
インフルエンザよりも強烈な毒を吐くかもしれません。
ついに国内にも感染者が・・・
当たり前の結果ですけどね。
驚くことはありません。
3月18日~4月24日 メキシコで豚インフルエンザとみられる症例で60人前後が死亡。
4月24日 メキシコで豚インフルエンザの感染確認。米CDCがカリフォルニア州、テキサス州での感染例を確認。「人から人の感染」と発表。
4月25日 WHOが緊急委員会。「公衆衛生上の緊急事態」と声明も警戒レベル引き上げは見送り。
4月26日 カナダで感染確認。
4月27日 スペイン、英国で感染確認。WHOが警戒レベルを「フェーズ4」に。新型インフル発生を宣言。
4月28日 ニュージーランド、イスラエルで感染確認。
4月29日 WHOが警戒レベルを「フェーズ5」に。
・・・
5月9日 日本でも感染者確認。
んまぁ,これだけ世界中に拡がっているんですし,アメリカでの発生はメキシコを越えたとか。
そんなアメリカに行けば感染して当たり前ですよね。
さてさて,では国内感染者の3人はどうだったのかというと・・・
4月24日から大阪府立高校3校が合同で行った語学研修に参加してカナダのオークビルに滞在していたそうです。
24日の時点では語学研修を中止する判断はできませんでしたが26日にはカナダで感染確認,27日にはフェーズ4に,29日にはフェーズ5になっています。
カナダなんて思いっきり陸続きですし,人々の交通も多い。
長期滞在すれば感染する危険性が高まることは判断が付いたはずです。
その時点で帰国していれば感染しなかったでしょうにね。
それとも,そんな情報は一切入ってこなかったんですかね?
そんなことはないですよね。
定期的に学校や父兄との連絡は取れるはずですし,テレビでもネットでも情報は得られますから。
デトロイト経由の某ースウエスト機での帰国だったそうですが,機内で感染症状があったとか。
かわいそうですが,自業自得です。
軽症でよかったですね。
「せっかくの語学留学だし,高いお金を払ってるし,今のところ誰も感染した気配はないし,弱毒だっていう話だし,大丈夫じゃない?」
せいぜいそんなとこでしょう。
それに,わかってますかね?
機内で充分な医療処置が取れると思ってますか?
もし重症化していたら・・・しかも,JALやANAならともかく,某ースウエストですよ。
安いから選んだんでしょ?
サービスも,JALに比べたらJ‘E*VぽあごEp@dgまおえhがまw4
今後,学校当局の対応が間違ってなかったかどうかが問われると思います。
だいたいね,ゴールデンウイーク中も海外旅行にたくさんの人が出て行きましたけどね,日本人のこういった時の危機意識の無さには閉口します。
季節型のインフルエンザでさえ,感染者が増えれば学級閉鎖になったりするのにねぇ。
「ウイルスは弱毒」っていう情報が悪かったんですかね?
そうじゃないですよね。
「自分は大丈夫」って思ってません?
「厚労省から旅行中止命令が出てなかったから」って?
はぁ?
何言ってんのって感じですが・・・
厚労省からしてみれば,あなたが感染するかどうかなんて,はっきり言ってどうでもいいのです。
ウイルスを国内に持ち込みさえしなければいいのですから。
中には,現地ではマスクをはずしてましたって平気で言っている人もいるとか・・・全く。。。
はっきりいいます。
このゴールデンウイークに海外旅行をした人や,早期帰国ができたにもかかわらずそれをしなかった人・・・もしあなたたちが感染したとしても,それは自業自得でしかない。
ウイルスの毒性が鳥インフルエンザほど強くなかったのが幸いです。
他の人に染さないようにしてください。
あなたにはその責任があります。
他の人に染せばは,あなたの身勝手ともいえる行動によって被害が拡大することになりますし,いわれのない被害を受けることになるのです。
あなたが重症化しなくても,あなたから感染した人が重症化しない保障はありません。
それだけの責任があるのだということを理解しなければいけません。
医療従事者だけががんばったってどうにもならないのです!!!
この調子だと,更なる危機的な感染症の発生時にはどうなってしまうんでしょうね。
まぁ,結果はわかってますが。。。
感染者の早期回復をお祈りするとともに,これ以上感染が拡大しないことをお祈りいたします。
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【新型インフル】カナダから帰国の高校生ら3人感染確認 国内第1号
厚生労働省は9日朝、カナダから米デトロイトを経由し成田空港に8日午後4時38分に到着した航空便の乗客3人について、新型インフルエンザが疑われたため、国立感染症研究所で詳細な遺伝子診断「PCR」を行った結果、新型インフルエンザに対する陽性反応が出たと発表した。国内で感染者が確認されたのは初めて。同日午前8時半から、舛添要一厚労相が記者会見を行う予定。
厚労省によると、国内での感染例として世界保健機関(WHO)に報告されるが、検疫での発覚は水際対策でウイルスの国内侵入を阻止したことになり、国内の警戒レベルは「第1段階」のまま引き上げられない。
厚労省などによると、航空便はノースウエスト航空25便やコンチネンタル航空6348便などの共同運航便。大阪府在住の40代の男性教師と10代の男子高校生2人の計3人が熱やせきなどの症状があったことから、機内検疫で簡易検査を実施したところ、新型インフルエンザと同じ「A型」に陽性反応が出たため、空港の検疫所と国立感染症研究所でPCR検査を実施していた。
3人は府立高校3校が合同で行った語学研修に参加し、4月24日からカナダのオークビルに滞在していた。3人は千葉県成田市内の感染症指定医療機関で隔離され治療を受けている。
同航空機で3人の近くに座っていた乗客47人(うち教師5人、生徒28人)と乗員2人についても、機内で新型インフルエンザに感染した可能性があるため、検疫法に基づき、近くの宿泊施設で10日間の停留措置が取られる。
他の乗客についても、感染法に基づき、1日1回程度、電話で健康状態を確認する健康観察が約10日間行われる。 2009.5.9 06:32 産経ニュース
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