
未舗装路を走行すると、電球が頻繁に切れてしまうので、オートバイのストップランプはLED化してあります。
最近、断線しているわけでもないのに、点灯したりしなかったり不安定な様子。
原因は、ブレーキレバーにあるマイクロスイッチでした。
分解してみると接点に輝きがなく、くすんだ皮膜のようなものが薄く付いているようでした。
クリーニングして組み直すと、不具合解消。(^^)b
話は聞いていましたが、これはLED化したことで発生したトラブルかも知れません。
ノーマルの白熱球であれば、点灯時の電流は1.5~2Aですが、今は0.2A弱しか流れません。
ある程度大きな電流が通過することで、スイッチの接点に発生した酸化膜がクリーニングされるそうですが、電流が極端に少なくなってクリーニングできないことがあるようです。
うちのオートバイは、LED化してから12年で症状として現れた…と言うことでしょう。
球切れとバッテリ上がりの心配は減って喜んでいましたが、思わぬ弊害でした。
自動車の場合は、ストップランプの電流を検出してブレーキ制御している アイのような機種もありますから、何でもかんでもLED化する人は少ないと思いますが、意外な部品にまで影響する可能性は知っていても良いでしょうね。
Posted at 2012/07/15 23:12:24 | |
トラックバック(0) |
自動車 | クルマ