NIGHTEYE AUTO LIGHTING ファンレス 一体型車検対応LEDヘッドライトHB3  

ファンレスタイプのLED、HB3です。

兼ねてからハイビーム側を明るいものに交換したかったのですが、HIDにするかLEDにするかで、ずいぶん迷っていました。

HIDは抜群の明るさが保証されますが、バラストの取り付け〜配線などに手間がかかるほか、市販品の殆どが立上り速度が遅いというのが気になっていました。

変わってLEDは、立上り速度は高速ですが、明るさに満足できないものが多く、手前は明るいがHIDほど遠くを照らせないという弱点があります。どちらも一長一短あるので、ここが悩みどころでした。

メインビームにLEDを使ったことが無いので、ブイちゃんでは思い切ってLEDを使ってみることにしました。レビューによると、最近のLEDはかなり進化を遂げて、予想以上に明るくなったとのこと。この言葉を信じての選択です。

取り付けは簡単です。ブイちゃんはバルブ取り付け部分に邪魔するものがないので、そのままソケットオン。ハイビームなので、それほどに光軸も気にすることありません。もちろん調整も可能ですが(このモデルのHB3は調整不可！)。またファンレスタイプなのでファンによる雑音、電波障害も気にしなくていいのが気に入りました。

さて、実際に照らしてみた感想ですが、立上りは抜群でやはりLEDです。しかも想像していたより明るく、近ごろのLEDの進化は凄いと思いました。とにかく周囲への均等な配光は眼を見張るものがあります。凄く明るいです。

ただし、幾つかの問題がありました。

まず、カプラーの極性が逆な為、カプラーのロックがかかりません。仕方なく他の配線と共締めにして、振動による抜けを防ぎました。(後日談ですが、他社製品で極性変更のカプラーが販売されていることがわかり、それに変更しました。)

次に、このモデルは光軸調整が出来るとありましたが、HB3は調整機能がありませんでした。夜間に照らしてみると、何か遠くが暗いです。光軸を見てみると、ノーマルハロゲンHB3よりかなり上に光軸が上がっています。これは如何ともし難い状態です。明るさはありますが、光軸の中心が上を向いているので、言ってみれば道路上部の案内看板はよく照らすものの遠方路面への照射は確かに弱いです。

が、しばらく走行して気付いたのですが、HIDのように、遠方路面まで照射する必要は無いのかもしれません。通常(街中)走行においては、ほどほどの遠方に、しかもこのLEDのように広範囲に照射するタイプの方が走りやすい気がしてきました。とにかく通常走行時の視認性はなんだか抜群です。

総評的に、好き嫌いが分かれるLEDだと思います。遠くを照らしたい人には向きませんが、普通に走るときに、ほどほど遠方と周辺が明るくなればいいと言う人にはおすすめできるLEDです。値段もけっこうリーズナブルですしね。なので、当初付けていた★も一つ増やしました。

関連情報URL：https://www.amazon.co.jp/dp/B01JRCU614/ref=cm_sw_r_cp_apa_oSn-BbEZDXFJE