テレビを見ていて,これほど震えが止まらなかったことはありません。
現地にいる人はなおさらでしょう。
今朝までほとんど情報がなかった宮城県の情報もテレビで放映されるようになり,現地で元気にしている方々の姿を見てホッとする気持ちもあります。
mixiやってる方はコミュニティができていて情報交換,お役立ち情報が挙がっています。
すべてが正しい情報とは限りませんが,困ったときに参考になれば。
東北地方太平洋沖地震情報コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5522501
※救助に向かおうと考えている方へ※
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60753638&comm_id=5522501
※阪神淡路大震災経験者から※
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60744282&comm_id=5522501
災害用伝言ダイヤル:171
携帯各社の伝言掲示板
au:
http://dengon.ezweb.ne.jp
ドコモ:
http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
ソフトバンク:
http://dengon.softbank.ne.jp/
ネット,テレビの情報はごく一部でしかありません。
本当に被害の重篤な地域では”それすらできない”地域もあります。
遠方のわれわれができることは
1.まずは落ち着け!
すぐできることは限られている。
まずは状況を把握すること。
そのために政府,自衛隊,情報機関が動いている。
こんな時だからこそ,冷静になることが重要。
電話やメールもパンクしちゃうので被災地域以外の方は慎むように。
救助を求める声が届かない・・・これが一番問題だ。
NHKでも言っている・・・「被災者以外の方からのお電話は控えてください」と。
被災者にとって携帯は重要なライフラインなのだが,みんなが電話すると充電切れ・・・それも問題。
ネットやテレビの情報は限られているといったが,できるだけネットやテレビで情報を得るようにしてください。
ただし,ネットはアクセスが増えるとパンクする可能性もあります。
事実,現時点で既にパンクしているところもあります。
2.災害の経験者の言葉に耳を傾けよう
経験のある人の言葉が一番重い。
経験のない人にはわからないことが必ずある。
かつての大地震や津波の経験から得たものは必ず活きる!
3.募金,献血
Yahoo,ニフティ,mixiなど,募金活動が始まってる。
献血でも構わないが,受け入れには限度がある。
一度にみんなで殺到しないように。
実際,日赤のホームページはアクセス不能になっている。
そもそも血液は保存できる期間が限られる。
今日すぐじゃなく,1週間後,2週間後のために時期をずらす必要もあるのだから。
物資の買い占めなんて必要ない・・・政府が行うから。
そのための資金を提供すればよい。
よろしくお願いします。
4.現地での救援
救護,救援に関しては既に全国から専門チームが向かっています。
ボランティアに関しては募集がかかるまで待ちましょう。
単独行動は二次被害,三時被害を招く危険性もあり,自衛隊の活動の妨げになったり,現地での混乱を招くことがある。
こういうときだからこそ,組織的に活動した方が効果的だ。
一刻も早く・・・という気持ちは痛いほどわかります。
その思い・・・来るべき時のために。
5.バックアップ
数日すると被災地から避難されてこられる方が出てきます。
地域全体でそれらの方々の受け入れが必要になります。
特に宿泊施設,医療機関の役割は重大です。
現地の医療機関はライフラインも断たれ,機能不全に陥っています。
被災者の数,負傷者の数を考えると,例え機能している医療機関があったとしても受け入れ態勢が充分とは考えられません。
医療従事者ですら被災しているのですから。
被災地やその周辺はもちろん,西日本の遠方の病院にさえ患者搬送が必要になります。
不必要に医療機関を受診することは慎みましょう。
普段から問題視されている「救急じゃない救急患者」のことです。
医療資源だって限られています。
点滴や薬だって。
被災状況が正確にわかっていない以上,これからどれだけの資源が必要になるかわからないのです。
個人的な買い占めは控えましょう。
また,被災地に向かう救護の方々に対するバックアップも重要です。
そういう方への理解と協力は惜しまずに。
6.ネットでの情報流通に関して
ネット上などで他人の批判をするのはやめないか。
いちいちコメで批判したり,ブログで批判したりする必要はない。
その敵意は全くもって「無駄」であり,場合によっては被害を拡大させる「悪」である。
良かれと思ってやったことが裏目に出て不幸な結果を招くことなんて多々ある。
そのことをあとから批難する必要なんて全くない。
アドバイスは重要だが批難はいらない。
結果,そういう批難や敵意が不幸な結果を招くことは過去の経験からも指摘されている。
関東大震災では地震のあとに人種や国籍をはじめとした差別が顕著になり,不幸な事件を起こしている。
被災者には身体的ケア同様に精神的ケアも重要なのだ。
われわれが争っている場合ではない。
風評被害も甚大になる。
ただ,間違った情報は修正する必要がある。
僕の書いている内容も間違っていたらご指摘お願いしますm(_ _)m
そして情報に関してもう一つ,被害状況,救済情報,安否確認などの大事な情報に関しては情報を集約する必要がある。
ネット上で無作為に広めていくのではなく,情報源へと誘導してあげるほうがいい。
幸い,ネットはそれが簡単にできるのだから。
7.その他
自分の日常生活,仕事が少しでも社会に貢献していると考えるのなら,普段と同じように生活,仕事して欲しい。
=====不適切な部分があれば随時書き換えていきます=====