ワニさんのブログ一覧

事故の話で一杯だったので、久しぶりにＤＩＹネタを。

フロアジャッキに関する懸案事項が２点ほどあり、まずは最初の懸案事項の改善をしました。

ジャッキの持ち手部分の重心を移動し、ついでにショート加工しました。

左上がオリジナルの位置。



具体的には、

１．持ち手部分の移動
　手すりの中央が重心になる様に移動。ついでに、手すりの高さを下げました。
　大きなナットなどがあるのと、周辺の穴からの距離などを考えて場所を決めました。
　卓上ボール盤で穴を空けて、専用のキリでテーパー仕上げをして完了。
　アルミなので柔らかい為、簡単に開けられます。
　元々のテーパー加工はひどくギザギザですが、今回加工したところはピッカピカ。
　中華品だから仕方ないけど、手間を省いているのか、大量加工でキリが傷ついているのか？

２．持ち手のショート加工
　持ち手の幅が広いので、短くしました。 ] → ］ こんな感じですかね。
　持ち手のパイプの穴を掘り下げ、タップを使ってネジ山を深く作り、カットしました。

どうでしょう？いい感じに仕上がりました。
重心もばっちりで、少しコンパクトになりました。
持ち運んだり、収納するときの不自由さが随分と解消されました。

STおじさん、かしやまさんのアドバイスを受け、日弁連の自動車事故相談を受けました。
（丁度　JAF　Mate １２月号　「くるまの法律」P.52に物損事故の慰謝料の話が載ってます、なんてタイムリーなんだろう？普段は読まない記事ですが（笑））

東京支部はなぜか全く繋がらなかったので、札幌に電話したら、じっくりと相談に乗ってくれました（電話代が...）。

今回の様なケースで、慰謝料を請求することは可能。
算定根拠などが難しいが、請求したほうが良いとの事。
日頃運転のテクニックを磨いているにも関わらず、逃げられた悔しさが精神的なダメージの中心ですが...。
あまり法外な金額だと難しいだろうが、10万、20万というような金額なら認められる可能性は高いそうです。

一方で、既にある程度認められている「見なし代車費用」に驚いている様子でした。
実費発生や根拠が明確な慰謝料以外の名目が認められるのはレアケースとの事。
また、物損以外の費用は認められないと言われたり、威圧的な態度に出てくるのはよくある事らしいです（特に酷いのがパンダの保険らしい）。

という訳で、２０万円くらいの上乗せが出来れば、示談としようかという目標で、再交渉しました。
最終的に１７万円プラスで交渉終了とすることにしました。
名目は増やさず、「見なし代車費用」評価額の見直しと、修理費用の消費税額追加の結果ということにしました。（修理せずに、同等費用をもらう場合は消費税を引かれる仕組みらしい）
やはり、慰謝料を請求した場合には調停なども含めた長期戦になりそうでもあり、年内の解決を優先した結果です。

これで来年まで引きずらずに済みました。

１年半の減価償却費は約２．５万円／月。
犯人が見つからず、自分の保険を使う羽目になった場合との差額は約６４万円。
精神的にも、経済的にも、犯人逮捕で一気に解決しました。

示談交渉のその後です。

犯人側の保険会社からは、「車両の修理のみ対象です」との回答でした。
「犯人側の保険会社としては事故に関係する一切の損害を賠償する義務があるのでは？」と反論すると、ぐだぐだ言ってきました（威圧的な態度に出てきた）が、ターゲットとなる費用を細かく請求書にして、保険会社に送付しました。
（事例検索で付帯費用の賠償請求が通っている例を発見）

威圧的な態度への抗議、担当者交代の要求と共に一喝入れて態度を矯正。
（立場が分かって居なかった様なので...、結構これが大事だったかも。その後の態度が一変して低姿勢になっています。）
担当者が、顧問（？）弁護士と相談の結果、請求が全面的に認められることになりました。
（正当な要求だと思っていましたが、相手は交渉のプロだし...）

大まかな請求項目は以下の通り。

１．犯人捜査経費（２週間のガソリン代）
２．事故修理見積り経費（ガソリン代と電話代）
３．車購入交渉経費（ガソリン代と電話代）
４．修理予定期間中のレンタカー利用相当代金
...

修理をせずに購入に踏み切らざるを得なかった背景として、
・年末年始に自分の車が使えない（修理期間予想３週間）
・無料の代車だとぼろくて使えない（自分の保険では代車特約がなかったから）
　-タバコ臭い（これは我が家にとっては致命的）
　-車の質が下がる（車内のよごれ、世間体？見栄？）
などがあり、その損害分をレンタカー利用相当代金として請求。

本当は、修理や、購入のために費やされた日当も請求したいところですが、実害として出費を計算できないので断念。

とりあえず、当初から私の主張してきたことと、その手順などが正当であることが認められたわけで、
細かい金額調整は残っているものの、そろそろ終結に至るでしょう。
免責１５万円（軽微な事故は自腹覚悟の高額設定）と３等級ダウンを免れることができました。
新車購入によって、持ち出しはあったものの、１年半の減価償却費が約３万円／月で済みました。
（１Ｋｍあたりの償却費は　６４．５円！安いの？高いの？う～ん、もっと走っておけば良かった？）

信じられないような出来事発生から、約４週間も社会勉強をすることとなりました。
突然起きた割には、それほど悪い結果にはならなかったのか、とも思います。
本当なら、親身に相談に乗ってくれる弁護士でも居れば、もう少し有利な条件も引き出せたのかも知れませんが、私のレベルでは過失割合交渉や、損害賠償交渉についてはこれくらいしか考え付かなかったので、身の丈に合った解決案かと感じています。

訴訟社会のアメリカだったら、車がフェラーリに変わっていたりするんだろうか？今回はグレードダウンだしなぁ。

ブログをご覧の方が万が一同じような被害に遭われた場合の参考、もしくは反面教師としてお役立て頂ければ幸いです。

犯人側の過失１００％となりました。

ま、当たり前なんだけど。とりあえず、保険屋の言いなりにはならず、こちらの主張を通すことが出来ました。

あとは、修理費用をどこまで認めさせるかと、２週間強の時間を無駄にした償いをどうするかです。

示談完結までにはまだ時間がかかります。

暗くて詳細が分からなかった犯行車両について聞きました。

ＩＳＵＺＵ　ＷＩＺＡＲＤ

だそうです。
全く形が思い浮かばない...
大体、ＩＳＵＺＵは乗用車から撤退してしまっているし。

犯行車両を割り出すために、まずは現在売られている車の一覧を作成して、ネットから入手した画像から、現場の遺留品や、後姿から割り出し作業をしていたのですが、見つからず、廃盤品にも広げようとしていたところでした。

ＲＶ車で、排気量が大きそうなエンジン音だったという印象くらいしか分からなかったのですが、国産だったのね。
アメリカ製のＲＶ車といった印象だったけど、古いからアメ車っぽく聞こえたのかも。

先日、バスを待っているとき、交通量の多い道路で撮影して検索対象を増やそうかと考えていたところでした。
ここ2週間で、車を見るときはまず、コーナリングランプカバーと、後姿を確認する癖が付いてしまいました。