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イイね!
2011年08月19日

( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです 第15話

19 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:32:04.15 ID:xAJR+Ss7O
( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです

第十五話。

『前回までのあらすじ』
最強能力決定戦と称し様々なチート能力者と戦うはめになったブーンは、安価内容をそのまま使える能力【気分次第《アンカーテイク》】を駆使して強敵を倒していく。
渡辺を助けるべくペニサスに挑んだが、救出に失敗。怒りのままに新たな力で圧倒し、全てに終止符を打ったのだった。

今回の敵は!?今回の安価は!?
15話にして未だにメインヒロインが誰か決まっていないというのはいったいどういう事なのか!?

23 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:33:23.89 ID:xAJR+Ss7O
一応、登場人物とその能力

( ^ω^)【気分次第《アンカーテイク》】(vip)
( ・∀・)【世界《ザ・ワールド》】(ジョジョ)
・戦闘終了

(´・ω・`)【弱者のパラダイム】(PSYREN)
ξ゚⊿゚)ξ【拳王ラオウ】(北斗の拳)
lw´‐ _‐ノv【オニヨン】(ピクミン)
川 ゚ -゚)【火水木金土日月を操る程度の能力】(東方)
・図書館にて待機中

('A`)【一方通行《アクセラレータ》】(禁書)
/ ,' 3【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】 (vip)
(#゚;;-゚)【幻視】(SIREN)
・???


  _
( ゚∀゚)【????】(vip)
( ´∀`)【百式観音】(HxH)
・????

31 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:34:39.53 ID:xAJR+Ss7O
※ブーンの能力【気分次第《アンカーテイク》】について
指定アンカーにかかれていた能力をそのまま使える能力
「~能力」と、最後に能力とかかれていなければ再安価。
一人の敵につき一回ずつ出来、その戦闘が終了した時点で能力は消える。

今まで出てきた能力
『手から溢れんばかりのコーラを出す能力』
『座布団を一週間近く回し続けられる能力』
『髪の毛を急速に成長させる能力』
『超反射神経が身に付く能力』
『アンサートーカーを取得しそれを100%使いこなす能力 』
『手の平からピクミンを無限に出現させる能力』
『指定した範囲の空間の疎密を固定する能力』
『ワリバシを上手に割れる能力』
『尻から毎秒50トンの土石流をほとばしらせる能力』
『目視したものを任意で捻る能力』
『口からもの凄い勢いで腐った牛乳を出す能力』『どんな状況下においてもフワッフワのパンケーキを作ることができる能力』
『体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力』
『すべての攻撃の対象をドクオに変える能力』
『自分の爪を折ると相手の歯が折れる能力』
『脈絡なく死を与える能力』
『FFに出てきた全ての黒魔法が使える能力』『明日の正座占いが一位になる能力』『スタンド”ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム”を自分に発現さ せ、120%使いこなす能力(オリジナルも超える)』『未元物質 の能力』『理想を現実に変える力を100%使える能力』

36 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:36:42.20 ID:xAJR+Ss7O
―――――思い返せばこの時から僕は変わった気がする。

倫理観でもぶっ壊されたのか、死の重さなんかあまり考えなくなった。

僕の中で倒すのと殺すのにあまり大差はなくなった。

いや、こんな世界で何が狂ってる、みたいな話をするのも笑えるんだが。

後は………まぁ、よく覚えてない。



ただ

また、救えないというのなら

汚れてもいい、誰よりも強くなりたい。

そう、心の底から思った。

それだけは今も覚えている。

41 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:37:54.73 ID:xAJR+Ss7O
――――――公園の外れ

('A`)「………で」

('A`)「誰だよお前」

ミ,,゚Д゚彡「…」

('A`)「お前、なんなんだ?」

ドクオは、渡辺という女と戦っていた。
しかし、この男に邪魔されてまんまと逃してしまったわけだ。
否、並の敵ならばそんな事にはならなかった。
実際に、先の戦闘では因果律に関与する【大嘘憑き《オールフィクション》】をも反射して見せた

見せた、のに。

ミ,,゚Д゚彡「んー」

なのに、この男は何かが違う。

46 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:41:52.27 ID:xAJR+Ss7O
現在ドクオは、電波等の無線形式で弟者…【電人HAL】の無限演算を脳に直接獲得している。
それにより、魔術や、今まで法則が見えなかったものの『反射』に成功している。

なのに、こいつの力は

そんなものは度外視だと言わんばかりに……。

ミ,,゚Д゚彡「……あぁ」

ミ,,゚Д゚彡「アンタは違うの…かな?」

('A`)「は?」

ミ,,゚Д゚彡「いや、戦った感じなんだが」

ミ,,゚Д゚彡「俺の兄を知らないか?」

その当人は、いきなり質問をぶつけてくる。

50 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:44:23.33 ID:xAJR+Ss7O
('A`)「お前の…兄?どんなやつだ?」

ミ,,゚Д゚彡「俺と似た顔のやつなんだけど、ちょっと連絡とれなくてな。もしかしたら強いやつに倒されたのかも、と思ってさ」

ミ,,゚Д゚彡「この辺にいるはずだから、あんたが倒したのかと思ったんだけど」

ドクオは、考える。自分は様々な能力者を倒してきたが、目の前の男に似ている人間はあまり覚えがない。

('A`)「……能力は?」

ミ,,゚Д゚彡「【荒々しい空気《ラドンテイク》】って言ってな、…まぁ、有体に言えば精神攻撃をする黒いオーラを纏う能力だ」

('A`)「ふぅん。黒いオーラ…ね…」

('A`)

('A`)「………え?」

あれ、黒い、オーラ?

66 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:50:08.03 ID:xAJR+Ss7O
('A`)「え、それって飛ばしたりは出来るのか?こう、遠距離砲撃のように…」

ミ,,゚Д゚彡「ん?あー…遠距離かは知らんが、飛ばしたりは出来るな。物質通過なんかしたりする、厄介なやつだが。俺の能力の天敵なんだがな…」

('A`)「あぁ!それなら…」

ドクオは大まかに、自分が知る事話す。その能力らしいものに襲われた事、それはこ公園の辺りから来ていた事。

ミ,,゚Д゚彡「おお、そうなのか!やっぱりか!」

('A`)「あぁ、そうか。じゃあ、早く兄貴を助けに行ってやれよ。俺もこれ以上は面倒だ」

ミ,,゚Д゚彡「…」

「助けに行くんじゃねえ、殺しに行くんだよ」

それだけ言い捨て、二人は別れた。


76 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 21:54:44.50 ID:xAJR+Ss7O
ミ,,゚Д゚彡

(,,-Д-)

ひしゃげたジャングルジム。
その下に、それに叩きつけられたであろう人物が倒れている。

ギコ。生きているようには見えないが、死んでいるというわけでもなさそうだ。

ミ,,゚Д゚彡「…おい」

ミ,,゚Д゚彡「『起きろ、兄貴』」

(,,゚Д゚)「!!」

がくん、と電池が入ったかのようにギコが体を起こす。

(,,;゚Д゚)「あ…?」

ミ,,゚Д゚彡「お久しぶり、兄貴。誰かに負けたみてぇだな?」

(,,゚Д゚)「…あぁ、そうか。俺は……」

ミ,,゚Д゚彡「だっせ」

(,,゚Д゚)「うっせ。それより、お前が来たって事は…」


(,,゚Д゚)「俺と殺り合う覚悟が、やっと出来たのか?」

88 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:00:01.31 ID:xAJR+Ss7O
ミ,,゚Д゚彡「あ、それなんだが…」

ミ,,゚Д゚彡「ここまで来てなんだが、また回復タイム挟んでからにしね?」

(,,゚Д゚)「は??」

ミ,,゚Д゚彡「さっき気付いた。実はここに来る前に戦ったんだが、精神安定剤が切れちゃったみたいだ。だから回復タイムでまた仕入れないと」

(,,゚Д゚)「切れたって、お前…」

ミ,,゚Д゚彡「まぁいいじゃんいつだってさ。いつかは必ずやりあわなきゃいけないのは、確かだ」

(,,゚Д゚)「………」

ミ,,゚Д゚彡「【選択者《アレンジ》】になるためには」

そう。
二人は覚醒の条件など知らない。だが、これだけは直感のように感じている。

――――――「この兄弟喧嘩に勝った時こそ、自分は覚醒する」、と。

111 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:06:08.31 ID:xAJR+Ss7O
ミ,,゚Д゚彡「んじゃ、またな。安否が確認出来ただけでも、良しとするわ」

踵を返し、帰路に歩を進める弟。

(,,゚Д゚)「………」

(,,゚Д゚)「まて、フサ。フサギコよ」

ぴた。と、弟…フサギコの足が止まる。

ミ,,゚Д゚彡「あ?」

(,,゚Д゚)「兄として、今度会ったなら。この【荒々しい空気《ラドンテイク》】。惜しみなく使ってお前を倒す」

ミ,,゚Д゚彡「………」

それに対し、フサギコはにやりと笑い

ミ,,゚Д゚彡「上等だ、兄貴。俺の力…【黄金錬成《アルス=マグナ》】も…本気で使わせてもらうぜ」

(,,゚Д゚)「あぁ」

兄弟は、そこで分かれて歩んでいった。

136 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:10:06.55 ID:xAJR+Ss7O
ミ,,゚Д゚彡「………あ」

しまった。
よく考えたら、ミセリを放っていってしまった。
あいつにも兄貴を探すように言ってたんだが…

……まぁ、いいか。そのうち帰ってくるだろう

あいつは…どこを探すように言ったっけ。

ミ,,゚Д゚彡「えーっと…」


………あ、そうか。

ミ,,゚Д゚彡「図書館の辺り、だったかな」


まぁ、あいつなら心配はないか。
早くアジトに帰って、寝ようかな?

148 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:15:57.52 ID:xAJR+Ss7O
一人の少女が、玄関前で心配そうに仁王立ちしていた。
少女が心配そうに仁王立ち、というのもアレなのだが不問にしておくのが身の為である。

ξ;゚⊿゚)ξ「…ブーン…遅い…」

それを図書館内から心配そうに眺めているのは、一人の女の子と、少年と少女、計3人。

(´・ω・`)「……ツンさん、ずっとあんな感じですね」

川 ゚ -゚)「仕方ないさ。仲間思いな性格だからな、あいつは」

(´・ω・`)「………」

(´・ω・`)「…あの…クーさん…」

川 ゚ -゚)「なんだ?」

(´・ω・`)「なんで抱きついて離してくれないんですか?」

川 ゚ -゚)「ああ、密着してる方が回復が早いからだ」

三角座りをするショボンを、後ろから抱きしめる形で、と言うか抱きしめているクー
その手には、光る魔の書。
現在、ショボンは回復という名目でクーに拘束されている。


157 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:19:24.77 ID:xAJR+Ss7O
(´・ω・`)「それにしたって引っ付きすぎです。尋常じゃねえ乳があたってます。思春期には危ない、尋常じゃねえ乳が」

川 ゚ -゚)「当ててんのよ」

(´・ω・`)「絶対言うと思った」

lw´‐ _‐ノv「なるほど。ショボンは乳がでかけりゃ誰でもいいわけだ」

(;´・ω・`)「あ、ちょ、違うよ!僕が好きなのは、シューだけだよ!胸とか関係ないよ!」

lw´‐ _‐ノv「……濡れた。抱けよ」

(*´・ω・`)「えっ………」

lw´‐ _‐ノv「………」

lw´#‐ _‐ノv「クソッ!クソッ!!ブーンなら…!ブーンなら対応してくれるのに…!なんだよ!なんなんだよこいつ…!」

(;´・ω・`)「え…え?えぇ!?」

ガッ!ガッ!と、シューは「こどものえほん」コーナーの本棚を紫ピクミンで殴打するが、よい子の皆様方は絶対にマネしないで欲しい。

171 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:24:06.09 ID:xAJR+Ss7O
(;´・ω・`)「ちょ!シュー!壊すなシュー!」

lw´#‐ _‐ノv「………!!」

ガッ!ガッ!という音が16ビートくらいの心地よいリズムで響く。

(;´・ω・`)「素無視?」

川 ゚ -゚)「思春期って大変だな」

(;´・ω・`)「あんたはいい加減離せ!!」

川*゚ -゚)「やーのっ!」

(;´・ω・`)「悪質な嫌がらせ!?」


わいわいと騒がしい、図書館内。



ξ;゚⊿゚)ξ「……あの野郎ども…」

呆れるのは、外で未だ仁王立ちのツンだ。

そこに、一人の敵が接近しているとも知らずに。

187 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:29:36.59 ID:xAJR+Ss7O
ξ;゚⊿゚)ξ「あいつらはホントにもう……」

ツンは気づかない。街路樹の頂点。
そこから、ツンを覗く影がある事を。

(   )「…」

ツンは気づかない。街路樹の頂点。
その影が、こちらに向けて飛んでこようとしているのを。

「さて、行くか………にゃ!!」

ツンは気づかない。街路樹の頂点。
その影が、今まさにこちらに飛んできたのを。

ミセ*゚ー゚)リ「その命―――もらったにゃああああ」

ξ;゚⊿゚)ξ

ミセ*;゚ー゚)リ「ああああ………あああああ!!?あああああ゛あ゛あ゛!!!」


ツンは気付いた。その敵が、着地失敗したのを。

206 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:34:16.06 ID:xAJR+Ss7O
ミセ;*゚ー゚)リ「………」

ξ;゚⊿゚)ξ「………」

ミセ;*゚ー゚)リ「ど、どーもにゃ」

ξ;゚⊿゚)ξ「…どうも」

よく見れば、その敵たる少女には猫耳が着いている。
髪は、見とれてしまうように綺麗な銀髪だ。
そう言えば、ブーンが進めてきた小説にこんなキャラがいたような…

ξ゚⊿゚)ξ「なんだっけ」

(;´・ω・`)「な、何があったんですか?」

川 ゚ -゚)「なんだなんだ?」

lw´‐ _‐ノv「空から落ちてくる系ヒロインでも出た?」

ミセ;*゚ー゚)リ

lw´‐ _‐ノv

lw´‐ _‐ノv「うっわマジで女子だったどうしよう」

シューだけは相変わらずだった。

229 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:40:43.96 ID:xAJR+Ss7O
ミセ*゚ー゚)リ「すまないにゃ。私はミセリって者にゃんだが…人を探しているんだにゃ…」

変な話し方をする。いちいちにゃんにゃんうるさい娘だった。
しかし、あまり敵意は見られない。ショボンが何も反応していないのを見ると、そうなんだろう。

ξ゚⊿゚)ξ「はぁ、人をね」

(´・ω・`)「どんな人ですか?」

ミセ;*゚ー゚)リ「私のにゃかまのボスの、兄貴にゃんだが…名を、ギコと言うにゃ…知らにゃいかにゃ?」

川 ゚ -゚)「にゃんにゃんうっせぇなお前」

クーだけはキャラ位置がぶれはじめていたが、皆スルーだった。

しかし、ショボンは

(;´・ω・`)「………え?」

その発言に、反応した。

川;゚ -゚)「あ、違うよショボン!君にはそんなキツイ事言わないからね?私そんなんじゃないからね?」

(;´・ω・`)「いやあんたじゃなくて」

(´・ω・`)「……ギコって…」

237 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:45:04.64 ID:xAJR+Ss7O
ミセ*゚ー゚)リ「にゃに?知ってるのかにゃ?」

(´・ω・`)「ギコ、って人は…」

(´・ω・`)「僕がブーンと初めてあった時に、倒した人…です…」

ミセ*゚ー゚)リ「……」

(´・ω・`)「………」

ミセ;*゚ー゚)リ「にゃんですと!!?」

露骨に驚くミセリ。
こんな反応は21世紀時分ではまずお目にかかれないだろう。
ありがたやありがたや、と思ったのはもちろんシューである。

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ…どうするかにゃー……」

(´・ω・`)「ギコさんなら、公園で倒れてると思いますよ」

247 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:49:30.91 ID:xAJR+Ss7O
ミセ*゚ー゚)リ「いや、そうじゃにゃくて」

(´・ω・`)「?」

ミセ*゚ー゚)リ「お前を倒すのか、殺すのか。どっちか決めたいんだにゃ」

(´・ω・`)「え」

言うが速い。

ミセ*゚ー゚)リ「にゃん♪」

ミセリが一瞬、消えたかと思われる速度で移動。

ξ;゚⊿゚)ξ

lw´;‐ _‐ノv

川;゚ -゚)

移動先はもちろん、

(;´ ω `)「うっぐぅ……!!」

ミセ*゚ー゚)リ「あは」

ショボン。
そのスピードのままに、腹に一撃を入れられ、さらに数メートル先まで離れた。

264 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 22:54:52.77 ID:xAJR+Ss7O
一瞬遅れて、3人が後ろを振り返る。

ミセ*゚ー゚)リ「おっせぇにゃん」

(;´ ω `)「ぐあ…あ…あぁ…」

そこには、ミセリに抱えられたまま呻くショボン。
ただのうめき声ではない。それはまさに、まるで
『何かを吸いとられているかのような』……

ξ;゚⊿゚)ξ「ショボン!!」

lw´;‐ _‐ノv「しょっ………」

川#゚ -゚)「くる゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!にゃん太郎ォォォォォ!!!!」

lw´;‐ _‐ノv「わっ」

ミセ;*゚ー゚)リ「にゃん?」

川#゚ -゚)「『火符:アグニシャイン』!!!」

激しい怒号もそのまま、クーから無数の火の弾幕が張り詰められる。
ミセリを、襲わんとするべく。

290 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:00:57.72 ID:xAJR+Ss7O
ミセ*゚ー゚)リ「やっべ!!」

ショボンを離し、瞬時に後退。
いや、後退と呼べるようなバックステップではなかった。
そのバックステップで、街路樹の頂点まで飛び移る。

その姿に合わせたかのように、シューがショボンを抱えて移動。

lw´;‐ _‐ノv「ショボン、大丈夫?」

(;´ ω `)「う…あ……」

昏倒とは行かないまでも、意識がはっきりしていない。
体力とか、そういう類のものではなく
どうやら、『精力』と呼べるようなものが吸いとられたらしい。

やはりあれは…


ξ゚⊿゚)ξ「【障り猫】?だっけ?」

ミセ*゚ー゚)リ「……にゃ。よくご存知にゃ」

319 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:07:29.20 ID:xAJR+Ss7O
【障り猫】。
化物語に出る、怪異。
本人のストレスの権化とも言える、ストレスが閾値に達した時に、それを解消すべく暴れまわるというもの。
特性としては、他人の精力を吸収する『エナジードレイン』が、手から常時発動中。

ただ、怪異としてはそんなに大した位のものではない。
しかしその力は、本人に依存するところが大きい。

じゃあ、この女

ミセ*゚ー゚)リ「ごろにゃーん」

ミセリは、いったい…。

川#゚ -゚)「てめぇ、生きて帰れると思うなコラ」

怒りすぎて地の文のペースを崩すのは、クーだった。

この女もこの女で、いったい…。

329 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:11:17.96 ID:xAJR+Ss7O
ξ゚⊿゚)ξ「……」

だからと言って、倒せない相手でもない。
ツンはそう思いながら相手を見据える。

ミセ*゚ー゚)リ「あたしに勝てると思わないで欲しいにゃん」

発言が既にかませ犬…否、かませ猫だが気にしないでおこう。

lw´‐ _‐ノv「…一つだけ、頼みがある」

そこでようやく、シューが動いた。

ミセ*゚ー゚)リ「?」

lw´‐ _‐ノv「あれやってよあれ」

ミセ*゚ー゚)リ「にゃ?」

lw´‐ _‐ノv「『斜め七十七度の並びで泣く泣く嘶くナナハン七台難なく並べて長眺め』って言ってみてよ!!」

ミセ*゚ー゚)リ「にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんにゃくにゃらべてにゃがにゃがめ」

lw´*‐ _‐ノv「かぁぁぁぁぁぁわぁぁぁぁいいいいいいいいいいい!!!!!」


シューはツンに殴られた。

348 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:17:00.86 ID:xAJR+Ss7O
ξ゚⊿゚)ξ「あんま調子のるな」

lw´‐ _‐ノv「申し訳ねッスー」

川 ゚ -゚)「『土符:レイジィトリリトン』!!!」

またもや弾幕を張る、クー。

しかし

ミセ*゚ー゚)リ「にゃ」

ミセリには、当たらない。
先ほどまでとは段違いのスピードで、それこそ極小の針に糸を通すような性格さで回避する。

川;゚ -゚)「くっそあの【ピー】野郎…捕まえさえすれば【自主規制】して【放送出来ません】のに…」

ξ゚⊿゚)ξ「クー、落ち着きなさい」

川 ゚ -゚)「ん?」

そこに出やるのこそ、我らが御大将、ツンだ。

359 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:21:39.91 ID:xAJR+Ss7O
ξ゚⊿゚)ξ「今のままでいい。落ち着いて、なるたけ広範囲に弾幕を張って」

川 ゚ -゚)「いや、でも」

ξ゚⊿゚)ξ「いいから。私を信じなさい」

川 ゚ -゚)「…!!」

わかった、と一言。
クーはさらなる弾幕を飛ばす。

しかし、ミセリはそれをなんなく避け続ける。

ミセ*゚ー゚)リ「ちょ、動きづれーにゃ!」

そう言うはものの、鼻歌でも交えそうなスピードで楽々と回避する。

しかし、それでいい。

球が多く回るという事は、それだけ逃げ場がなくなると言う事。

367 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:25:53.18 ID:xAJR+Ss7O
ミセ*゚ー゚)リ「にゃん!」

例えば、こんな

ξ゚⊿゚)ξ「………」

ξ゚⊿゚)ξ「北斗神拳、奥義……」

大きな大きな一撃を放てば

ξ#゚⊿゚)ξ「北斗――――――剛掌波ァァァ!!!」

もはや、避ける場所は、ある?

ミセ*゚ー゚)リ「にゃ――――――!!」

放たれた、闘気。
しかし周りには、クーの弾幕。
避けられる、はずもなく。

ミセ;*゚ー゚)リ(やば――――――!!)

ミセリに、直撃した。

379 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:31:21.46 ID:xAJR+Ss7O
ゴウ!!という風が辺りを吹き飛ばしていく。
街路樹がもぎ取られ、ベンチは飛んでいく。

ツンは今の奥義に、それほどの力を込めていたのだ。

ξ゚⊿゚)ξ「………ふう」

川 ゚ -゚)「やったな!!」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょ、露骨に生存フラグやめて」

lw´‐ _‐ノv「まぁでも、今ので致命傷でしょ」


砂ぼこりだけが舞う。

荒々しい技故に、生存確認が面倒な事この上ないが

まぁシューの言う通り、まず無事ではない



はず、なのに。

ミセ*゚ー゚)リ「……」

ミセ*゚ー゚)リ「にゃはははははははははははははははは!!!!」

傷一つ負わずに、笑っている。

394 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:35:45.14 ID:xAJR+Ss7O
ξ;゚⊿゚)ξ「!?」

川;゚ -゚)「なっ…!」

lw´;‐ _‐ノv「なん、で……?」

ミセ*゚ー゚)リ「そこの巻き毛ちゃん」

ミセ*゚ー゚)リ「あんた馬鹿だにゃん?」

ξ;゚⊿゚)ξ「!?」

ミセ*゚ー゚)リ「今の技、それあんたの闘気にゃ?」

ミセ*゚ー゚)リ「つまりそれは、元を辿ればただの精力」

ミセ* ー )リ「私にエネルギーを与えてくれた――――――」

ミセリが、消える。

ξ;゚⊿゚)ξ「!」

川;゚ -゚)「え」

ミセ*゚ー゚)リ「――――ようなもんにゃ」

クーの、眼前へ。

408 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:43:21.40 ID:xAJR+Ss7O
川 ; - )「あ………」

ミセ*゚ー゚)リ「捕まえたにゃ」

ξ;゚⊿゚)ξ「クー!!」

lw´;‐ _‐ノv「クーさん!!」

クーの頭を掴み、エナジードレイン。
それだけで、クーの体から力が抜けてゆく。

ミセ*゚ー゚)リ「にゃん」

ξ;゚⊿゚)ξ「こッ――――のォ!!」

遅れてツンが手を出すが、ミセリはお構い無しに消える。

ミセ*゚ー゚)リ「ぱわーあっーぷ♪ほんと馬鹿だにゃ」

ξ;゚⊿゚)ξ

いや、まさかだった。とツンは思いをめぐらせる。
まず、『怪異だから』という見方をするのが間違いだったのかもしれない。

413 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:44:57.52 ID:xAJR+Ss7O
この、最強能力決定戦。それが始まってから能力をぽんと与えられたミセリ。
そんな能力に、ストレスなど、関係があるだろうか?

もし、ストレスなど関係がなかったのなら
吸収されたエナジーは、どこへ行く?


――――――直接、ミセリの力になる………?

ミセ*゚ー゚)リ「んじゃ、行かせてもらうにゃ!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「!」

ミセリは駆ける。
先ほどより、早く。

425 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:48:57.47 ID:xAJR+Ss7O

しかし

ミセ;*゚ー゚)リ「にゃあ゛っ!?」

ミセリは、横へ大きく殴り飛ばされる。

ミセ;*゚ー゚)リ(は――――!!?殴り飛ばされ、って――――?)

殴り飛ばされ?

殴る?

今の速さの自分を?

誰が。

( ・∀・)「そして時は動き出す、ってねェ!!」

誰だよ、こいつ。

454 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:52:39.37 ID:xAJR+Ss7O

( ・∀・)「いいね、いいね!!ばぁーーーん!!って効果音が欲しいねぇ!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「…え……」

lw´‐ _‐ノv「…だれ……?」

ミセ;*゚ー゚)リ「にゃ……」

にゃんだお前。

そう言おうとしたミセリ。

だが、もう一人男がいる事に気付く。

( ^ω^)「うっお…ネコミミまじ萌える…いや、とれる………」

何かを感じさせる、男が。

478 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/12(金) 23:56:48.00 ID:xAJR+Ss7O
( ・∀・)「名乗らせてもらおう!!俺はモララー!!世界《ザ・ワールド》を持つ、大胆不敵で獅子奮迅!疾風迅雷の」

( ^ω^)「ちょ、うるさいモララー」

( ・∀・)「ごめんなさいブーン君」

lw´;‐ _‐ノv

ブーンが、子分をつれている。
まじかよ。

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、ぶ、ブーン……」

( ^ω^)「ツン」

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、え、なに?」

( ^ω^)「ショボンとクーは…あいつにやられたのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「あ、あぁ……うん……」

ツンは少しだけ違和感を感じた。
ブーンが、何か変わったような。

511 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:01:31.04 ID:GyZ7NbVlO
( ^ω^)「お前に、ケガはないかお?」

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、な、ないけど…」

( ^ω^)「シューは?」

lw´‐ _‐ノv「うん、ない」

( ^ω^)「……そうかお」

( ・∀・)「おれもないよ」

( ^ω^)「きいてないよ」

(´・∀・)

ミセ;*゚ー゚)リ「にゃんだ、お前…」

( ^ω^)「……なぁ、猫…」


(  ω )「二人の分、落とし前つけさしてもらうお」

ミセ;*゚ー゚)リ「え――――――」

ブーンの言葉に、空気が、凍てつく。

552 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:05:01.33 ID:xAJR+Ss7O

lw´;‐ _‐ノv

いつものブーン。

いつもの調子。

いつもの声。

(  ω )「【気分次第《アンカーテイク》】」

なのに、いつもあった何かが感じられない。

シューは、そう思った。

585 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:07:53.34 ID:GyZ7NbVlO
( ^ω^)「さてま、みなさん。毎度おなじみ安価の時間だお」

( ^ω^)「猫耳!猫耳!はあああああああん!!クンカクンカしたいおおおおおおおおおお!!!」

( ^ω^)「さて」

(  ω )「あなたのとっておきの、ちゅーにもーそーを。指定アンカーは………」


――――――>>610

 

610 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 00:08:06.96 ID:1ZjdUr4k0
同じ物を4つ以上揃えると消せる能力
 

704 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:10:28.97 ID:GyZ7NbVlO
『能力が決定しました。』

>>610 同じ物を4つ以上揃えると消せる能力

( ^ω^)「さて」

( ^ω^)「どうしようか」

752 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:14:15.02 ID:GyZ7NbVlO
( ^ω^)「なぁ!シュー!!」

lw´‐ _‐ノv「なに?」

( ^ω^)「ピクミンをまいてくれ!!」

lw´‐ _‐ノv「え?わかった!」

シューはかばんから、ありったけのピクミンを放出。

赤、青、黄、紫、白。

入り乱れるそれは、美しくもある。

が。

ミセ*゚ー゚)リ「こんなもんが…にゃんんだよ!」

簡単に避けられる。

もちろん、それが目的ではない。

( ^ω^)「…ふひひ…」

ブーンの手には、一匹の赤ピクミン。

781 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:18:44.37 ID:GyZ7NbVlO
( ^ω^)「どぉらっ!!」

ミセ*゚ー゚)リ「うわっ……!?」

消えていく、ピクミン。

まず赤が。

赤が消えれば、それに連なり移動した青が。紫が。また青が。

そのように連鎖を繰り返し、消滅していく。

それはまるで、消滅の弾幕――――

ミセ;*゚ー゚)リ「セコいにゃあああああ!!」

まだ消えていないピクミンを振り払い、安全地帯を制作。
ミセリはそこから、ブーンに向かい跳躍する。

( ^ω^)「!!」

833 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:25:01.41 ID:GyZ7NbVlO
ミセ*゚ー゚)リ「ふざけた能力………」

ミセ#*゚ー゚)リ「使いやがって――――!!」

( ^ω^)

ブーンに、手を伸ばし、エナジードレイン

しようとするが

ミセ;*゚ー゚)リ「!!?」

急ブレーキ。方向転換。回避。

それは野生の生存本能と言おうか、人間の知機と言おうか。
どちらにしろ、最悪の自体を避けてのけた。

( ^ω^)「あ、気付いた?」

ミセ*゚ー゚)リ「…いま……」

( ^ω^)「そうだお。僕と君が近づくと、消えちゃうものがあるんだお。どうやらこれが最小単位らしいけど……」

ミセ;*゚ー゚)リ「やっぱ、り……」

( ^ω^)「めんたま、がね」

28 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:34:47.48 ID:GyZ7NbVlO
ミセ*゚ー゚)リ「……」

( ^ω^)「そして」

( ^ω^)「別に僕はそれでもいいんだお」

ミセ;*゚ー゚)リ「………!!」

ブーンがこちらに向かって、走り来る。

はっきり言って、遅い。

今のミセリには、遅すぎる。

しかし、その動きにまったく躊躇いがない。

自分の目玉も消えてしまうというのに、だ。

それがミセリを焦らせる。

ミセ;*゚ー゚)リ「にゃ――――――!!」

近づくのはまずい。

その思いが必要以上にバックステップの距離を広げた。

59 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:41:15.12 ID:GyZ7NbVlO
ミセ;*゚ー゚)リ「………」

あいつは、なんだ?

頭がおかしいんじゃないのか?

(;^ω^)「あぁもうめんどくせぇな、さっさとやられてくれお…」

( ^ω^)「じゃあもういいか」

( ^ω^)「これで」

ミセ;*゚ー゚)リ「え」

( ^ω^)「えい」


――――――



ミセ*゚ー゚)リ「きゃああああああああああああああ!!!!!!?」

93 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:45:41.35 ID:GyZ7NbVlO

ミセリは目の前の光景が信じられなかった。

現実なのだろうか。いや、絶対に違う。違うはずだ。

もし現実じゃないにしても、こんな事を考えるやつがいるのか?

だって、こいつ

( ^ω^)「ぶへっ…いてて…」

自分の

ミセ* ー )リ(じ、じ、じぶんの――――――)








――――――指を、4本、食い、ちぎ、った。

125 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:49:22.07 ID:GyZ7NbVlO
指だって、そんな軟らかいもんじゃない。

骨がある。肉がある。なにより

痛みがある。

それを、躊躇いなく

口に突っ込んで――――――

ミセ;*゚ー゚)リ(口に突っ込んで――――――!!!!)

( ^ω^)「おいおい」

( ^ω^)「油断、すんなお」

ミセ*゚ー゚)リ「!!!!」

言われて、意識が戻る。

目の前には、その、指が。

自分とブーンの間に、直線上に。

ミセ;*゚ー゚)リ「あ………」

( ^ω^)「指。4つ以上………」

――――――揃ったお

161 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:55:09.09 ID:GyZ7NbVlO
ミセ* ー )リ「あぁっ、ああ…ああああああああああああああああああああ!!!!!」

ミセリが、地に伏せる。
伏せるというより、倒れこんだ。

ブーンが区切りに作ったのは『指』。

それはつまり、足の指も入っていたようだ。

右手左手右足左足
親指人差指中指薬指小指

そのすべてが、消え去った。


( ^ω^)「能力が、任意だったのが嬉しいとこだお。僕の残った指を除外出来たんだからな」

ブーンはフツーに立っていた。

なんと異常な光景だろうか。

足の指があるから、ではない。

自分の指を食いちぎっていながら、平然と立っている。

笑顔で、立っている。

それが、異常すぎるのだ。

196 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 00:59:52.30 ID:GyZ7NbVlO
( ^ω^)「なんなら、最初っから揃ってるものも消せたら良かったんだけどね。そしたら、僕の指なんかちぎらなくても良かったのに」

ミセ*;ー;)リ「ひぐっ…えぅ……」

( ^ω^)「つーかびびって避けないとかなにお前。僕こんなに指ちぎる必要なかったじゃん。1本で良かったじゃん」

ミセ*;ー;)リ「うぅ……ううううううううう!!!」

( ^ω^)「ああ、僕が怖いかお?嫌いかお?見たくないかお?」

「安心しろ」

( ^ω^)「今からそっちいって、目を消して」

「僕の姿も、見れなくしてやるお」

254 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 01:07:50.37 ID:GyZ7NbVlO
( ^ω^)「あ、そっか。4つ以上揃えばいいんだからさ、例えば」

( ^ω^)「僕の右上腕筋と、君の全身の筋肉、みたいに連鎖させる事も出来るのかな?」

( ^ω^)「内蔵もいいおね。肺。失ったら、しんどそー」

( ^ω^)「腎臓なんかも苦しみ半端じゃないらしいお」

( ^ω^)「歯が一気になくなる、ってのも…あぁ、目よりちっさいし無理かな」

( ^ω^)「どう?目が消えたら、次はどこから消されたい?」

( ^ω^)「僕としてはまぁ腕とかから始めようかと」

( ^ω^)「………お?」

ミセ*   )リ


ミセリは

壮絶な顔色で
失禁しながら
気絶していた。

289 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 01:11:43.06 ID:GyZ7NbVlO
( ^ω^)「あーあ、きっっったねェ」

( ^ω^)「つーか右手痛いなこれ。人間、覚悟決まれば痛覚麻痺するとか言うけど、嘘じゃんこれ」

( ^ω^)「おーいツン!クー起こして!今すぐ再構築を頼みたいお!」

( ^ω^)「………お?」


ξ;゚⊿゚)ξ


lw´;‐ _‐ノv


(  ∀ )


( ^ω^)「んー」

( ^ω^)「あぁ」

( ^ω^)「怖がらせてごめんね」

324 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 01:15:39.37 ID:GyZ7NbVlO
lw´;‐ _‐ノv「あ、あ、う…ブーン……」

ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン、あんた……」

(  ∀ )

( ^ω^)「ごめん、マジでごめんな」
( ^ω^)「あと、シュー。出来たら早くクーを起こして欲しい」

lw´;‐ _‐ノv「え…あ!うん!!」

( ^ω^)「ツン」

ξ;゚⊿゚)ξ「……」

( ^ω^)「引いたかお?」

354 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 01:20:59.93 ID:GyZ7NbVlO
ツンが、歩みよる。

ξ;゚⊿゚)ξ「………ドン引きよ。はっきり言って、こうやって、近づくのも怖い」

( ^ω^)「あーららららららのらー。ツンに嫌われちゃったお。まぁ、そりゃこんだけ狂った僕なら」

ξ゚⊿゚)ξ「でもね」

( ^ω^)「お?」


ツンが

ξ-⊿-)ξ

ブーンを、抱きしめる。

( ^ω^)「……」

ξ-⊿-)ξ「あんたは、狂ってない。ただ、狂おうとしてるだけ。」

( ^ω^)「……」

ξ-⊿-)ξ「何があったのか、知らない。知らないし、聞きたくない。けど、けどね」

ξ-⊿-)ξ「私たちは、仲間なんだよ。何も、怖くないんだよ。自ら狂って、私たちを拒絶しなくていいんだよ」


( ^ω^)「お………」

391 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/13(土) 01:25:38.65 ID:GyZ7NbVlO
ξ-⊿-)ξ「怖くない。怖くない…怖く、ないよ…」


( ^ω^)「………」

怖くない、怖くない。

ブーンの頭を撫でながら、まるで赤子をあやすように
優しく語りかけるツンがいた。

( ^ω^)「………」


狂ってしまおうと、そう思っていた。

失うなら、最初から後ろめたくないくらいに。

分裂崩壊する心で、そう、思っていた。

のに。

この少女は、それを少し繋ぎ止めた。

誰も何も言わない。だだ、ツンは言う。


――――――怖くない、怖くない。


第十五話、終わり。
ブログ一覧 | ブーン系小説 | パソコン/インターネット
Posted at 2011/08/19 21:39:06

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