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なっち♪のブログ一覧

2009年01月31日 イイね!

「感染列島」・・・観る前に読んで。

「感染列島」・・・観る前に読んで。こんばんわ。
映画評論家のなっち♪です(^-^v)





さてさて,「感染列島」の続きです。
前回の話はこちらで。





2.病院のあり方。

この話は,決して絵空事ではありません。



鳥インフルエンザのヒトへの感染例が報告されてから,新型インフルエンザの発生と大流行が危惧されています。
ちょっと前に話題になったSARSは幸い日本では流行していません。
そのせいもあると思いますが,厚労省はあまりにも楽観視しすぎと思われます。
以下,厚労省のホームページからの抜粋です。

--------------------
I-6 新型インフルエンザが全国的に流行した場合に、どのくらいの人が感染すると予測されるのですか。

 日本政府は人口の約1/4の人が感染し、医療機関を受診する患者数は最大で2500万人と仮定して、対策を講じています。
 また、過去に流行したアジアインフルエンザやスペインインフルエンザのデータに基づき推計すると、入院患者は53万人~200万人、死亡者は17万人~64万人と推定されています。しかし、これらはあくまでも過去の流行状況に基づいて推計されたものであり、今後発生するかも知れない新型インフルエンザが、どの程度の感染力や病原性を持つかどうかは不明です。
 これ以上の被害が生じる可能性を否定できない一方、より少ない被害でとどまる可能性もありますので、実際の発生状況に応じて柔軟な対応がとれるように準備しておく必要があります。
--------------------

鳥インフルエンザは2009年1月27日現在,全世界で403人の罹患が報告され,254人の死亡が確認されています。
何と,死亡率63%ですよ。
アジア各国と日本の医療水準の差があるとはいえ,この数字ってあまりにもお粗末じゃないですか。
死亡率2~3%程度って・・・
人口の20%が罹患する計算っていうのも,どうやってはじき出した数字なのか定かではありませんが,世界的大流行が日本から始まる可能性は考えていない数字ですよね。
まぁそこには目を瞑ったとして,その死亡率は完全に舐めていますよね。

日本の医師数は約20万人,看護師数は約120万人です。
2500万人の罹患として,医師一人当たり125人,看護師一人当たり21人の診療に当たらなければなりません。
ですがこれは単純計算です。
実際にはSARSの時同様,拠点対応になるでしょう。
開業医が診察することはないか,あっても流行のほんの初期の段階だけでしょう。
隔離・封じ込めが行われる可能性が高く,罹患患者が出る地域,病院は限られると思われます。
そうなると,2500万人の実際の診察,治療に当たるのはごく少数の医師の看護師ということになります。
各地に拠点病院が決められ,実際に大流行が生じ,患者が溢れかえればその病院では一般患者の診療はできなくなります。
間違いなく病院機能は破綻します。
一般の患者さんたちの協力が必要です。
病院は,直ちに治療が必要な本当の意味の救急患者さん達で溢れかえりますから,今じゃなくてもいい人は帰りましょうね。
感染症以外の患者さんは他の病院に転院せざるを得ませんが,とてもじゃないけど紹介状なんて書いている暇もないでしょうし,転院先を探す余裕すらあるかどうか。。。



そもそも,救急を行う病院というものは,こういった事態を想定して,常に余力を残した状態でないといけないのです。
他には,大規模災害時がそうです。
普段の診療でいっぱいいっぱいでは,何か大惨事が起こったときにはどう対処すればいいのでしょうか。

患者さん側も考えていただきたいのです。
普段から,何でもかんでも大病院に行って診てもらえばいいというものじゃありません。
あなたの病気が本当に大病院にかかる必要があるものかどうか,もう一度考えてから受診しましょう。
地域の拠点となっている大病院は,あなた方の治療にとっても最後の砦です。
そこの機能が破綻してしまっては,誰も助けられなくなります。

警察と一緒ですよ。
事件があったときにいきなり警視庁に行きますか?
まずは110番するか,交番や派出所に行きませんか?

地域の開業医が交番や派出所の役割をしているんですよ。
救急隊のみなさんも,119番があったからって何でもかんでも大病院に運び込まないように。
何処とは言いませんが,某救急隊は何も考えずに隣町の大きな病院に患者搬送しますよね・・・自分の町にも大病院があるにもかかわらず。
しかも,その大病院の入院患者さんが外出中に転んだからって,わざわざ隣町の病院に・・・普通は入院先の病院に連絡するでしょ?!



さらに,こういった未知の感染症との闘いは深刻を極めます。
患者さんもそうですが,医療従事者は患者さんがそこにいる限り,未知の感染症にいつ感染してもおかしくない状況で働き続けなければなりません。
患者数を考えると,休む暇もないでしょう。
精神的にも肉体的にも疲弊していきます。
そんな状態ではますます感染症にかかりやすくなります。
感染した医療従事者は,もはや患者でしかありません。
診療に当たることはできなくなります。
誰かが罹患すれば,加速度的に医療現場は過酷になっていきます。

目に見えない脅威と戦うということ。
医療従事者は常に死と隣りあわせで戦っているのだということ。

医療現場とはそういう現場です。
逃げ出すことはできません。
まさに戦場と化すのです。
自らの生死をもかけて戦う場なのです。

ご存知ですか?
ガンでさえも・・・人から人へと染る可能性はゼロではないのです。



未知のウイルスであれば,新たなる感染を防ぐためには感染した患者さんを隔離しなければなりません。
危機的状況下では,防護服で重装備した人たちが突然目の前に現れ,病院へと連行されます。
感染しているということは,からだそのものがウイルスの温床です。
感染源になります。
放っておいても軽症で,すぐに治るような本当のカゼならいいですが,人を死に追いやるウイルスではそうはいきません。

あなたも隔離されるかもしれません。
あなたの大切な人も隔離されるかもしれません。

感染者数が増えていくと,病院すら隔離され,そしてついには街ごと隔離されます。
もしかしたら国ごと。

未知のウイルスと戦うということは,そういった事態が現実になるということです。

そんなときもあなたは冷静に対処ができますか?

この映画はそんなことも考えさせてくれます。



この映画では描かれていませんが,運よく治癒し,退院したとしても,おそらくは社会復帰はできません。
死をもたらす未知のウイルスに感染したということ。
未知のウイルスで汚染された空間にいたということ。
それらの事実によって,例え本当に治っていて,体内にはウイルスは全く存在しない状態になっていたとしても,人々は恐ろしくてその人に近付くことはできないからです。

症状がなくなったということは,治ったということではありません。
ウイルスは活動性を失っただけで,キャリアとなっただけかもしれません。
またいつ再び発病するかもわかりません。

どういう感染経路をたどるのかがわからない限り,どうやって感染を防げばいいのかを正確に知る人はいないのです。
どういう傷病経過をたどるのかがわからない限り,治ったと言い切れる人はいないのです。
再び猛威を振るうことができる体内環境になるまで,殻に閉じこもって潜伏しているだけなのかもしれません。
発ガン性のあるウイルスではいつの日かガンという深刻な病状をもたらすかもしれません。

そこまで深く考えていなくても,人々の心情として,ウイルスに犯された人には近寄りたくないものです。



そして・・・魔女狩りが始まります。

もしこの映画のように,日本だけで感染が大流行したのであれば,日本は国交を絶たれるでしょう。
少なくとも海外からの観光客は来なくなります。
日本からの,特に食物の輸出には厳しい規制がかかるだけでなく,規制をクリアしたとしても消費者がこれを購入することはないでしょう。

逆の立場で考えてみてください。

鳥インフルエンザが人に感染したといわれる地域から送られてきた食物を口にすることができますか?

理屈ではないのです。
そういう感情が起こることはしょうがないことなのです。

だって,未知のウイルスなんですから。
何一つわかっていないのです。



映画では最終的にワクチンが完成しますが,死者は日本の人口の10%にまで達します。
厚労省の予測の何と大きくかけ離れているのは,このウイルスが鳥インフルエンザ以上に致死性が高いものだからです。
ですが,こういった類のウイルスであれば,現実的にはもっと増えると思われます。
日本人は感染に対して無頓着です。
大都市でのあの人口の密集具合を考えると,1日にして数千人~数万人に感染が広まるでしょう。
満員電車の中に一人でもそういう人が居れば,大流行です。
新幹線や飛行機や映画館やコンサート会場のように長時間閉鎖された空間を共有した場合にも・・・間違いなく大流行です。
そして,ウイルスなんてそんなに簡単に発見できるものではありませんし,ウイルスの性質も全てを詳細に知ることは不可能です。
ワクチンなんてそんなに簡単に作れるものではありません。

そういう意味ではこの映画は絵空事です。

でも,そこに込められているメッセージは,決して絵空事ではありません。

そういった目で,この映画を観てみてください。



関連情報URL : http://kansen-rettou.jp/
Posted at 2009/01/31 14:15:56 | コメント(1) | トラックバック(2) | 映画評論家なっち♪ | 音楽/映画/テレビ
2009年01月31日 イイね!

「感染列島」・・・マスコミ批判します。若干のネタバレとともにw

「感染列島」・・・マスコミ批判します。若干のネタバレとともにwこんばんわ。
映画評論家のなっち♪です(^-^v)

え?!いつからって?・・・今日からwww





日本全国でインフルエンザが猛威を振るっています。
うちの近所の病院でも先週日曜日の検査陽性患者数が過去最高を記録しています。
そのほとんどは小児です。
今年のインフルエンザはワクチンが無効だった人が多いようで,接種していても感染しています。
さらにはタミフルが効かない人が多く,病院でも感染者に対してはリレンザが処方されているようです。
みなさん気をつけてくださいね。



さてさて,そんな時期に合わせて,現在この映画が公開されています。
感染列島」です。



鳥インフルエンザが人に感染するように変異した新型インフルエンザの話・・・かと思いきや,実は違います。
むしろ,エボラ出血熱などの,インフルエンザよりもさらに致死率の高いウイルス感染の話です。

それは一人の医師の過失によって日本にもたらされた未曾有(みぞうゆうwww)の危機です。

間違ってはいけません。
過失を起こしたのは妻夫木聡でも佐藤浩市でも檀れいでもありませんね。
そう,あの嶋田久作です。
海外から致死率の高い未知の感染症を日本に持ち込んだのですから。
そして,自ら感染しているとわかっていたはずなのに,適切な隔離処置をとらずに(この場合,自ら進んで隔離される必要があった)被害を拡大させたのです。
一般人ではなく,医師である彼がそれを行ったということは,罪以外の何者でもありません。

さて,この映画,やはり突っ込みどころはたくさんありますが,今日の論点は二つ。



1.マスコミのあり方。

鳥インフルエンザが発見された畜産場の経営者は自殺に追い込まれます。
それが人に感染したという確固とした証拠もないまま,畜産場を感染源と思わせるような報道をし,世論を間違った方向へと導き,ついには・・・

映画だからって思いますか?

僕は,現実にもこれと全く同じことが起こると思います。
いえ,いついかなる時もそうでした。
何の法的権限も持っていなければ,責任も感じていないマスコミによって,犯人と決め付けるような報道がなされ,あるいは無実の人を犯人と意図的に錯覚させるような報道がなされたケースは過去にもあったでしょ。
それが事実誤認とわかったとき,今度はマスコミは手のひらをひっくり返して警察当局を責めたりしますよね。
自らの発現に対して何の責任も取らないマスコミは消えてなくなってしまって構いません。
その報道をすることによって,世の中がどうなるか,考えて報道をしていますか?
ほとんどのマスコミがやっていることはたったの二つです。世論に流されて世論に合わせた意見をさも自分の意見のように言っているか,あるいは事件をドラマチックにするために想像で報道をして,その結果世論を間違った方向に導いてしまうか。
マスコミには信念がない。
そして本当に世の中をよくしていこう,そのためのオピニオンリーダーになろうという意志が全くない。
視聴率が稼げればいいだけ。
内閣支持率と似てるな。
内閣の支持率が上がったとか下がったとかは,あなた方の報道次第でどうにでもなるし,支持率の低い内閣が本当に悪い内閣で,支持率の高い内閣が本当にいい内閣かというとそんなことはない。
支持率が高い=世論に流されて国民に迎合しているだけ,ともいえる。
本当に必要なことであればどんなに国民の反対にあっても,地道に国民を説得してやり通さなければならないんだから。
視聴率が高かったのはみんなが興味を持つようなタイトルだったり出演者だったりしただけで,本当にいい中身だったかどうかはその時の視聴率ではわかりえない。
意味のない評価をするよね。
バラエティーが視聴率が高いのは出演者のお陰。
最近のテレビドラマなんてオリジナルのものが全くといっていいほどないから,面白くもない。
スポーツだって,テレビ局は報道するだけで,がんばっているのは選手。
マスコミには勘違いしないでもらいたいよね。
そして,本題に戻りますが,マスコミは間違った報道をしてはいけない。
間違っても訂正すればいいなんて思ったら大間違い。
例え訂正報道をしても,たった一人でも間違った報道を信じている人が残ってしまったらそれはもう拭い去れない責任。
誤解や錯覚を与えるような報道をしてはいけない。
誤解や錯覚をされない,正しい表現で伝えなくてはならない。
そして,社会がどうあるべきか,それを問いかけ,正しい方向へと導いていく役割を担っていることを決して忘れてはならない。
そのためには・・・マスコミ自身が,「正しい世の中のあり方」を常に模索していなければならない。
世の中がどうあるべきか,考えているマスコミ関係者がどれだけいるのやら・・・
それがないマスコミは今すぐ辞めてしまいなさい。
いらないよ,あんたたち。



2.病院のあり方。

ちょっと長くなってしまったので,これについては次回に。



関連情報URL : http://kansen-rettou.jp/
Posted at 2009/01/31 03:21:40 | コメント(5) | トラックバック(3) | 映画評論家なっち♪ | 音楽/映画/テレビ
2009年01月30日 イイね!

プリンの境界線はあいまいでもいいけど・・・

プリンの境界線はあいまいでもいいけど・・・--------------------
「プリン」って呼べる境界線は?


牛乳プリン、マロンプリン、マンゴープリン、ココアプリン、塩バターキャラメルプリン……などなど、増え続けてるプリンの種類。
昔はプリンといえば、カラメルソースのカスタードプリンだったはず。それが今じゃ、プリンっぽくないものまで、プリンを名乗ってる。

そうなると、「プリン」って名前をつけられる定義が分からない。食品事典ではプリンのことを「卵と牛乳と砂糖を主材料」とか「卵が加熱によって固まる性質を利用」って表現してるけど、特にスーパーやコンビニに並んでるものは、卵を使わずにゼラチンや寒天などで固めてるものが多い。中には“ヨーグルトプリン”なんていう、「ヨーグルト姓」を名乗るものまである。

原材料や製法などに「プリン」って名前をつけられる基準はあるんだろうか。社団法人日本洋菓子協会連合会に話を伺った。

「プリンという名前をつけられる定義は、特にありません。自由に名前をつけられるのが現状です」
まさか、定義がなかったとは。プリンって名前がつくかどうかは、その食べ物にプリン要素があるかどうかでしかないという。例えば味とか、食感とか、全体の雰囲気とか。だから極端な話、売る側がこれはプリンですって言えば、プリンって名前がついちゃうってことだ。
「境界線がとても曖昧なので、私どもも用語をどうするか考えることがあります。ただ、法律で決まっているわけではないので、定義するのが難しいんですよね」

そこで、その食品表示の法律を取り決めている農林水産省に確認した。プリンって名前、何にでもつけられちゃうの?
「はい、確かに法律では決められていません。消費者の方が誤解を受けないようにすべきですが、商品名として、原材料や製法によらずプリンという名前がつけられます。原材料表示をしっかりしていれば、商品名についての決まりはありません」

ちなみにプリン同様、杏仁豆腐についての定義もないという。だから“杏仁が入ってれば杏仁豆腐”ってわけじゃなく、これも売る側が杏仁豆腐ですって言えば、杏仁豆腐って名前がつく。例えば牛乳プリンっぽくても、杏仁豆腐と言っちゃえば杏仁豆腐。
そもそも杏仁プリンっていう、杏仁姓を名乗ってるプリンもあるわけで……定義するのはかなり難しいんだと思う。

ただ、定義がないとはいえ、もちろん常識は存在してるわけで……。
「ゼリーのような透明なものをプリンと名付けるのは、さすがに良くないですけどね」(農林水産省)
とのこと。

プリンって呼べる境界線は、とってもユルいようです。
(イチカワ)

--------------------



プリンの境界線なんてあいまいでいいから,ぷりんぷりんの境界線は明確にしてほしいですwww
Posted at 2009/01/30 18:51:14 | コメント(6) | トラックバック(0) | ただの日記 | 日記
2009年01月28日 イイね!

ジェネリック医薬品なんてクソ喰らえ!

ジェネリック医薬品なんてクソ喰らえ!ところで,
「ジェネリック医薬品」
ってご存知ですか?

特許を持つ医薬品(=最初に開発されたクスリ=当時の『新薬』)と同じ有効成分からなるクスリで,
「同じ成分で同じ効き目なのに値段は安い!」
が売り文句です。

何で安いかって言うと,研究開発費が含まれていないからです。
人まねですから
コピー商品ですから
イミテーションですから
贋作ですから
ニセモノですから
盗作ですから



と,悪口はいくらでも出てきますが。

ただ単に安いものを売るっていうのは,価格破壊を引き起こし経済を破綻させます。

でも何よりも大切なことは・・・ジェネリック医薬品には,「不治の病を治すために必死になって研究して新薬を開発する」という情熱が全くないことです。

ジェネリック医薬品の販売,製造をしている所が儲かってしまうようだと,一生懸命新薬を開発しようとする人が減ってしまいますよ。
何年も何十年も研究に歳月とお金を費やした人が一生懸命やっても報われず,コピー商品を売っている人が楽して儲けているんじゃあ,割に合わないじゃないですか。

ジェネリック医薬品を使うことは,そういった新薬や新しい治療法を見つけ出そうと研究する人たちに対する冒涜だとさえ思っています。
なので,僕はジェネリック医薬品は使いません。
それしか選択肢がなければ背に腹は代えられないので仕方がないですが・・・

こんなことを厚労省が認めたこと自体,おかしな話です。
厚労省自らが研究者を冒涜しているとさえ考えられます。
目先の医療費の削減にばかり目が行って,本当に大切なものをも見逃しています。
Posted at 2009/01/28 23:14:39 | コメント(9) | トラックバック(0) | 医療問題と医療関連問題 | 日記
2009年01月27日 イイね!

クスリに頼らない治療

クスリに頼らない治療お年寄りはクスリをたくさんたくさんのんでいます。
これだけでおなかいっぱいになるんじゃない?!ってなほど。
毎食後に20錠ものクスリを服用している人なんてのもいます。
クスリのほかにも,お年寄りは注射が大好きです。
毎週毎週,もっと人は毎日のようにやってきて注射を受けます。

何でこんなにクスリに頼りっきりになってしまったのでしょう?

ある意味,それは「クスリ信仰」と呼んでもいいかもしれません。

病気になって,治療というとまず「クスリ」と思ってしまっていませんか?

誰がそうしていったのでしょう。

「医者が悪い」・・・それも確かです。
何でもかんでも「じゃあおクスリ出しておきますね」で解決。

逆に,そう言われてクスリをもらって満足する患者も悪いとも言えます。

本当にそのクスリが必要かどうか・・・

間違わないでくださいね。
クスリなんていらないって言っているんじゃありません。
本当に必要な場合も多いんです。
でも中には,クスリなんて全く必要がないことも実はあるです。

「クスリに頼らない治療」

考えてみましょう。

例えば高血圧。
血圧が高いからといってすぐにクスリを飲もうなんて思っちゃあダメです。
その前にやるべきことはありませんか?
塩分を制限したり,運動をしたり,ストレスを減らしたり・・・
医師もすぐにクスリを出したりしちゃダメですよ。
クスリ以外の治療法の引き出しをどれだけ持っているかが,医師としての腕の見せ所です。
患者も,クスリに頼らずにいかに治せるかが患者としての腕の見せ所です。
一流の医師,患者目指してがんばりましょうw

糖尿病だって,高脂血症だって,骨粗しょう症だって,腰痛だって,膝痛だって,肩こりだって,そうですよ。

もう一度言いますが,勘違いしないように。
そんな中にも本当にクスリを必要としている病態の人もいますので。
病院に行っていきなりクスリを出されたといって怒らないように。
あなたは本当にクスリが必要な病態だったのです。

ちなみに,サプリメントとか,ダイエット食品とか,あんなのもほとんどがウソです。
ヒアルロン酸やコラーゲンを飲んだからって関節に軟骨はできませんし,お肌もつやつやにはなりません。
ダイエットサプリを飲んだからって痩せません。
まことしやかに広告では劇的な効果があるように謳っているかもしれませんが,あんなのはちょっとでも学問をかじったことがある人がみればでたらめだってすぐにわかります。
まず検証方法から間違っていますし,統計的にもウソですし,論理的に間違っています。
一番間違っているのは,そんなものがそんな値段がするって言うことですwww

さて,冒頭の話に戻りますが,そんなにたくさんのクスリを飲んでいた場合,一度その全部のクスリを持って主治医のもとを尋ねてこう聞いてみてください。
「この中で飲まなくていいクスリはどれとどれですか?」
実は大半のクスリは薬の副作用を抑えるクスリだったりします。
胃薬,整腸剤,緩下剤,便秘薬,安定剤などがあればその可能性が高いです。
そして困ったことに,それらのクスリによってまた副作用がもたらされ,胃腸障害などが引き起こされていたりします。
主治医と相談の上,可能であれば思い切ってクスリを減らしてみましょう。
必ず,主治医と相談の上で行ってくださいね。
Posted at 2009/01/28 08:30:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | 医療問題と医療関連問題 | 日記

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