元々野菜好きのため国内外出張時には必ず地方野菜を食していました。最近は通販でご当地食材として簡単に購入できるようになりましたが現地でも安価では無かったため数年前より自家栽培を始めてみました。今回は東海地区のアブラナ科のツケ菜、ご当地では正月菜と書くモチ菜。正月の雑煮に入れることも多いですが小松菜よりクセが無くサラダとしても食べられ甘味も有りやわらく軽く茹でて冷凍保存でおひたしはじめ何にでも合います。
小松菜同様通年栽培可能ですが小松菜よりも細く弱いため市場にはご当地でも正月時期しか販売されてない様子です。価格も高め、ただし種の価格は1000粒以上もはいってこの価格ゆえ自家栽培するしかないかと。
先ずは土づくりです発芽率、間引きの手間を省くため腐葉土満載の土でポッド栽培。
虫食いや鳥の被害を避けるためベランダで十分育成。発芽までは乾燥回避のため新聞紙をのせておくと水やりの手間削減、期間も短縮できました。
通常は2枚葉ですが植え付け時の根を十分な大きさにさせるためあえて4枚葉以上まで育成させました。ポッドの下には乾燥回避のためトレイを敷いています。
つぎに植替えですが2週間前に作った土(半分以上再利用)を使いプランターを使用。畑なんて持っておりませんが土の入れ替え、移動、虫や鳥から回避等メリット多いです。通気性と日当たりを好むアブラナ科ですが害虫回避と温度差低減を最優先させカバーしています。
人が食べてもクセが無い野菜は虫や鳥も大好物ですよね。
植え替え2週目。ここで化成肥料で追肥 。水やりは表面の乾燥次第で実施。
このあたりでネギのように根元部を盛土。
写真は3週間ほど経過したもの。ここでも盛土。
こちらは4週間ほど経過したもの。本当は間引きが必要ですが少し 細いほうが柔らかくて好みのため放置。ただし土盛は実施。この一週間後カバー天井まで到達、収穫になります。実は毎週土の配合、植え付け位置、水はけ用底面石量を変えて試したためプランター数が8個になってしまってます。更に連作も可能ゆえ毎週収穫、今だ種1袋の半分も使用できてません。。ところでこれが花を咲かせると菜の花(小松菜同)になることあまり知られてないようです。次はツル性マメ科、夏季のみの栽培で連作不可といったハードルですが、インゲンよりも細いのですがクセもなく東海地区で有名な’十六ササゲ’に移行です。10年ほど毎年栽培していますがおススメなご当地野菜です。茹でてショウガ醤油で食べていますが冷やっこ同様ビールのあてには最高です。
Posted at 2021/05/08 22:08:51 | |
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