不明 リバース連動ハザードシステム  

クルマをバックさせる際に、ハザードを点灯させているユーザーをよく見かけます。周囲の車に注意喚起するには、バック時におけるハザード点灯の効果は確かにありそうです。

というわけで、このハザード点灯を自働化するシステムを付けてみました。

このシステムはいろいろな会社から販売されています。ハザードの点滅回数を可変できたり、サンキューハザードと呼ばれる自動点滅機能などのオプション機能が組み込まれたシステムなど、実に様々あります。かなり楽しい世界です。

今回ワタシが選んだのは、その中でも極めて簡単に装着できるリバース連動ハザードのシステムです。ただし条件があり、ウィンカーリレーに8ピンを使っているものに限られます。ちなみにフォレスターは8ピンリレー(スバルXVも8ピンです)なので当然適合です。またたいがいのクルマは8ピンリレーです。

このノーマル8ピンリレーからカプラーを外し、その間にこのユニットをカプラーで挟み込んで接続。そしてカプラー間のケーブルから出ている一本をリバース信号に繋げるだけという簡便さです。しかもフォレスターなら、いわゆるオプションコネクターがすぐそばにあるはずなので、そこからリバース信号線を取ることができます。

スバルXVも、ステアリングポスト右にオプションコネクターがあるので、そこに市販の「のれんわけハーネス」を接続して、バック信号線と接続すればOKです。のれんわけハーネスはエーモンがスバル用を発売しています。このコネクターはあると何かと便利です。

ちなみに他社から販売されているシステムでは、ハザードスイッチを外したり、ハザード線をカットして接続したり、あるいは電源線が必要だったりとなかなか面倒な作業が必要です。比べてこのシステムでは、リバース信号線に接続するだけでシステムは完結します。ちなみに作業時間は20分でした(スバルXVの場合、のれんわけハーネスにギボシがあらかじめ付いているので、設置は10分とかかりませんでした)。

ただし簡単なだけに機能はシンプルなものです。

リバースに入れるとハザードが点灯する、ただそれだけ。点滅回数や点滅速度の調整などは一切できません。まさにリバース連動ハザードシステムの王道をゆくシステムだと思います。またワタシは市販無名メーカーのICリレーを使用していますが、問題なく動作しました。

さて、使ってみるとわかりますが、いちいちハザードボタンを押さなくとも、リバースギアに入れれば点滅を開始するので、確かにこれは便利です。みなさんにも是非オススメしたいシステムです。

なお、車検にはどうも問題がありそうなので、信号線にスイッチを取り付けるか、車検時に信号線(のギボシ)を外すかなどの、いわゆるノーマル戻しが必要のようです。

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