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これだ(゜∀゜)

幸せをみなさんにおすそ分け

「ネット規制強化法」とか「コンピューター監視法」とか呼ばれて話題になっている法案についてですが，正式には以下のもの。


「情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案」


これが震災のどさくさに紛れて閣議決定されたというデマが横行している。


なぜデマだというのかは以下のリンクを参照してください。
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2011/kakugi-2011031101.html
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/11_a.html

一つめのリンクは震災のあった3月11日の閣議案件の一覧。
その中の法律案のところにちゃんと「情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案」は記載されている。
そして二つめのリンクはその日の午前の官房長官記者発表。
ここでは閣議決定されたことが述べられている。

つまり・・・
この法案は震災のあった3月11日の午前中にすでに閣議決定されていたのである。
地震が発生したのは平成23年3月11日14時46分18秒ですよね。

「震災のどさくさに紛れて」というのは完全にデマだということ。


お断りしておきますが，この法案がいいか悪いかのを言っているのではなく，「震災のどさくさに紛れて」というのがデマだと言っているのですよ。


おもしろいですね。
こういうデマを取り締まる法案が，こういうデマに悩まされるとはね。

そしてデマに踊らされた人も多いんじゃないですか？


誰もデマを流さず，誰もデマに左右されない世の中なら，こんな法案全く不要です。
でも現実にはこうやってデマを流し，デマに左右されている人がいる。


この法案について，ネットの情報だけで最低最悪の法案だとか思いこんでいませんか？
こうやってデマに踊らされている今だからこそ，この法案について，その中身をじっくり考えてみていいんじゃない？
デマに流され踊らされるのではなく，自分自身の頭で。


ちなみに，この法案が国会に提出されたのは平成23年4月1日の第177回国会です。
http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00025.html
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法案の内容もここから確認できます。