
そんなことないよっていう方もおられると思いますがw
えぇ,2つの意味で。
実際に壊れた方。
真実を知っている方。
あ,
クラッチが砕け散ったとか,
ロアアームが吹っ飛んだとか,
エアロが真っ二つとか,
デフがオイル噴射したとか,
今日の話はそっち系は無しの方向でwww
RX-8も,生産・販売開始からもう6年以上が経過し,走行10万キロオーバーの車もゴロゴロ出てきています。
今まで壊れていなかった理由の一つはまさにそれなんですが,過走行車がいなかったということがまず挙げられますよね。
そんな中で,近頃は壊れる車両も増えてきているのだとか。
知人のRX-8も圧縮が7を切って。。。(゜д゜;)
で,いろいろと問題点が解明されつつあるようです。
わかっていた人にとっては当たり前の結果のようですが。
それについては今日は割愛!(え?!
みんなが知りたいのは本当はそこなんでしょうが,それをFD乗りの僕が語るのはちょっとね(^_^;)
ブログ内でもちょこちょこ散見されるようになってきていますので,探してみてください。
今まで壊れてなかった要因のもう一つ,今日はこっちについて語りたいと思います。
FCやFDなんかは,どんどんいじっていってどんどん壊していって,まさに耐久レースの上を行くバトルロイヤルの様相で,残ったもん勝ちみたいなw
下手したらフルチューン,ハードチューンの車の方が多いくらい。
ポートは削るのが当たり前みたいな。
そんな中でRX-8に関してはそういうフルチューンやハードチューンと言われる類の車両は少ない。
RX-8を本気でやっていこうっていうショップがRX-7に比べて少ないっていうのもあるでしょうが。
RX-8をやっていくっていうショップでも,RX-7の時とは方向性が違ってきている。
ストリート主体だったり,ユーザーの裾野を広げるための活動だったり。
先日,OdulaさんとLEGさんのところで発表された,MSCTに代わる来年の岡山国際サーキットでの走行会企画。
まさにそれなんて,みんなで楽しく走ろうじゃないの,門戸を広げていろんな人がサーキットに行こうよっていう主旨も感じられる。
RX-8乗りの人たちと一緒にサーキットに行ったりオフ会に行ったりした時も,和気あいあいとしていてみなさん楽しんでいる。
違う車種のオフ会とか行くと,いろいろと楽しいよw
RX-7のオフ会だと,どうしても興味はエンジンルームの中に行く。
みんなボンネット開けてるしwww
でもRX-8の場合はそうじゃない。
これはフェアレディZのオフ会でもそうだよね。
まず,ハードチューンを全くしてこなかったこと,これが一つ。
そして,じつはハードチューンどころか,吸排気のみを変更するようないわゆるライトチューンでさえ,見かけることは少ない。
マフラー交換した車両はいますが触媒すら換えてないっていう状態の車両がほとんど。
これはね,マツスピカップの功績じゃないかな。
触媒を換えただけでもレギュレーション違反だもんねw
触媒を換えちゃいけないとは言いませんが,そういう規制があるから下手にいじってこなくて済んだというのはあるよね。
そして4ドア4シーターであるということ。
RX-8が2ドアクーペだったら・・・そう思う人も多いと思うけど,もしそうだったらどうなっていただろうね?
今よりもっとチューニング度合いが進んでいる車両が増えていたんじゃないかな?
マツダの中でも当初は2ドアで,みたいな計画だったとも聞きますが,結果的には4ドアで正解だったのかもね。
4ドアであることで,自然とそういうハードチューンユーザーから敬遠されていったっていうのもあるでしょう。
もっとたくさんの人に乗ってもらいたいという意味では,ちょっとさみしいですがw
RX-8,RENESIS,実は弱点はあります。
耐久性という面で言うと,本当はFDのエンジンよりも弱いのです。
それでも,マツダはがんばって市販できるレベルまで完成させたのです。
このエンジンは,コンピューターや補器類を全て含めて完成されたエンジンなのです。
全てが究極にバランスされ,これしかあり得ないという状態にまで仕上がっています。
あまりチューニングされてこなかったと先ほど書きましたが,いじってこなかった・・・のではなく,いじれなかった,それが正しい表現です。
簡単にバランスを崩してしまうのです。
だからコンピューターの書き換えが必要になるのよ。
そして,それだからこそ面白いとも言えるのですがw
ですが,マツダの出した答えは,模範解答の一つに過ぎません。
もっと高次元でバランスさせる可能性も,もしかしたらあるかもしれない。
でもその答えを見つけるのには並大抵の苦労じゃないでしょう。
それこそ,マツダというメーカーに対抗できるだけの技術と知識と情報と資金と時間と労力と才能と・・・大変だと思います。
決して最高のエンジンではないけれど,これはこれで立派な完成型に仕上げられているのです。
そういえば,RENESISのチューニングでペリフェラルポートに変更するチューニングメニューがあったりしますが,あれはもはやRENESISではないですよねw
でもそれはそれで一つの答えを求めての方向性だと思います。
ある弱点に気付き,解決しようとしての方法ですよね。
今現在,RX-8のチューニングを考えておられるユーザーのみなさん。
今一度立ち止まって考えてみませんか。
それをすることは,エンジンを確実に死へと追いやる行為かもしれません。
特にむき出しエアクリとか,エキマニとか。。。
みんな,いじらなくても充分楽しんでますし,サーキットなんかでもかなり速いデスよ(゜∀゜*)
そしてRX-7乗りのみなさんも,RX-8乗りのみなさんに学ぶべき点はあるはずです。