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突如浮上したこの問題。
どこのメディアもこればっかり。
大事な問題ではあるが，どうして今まで気付かなかったのか？

そもそも，高齢者に限らず知らない間に行方不明になっている人は多い。
行政・自治体はそれをどうやって確認しているんだろう？

「本人確認」とメディアは簡単に言うけれど，目の前にいるその人が本人だという確証なんてないのだ。
免許証やパスポートのように顔写真入りならまだ顔で確認できるかもしれないが，個人を特定する手段として指紋の保管やIDチップの埋め込みなどを認めていないため，それが本当にその人なのかどうかを確認するすべはない。
一人暮らしの高齢者の家なら・・・そこに住んでいる人を「その人」とするしかないのだ。
誰もいない空き家に勝手に住みこんでいる住人がいたとしても・・・
替え玉だってできる。

おそらくはこれ，全て調べあげれば莫大な数の高齢者が行方不明になっていることに気がつくだろう。
この数日だけでもどんどん出てきているしね。
そうなると，組織的詐欺の可能性も考えなくてはならない。
いないはずの高齢者に支給される年金・・・
生きていれば当然生活費がかかる。
医療費もかかる。
でも，いなければそれはかからないし・・・年金が手に入る。
その年金で借金を返済する。
そういう筋書きを描く詐欺師が絶対にいる。

この問題を発端に，日本でも免許証やパスポート以外の個人を特定するための手法に関する法の整備が徐々にされていくだろう。
家畜の全頭検査のように，国民も全員・・・何らかの方法で個人を特定できる方法を取らなければ，このような事件は今後も続いて行く。
倫理的問題が・・・というが，倫理を守らない国民を駆逐するためには国民自ら立ち上がる他ないのだよ。

核家族化，晩婚化，隣人との交流のない生活，高齢化社会・・・さまざまな問題を抱える現代日本であるが，これらの問題って全てつながっているのよね。
何をなすべきか，国からの指示を待つんじゃなくて，国民自ら考え，行動していかなきゃね。

あなたの隣に住んでいる人，今も生きていますか？
これって，高齢者に限った話じゃないからね。。。


あぁ～何だか，これで日本人の平均寿命が一気に縮み，日本は長寿国家っていうのはウソだったんじゃないかと疑ってしまうねｗ