
昨日今日はセンター試験だってね。ナツカシス。。。
今考えてみれば僕のお勉強の頭はあの頃がピークだった・・・もったいないよなぁ,今,あの頃と同じだけ勉強しようと思っても倍以上の時間と体力と精神力を使っちゃう。
それよりも何よりも昨日は14年前に阪神淡路大震災のあった日です。
あのときの教訓が,今の日本にどれだけ活かされているんだろう?
さてさて,このシリーズはしばらくお休みしていましたが,本業が忙しくて執筆が進まなかった・・・というよりも,他に書きたいことがあってね。
順番が前後しただけです。
ということで第4弾(本当はこれが第3弾なんだけどねw)をお送りします。
初めての方は
ちょーまぢめな話1,
ちょーまぢめな話2,
ちょーまぢめな話3,
スピンオフ1もご覧になってください。
ちなみに前回のちょーまぢめな話3の初回PVは239でした。
だんだん減ってる(アセ
今日のお話はちょーまぢめな話2の続きです。
国が本当にお金をつぎ込むべきところ,景気と雇用回復のために力を入れなければならないところはどこかというお話です。
それはどこって?
医療と福祉ですよ。
図らずも同時期に厚労省から同じような案が出てしまって,二番煎じのように見られるのが癪に障りますが,ここから先は僕自身の考えで,厚労省の発表を聞く前に既に書き上げていたもので,発表後も一切手をつけていません。
人が生活している以上,医療と福祉は必ず必要です。
どんなに気をつけていても病気や怪我をします。
麻生さんは大丈夫みたいですけどね。
まぁ,首相があの程度なので,日本の国は全世界からなめられています。
今の首相のままでは間違いなく日本は潰れます。
世界各国からまともに相手してもらえません。
かといって,他に首相になるべき器の人もいません。
日本は潰れるべくして潰れます。
みなさん,日本から離れるなら今のうちですよ。
「日本沈没」は,国土の沈没ではなく,政治の世界から起こるのです。
さて,医療と福祉の話です。
今でも医療,福祉の現場では人手不足が叫ばれています。
今後もますます高齢化が進んできます。
黙っていても,じっとしていても,ただでさえ医療や福祉を必要とする人は増え続けているのです。
他人事じゃありません。
あなたもそうなるんですから。
需要と供給のバランスがおかしいのです。
これを正さずにどうしますか?
医療に関していえば,医師,看護師だけではありません。
スタッフ全てが足りていない状態です。
スタッフの不足はどこで帳尻合わせをしていると思いますか?
全て医師に責任転嫁なのですよ。
これが現状です。
医療行為の頂点に医師。
会社でいえば医師が社長。
いまだその古い構図のままです。
違うぞ。
医師は窓口です。
旅行会社でいえばツアーコンダクターです。
医師不足はウソだろうって言う人もいると思いますが。
ええ,ウソです。
平日の日中に関して言えば,ほとんどの病院では人員は足りていないと言い切れません。
本当に不足しているのは夜間働く医師です。
救急対応する医師です。
小児科だって,産科だって,夜間や救急で対応できる医師数が圧倒的に足りてないから大変なことになっているのです。
平日の日中はそれでも無理やりでも対応しています。
みんな体にむち打って。
へとへとです。
ただ,それと同じことを夜間も,休日も,24時間365日続けろといわれて,できますか?
休日,深夜に受診する人の多くはそれを望んでいますよね。
でもほとんどの人は今すぐに処置を必要としない軽症なのですよ。
軽症の人がごった返したら,本当に重症な人は診察の順番が遅れるばかり。
医師もへとへとになって重傷者の診療に当たる。
これでいい医療が受けられると思うほうが間違い。
もっと労働環境に配慮しなければ・・・患者サイドも。
みんなの健康のために必要な存在である病院をなくさないために,そこで働く人の労働環境改善に患者サイドが協力するのはやってはいけないことですか?
今のままでは倒れていく医療従事者は増える一方です。
その時に一番困るのは誰でしょう?
不健康な医療従事者に診てもらいたいですか?
あなたの主治医が過労で倒れたらどうしますか?
現状では昼間の医療の現場が限界なのです。
夜間や休日に同等の医療を行えといわれてもできるわけがありません。
休みを与えればいいっていうもんじゃないんです。
現状では例え病院に出勤しなくてもいいといわれた休みでも,それは休みにあらず。
いついかなる時も緊急事態に備えていなければならない,その精神的ストレスに関して,厚労省は何の保障もしてくれていません。
病院にいる時間だけが勤務じゃないのです。
夜間,休日に救急対応する医師数を増やしたらいいのかというと,それだけでは何の解決にもなりません。
そうすると,今度は平日の日中に働く医師が減るからです。
平日の日中の診療すら回らなくなります。
これが本当の意味での医師不足です。
ご存知ですか?
今日本にいる医師数はたったの20万人です。
人口1億2700万人で20万人です。
単純計算でも一人当たり635人です。
635人の人生を医師一人で背負えますか?
医師不足についてはこちらにも書かれていますのでご覧になってください。
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日本の病院では医師数が絶対的に不足している
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不足する医療従事者はすぐに簡単に増やせるというものではありません。
さて,そのための具体策は?
・・・
続く・・・
Posted at 2009/01/18 03:17:08 | |
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