
ちょっとシリーズ化してちょーまぢめな話をします。
これから書くちょーまぢめな話は,わたくし経済学なんて全く知りませんからど素人のたわ言と思っていただいても結構ですが,意外といい線いっているかもしれませんのでみくびらないようにw
できればまともな政治家と官僚に読んでいただいてコメントが欲しいものです。
実は現代社会にある様々な問題が,全て繋がっていることに気付くと思います。
え?もう気付いてるって?
さて,どこから話を始めればいいのか・・・
買うところからいこうかな。
みなさん,いろんなものを買うと思います。
同じものならできるだけ安く買おうと思いますよね。
これって,正しい行為でしょうか?
買う方の立場から言えば同じなら安く買った方がいいのはわかります。
さて,売る方の立場から言うと?
できるだけ高く売りたい。
ですよね。
それはなぜ?
利益を上げるためです。
なんだかんだ言って,結局は利益が給料に結びつくんですから。
利益を上げてない会社は給料が払えません。
利益を上げていない会社からものを買うときに,値切っちゃいけませんよ。
値切るとその会社,つぶれるかもしれないですし,失業者がたくさん出てきますから。
そうするとますます不況になりますよ。
不況になると世の中のお金の回転は悪くなります。
なぜって?
だって不況だから。
みんな,お金を手元に残しておこうと躍起になるでしょ。
給料が減り,ボーナスがなくなり,挙句の果てにはリストラ。
やばいでしょ。
無駄使いできないでしょ。
実はこの無駄使いこそが経済を活性化させるんですけどね。
でも,そんな余裕なくなりますよね。
さて,最初に戻ります。
ものには適正な価格というものが存在します。
そのバランスが崩れないようにコントロールしなければいけません。
あるものが異常に値上がりしたり,値下がりしたりすると,そこでバランスが崩れてきます。
原油価格の変動で大変な思いをした人もいるでしょう。
今の不況の原因はそれだけではなく,株価の変動・・・でもそれがどこから生じたのか考える必要はありますが・・・が大きいでしょうが。
一定のバランスを保っていたものの一角が崩れると,それに伴って随所にひずみが生じます。
そのしわ寄せはどこに来るのか・・・消費者?
本当に?
ところで,適正な価格ってどうやって決まっているんでしょう。
需要と供給のバランスから値段が決まるなんていいますが・・・それは嘘っぱちです。
誰かが決めています。
誰が決めているんでしょう?
時にはそこに政治が介入することもあります。
談合なんて行われちゃったりします。
消費者が購入するときの価格って,基本的には仕入れ値に利益を上乗せしています。
じゃないと利益が出ないから。
じゃあ仕入れ値って?
ご存知のように,中間の卸業者を省略すると消費者が購入する実売価格は抑えられます。
消費者のみなさん,よかったですね。
本当に?
さて,ここから先は先ほどの問いの答えと同じところにつながります。
中間の卸業者を省略したら・・・中間で働いていた人たちは職を失いますが,これって,不況の原因になっていると思いませんか?
多くの人が失業するわけです。
これはわれわれ消費者が反省せねばならない点です。
安く買うことにだけ拘るのはグローバルな視点で考えるとよくないですよ。
インターネットで簡単に商品が手に入れられる時代です。
店舗なんて必要ないような時代になってきています。
でも,店舗で実際に見て選ぶことの重要さを感じている人も多いでしょう。
いろんな品を比べながら実際に手にとって店員と相談したりもできます。
不良品があれば店で買ったときは交換もしてくれたりしますが,ネットで購入したものはほとんどが受け付けてくれません。
メーカー直売も,基本は不良品は「修理」で,「新品と交換」ではありません。
卸には卸のよさがあったのに,店舗には店舗のよさがあったのに,それを捨てている現代社会です。
そして,ものが安く手に入るということは,そこで動くお金が減るということです。
お金が動かないと経済は活性化しません。
右から左へ動くだけでもいいのです。
動いていることが重要なのです。
動いていないお金は意味がありません。
これについてはまた後ほど述べます。
・・・
続く・・・
Posted at 2009/01/09 00:52:06 | |
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