今日、6月10日は、「時の記念日」です。
「時の記念日」とは、 1920年(大正9年)に生活改善同盟会が「生活の改善・合理化を推進する」ことを目的として、 時間の大切さを尊重する意識を広めるために、提唱し定めました記念日です。
日にちは、日本初の時計「漏刻時計(水時計)」が鐘鼓を打った(日本で初めて人々に時刻を知らせた)という史実(日本書記より)が、671年4月25日にあり、暦を現代の太陽暦でみると、これが6月10日にあたることからきてます。[説明が4年前と同じ?進歩してない(^^ゞ]
くる 2012年(平成24年)7月1日に日本標準時 午前8時59分59秒の後に、「うるう秒」(午前8時59分60秒)が挿入されます。
世界的時刻は、天文観測によって計測される「天文秒」(年間の太陽の自転速度を平均化する)の時代を経て、1972年から原子時計によって計測される時間(原子時)を基礎に「協定世界時」(UTC)になっています。
原子時計の時間は正確に刻んでるが、太陽の自転は徐々に(100年で2/1000分程)遅れています。
原子時計によって、計測される(正確な)時刻と、実際の自然現象の影響がある地球時間の差が0.9秒を超えないタイミングで調整しているのが、“うるう秒”になります。
世界中で統一するため、国際報時局(フランス・パリ)が国際協定に従って決定します。
うるう秒調整するタイミングは、「協定世界時」(サマータイムを実施しないグリニッジ標準時)1月1日午前0時が第1優先、7月1日が第2優先、4月1日、10月1日といった決行日時の決まりがあるそうです。方法は59秒と0秒の間に60秒を挿入し1秒を増やします。
しかし、最近、うるう秒を数年に1度の頻度は世界的に大変な労力がかかり、それに対する(プラス)効果があまりないので、数回をまとめる方法や“うるう時間”(1時間単位?)にする等の意見があり、“うるう秒”は姿を消すかも知れない(今年は協議の末、決行されることになった)。
なので、今回が最後になるかも?
今の時代、当たり前になった電波時計の場合、標準電波を受信する又は強制受信するまで、標準電波の時刻(日本標準時)に対して電波時計は1秒進んでいる状態になります。気にするかどうか?
実は、私の私的時計選び方をネタにしようかと思いましたが、最近発売された某時計雑誌の「鉄板時計」記事を読んでからにしようと、、なので今日はおしまいデス。
Posted at 2012/06/10 16:36:50 | |
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