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2019年12月03日

サポートやスカラシップについて考える(前編)

サポートやスカラシップについて考える(前編)

今日は、いつもと趣向を変えてサポートやスカラシップについて書きます。








と言っても、私自身、サポートやスカラシップがどういうものかを正確に語れるわけではありませんので、これまでの経緯や、私自身が経験したこと、サポートやスカラシップ関連で1年経過してみて感じたことなど書こうと思います。




まず、クルマをみて、「サポートを受けているんだろうな」と誰でも判別できるのは、シール・・・じゃなくてステッカーがたくさん貼ってあるクルマですね。



パーツメーカーや関係ショップなどの名前などが貼られているアレです。


 

サポートなど関係なく、個人の趣味で好きなパーツメーカーのステッカーをたくさん貼っている人や、インプレッサ乗りによくいるWRCレプリカのようなステッカーを貼る人もいますね。


しかしながら、同じステッカーであっても、前者と後者では意味合いが違います。



説明不要とは思いますが、前者は「そのパーツを使っていて、結果を残します」「◎◎ショップの看板を背負っています」といったもので、後者は個人がカッコイイと思ってクルマに貼っているものです。


漢字の違いでいうと、前者は走りそのものや競技結果を「見せる」、後者は美しさや仕上がりなどを「魅せる」といった表現になるのではないかと思います。



少しハナシが脱線しますが、ジムカーナという競技をやり始めて以来、ずっと私自身のことを「素人」と称していました。


それまで、公式戦に出ている人たちのことを「玄人」と区分していたので、草ジムカーナを楽しんでいる間は「素人」と自称していました。



でも、もう流石に素人と自称するのはよくないなと思っています。



公式戦に出るようになったからということもありますが、ガレージよしだやでラッピングしていただいて以来、「ボディに貼ってあるステッカーは、カッコだけを目的としたシールじゃない」と認識するようになったからです。



カプチーノにはJIC広島高潤Itzz(Winmax)DUNLOP、それとガレージよしだや等のステッカーが貼ってありますが、Winmaxへ企画書を書いて提出する際、吉田さんから「サポートの意味をよく理解して」と言われたことを今でも忘れることができません。






上記の中で一番お付き合いが長いのは、広島高潤。


ミラに乗っていた頃からお付き合いさせていただいています。

ミラに乗っていた初期は、DAYTONA(中国興業株式会社様)とご縁があったのですが、広島高潤のことをあるとき知り、それがきっかけで私が広島高潤を訪問し、「HIROKOオイルをどうしても使わせていただきたい!」と直談判しました(笑)



現社長の前の会長さんに一生懸命熱弁をふるったと記憶していますが、今思えば、「無茶な営業トークをかましにいったなぁ」と我ながら思います(笑)



会長さんも私の熱意に負けたというか「今どき、こんな熱意のある若いヤツはおらん。おもしろい!」といって応援してくださることになりました。


本来、広島高潤が正式にサポートしているのは、全日本で活躍している現役ライダーくらい。
どこの馬の骨ともわからん若造をおもろいからといってフルサポートなどはしてくれません。


いろいろとお話させていただき、会長さんの、「応援する」という一存で◎掛けでということになりました。



あのときは、ダメ元前提の直談判だったので、会長さんが若造の私のハナシを聞いてくださったときは嬉しかったですね。


以来、オイルはHIROKOを使い続けていますが、私のクルマでブローなどのメカニカルトラブルに遭ったことは一度もありません。



今でもオイルを頼むときは社長に直接電話をしていますが、会長さんが放った言葉を、社長も頑なに貫いてくださっています。



広島高潤といえば、バイクでレースをしている人であれば知らない人はいないほど有名で、品質にとにかく徹底的にこだわり抜いたオイル屋さんです。


ハイレスポンスであり、非力なクルマであるほどトルクアップを実感できるオイルだと思います。

広島高潤
 ↓
http://www.kz-hiroko.com/





続いて、JICについて。


ビートの足で悩んでいた頃、とあるご縁からJIC工場長を紹介していただけることになりました。


初めて工場長とお会いしたときの印象は「ザ・職人さん」(笑)。


工場長の私に対するファーストインプレッションがどうだったのかわかりませんが、やっぱりどこの馬の骨ともわからんヤツのハナシを聞かなアカンのかという感じだったと思います(笑)



それから、なんやかんやあってフルサポート決定。


私のつたない説明で製品にフィードバックしていくということを繰り返し、仕様変更を繰り返しながらビートの足が完成。


わかりやすく言えば、ドライバー(私)好みの足へ試行錯誤しながら仕上げていった感じです。


JICの足を入れる前は、とにかくカートのようにキビキビとレスポンスの良さを追求していましたが、それは決してオールマイティな足ではなかったことを痛感しました。



特定のコースを走るだけであれば、そのコースに特化した足にすれば良いですが、ジムカーナは、路面ミューの異なるコースを走らなければなりませんし、ドライやウェットも様々。


現地でバネを変え、アライメントを取り直してということではなく、減衰やエア圧変更だけで走れる足にするというコンセプトは一貫して崩しませんでした。


現地でセッティングを楽しむことも一興ですが、私は競技当日、時間がない中、バタバタしたくありません。

突き詰めていけば、コースにマッチした大当たりのセットもあるとは思いますが、現地であれこれ弄って泥沼にハマるよりは、ドライバー側でアジャストする方があらゆる場面において役立ちますし、余計なことを考えず、走りに集中できます。



KAZUYA仕様の足が入った他のビートを「なださきレークサイドパーク」(岡山県)でちょっと走らせたところ、手前味噌ではありますが、とにかく運転しやすくアクセルが踏めるビートになっていました(笑)


その様子を見ていた周囲からの声が「KAZUYAさん、カプチーノを運転しているときよりもビートを運転しているときの方がメッチャ楽しそう!」でした(笑)




アクセル開度の高さは、ビート>カプチーノということもありますが、足とマフラーくらいのライトチューンのビートとはいえ、いきなり乗っても安心してアクセル全開でイケるというのが、ビートに限らずスポーツ走行では重要なポイントだと思います。


いつ破綻するかわからないようなスリリングなクルマも嫌いではありませんが、やっぱりタイムを出すという結果にこだわるならば、安心してアクセルを踏めるクルマに限ります。



言ってみれば、私好みで作られた足(私のビートと同じ足)で工場長がアライメント込みでセットアップしたビートだからではありますが、恐らく誰が乗ってもある程度、楽しいと思える足なんじゃないかと思います。




私はJIC工場長の仕事を信頼していますし、一応、工場長も私のことをドライバーとして信用してくださっているのではないかと勝手に思っています(笑)



JIC
 ↓
http://www.jic-magic.co.jp/


サポートやスカラシップについて、いろいろな側面があると思いますが、私はドライバーとメーカーやショップの「信頼」や「信用」があってこそ成立するハナシなのではないかと思っています。


後編では、他のメーカーのことや、「信頼」等について、もう少し掘り下げて書いてみます。


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Posted at 2019/12/03 23:38:56

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