの私のクルマで初の前向きなトラブルです(笑)　理由はわかりませんがパワステの軽さを満喫しながらの走行になりました。ハンドルが重くないって素晴らしい！　タイムも微妙に更新、1分8秒158。

　とはいえ今回のタイムはトップから4秒遅れ、自己ベストから2.5秒遅れでした。いくら気温が高いとはいえ、17インチでのタイムとと2秒以上も違うとは、タイヤサイズの重要性をますます痛感したのでした。

　最後の閉会式はじゃんけん大会の賞品目当てに参加したのですが、表彰式で突如ワタシの名前が呼ばれました！　なぜに？　わけもわからず前に出るとゲストドライバーの飯田章賞をいただけるとの事！　飯田選手から賞選出理由のコメントをいただきました。
「ほとんどノーマルなクルマで、基本に忠実に走っておられました。この先が楽しみです。」
　もう10年も走っていてクルマは自称フルチューンなんですけど･･･(^^;　と思いつつ、しっかり賞品のオイルとヘルメットケースをいただいてきました。外観がおとなしい上、16インチタイヤだったために初心者ノーマル車に見えたのかなぁ。
いずれにしろ飯田選手の目に止まったことは大変嬉しいことです。飯田選手、ありがとうございました！　　　

　いつもの整備屋さんにクルマを預け、外れなくなったホイールをムリヤリ外していただき、ハブボルトを交換していただきました。修理費は工賃込みで7700円也。

　一方のパワステ故障は、ぱっと見では原因不明で検査修理に2週間ほど入院が必要(T-T)との事でしたが、その後(27日のサーキット走行中に）なぜか突如治ってしまったのでした。

　翌週のサーキット走行に備えエンジンオイル＆ブレーキフルードの交換を行いました。どちらもはじめてのDIY交換です！

　交換作業はスムーズに進んだのですが、フルード交換時に右フロントのホイールナットが一つ、どうしても外せないことに気づきました。
ナットをどう回しても外れないんです。どうやらボルトかナットのネジ山がダメになってしまったようです。原因は分かりませんが自分ではもうどうする事もできません。
　その後、駐車場に車を戻そうとすると今度はパワステの警告灯が点灯し、ハンドルが激重になりました。パワステもおかしくなったらしい（ToT)
いつもお世話になっている整備屋さんに連絡して、週明けに入院することになりました・・・(T-T)
　

　千葉のショップが主催する筑波1000走行会に参加してきました。天候は晴天、気温は２４～５度と暖かく、またもや強風が吹き荒れていました。走行は２０分×３本、３クラスしかないためインターバルが４０分しかありません。

前回に続く筑波1000の走行、今回は同じＭＲ２のⅤ型ＮＡに乗る友人Ｕ氏と嫁と３名でエントリーしました。

今回のテーマは、
・Ｓタイヤとラジアルタイヤのタイム差、乗り味の違いを確認する
・走行会にゲストとして来てくれるプロドライバーに自分のクルマに乗ってもらい、フィーリングや
　セッティングの方向について相談する
・Ｕ氏とクルマを交換しあい、互いのクルマを体感するとともに、タイムアタック　勝負！

まずはＳタイヤにて１本目。直前にブレーキパッドを交換したばかりのため、ブレーキにアタリがついておらず、非常に利きが悪い。タイムは４１秒１４１。

２本目。４０秒台に入れたくてもう一度Ｓタイヤにてコースイン。４０秒８３０が出たところで、事前にお願いしていたゲストドライバー大西太一郎選手に交代、自分は助手席に乗りこみます。フィーリングを確かめながら１０週ほど走っていただき、いただいた感想は
「フロントの動きがダルい。ステアを切り始めてからフロントの動きがワンテンポ遅れる感じがする。リヤはよく粘るんだが」
対策は
「フロントの動きがシャープになるようなセッティングを探すべき。簡単にやるならまずはフロントタイヤの空気圧を上げてみるとか。」
だそうです。ふーん、そうなんだ。。。主催者のショップ店長さんにその旨伝えると、
「彼はフォーミュラの乗り方でステアの切り方が丁寧だからそう感じるんだ。ステアの切り始めをもう少しクイックにしてタイヤを潰してやるとクルマがインに入りやすいはず。ただし、あなたはステアの切り方が急で荒すぎる。」
あれ？　結局セッティングじゃなくて乗り方が大事なの？？　じゃあサスセッティングはどんな方向にしていけばいいのかしら？　でも確かに大西選手のステア操作は舵角が少なく丁寧で、決して急ハンドルはしないんです。私とは大違いで大いに勉強になりました。

３本目。３本目の前にラジアルタイヤRE-01Rに履き替えました。今回はロードスターとのダブルエントリーだったため、タイヤ4本を持ち込む事ができたのでした。
結果は、Ｓタイヤとのタイム差にびっくり！
Ｓタイヤ　40秒830　［RE55S(SR2)　F:225/45R16　R:255/40R17］
ラジアル　42秒555　［RE-01R　　　F:205/45R16　R:225/45R16］
1.7秒も違う！　まさかこれほど差が出るとは・・・　
これはＳとラジアルの差はもちろんですが、タイヤサイズの差も大きいようです。以前のタイムを比較すると
16インチラジアル　42秒5［RE-01　 F:205/45R16　R:225/45R16］
17インチラジアル　41秒5［RE-01R　F:225/45R16　R:255/40R17］
17インチＳタイヤ　40秒7［RE-55S　F:225/45R16　R:255/40R17］

サイズアップで1秒、Ｓでもうコンマ8秒というところでしょうか。タイヤサイズって重要なんですね。前後にもっと太いタイヤを履ければさらにタイムアップ！？

3本目最後の10分は、Ｕ氏のクルマと交換。同じＭＲ２とはいえ、走らせてみると特性がぜんぜん違う！　ターボより車重が軽いためかよく止まり、よく曲がる！
そしてコーナーの立ち上がりでは大胆にアクセルを踏んでいける。ターボが立ち上がり重視なのに対し、ＮＡはコーナリング速度全体を高めてタイムを出すような乗り方が必要だと感じました。そしてタイムアタック勝負の結果は・・・
ドライバー　　クルマ　　　タイム
ワタシ　　　　ターボ　　　42秒5
Ｕ氏　　 　　　ターボ　　　43秒9
ワタシ　　 　　 ＮＡ　　 　 43秒9
Ｕ氏　　　 　 　 ＮＡ　 　　 43秒6
ワタシ、Ｕ氏とも相手のクルマではオーナーのタイムを超えることはできませんでした。さすがのＵ氏もいきなり乗った大パワーターボを手なづけるのは大変だったみたい。

今回は色々と貴重で楽しい経験ができました。タイヤやクルマを変えたり、人のアドバイスを聞くことでまた一つ原点に戻ってクルマの乗り方を見直すきっかけになり大変勉強になりました！