
大阪から、一般道で紀伊半島横断。
やってしまいました。
痛恨のコース選択ミスを。
通常なら、清滝街道か生駒越えを使うのだが、
地図で見ると、1本の国道が。
近そうだし。
ところがどっこい!!
国道308号、通称、暗越奈良街道は凄い道だと言う事をすっかり忘れていた。
大阪市街は広い2車線であるが、石切の南側から、奈良の南生駒へ抜けるまで車1台が通れれば良い様な道。
しかもその殆どがコンクリートの丸模様の道。
画像は暗峠(くらがりとうげ)と呼ばれる部分。
この部分だけ、昔を語る約100メートルほどの石畳なのである。
日本の道100選にも選ばれている部分である。
あれは、忘れもしない3年前の6月1日の夜。
奈良側から、この道を旧エンジンで何度もトライして登れなかった道である。
それがこの峠まで登れたのがその日なのである。
今回は朝の大阪側から。
前回は1、2速多用して登った処である。
道の入り口にはいってから、痛恨の選択ミスに気が付いた。
この道上でUターンは不可能な事を。
ええい!!ままよ!!
SCエンジンの実力とやらを見せてもらおうではないか!!
どんだけ勾配がキツイかと言うと、
普通の坂が平均13%とすると、
平均勾配率20%、瞬間最大勾配率37%である!
上り、マニュアル2速ホールド、トルクピーク維持状態。
背もたれにもたれると、ヒックリ返りそう。
坂道でサイドブレーキだけでは停車できません。
下りは下手なブレーキではそのまま前転しそうな程前のめり。
路面凍結したら、即アウト!!
荒い路面にコンクリートの継ぎ目があるから、継ぎ目の度にスリップ。
やっぱり、やりました。
『暗峠!!両方向制覇したど~~!!』
これぞ、正しく峠で叫んだ万歳!!
コースミスで燃費はガタ落ち。
一応無事クリアしましたが。
この道は、いつか来た道。
国道と言うより、歴史を残す酷道である。
Posted at 2007/11/10 19:49:43 | |
トラックバック(0) |
サンバーにまつわるエトセトラ | クルマ