オンダッシュモニターのインストール

X350のダッシュボード、丸みを帯びた柔和な造りで、レザーとウッド、メッキ、アクリルブラックが多用されていてお気に入りの部分です。



ただ、ナビはDVDで古く、音楽デバイスは何故かMD…ラジオぐらいしか使ってませんでした。
せめてオプションのCDデッキが標準ならよかったのにと。



我が家には小さい子供もいて、車内のエンターテイメントは結構重要な要素です。



そこで最も使われておらず邪魔になりそうにない、灰皿部分を使えないかと寸法を測り、最も合いそうなモノを探して楽天でポチッとしました。












取り付け前に通常はシガーソケットからの給電なのでしょうが、給電側の端子がUSB-Cということもあり、コンセントから給電して自宅で仮セットアップ。



このモニター、お手頃価格な割に中々の優れもので、iPhoneと Android両方のシステムを網羅してミラーリングとCarPlay／Android Autoが使えます。







こちらがシガーソケットからの給電用プラグ。
FMと記載があるからトランスミッター込みのプラグ？かなと思い、このまま使用します。



このプラグが思いの外大きいので、灰皿横にあるシガーソケットから給電するとモニターの置き場に困ります。








よってグローブボックス内の給電用ソケットから給電することにします。
エンジンのオンオフによって給電オンオフが入るのでバッテリー負荷も微量かと想定。



次に配線処理。やはり黒いケーブルが表に出ているのはあまり好ましくないので出来るだけ自然に。








グローブボックスの脇にちょうどケーブルの太さぐらい隙間があり、そこを綺麗に通すことで開閉の邪魔にもならず、とてもすっきり格納できます。








ここで出てきたケーブルを助手席側の右側面のカバーの下に這わせます。
上の写真は助手席足元のグローブボックス→右側面のカバーへの配線。







続いて、右側面のカバーから外に出します。ここはプロにお任せすればこのカバーの裏を通して目的の場所に持ってきてくれそうな気もしますが、そこまでやると外すのも大変になるので今回はこれでOK。








助手席からの風景。












そして出来上がり。横の長さ、縦の高さ、まるでこの場所に置くべくして測って作ったかのようにピッタリ入りました。








モニター裏に隙間があるのでAudioのオンオフやエアコンの温度調節も問題なく行えます。
もちろんMDを使うにはモニターを前に倒す必要がありますが…もう使わないので問題ありません。






Ｐに入れた時の状態。シフトが画面に当たることもなく、指もギリギリ触れずにシフトを握って操作できます。



とはいえ、画面保護のために100均でタブレット用保護シートを用意して同サイズに加工したものを装着しています。



このモニターさらに優れもので背面にカメラが付いていて、ドライブレコーダーまでこなしてくれます。



ただ私はこんな大きいものをダッシュに乗せたくはないので、ドライブレコーダーとしては使わず。


その代わりにカメラ自体に保護シートを貼ってさらに粘着力の低いアクリル両面テープでMDデッキと軽く接着させることでクッション性を保ちながら丁度良い固定用突起物になっています。







続いて、FMトランスミッターを活用して、ナビも音楽もモニターからではなく、車内スピーカーからの出力に設定します。



X350はFMが90.0MHzまでしか設定できなかったので、モニター側のチャネルを90.0MHzにして、X350側の手動設定できる9チャネルの内、余っている右下のチャネルを90.0MHzに固定して接続。







ナビの接続確認。画面はAppleのAir playを使ったミラーリング。







こちらはAppleのCarPlayを使った接続。こちらの場合はタッチパネルで画面操作できます。
共に良好でした。








最後に100均でケーブルをまとめる鉄芯入りゴム？でグローブボックス内のケーブルを固定して完了です。



妻が助手席に乗る時は妻のスマホからミラーリングでYouTubeの音楽を流したりと、私なりにはインテリアを邪魔することなくとても快適なエンターテイメント空間が出来上がりました。







先日、茨城に仕事の用事があり、帰り際に挨拶がてらお邪魔しました。

店長さんと車談義に花を咲かせていたところ、代車用のBMW製3rdレンジを運転させて貰えることに。

しなやかでありながら、適度なロールに抑えるしっかりとした足廻りとやはり豪華な内装、見切りのいい運転席、こんなに大きく重いのにこんなに運転しやすいのかと感心しました。

また写真には撮りませんでしたが、数多くの3rdレンジが入庫していました。

20年前後の時を経ても、持つべくして持たれ、愛される、良い車なんだなとつくづく感じました。それなりの維持費は覚悟が必要とのことでしたが…








家族が乗ったら、レンジが良い！と言い出すだろうと思いつつ、X350を末永く愛でていこうと思います。