DPF再生間隔が短くなり、
燃料噴射量補正 をしても改善せず、
インジェクター交換を行った後の状況です。
本日2回目のDPF再生が終わって、1回目のDPF再生間隔が約300km、2回目のDPF再生間隔が約320kmとなりました。
1回目のDPF再生は、インジェクター交換前に70km程度走って煤がたまっていたはずですし、2回目のDPF再生は郊外だけではなく渋滞や都内を走っての状況ですので、DPF再生に見逃しがなければ、完治と言っていい状況かと思います。
DPF再生間隔が300km前後まで伸びたのは驚きですが、もう1つ明らかに変わったのが、音です。
燃料噴射量補正をした直後と同様、ディーゼル特有のカラカラ音が消え、加速の時も静かになりました。しかもそれがずっと続いています。
以前の記事にも書きましたが、新車の時(といっても4ヶ月前)もこんな風に静かだったと思います。
逆に言えば、多分インジェクターが不調になった結果、カラカラ音が酷くなったということでしょう。
さて、DPF再生に関しては、「
SKYACTIV-D と DPF再生について」や「
クリーンディーゼルの注意点」など、過去に何度か記事にしています。
また、SKYACTIV-D についてよくある誤解として「
SKYACTIV-D は煤(スス)の発生が多いのか」や「
SKYACTIV-D はどうやって煤(スス)を減らしたのか」なども記事にしました。
これらの記事で書いた様に SKYACTIV-D は、本質的に NOx や煤の発生を同時に低減した技術ではありますが、とはいえ他の車と同様に、不調や不具合が無いわけではありません。
DPFの再生間隔は、エンジンの調子を見る上で、非常に重要な項目だと、私は考えます。
というのも、ディーゼルエンジンの不調は、黒煙(煤)の発生という現象で現れやすいからです。
DPF再生を気にして走るのも面倒ですから、できればマツダコネクトから確認できる様にして欲しいとも思います。
私の場合、DPF再生間隔が短くなったと感じたのが 1月末〜2月初旬頃。
そこでディーラーと相談し、燃料噴射量補正をしてもらうこととなりました。
実は計2回、燃料噴射量補正を作業してもらったのですが、いずれも作業直後はディーゼル特有のカラカラ音は消えたのですが、数日で元にもどってしまいました。
そしてインジェクター交換直前には、
○高速道路を80km/hで一定速走行した場合は 200km (メーカー目安の下限)
○高速道路を115km/hで一定速走行した場合は 120km 程度
○通常走行では120km前後で、100kmを切ることもある
という状況となりました。
その結果、3月20日に記事にした様に、
インジェクター交換となりました。
私の購入先のディーラーは、そこそこ規模が大きいのですが、それでもDPF再生間隔が短いことが原因での SKYACTIV-D 1.5 のインジェクター交換は初めてだそうです。
このように発生頻度が多い不具合ではないのかもしれませんが、インターネットで検索すると、インジェクター交換で治ったという事例は散見されます。逆にDPF本体交換やDPF強制再生で治ったというケースは見当たりません。
もし私の他にも、DPF再生間隔が短くなって気になる人がいれば、これらの情報が参考になればと思います。
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Posted at
2017/04/03 01:16:08