2018年最後の更新になります。
毎年、年末になると感じることですが、2018年もいろいろなことがありました。
特に今年の大雨、地震などの天災は、忘れがちな自然への恐怖心を実感させられ、強く印象に残っています。
12月9日開催の、SLたからづかシリーズ最終戦も、様々な場面で強い印象を残すイベントになりました。
レンタルカートレース「SPARCOカップ」は、なんと28名もの大量エントリーとなり、レースはカート7台を使用した、A、B、C、Dクラス、合計4レースの開催になりました。
28名ものエントリーは、最近の宝塚レンタルカートレースでは、最大の人数と思います。
元プロドライバーで「SPARCOカップ」に協賛して頂いているレーシング用品ショップ「
Star Five」の高崎店長や現役フォーミューラドライバーの参戦があり、盛り上がりました。
最近は基本的に1クラス5台でのレースが多く、久々となる7台でのレースは、紛れの増加など、いつもと異なる展開が予想され、大変興味深いものでした。
まず、スタート順位を決めるタイムトライアルで波乱がありました。
冷えた路面の影響によるタイム出しの困難さによって、Aクラスレギュラーメンバーが下のクラスに沈み、結果として各クラスのレースレベルが上がり、面白いレースになりました。
レースで一番印象に残ったことは、ストレートでカート大集団の後ろを走った時の排気音でした。
各カートがフルスロットルで加速していく排気音の合奏は、なかなかの迫力であり驚きました。この迫力はレースに出ないとわからならい体験であり、最高の喜びを感じました。
また、レース後の興奮冷めやらないうちに、競い合ったレースの感動を、絞り出すように語っている参加者の方がおられたことが強く印象に残りました。他に、サッパリした表情でレースの面白さを語る方もおられ、改めてカートレースの楽しさ、素晴らしさを再認識できました。
スパルコカップはYouTubeにアップされています。
SPARCO CUP group A 決勝(最速クラス)
SPARCO CUP group B 決勝
SPARCO CUP group C 決勝
SPARCO CUP group D 決勝
レーシングカートレースでは、ヤマハSSクラスとスーパーSSクラスが強い印象を残しました。
来年度から、たからづかカートフィールドのレースカレンダーは、レーシングカートとレンタルカートの開催日が別れて、レーシング年間6戦、レンタルカート年間12戦が別の日の開催となりました。
そのため、レーシングカートレースとレンタルカートレースの併催は、18年12月9日最終戦が最後になりました。
ヤマハSSクラスは、こちらもスポット参戦組や神戸からの遠征者など、大量14台ものエントリーがあり賑わっていました。
タイムトライアル前のピットロードです。台数が多いため狭く感じます。
決勝レースのスタートでは、有力選手が出走台数の多さの犠牲となりクラッシュする場面がありました。
何台ものカートが、隙あらばパッシングしてやろうという激しい抜き差しを繰り返す熱いレースを繰り広げ、流石SSクラスと唸らされました。
私が理想とする、上位と下位のタイム差が少なく、どの集団でもドッグファイトが続くような好レースでした。
ヤマハスーパーSSクラスは、このレースで解散となるレーシングカートチームの選手が優勝する結果となり、劇的な結末で盛り上がっていたようです。
解散となるチームの所属選手の走りからは、勝利への気迫が感じられました。
来年度からは、レンタルカートレース時にレーシングカートのレースが見れないのは寂しいですが、最終戦の熱気は、来年度の盛り上がりを期待させます。
来年度の宝塚は、
新しいレンタルカートレース開催の告知もあり、今年以上の盛り上がりを期待したいと思います。
来年も、エキサイティングで安全なレースが展開されることを祈ります。
どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。
Posted at 2018/12/31 12:54:03 | |
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