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2017年07月29日 イイね!

ep.29 きっと恋する六古窯~常滑やきもの散歩道編~

ep.29 きっと恋する六古窯~常滑やきもの散歩道編~暑中お見舞い申し上げます。
梅雨は明けましたが、高温多湿で大気の不安定な空模様の中、皆様は如何お過ごしでしょうか。
目に見えぬ疲労を蓄積させることなく、体調を崩されませぬようご自愛ください。

さて、潮風を感じながら散策した前ブログ「蔵と赤レンガの町~半田運河散策編~」でお伝えさせていただきました通り、今回はその続編となります『きっと恋する六古窯~常滑やきもの散歩道編~』を私の視点からお届けさせていただきます。
ステージは2008年から2009年にかけ3部作で公開された唐沢寿明主演の映画「20世紀少年」のロケ地でもあった常滑やきもの散歩道。
ここを訪れたことがある方もそうでない方も、私ども夫婦と今日は一緒に焼き物の町をゆっくり散歩していただけましたら嬉しいです♪


【1】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

常滑焼(愛知県常滑市)が、越前焼(福井県越前町)、瀬戸焼(愛知県瀬戸市)、信楽焼(滋賀県甲賀市)、丹波焼(兵庫県篠山市)、備前焼(岡山県備前市)とともに「きっと恋する六古窯 -日本生まれ日本育ちのやきもの産地-」として日本遺産の認定を受けました。



【2】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

常滑焼は平安時代末期から続く焼き物の産地であり、日本六古窯として広く知られています。



【3】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

日本六古窯とは、日本の中世(平安時代末期~鎌倉時代)に陶器生産を開始し、現代まで継続している陶器生産地という基準で選ばれた六ヶ所の大窯業地のことを言います。



【4】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

現在は中部国際空港セントレアの空港の町として知られる愛知県知多半島中部にある常滑市。
元々は焼き物の町として知られていた地域であり、現在もこのやきもの散歩道を歩くと「登り窯」や「土管坂」等、情趣を感じながら町歩きが楽しめます。



【5】土管坂

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

常滑やきもの散歩道を代表する風景の1つである「土管坂」。
明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁面をびっしり覆い、坂道には「ケサワ」という土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を敷き詰め、滑らず歩きやすいように工夫されています。



【6】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

埋められた焼酎瓶の中からは焼酎の香りが…


しません(笑^^;



【7】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

“昭和の良き時代”を感じさせる町並み。
懐かしい雰囲気が漂う。



【8】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【9】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【10】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【11】登り窯 入り口付近

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【12】登り窯 外観の一部

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

1887年(明治20年)頃に築かれた窯で、1974年(昭和49年)まで使用され、日本で現存する登窯としては最大級。
1982年(昭和57年)に国の重要有形民俗文化財に指定され、窯の中も見学が可能。
平成19年11月には「近代化産業遺産」にも認定される。



【13】登り窯内部

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【14】登り窯内部

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【15】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【16】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【17】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

散歩道には、現在は使用されていない窯跡が所々に残る。



【18】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

そのままの姿で残る赤レンガ、修復された赤レンガ、そして焼き物の熱で焼かれた赤レンガを目の前にすると、何故か時間が経つのも忘れてしまいそうになる程に眺めてしまう。



【19】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【20】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

1個200円のみかんを購入し、口いっぱいに頬張る(笑)


妻はみかんが大好きなのですが…

私の口には一粒も入りませんでした^^;








*****RB3と四日市港*****

丸7年半を迎えた愛車RB3オデッセイ。もうすぐ80,000㎞を迎えようとしています。
車にかけるお金に余裕も無く、手先も不器用な私がこの車にしてあげられることは…
傷をつけないこと^^
歴代のオデッセイの中では一番の不人気車になったRB3ですが、私の歴代の愛車の中では最も大好きな車になりました♪

【21】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

DIY塗装で“TYPE-R”仕様に。
鈴鹿サーキットの国際レーシングコースで180㎞/h近く最高速を出したことも。
ヘッドカバーが赤に変わるとHONDA車は速いです(笑)




【22】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【23】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

カラフル?なドラム缶が積み上げられた四日市港の某所。
お気に入りの場所♪



【24】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【25】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【26】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【27】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

また機会を見付け、地元の風景の中でRB3にレンズを向けたいと思います。
その時には… またこうやってお付き合いしていただけましたら幸いです♪

***********


如何でしたでしょうか。
『きっと恋する六古窯~常滑やきもの散歩道編~』はこれで以上になります。
最後まで一緒に歩いてくださり楽しかったです。ありがとうございました*^^*







Posted at 2017/07/29 20:06:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | 愛知 | 旅行/地域
2017年07月21日 イイね!

ep.28 蔵と赤レンガの町~半田運河散策編~

ep.28 蔵と赤レンガの町~半田運河散策編~妻とふたりで風情残る半田と常滑の町を散策してきました。
今回はその本編の前半となるep.28 蔵と赤レンガの町~半田市散策編~、後日に後半となるep.29 きっと恋する六古窯~常滑市散歩編~をお届けさせていただきます。

半田市は愛知県の知多半島の付け根に位置する町であり、町を流れる半田運河には心地よい潮風が流れ、運河に建つ蔵は江戸時代の面影を残していると言われております。
そんな半田の町を散策した模様を今宵もまた皆様とご一緒させていただこうと思います。モデルも写真もいつもと代わり映えいたしませんが(笑)、最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。



その前に…

【1】東名阪 鈴鹿インターチェンジ カリフォルニアポピー

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【2】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【3】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【4】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【5】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

丸7年半を迎えたRB3オデッセイ。以前はオフ会にも参加したことがありましたが、現在ではそれも無く、同時に愛車へレンズを向ける機会がめっきり減ってしまいました。
そんな中、東名阪鈴鹿インター近くにカリフォルニアポピーがとても綺麗に咲いておりましたのでRB3と一緒にレンズを向けて。車は古くなってしまいましたが… まだもう少し一緒に…。
これからも大好きなこの車で家族を連れ出したいと思います。
次回の常滑編では、四日市港に場所を変え再びRB3を絡めた地元の風景も同時にお届けさせていただきますので、本編と合わせてご覧いただけましたら幸いです。


それでは、これより本編「蔵と赤レンガの町~半田市散策編~」をお楽しみ下さい。

【6】ミツカンミュージアム

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED

半田と言えば、「ミツカン酢」。
同社の『味ぽん』や『納豆 金のつぶ』はあまりにも有名。



【7】MIM(MIZKAN MUSEUM)

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

MIM(MIZKAN MUSEUM)は、ミツカンの酢づくりの歴史や食文化の魅力にふれ楽しみ学べる体験型博物館。

~MIM設立にあたり(HPより抜粋)~
創業の地半田においてミツカングループの歩んできた歴史に触れ、今を感じ、未来につなげる施設として「MIZKAN MUSEUM(愛称MIM)」を設立します。
MIMは古くから続く運河沿いの黒塀の景観とともにミツカンの酢づくりの歴史や醸造の技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力などを伝統・革新・環境を大切に考え、次世代へ伝えてゆく施設です。見てさわって、楽しみ、学べて、また来たいと思ってもらえる体験型博物館を目指しています。



【8】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【9】ゾーン「大地の蔵」

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

江戸時代の酢づくりや、現在の醸造の様子を見ることで、脈々と受け継がれてきたものづくりの精神にふれることができます。



【10】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【11】ゾーン「風の回廊」

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

昔から変わることのない運河を望みながら、ミツカンが共に歩んできた半田の情景や人々の息吹を、当時の懐かしい写真と音の演出から感じることができます。



【12】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

かつて明治時代の人々の喉を潤したカブトビール。
(本編の後半に製造工場跡を紹介しております)



【13】ゾーン「時の蔵」

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

ミツカンの変革と挑戦の歴史をたどります。江戸時代に活躍していた、長さ約20メートルの「弁才船」を再現し、甲板の上から大型映像で半田から江戸に至るまでのお酢を運ぶ航海を体感できます。



【14】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【15】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED

江戸時代に半田から江戸へと、特産の酒や酢を運ぶ為に造られた半田運河。

そう言われると… 
江戸時代の風を感じる。



【16】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED



【17】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED



【18】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED



-半田市概要-
半田市は名古屋市の南、中部国際空港の東にあり知多半島の中央部東側に位置しています。昭和12年に誕生し平成20年の春には人口が12万人に達しました。古くから海運業、醸造業などで栄え、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきました。

半田市の象徴は、「山車」・「蔵」・「南吉」・「赤レンガ」。山車祭りの歴史は古く、300年余の歴史があり、その伝統や文化を現在に受け継いでいます。春に曳き廻される山車は、精緻を極めた彫刻、華麗な刺繍幕、精巧なからくり人形などが備えられ、その壮観な姿は「はんだびと」の誇りです。なかでも「亀崎潮干祭の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。また、5年に一度、各地区の山車31台が勢揃いする「はんだ山車まつり」は50万人もの観客が訪れます。





【19】半田赤レンガ建物 (旧カブトビール工場/国登録有形文化財・近代化産業遺産)

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED

明治31年にカブトビール工場として誕生。明治時代に建てられたレンガ建造物としては日本で五本の指に入る規模を誇る。安定した温度や湿度を必要とするビール工場として現在ではほとんど例をみないめずらしい構造が特徴。
設計者は、明治建築界の三巨匠の一人、妻木頼黄。他にも横浜赤レンガ倉庫や日本橋も彼の設計によるものである。



【20】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED

館内は空調が行き届き、今時の真夏の外とは比べ物にならないほど非常に過ごしやすい。
また、当時の趣を感じながら想いに耽ることが出来る空間。



【21】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED



【22】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【23】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED



【24】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED



【25】

Nikon D750 & AI AF Zoom-NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED

一流ブランドを目指した地方都市のビールメーカーは、世界を夢見て巨大ビールメーカーに挑み、試行錯誤を重ね、ありったけの心意気を注ぎ込んだ激動の時代に打たれた偉大な事業家の夢。
今ここにロマンとなり息づく。

日本のビール黎明期、大手4大ビールメーカー(サッポロ、アサヒ、キリン、エビス)へ果敢に挑戦した半田赤レンガ建物。国の登録有形文化財にも登録されたその重厚な佇まいは、半田の先人たちの志と豊富な財力・技術力を物語る。



「ep.28 蔵と赤レンガの町~半田市散策編~」は以上となります。
如何でしたでしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました*^^*



NEXT   
ep.29 きっと恋する六古窯~常滑市散歩編~








Posted at 2017/07/21 21:11:08 | コメント(8) | トラックバック(0) | 愛知 | 旅行/地域
2017年07月09日 イイね!

ep.27 東京Patrol【富岡製糸場&スカイツリー編】

ep.27 東京Patrol【富岡製糸場&スカイツリー編】ひと月ほど前に東京Patrol【日本橋~羽田空港編】を投稿いたしましたが、本日はその続編として世界遺産「富岡製糸場」「スカイツリーから眺めた大都会の星屑」を東京編のファイナルとして準備いたしました。
いつもながら甘ピンあり窓への映り込みありの大量の拙写真ではございますが、最後まで私どもと一緒に眺めていただけましたら嬉しいです。



本編の前に一言だけ。
先頃、九州北部にもたらした記録的な豪雨…
その被害を伝える為に中継するニュース番組の中、みるみる増水する河川に恐怖を覚え大切な家族を無事に非難させたものの、後に残った悲惨な家屋を前にした男性が涙を必死にこらえながら語る姿が…胸が締め付けられ、言葉がありませんでした…。
この豪雨災害では死者も発生しており、未だに多くの方が行方不明になられていることも同時に知りました。
どうか、一刻も早く心配するご家族のもとへ“無事に”戻ってきていただきたいです。
…何も諦めてはいないご家族様の為にも、そう切に願わずにはいられません。
被災者ではない私が偉そうなことを言う立場ではありませんが、それでもあの日以来“数十年に一度の…”という危機や破壊を意としたフレーズを耳にする回数が増えたと感じているのは私だけではないと思います。
今回の豪雨災害も決して対岸の話ではない…
あの3.11から胸に深く刻まれたものが再び疼かずにはいられませんでしたので、一言述べさせていただきました。



***“世界遺産”富岡製糸場***

【1】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

2015年のHNK大河ドラマ「花燃ゆ」(主演:井上真央・大沢たかお)の後半の舞台である群馬県、ここで大きく物語に関わることになる『富岡製糸場』。
富岡製糸場は日本初の本格的な器械製糸工場であり、現在も1872年(明治5年)の開業当時の繰糸所、繭倉庫などが現存している。



【2】東置繭所

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

日本の近代化だけでなく、絹産業の技術革新・交流などにも大きく貢献した工場であり、敷地を含む全体が国の史跡に初期の建造物群が国宝および重要文化財に指定。
そして、2014年6月21日の第38回世界遺産委員会(ドーハ)で「富岡製糸場と絹産業遺産群」が正式登録された。



【3】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

第二次世界大戦時のアメリカ軍空襲の被害を受けずに済んだ上、操業停止後も片倉工業が保存に尽力したことなどもあって、繰糸所を始めとする開業当初の木骨レンガ造の建造物群が良好な状態で現代まで残っている。



【4】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

日本は江戸時代末期に開国した際、生糸が主要な輸出品となっていたが、粗製濫造の横行によって国際的評価を落としていた。その為、官営の器械製糸工場建設が計画されるようになる。
富岡製糸場は1872年にフランスの技術を導入して設立された官営模範工場であり、器械製糸工場としては、当時世界最大級の規模を持っていた。
そこに導入された日本の気候にも配慮した器械は後続の製糸工場にも取り入れられ、働いていた工女たちは各地で技術を伝えることに貢献した。



【5】富岡製糸場で使用されていたフランス式繰糸機

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

工女たちの労働環境は充実していた。当時としては先進的な七曜制の導入と日曜休み、年末年始と夏期の10日ずつの休暇、1日8時間程度の労働で、食費・寮費・医療費などは製糸場持ち、制服も貸与された。



【6】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

しかし、官営としてさまざまな規律が存在していたことや、作業場内の騒音など若い工女たちにとってはストレスとなる要因も少なくなかった。その為、満期(1年から3年)を迎えずに退職する者も多く、その入れ替わりの頻繁さから不熟練工を多く抱え、赤字経営を生む一因となった。
また、様々な身分の若い女性が同じ場所で生活していたことから、上流出身の女性の身なりに合わせたがる工女も少なくなく、出入りしていた呉服商・小間物商から月賦払いで服飾品を購入して借金を重ねる事例もしばしば見られた。



【7】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【8】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【9】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【10】繰糸所(国宝)

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【11】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【12】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【13】繰糸所内部 自動繰糸機

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【14】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【15】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【16】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【17】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

今日の終わりに、群馬県庁舎ビル展望室から眺めた前橋市街と赤城山山麓。



【18】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

疲れたふたりが座る群馬県庁舎ビル展望室は地上153mの33階建ての高層ビルであり、県庁舎として日本一の高さを誇る。スカイツリーの横のイーストタワーや霞が関ビルとほぼ同じ高さ。





***TOKYOスカイツリー***

【19】ホタルナ号

Nikon D7000&AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR

漫画・アニメ界の巨匠・松本零士氏がデザイン。
「ホタルナ」は、宇宙船をイメージしたシルバー・メタリックの流線形ボディにガルウィングの扉、船体屋上には遊歩甲板を設置し船外で景観が楽しめる。
ホタルナとは、“月が輝く夜に神秘な輝きを放つ蛍が隅田川を舞う”ホタルとルナ(月の女神/LUNA <ラテン語> )「ホタル月」という、新たなる旅立ちとして松本零士氏の思いが込められた船名。



【20】浅草寺 風雷神門

Nikon D7000&AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR

「雷門」と書かれた赤い大提灯。
浅草のシンボル・雷門の前は、記念写真におさまる国内外の人びとでいつも賑わっている。
雷門は浅草寺の総門であり、正式名称は「風雷神門」という。その創建年代は詳らかではないが、平公雅が天慶5年(942)に堂塔伽藍を一新した際、総門を駒形に建立したと伝わる。



【21】浅草寺境内 仲見世

Nikon D7000&AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR

仲見世は浅草寺の表参道。
雷門から宝蔵門まで長さ約250mにわたって、参道の両側に朱塗りの店舗が並ぶ。日本で最も古い商店街のひとつであり、いつも活気に溢れている。
仲見世という名は、浅草広小路(現在の雷門通り)あたりに並ぶ店と浅草寺観音堂前に並ぶ店との中間、つまり「中店」ということからこの名で呼ばれるようになったともいう。



【22】浅草寺 宝蔵門

Nikon D7000&AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR

雷門をくぐり、人通り賑やかな仲見世を歩いてゆくと、前方に堂々たる朱塗りの楼門が参拝者を迎える。浅草寺山門の宝蔵門である。門は初層が五間で、両端の二間には仁王像を奉安し、中央の三間が通行のために開口している。この門はもともと仁王門と呼ばれていた。



【23】

Nikon D7000&AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR



【24】

Nikon D7000&AF-S VR Zoom-NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G IF-ED



【25】心意気の「粋」

Nikon D7000&AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR

心意気を示す「粋」の姿では、隅田川の水をモチーフとした淡いブルーの光でタワーを貫く心柱を照らし出す。大地から力強く立ち上がり、隠さないで中を見せるイメージからは、気風の良さや潔さを感じることが出来る。



【26】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【27】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

2012年(平成24年)5月に電波塔・観光施設として開業した世界一高いタワーであり、高さ634m。



【28】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【29】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【30】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【31】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【32】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【33】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【34】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【35】美意識の「雅」

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR

美意識を示す「雅」の姿では、鉄骨の細かな構造体を衣に見立て、優雅で気品あるイメージを表現。
テーマカラーである江戸紫と、金箔のようなきらめきのある光が多彩な動きのある光の演出を行う。



【36】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【37】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【38】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【39】ゲートブリッジ方面

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【40】隅田川、墨田区役所、アサヒビールタワー方面

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【41】.隅田川、桜橋、首都高速6号線方面

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【42】羽田空港方面

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【43】TDR方面

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR



【44】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR


如何でしたでしょうか。
世界遺産富岡製糸場では油に塗れた歴史の産物を眺め、東京スカイツリーでは無数に煌く地上の星屑を眺めることが出来ました。
また次回、再び出逢えることを楽しみに、
ep.24 東京Patrol【日本橋~羽田空港編】
ep.23 東京Patrol【駅(TOKYO station)編】
ep.22 東京Patrol【Television station編】
ep.21 東京Patrol【TokyoTower編】
そして
ep.27 東京Patrol【富岡製糸場&スカイツリー編】を加え、今回の東京編を終えたいと思います。
最後までご一緒していただき、ありがとうございました*^^*


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ep.28 テーマ未定





Posted at 2017/07/09 19:49:14 | コメント(9) | トラックバック(0) | 群馬・東京 | 旅行/地域

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2017年10月、愛車がBMW118i M sportに変わりました。 愛車は変わりましたが、車中泊を行いながら全国を巡るスタイルはそのまま変わらず、ファイン...
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