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なっち♪のブログ一覧

2011年05月16日 イイね!

メルトダウンでパニックにならない日本人

※このブログは現政府のやり方を擁護するものでも批判するものでもありません。


福島原発1号機は震災発生の約16時間後にはメルトダウンしていたって???

結果的に,今の日本では原発のメルトダウンをニュースで報じてもパニックは起こらなかったわけだ。


最初からこれが狙いだったんじゃないかな。
そして,立証してみせたよね。

得られた情報を正直に即座に報道するんじゃなく,時間をおいてタイミングを見計らって報じればパニックは少ないっていうことを。

良くも悪くも,前例を作ってしまったわけだ。
現政府が・・・そしてわれわれ日本国民が・・・


それが正しいやり方なのか,間違ったやり方なのか,そういうことを僕は論じているんじゃない。
事実としてそうなったということを,われわれは深く受け止めなければならない。


一方で,即座に情報を流布することが本当にパニックに繋がるかどうかは立証されていないという人もいるかもしれないが・・・首都圏のスーパーでの買占めなんかを見ていると,これがパニックじゃなくてなんだろうと思うけどね。


大きなパニックは防げたのかもしれない。
でもこれからは確実に,現政府と国民との腹の探り合いが続く。
国民を信じない政府と,政府を信じない国民と。
この国はどうなってしまうのだろう。。。


今できることは何だろう?
国のために何ができるだろう?
政府を信じろと言っても簡単にはできないよね。
じゃあ現政府が倒れて新たな政府が立ちあがったら信じることができるのかどうかと言われると・・・どうよ?
結局政治家なんてみんな同じ穴のむじな。
誰がトップに立ったからって同じことさ。
頭を挿げ替えたってダメだ。

今こそ変わらなきゃいけないんだろうと思う。
政府が,政治が,それだけじゃない。
国民が。
われわれ国民も変わらなきゃいけないんだ。

そこにあるのは結局は人と人との関係だ。
人付き合いで信頼関係を築き上げていくにはどうする?
同じことじゃないかな。
政府を信じるのは無理かもしれない。
でも政府に信じてもらうように努力することはできないかな?

どんな事態に陥っても,日本国民は冷静沈着に行動し,決して無用なパニックを起こさない・・・政府がそう信じるような国民であれば,ひょっとしたら最初からメルトダウンを報じていたかもしれない。
そうできる国民ならば,現政府に対して文句を言いまくることだって許されるだろう。
それができない癖にただただ文句ばかり並べるのはただの文句言い,クレーマー,モンスター国民。

政治の良し悪しを左右し決定付けるのは政府のあり方だけではない。
国民のあり方も重要なんだ。


・・・と,いうことを感じた。


※このブログは現政府のやり方を擁護するものでも批判するものでもありません。
Posted at 2011/05/16 14:26:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | ニュース
2011年04月30日 イイね!

おっ!やってるね(^-^)

地震の夢見たよ(´へ`)https://minkara.carview.co.jp/userid/273690/blog/22016752/に書いたことが実際に現場で行われようとしている。
うれしいね。
同じ思いを抱いていた人が他にもいるっていうことだ。
外野がいろいろ騒がなくても,現地は頑張ってますよってことだよね。
そうなのだ。
僕たちがしなきゃいけないことは批判や文句じゃなく,こうやってがんばろうとしている人たちを支えることなんだ。

それと,いつまでも自粛ムードの人たちへ。
筑波サーキットは4月中旬に再開。
SUGOも明日から再開です。


以下コピペ。

「ガレキの再生」と「雇用」「地場産業の振興」…
http://money.jp.msn.com/columnarticle.aspx?ac=2011042800&cc=01&nt=01
2011年04月28日

 東日本大震災の被災地のひとつ、岩手県は広かった。面積は四国4県分に匹敵するという。そしてそのほとんどが山林だ。テレビで映し出される三陸海岸沿岸部、津波にのまれた地帯のすぐ際まで山並みは迫っている。海沿いでは、行方不明の家族を探す被災者の姿がみられる傍らで、復旧作業も進められていた。「まだ何人もの遺体がこの中に」と思うと、“ガレキ”という表現にはとても抵抗を感じるが、便宜上、ここではお許しいただきたい。
 「被災者がガレキの撤去に仕事として携わり、仕分けした木片をバイオマス燃料として利用できないか」。被災地を巡りながら、盛岡市の運転手さんと話していたことが、今まさに、現実味をおびている。
 「ガレキの撤去を被災者の仕事に」。これまでもそう唱えてきた「被災地NGO恊働センター」の村井雅清代表に聞くと、「撤去を被災者が行うことについて、海外では例があるが日本では馴染みにくいと言われてきた」という。しかし今回は、岩手県田野畑村が、村内の被災者を対象に「ガレキ撤去」の仕事をあっせんし始めたほか、大船渡市や釜石市も、市の臨時職員として、あるいは関係業者への仲介という方法で、「ガレキ撤去」と「被災者雇用」を結びつけた。
 一方、「ガレキの再生」を考える動きも始まった。林野庁では、被災地で木材粉砕機を購入する自治体や業者に対する費用補助として3億円を、震災の復旧・復興に向けた今年度の第1次補正予算案に盛り込んだ。大量に発生したガレキの木材を、発電施設の燃料に活用しようという考え。およそ2500万トンにもなるガレキの約4分の3は木材といわれる。これを砕いてバイオマス発電所などで有効活用する構想だ。10万トンほどのガレキの木材で、およそ1万キロワットの発電が可能という。第2次補正予算案では、発電施設などへの補助も検討中とのこと。
 そもそも岩手県は、「木材バイオマス」研究の先進地域だ。全国に先駆けて、2000年に民間主導の「岩手・木質バイオマス研究会」を立ち上げた。企業と共同で安価なペレットストーブを開発、家庭への普及も促した。県営の温水プールも木材チップで温める。「林業技術センター」で、効率的な燃やし方やコストも調査。森林資源の豊富な岩手県の地域産業の振興を、環境対策を踏まえ考えてきた実績があるのだ。昨年末には、大槌町の一般住民を交え、新日鐵釜石製鐵所でエコ発電を模索する見学会も開催している。
 ガレキの撤去や分別には、細かなマンパワーが必要だ。今は、職を失った被災者の仕事の場としてガレキ撤去の作業を活用し、分けられた木片は、不足する電力を補う一助として利用する。そして、海や田畑や暮らしが被災者に戻るころ、地域を活性化し安定的な雇用の場となるよう、国には被災地の「木材バイオマス」産業の支援をお願いしたい。奇しくも今、エネルギー資源のあり方を根底から考え直す難題が国全体に突きつけられていることも加わり、わたしたちが皆で考えなければいけない問題だ。

筆者プロフィール
魚住 由紀

「日経マネーDIGITAL」FP快刀乱麻より (c)日経BP社 日経マネー編集部
Posted at 2011/04/30 12:56:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | ニュース
2011年04月30日 イイね!

旅行会社のボランティアツアーって

やり方次第で賛否両論ありそうだ。

観光地では観光客が来てくれることこそ復興支援。
そういうところではツアーバスなんてありがたいことこの上ない。
労働力が欲しいところっていうのも,バスツアーで働き盛りのボランティアが来てもらえるのはありがたいだろう。
観光目当ての人は観光地に。
労働目的の人は労働地に。
うまく割り振らないとね。
参加者が選ぶのだろうけどね。
そして観光客は短期間でもOKだけど,労働目的なら短期間っていうのはちょっといただけないかな。
要領覚えたころには帰っちゃって,次にまた新しく教えなきゃならなかったら,教える手間が増えるだけ。
両者の思いがうまくかみ合わないと成り立たないね。
うまくコーディネートするのは難しいと思うよ。

震災の直後だと観光目的のなんちゃってボランティアっていうのは邪魔にしかならなかったかもしれないけど,復興が始まればそれでも役に立つことはあるかもね。

僕も被災地に行ってみたいと思うことはある。
震災直後だと興味本位だけでいくのは失礼だけど,でも時期が来たら行ってみたい。
そこで何が起こったのか。
今何が起こっているのか。
すごく興味がある。
僕たちは知っておく必要があると思う。
知らなきゃいけないと思う。
それは興味本位ということではなく,未来に備えるために。
日本に住んでいる以上,地震と津波の問題はいつ自分に降りかかってもおかしくない問題だということ,みんな実感している。
ここで起こったことを知ることは,今後の日本が災害にどう立ち向かっていくかを考えるためには必要不可欠だと思う。
被災者の方々にも,今はまだ語る気持ちにはなれないかもしれないが,いつかそれを語ってほしいと思う。
そこで何が起こったのか。
被災者が被災地が経験したこと。
阪神の経験がその後活かされたように,東日本の経験も今後活かされなくてはならない。
それを活かすも活かさないも,われわれ次第だ。
特に僕は職業柄最前線で働くことを余儀なくされるからね。


以下コピペ

旅行社企画のボランティアツアーに応募殺到
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/29/kiji/K20110429000721150.html

 29日からゴールデンウイーク(GW)が始まった。休みを利用して東日本大震災の被災地へボランティアツアーに出向く人もおり、旅行会社が企画したバスツアーは応募が殺到し満員状態だ。直接のボランティアは難しくとも、東北の観光地を訪れることも復興の手助けになる。震災の影響や風評被害に苦しむ各観光地では「ぜひ東北に来て」と熱望している。
 旅行会社「トップツアー盛岡支店」が募集した5月1日と5日に東京から出発するボランティアバスツアーは、車中2泊の4日間で参加費1万9000円。津波に襲われた岩手・野田村で泥の撤去作業をする予定で、各定員43人が2時間で満員になった。アシスタントマネジャーの吉田覚さんは「20代、30代の若い参加者が多く、GWを使い岩手まで来てくれるのは本当にありがたい。今後も宿泊施設が確保でき次第企画したい」という。
 岩手県社会福祉協議会では、5月2~8日の大槌町への日帰りボランティアを募集した。1日定員40人で、盛岡駅前に午前6時30分までに集合するのが条件だが、告知から3時間で全て満員に。花巻市社会福祉協議会でも日帰りボランティアの募集を始め、こちらは28日の段階で空きあり。今後も各所で企画されそうだ。
 宮城県では、個人のボランティアを受け入れているところも。しかし、同県災害ボランティアセンターでは「GWは渋滞が予想される。公共の交通を利用するか、20人以上の団体でバスで来てほしい」と呼びかけている。現地のニーズにマッチすることも重要で(1)介護の資格を持つ人(2)理髪の技術を持つ人(3)学校が休みなので子供の遊び相手――などが今は特に必要とされている。
 しかし、やみくもに現地入りするのはかえって迷惑に。同センターでは「装備や水などしっかり用意してほしい」と強調。マスクや長靴のほか、脱水を防ぐ塩分補給の梅干しも持参してほしいという。「1年、2年の長期の支援が必要になる。今後も週末などに募集をするのでGWに限らず参加して」(岩手県社協)と一時的ではない参加を求めた。
Posted at 2011/04/30 01:25:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | ニュース
2011年04月29日 イイね!

東電批判するのは簡単だけどそれだけで日本のためになっているのかな?

ジャーナリスト・東谷暁 東電叩きによる「人災」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110429/dst11042903050002-n1.htm

 もういいかげんに「東電叩き」をやめてはどうか。たしかに、今回の福島第1原発事故については東京電力にも責任があるだろう。しかし、そのことといま蔓延している陰湿な東電叩きとはほとんど関係がない。
 まず、東電の「想定外」発言を批判して何から何まで「人災」だと言うのは、恐怖に煽られた短絡にすぎない。この世の危険には確率計算できるリスクと、計算できない不確実性があって、リスクについて東電はかなりの程度まで想定していた。
 最終的に今回の事故の原因となった非常用ディーゼル発電機不起動の確率は1000分の1だったが、東電はこれを2台並列に設置して100万分の1の確率にまで低下させていた。しかも、非常用ディーゼル発電機は頑丈で津波にも拘わらず一旦は起動したが、この非常用ディーゼル発電機のサブ冷却系が津波にやられていたためオーバーヒートして途中で停まったとの説は有力である。
 なかには、巨大な津波が来ることは分かっていたのに、低い防潮堤しかなかったため事故が起こったのだから、東電が対策を怠ったことになるという人もいる。しかし、これまで14メートルを超えるような津波は三陸海岸のものであって、福島浜通りに来たという記録はない。また、最近おずおずと発言を始めた地震予知学者たちも、口を揃えてマグニチュード9は想定していなかったという。それでどうして東電がマグニチュード9によって起こる巨大津波を想定できるのだろうか。
 そもそも、たとえ東電が巨大津波を想定していたとしても、できる対策とできない対策がある。もし想定できることはすべて予防策の対象とすべきなら、岩手、宮城、福島3県の海岸に、巨大防潮堤を建設しなかった県および政府は、あれほど多くの被災者を、最初から見捨てていたことになるのではないのか。
 私が東電叩きをやめろというのは、それが私たちにとって損だからでもある。東電叩きには、東電に責任があるから政府は援助をするなとか、東電を解体しろという主張すらある。しかし、これこそ、私たちに新たなリスクを負わせることになるだろう。
 これまでも高度な技術をもった事業体を解体したさいには、巨大なリスクが生まれた。国鉄解体では組織内の技術が守られたかに見えたが、JR西日本では制御技術と技術者集団の継承性が損なわれて、福知山線事故という悲劇を生み出した。
 また、JALについてはいま給与体系や親方日の丸体質ばかりが論じられるが、最終的に利用者の信用を失ったのは多発した事故だった。この場合も、半官半民から完全な民間企業への変身が強調されるあまり、整備という航空業のコアを外注してしまうことで、組織内に蓄積された安全技術が流出したからである。
 原発という技術は、現代における最先端の技術の塊のようなものであり、ことに安全を確保するための制御技術は、設計者と使用者との間の連携が失われれば機能が低下してしまう。しかも、制御技術は組織そのものによって維持されている。これを東電叩きに乗じた怪しげな扇動によって解体してしまえば、新たな事故を招来しないともかぎらない。そうなってしまえば、今度こそ、東電叩きによる「人災」ということになるだろう。(ひがしたに さとし)


以上,コピペです。


全面的に賛成でも全面的に反対でもないが,こういう意見,考え方もあるということで紹介する。

直接被害にあった方からすると何言ってんだバカ野郎!となるかもしれないし,今は東電を受け入れる気持ちになんてなれないかもしれないが,少なくとも直接被害を受けていない人は考えてほしい。
批判だけして何になるのかを。
もちろん,批判も必要。
でも批判するだけで他に何かしているか?
少なくとも,代案を考えているか?

批判だけするなら,君たちが嫌っている民主党がかつて自民党政権時代に野党として与党の批判ばかりを繰り広げていたのと,全く同じことを君たちはやっていることになるのだということ,気付いているよね?

世に溢れているのは民主党批判と東電批判の記事ばかり。
叩く方は「してやったり!」な感じで気持ちがいいのかもしれないが,果たしてそうか?
そしてそれを聞く人たちの感情は?
自分のとこの政権がいかに愚かしいかをこうも毎日すりこまれていたのでは気分も鬱になるだろう。
民主党叩きや東電叩きが必ずしも世の中をいい方向に導いているとは僕には到底思えないのだ。
もちろん,批判されるべきことや,正すべきことがないなんてこと,僕は一言も言わないし思ってない。
彼らにも非はある。
ただし,叩かれていることの何もかも全てが本当に彼らに非があることは思っていない。

一方で全く叩かないのもそれはそれで異常だと思う。
おかしなことをしておいて叩かれなければ民主党や東電じゃなくたって,それこそ自民党だってますますおかしくなっていくだろ。
彼らをけん制する意味でも,ここというところで一発ガツンと叩いて喝を入れることは必要なのだ。
でもみんながやっている批判は果たしてそういう類のものかどうか。。。
ただの揚げ足取りにしかなってない人もいるよね。

その批判を今君がするということの意味を考えてみてもいいと思う。
君自身があの日あの時に政権を握っていたらどうしていたか。
君自身があの日あの時に東電の幹部だったらどうしていたか。
君自身があの日あの時あの場所にいたら何をどう判断しどう動いていたか。
それを考えた時に,君は世の中から批判されずに君のなすべきことを100%成し遂げられる自信があるというのか?
少なくとも僕にはその自信はないな。
君自身にその自信があり,それを全うできるというのなら世の中を叩きまくる権利は君にはあるのだろう。
しかし,この世には40数億の人がいて,日本には1億2千万人以上の人がいるという事実を踏まえたうえで,それでもなお彼ら全員が納得するような,誰にも批判されないような答えを出せると,果たして君は言えるのかな?

誰かの行動を批判する前に,その行動がいったい誰にとって正しい考え方で,誰にとって間違った考え方なのか,逆の立場の君の考え方が誰にとっては正しくて,誰にとっては間違った考え方であるか,一歩立ち止まって考えてみてはいかがかな。
実は自分の考えが非常に利己的であることに気付くこともあるだろうに。
いや,というか,ほとんどの人の意見はそうだと思う。
もちろん,僕も含めてだ。

そしてその批判の手段も,果たして本気で批判をしているのかどうかも怪しい方法ではね・・・
例えば,本当に原発を無くしたいのなら,一番確実な方法はネット上でごちゃごちゃ文句を言ったりブログで批判したりすることじゃないだろうに。
もっともっと確実な方法があるだろって言いたい。
多分その方法はみんなも知っている。
でもそれをしないのは,結局そうやって叩くことで自分を正当化しているだけ,自分に対する「慰め」,自慰行為にすぎないのではないか。
そうとさえ言える。

こういう僕がここでこうやって批判をするのも自慰行為にすぎないのだけどねw
見苦しいことも自覚しています。はい。


ホントはもっと楽しいブログ書きたいんだよ。
みんなだってそうだろ?
Posted at 2011/04/29 21:02:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | ニュース
2011年04月15日 イイね!

土葬?火葬? どっちが正統?

震災で亡くなられた方とそのご家族に謹んでお悔やみを申し上げます。


さて,多くの方々が亡くなられ,どうやっても火葬が追い付かない状態で,自治体では「やむを得ず」土葬を選択せねばならないといった状況のようです。

本論に入る前に,こちらの記事をお読みください。

立命館大教授・加地伸行 土葬をめぐる意外な議論
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110415/dst11041503080005-n1.htm

ポイントを引用する。
----------
 結論だけを言おう。(1)儒教文化圏(日本・朝鮮半島・中国など)では、土葬が正統である。それは儒教的死生観に基づいている。(2)火葬はインド宗教(インド仏教も含む)の死生観に基づいて行われ、火で遺体を焼却した後、その遺骨を例えばガンジス川に捨てる。日本で最近唱えている散骨とやらは、その猿まねである。(3)日本の法律で言う「火葬」は遺体処理の方法を意味するだけ。すなわち遺体を焼却せよという意味。その焼却後、日本では遺骨を集めて〈土葬〉する。つまり、日本では(a)遺体をそのまま埋める〈遺体土葬〉か、(b)遺体を焼却した後、遺骨を埋める〈遺骨土葬〉か、そのどちらかを行うのであり、ともに土葬である。(4)正統的には(a)、最近では(b)ということ。(b)は平安時代にすでに始まるが、一般的ではなく最近ここ50年来普及したまでのことである。
----------

驚いたね。
古来日本では土葬こそが最高の葬法であったのだ。
現代人は火葬しか知らないから,火葬こそが正式と,実は「誤解」しているんだね。
火葬して,お骨になって,遺族のもとに帰ってくるっていうのをありがたいと思っていたのは,後付けだったんだね。
焼いちゃうんだもんね。
あとかたもなくなっちゃうんだもんね。
そして最後はやっぱりお骨を「土葬」するんだもんね。
「火葬」と言うけど,それは遺体処理の一つのプロセスにすぎないんだね。

とはいえ,時代が変わると,価値観や考え方が変わってくる。
葬法に対する価値観も変わってくるため,かつては土葬が最高の葬法であったとしても,現代の日本においては火葬が最高の葬法と人々の間で考えられていることは事実。
「本当は土葬こそが最高!」と言われても遺族としては受け入れがたい気持ちもあるだろう。

でもね,日本古来の正当な葬法で弔うのだと知れば,少しは気持ちも変わってくるんじゃないかな。
亡くなられたご家族に対して礼を失したと思うこともなくなるんじゃないかな。
「土葬こそが最高の葬法だから,文句言わずにありがたく受け止めろ」と人から言われて嫌々受け入れるのではなく,自分からそういう気持ちになれればいいよね。
無理強いはしません。
こういう考え方もできるよということだけ,お示しします。


震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2011/04/15 17:15:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | ニュース

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「電動キックボードは欠陥商品である http://cvw.jp/b/273690/47080557/
何シテル?   07/11 17:42
引っ越しを検討中です。。。 戻ってくるかどうかは・・・みんカラ次第
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