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わかりやすい例を挙げる。


目の前で交通事故が起こった。
さて，あなたはどうしますか？

１．Twitterで事故があったことを報告，拡散希望する。
２．１１０番と１１９番に連絡する。
３．大声で周囲の人を呼ぶ。
４．家族に連絡する。
５．独力で救助に向かう。
６．とりあえず写真を撮る。
７．知人に連絡して人が集まるのを待つ。
８．見て見ない振りをする。


どれが正解とはあえて言わないが。
冷静なときならば，然るべきところに連絡し，状況を報告し，その指示に従って可能な限りの救出作業を行うと思う。
ただ，こういう状況の時って冷静じゃないよね。
いろんな人がいろんな間違いをすると思う。
中には取り返しのつかない間違いも起こりうるだろう。

後からそれを責めることは容易。
だが，現場にいなければわからないこと，判断できないことって，必ずある。
その場での判断が本当に間違っていたかどうかは，その瞬間にその場にいたものにしか本当は判断できないのだが。

医療事故。
その時の処置が正しかったのか，間違っていたのか，後に裁判で争われることがある。
明らかな過失以外は，立証することは難しい。
少なくとも，その場で悪意をもって過失を行うものなどいない。
善意での判断ミスはあるかもしれない。
だが，全力を尽くしてもどうしようもないものだってある。
全力を尽くして助けようとした結果，それが裏目に出たのだとしたら・・・誰がそれを責めることができるだろう。


全力を尽くした結果の間違いであれば，それを指摘し，次に活かすしかないよね。


さて，もう一度聞こう。

目の前で交通事故が起こった。
さて，あなたはどうしますか？

１．Twitterで事故があったことを報告，拡散希望する。
２．１１０番と１１９番に連絡する。
３．大声で周囲の人を呼ぶ。
４．家族に連絡する。
５．独力で救助に向かう。
６．とりあえず写真を撮る。
７．知人に連絡して人が集まるのを待つ。
８．見て見ない振りをする。