
明日から雪らしいです。
今月はタカタは絶望的ですね。
ある意味不況?!
スキー場は助かってますかね。
今年はスキーに行けるかな?
でも来月からは雪は勘弁して欲しいなぁ・・・
さてさて,シリーズ5作目です。
ようやく第1章の終わりが見えかけてきました。
え?第2章とかあるの?!って言・わ・な・い・のw
初めての方は
ちょーまぢめな話1,
ちょーまぢめな話2,
ちょーまぢめな話3,
ちょーまぢめな話4,
スピンオフ1もご覧になってください。
ちなみに前回のちょーまぢめな話4の初回PVは286でちょっと盛り返してきましたwww
今日は,
不足する医療従事者を増やす具体策とは何でしょう?
というところからです。
医師は医学部を卒業して医師国家試験に合格しないとなれません。
医師数を増やすためには医学部を増やすか医学部の定員を増やすしかありません。
それでは医師の質が落ちる?
絶対にそんなことはありません!
偏差値が医師の質を決めるのではありません。
一番大事なのは医師が育つ環境です。
医師としての自覚と責任をどこでどう学んでいくかです。
定員を増やしたからダメになるという問題では絶対にありません。ありえません。
もし本気でそう思っているとしたら,それは医師に対する冒涜です。
もしかして,国会議員も定員が多いから質が落ちているんですか?
それなら議員数は減らしたほうがいいですねw
医師だけでなく看護師だって,他のスタッフだって,定員を増やして質が落ちることはありません。
もう一つの必要なことは教育を受ける期間の短縮です。
医学部は6年制です。その後,研修システムがあり,2年間の前期研修があります。
結局,8年間の教育が行われるわけですが・・・これには現場から多くの疑問の声が上がっています。研修医からも,指導医からも。長すぎると。
現在の研修医システムを続けるのであれば,医学部の6年制を直ちに廃止して4年制にするべきです。
あるいは,医学部の学生は4年が終了した時点で仮免許を与え,現在の研修システムと同様のシステムで2年間の研修を終え,合計6年間が終了した時点で正式に医師と認定されるシステムにするかです。
現在のシステムを生かして改革するにはそれしかありません。
もしくは,現在のシステムを全てぶち壊して新しいシステムを作るかです。
そうやって医師数の確保は必須です。
次に必要なことは,医療従事者を増やすことです。
現在,医師でなくてもできることを医師が行わないといけない法律になっています。
ここを改革するのです。
新たな職種を設けるのです。
例としては,欧米では実際に活動している「麻酔師」の制度を日本でも作ることです。
ただしこれを作ろうというと麻酔科医の大反対を受けます。
だって,今までは麻酔科医が自分で麻酔をかけて収入を得ていたのに,その仕事を他の人に持っていかれて収入を奪われるばかりでなく,何かトラブルがあったときに管理責任が問われるわけですから。
このシステムに関しては日本麻酔科学会は絶対に本腰をあげて取り組むことはしないと思います。
だからこそ,厚労省が動かなければならないのです。
現実的に,麻酔科医がいないから手術ができないなんていう病院は山のようにあり,そして増えつつあります。
そして,介護,医療事務,看護助手といった職種の充実が必要です。
介護,事務,助手業務は看護師の資格を持っていなくてもできる仕事ですが,現在は介護師,医療事務,看護助手が少なすぎるがために,看護師がその仕事を行わなければならない状態です。
本来の看護業務に多大な影響を与えています。
「その資格を持っている人がその資格でしかできない仕事に専念できるようにする」
たったそれだけでもかなり改善されると思います。
患者さんを車イスでレントゲン室まで案内する・・・看護師の資格が要りますか?
外来の受付で患者さんを診察室まで呼び入れる・・・看護師の資格が要りますか?
入浴介助する・・・看護師の資格が要りますか?
「看護師さんにやってもらうと安心する」
なんていうのは妄想に過ぎません。
仕事内容が増えているのであればもっと分業化して効率化を図らなくてはなりません。
当たり前のことですよね?
医療や福祉に携わる職種を増やすこと。
これが求められていると思います。
職種が増えれば,そこで働く人が増えます。
失業者数も減らすことができます。
でもそんなに簡単に医療に従事することなんてできないよと思っていますか?
本当に?
それはなぜですか?
次回はこのあたりのお話を・・・
・・・
続く・・・
Posted at 2009/01/22 23:23:19 | |
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