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ダスティ・アッテンボローのブログ一覧

2011年08月30日 イイね!

( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです 第21話

16 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:02:06.55 ID:TeLjpGHDO
( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです

第二十一話。

『前回までのあらすじ』
最強能力決定戦と称し様々なチート能力者と戦うはめになったブーンは、安価内容をそのまま使える能力【気分次第《アンカーテイク》】を駆使して強敵を倒していく。
親友ドクオの狂乱により死亡寸前だった荒巻と戦闘。それにより計らずも荒巻はこの戦いの裏側に気付く。そして…

今回の敵は!?今回の安価は!?
今更気付いたが作者の酉の最後がくぱぁあになっているが大丈夫なのか!?


19 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:03:03.71 ID:TeLjpGHDO
一応、登場人物とその能力

( ^ω^)【気分次第《アンカーテイク》】(vip)
( ´_ゝ`)【強制規制《ストッパーテイク》】(vip)
( ∵)【???】(???)
/ ,' 3【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】 (vip)
・第三者乱入

(´・ω・`)【弱者のパラダイム】(PSYREN)
lw´‐ _‐ノv【オニヨン】(ピクミン)
川 ゚ -゚)【火水木金土日月を操る程度の能力】(東方)
・???
  _
( ゚∀゚)【本質晒し《フシアナテイク》】(vip)
( ´∀`)【百式観音】(HxH)
(,,゚Д゚)【荒々しい空気《ラドンテイク》】(vip)
ξ゚⊿゚)ξ【拳王ラオウ】(北斗の拳)
( ・∀・)【世界《ザ・ワールド》】(ジョジョ)
・戦闘中

('A`)【一方通行《アクセラレータ》】(禁書)
(#゚;;-゚)【幻視】(SIREN)
(´<_` )【電人HAL】(ネウロ)
・???

21 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:05:06.84 ID:TeLjpGHDO
※ブーンの能力【気分次第《アンカーテイク》】について
指定アンカーにかかれていた能力をそのまま使える能力
「~能力」と、最後に能力とかかれていなければ再安価。
一人の敵につき一回ずつ出来、その戦闘が終了した時点で能力は消える。

今まで出てきた能力
『手から溢れんばかりのコーラを出す能力』
『座布団を一週間近く回し続けられる能力』
『髪の毛を急速に成長させる能力』
『超反射神経が身に付く能力』
『アンサートーカーを取得しそれを100%使いこなす能力 』
『手の平からピクミンを無限に出現させる能力』
『指定した範囲の空間の疎密を固定する能力』
『ワリバシを上手に割れる能力』
『尻から毎秒50トンの土石流をほとばしらせる能力』
『目視したものを任意で捻る能力』
『口からもの凄い勢いで腐った牛乳を出す能力』『どんな状況下においてもフワッフワのパンケーキを作ることができる能力』
『体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力』
『すべての攻撃の対象をドクオに変える能力』
『自分の爪を折ると相手の歯が折れる能力』
『脈絡なく死を与える能力』
『FFに出てきた全ての黒魔法が使える能力』『明日の正座占いが一位になる能力』『スタンド”ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム”を自分に発現さ せ、120%使いこなす能力(オリジナルも超える)』『未元物質 の能力』『理想を現実に変える力を100%使える能力』
『同じ物を4つ以上揃えると消せる能力』

24 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:06:10.43 ID:TeLjpGHDO
『殲滅眼(イーノ・ドゥーエ)を使いこなす能力』
『任意の寓話付きになれる能力』
『ガッキーを召喚する能力』『btcmに出てきた全ての指輪の力を自由に使える能力』
『両腕がドクオに股間がモララーになる能力』『大嘘憑きを100%使いこなせる能力』『事象の確率を操作する能力』『体がものすごく臭くなる能力』
『チープ・トリックを目の前に山積みにする能力』『自分の黒歴史を一つ言うごとに相手の攻撃を一回無効できる能力』
『オナニーしている最中ステルス状態になる能力』『人間サイズのデモンベイン(フル装備)に変身できる能力』
『手から任意の大きさの文房具を出す能力(何個でも出せる)』『七鍵守護神を使用できる能力』
『蟲を自由に呼び出し、自由に扱う能力』『対象に不安を植え付け増長させる能力』『プレインズウォーカーになる能力』『物体の大きさを自由に変えられる能力』
『相手をふたなりにする能力』『奇跡を起こす程度の能力』『ものすごい速さで頭突きできる能力』『アドン・サムソン並にマッチョになる能力』
『イマジンブレイカーが使えるようになる能力』『周囲で発生した音を記憶し、音の発生源で起こった現象を相手に発生させる能力』『任意の人物に下痢を伴う猛烈な腹痛(※だがうんこは絶対に出ない)を与え続ける能力』
『チャリオッツ・レクイエムを使える能力』『任意の仮面ライダーに変身する能力』『デリヘルをいくらでも呼べる能力』『物理的なダメージを無効にする能力』
『能力を100%扱えるようになった渡辺を再びこの世に存在させる能力(能力が消えても渡辺は消えない)』
『金玉袋を四時元ポケットにする能力』『息を止めている間自分以外誰も能力が使えなくなる能力』
』『既存の法則を無視できる能力』『「ブーン系」のSSに出てきたブーンが使ったことのあるすべての能力』『ドラえもんの四次元ポケットに入ってる道具が使えるようになる能力』『ピカピカの実の能力』
『魔法律の使者を召還し自由に使役できる能力』『相手の髪の毛が急速に発達する能力』『手から洗剤を出せる能力』『光の速さで縦横無尽に飛び回れる能力

28 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:07:33.11 ID:TeLjpGHDO
『黒魔神闇皇帝を呼び出し、自由に操れる能力』『( ,'3 ) 中嶋が有する主謀者《オリジナル》任意の空間への入口(URL)を設置、触れた者をそこへ強制移動させる【未知への誘い《ジャンプテイク》】が選択者《アレンジ》になった時の能力』
『「盗」を距離制限無しで使える能力』『相手の頭の中をピンク色にする能力』『↓の能力を無効化する能力』『熱気バサラ以上の歌エネルギーを用いて歌で争いを終わらせることができる能力』『ガイルの能力』
『涅槃寂静・終曲を完全に使いこなす能力』『一度だけ好きなタイミングでベヘリットを使用できる能力』『右手からドラクエの全呪文を左手からドラえもんの秘密道具を出す能力』
『T.M.RevolutionのHOT LIMITの衣装を着て、PVのダンスを完璧踊りきるとスタンドが解除される能力』
『安価で決めたことがそのまま起きる能力』

以上。

30 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:09:39.49 ID:TeLjpGHDO
「アれ……こ……ハ…『ス…』…?」

ん?なんだこれ。誰の記憶じゃ?

「…な…『あら…チー……』……伸……じゃ……」

ん?あぁ、これはワシか。

「荒……さ……!荒ま……スカ……チ……フさ…」

ん?なんだって?誰を呼んでいる?
ワシか?ワシの名前なのか?

「スカ…チノフさ…お薬…をし………!」

ん?……ああ、ワシの名前か。ワシの名前は……荒巻スカルチノフ、じゃったな。
いやはや、なぜ忘れていたのか………?年は取りたくないのう。

「あの……ス…を…見せ……」

ん?これはワシのセリフか。
ああ、入院してからも、あのスレに心酔しとったようじゃの。ほほ、恥ずかしい恥ずかしい……

「おい、えらく楽しそうじゃねえか」

ん?誰だおmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm

/ ,' 3「ぐふ」

35 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:11:47.58 ID:TeLjpGHDO
――――――図書館前

/   3

(;^ω^)「お………」

(;´_ゝ`)

ブーンの知らない「何か」が動き出していた。
誰の予測もなく、誰の予感もなく、また誰の予兆もなく。

この物語の、革新された核心へ。
恐らく、それは物語を加速させる「何か」………

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「おい、えらく楽しそうじゃねえか」


皮肉にも、そこへ立ちはだかる者。

その能力――――――【加速する者《1001テイク》】。

48 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:16:11.43 ID:TeLjpGHDO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「お前か、『ブーン』ってのは。私は母者だ。初めまして仲良くしてね」

(;^ω^)「…あ、ら…まき…!?」

(;^ω^)「荒巻ィィィィィィ!!!」

ブーンが声を張り上げる、その先にあるものは

/  3

腹を見事に貫かれ、『物』と化し地面にべちゃりと置かれた元荒巻。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「【加速する者《1001テイク》】……はん、まだ『4』だってのに、簡単に死ぬんだな、最近の老人は」

(;´_ゝ`)「【強制規制《ストッパーテイク》】っ!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ッ!?」

母者の肩がガクン、と落ちる。
その原因は真っ先に反応した兄者だ。
見たものの中で、自分に害があると判断したものを規制する力、【強制規制《ストッパーテイク》】が母者の動きを止めた。

50 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:18:31.50 ID:TeLjpGHDO

………が。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ksk……」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「……『11』」

(;´_ゝ`)「えッ!?」

(;^ω^)「な――――――」

母者は、それでも止まらない。
加速は、それでも止まらない。
拳を地面に向け、一気に降りおろす。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「だァらああああッッ!!」

轟音。
爆破。
そして破砕。

簡単に、アスファルトが砕け散った。

69 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:25:34.13 ID:TeLjpGHDO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「……おいおい。久々に楽しい戦いが出来ると思いきや、これかよ」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「なんだか、ねぇ……」

(;´_ゝ`)「なんだ、こいつ……!!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「お前の能力は」

(;´_ゝ`) ビクッ

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「物の動きを強制停止させる能力、かな?………ふん、フェイクじゃ見た事ねーな。オリジナルか」

(;´_ゝ`)

(;^ω^)

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「私の能力を、先に教えてやる。名を、【加速する者《1001テイク》】という」

77 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:31:09.98 ID:TeLjpGHDO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ごちゃごちゃしたのは嫌いだ。だから、簡単に言うぞ」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「『1から始まって、1001まで加速する度に、純粋に攻撃力が上がっていく能力』」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「さっきの一撃が、11。スレは、まだまだ加速するぞ」

(;^ω^)「………」

(;´_ゝ`)「………」

さっきので、まだ11。
もし、もし――――――1001に到達したのなら

つまりは今の約100倍の威力。
想像すらしたくもないが、一撃で地震すらも遥かに超える………。

(;´_ゝ`)(や、ばい………)

(;´_ゝ`)(こいつは、長引かせたらやばい!!!)

91 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:36:47.59 ID:TeLjpGHDO
(;^ω^)「なんちゅー、ケタ外れな………」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「戦闘中にすさまじい勢いで進化する能力。それが、私の力さ」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「それで?規制少年。君は他に何を見せてくれるんだ?まさか私を1001まで、一回一回規制していくつもりか?」

「……無茶言うなよ」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「私の能力は、まだ108式以上あるぞ」

(;´_ゝ`)

(;´_ゝ`)「…ブーン」

(;^ω^)「……お?」

(;´_ゝ`)「あいつと、やれるか?」

(;^ω^)「………安価次第だお」

(;´_ゝ`)「………【自分次第《アンカーコール》】は?使えるのか?」

(;^ω^)「……わから、ないお……」

99 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:41:55.04 ID:TeLjpGHDO
(;^ω^)「もしかしたら、使えるかもしれないけど」

(;^ω^)「まだこの前の反動があるんだお。だから………」

(;´_ゝ`)「…まて、出来れば続きを聞きたくないんだが………」

(;^ω^)「聞けお。使える事は使えるかもしれないけど………」



(;^ω^)「発動させるのに、時間がかかるお」



(;´_ゝ`)「チクショウ!!よりによって一番時間を使っちゃいけない相手の時にッ!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「25ッ!!」

バゴッ!という、地面を蹴る音には聞こえない音で、母者が迫る。

112 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:46:57.04 ID:TeLjpGHDO
(;^ω^)「いや、じゃあもう【気分次第《アンカーテイク》】なら…!!」

(;´_ゝ`)「待て、ブーン!」

(;^ω^)「ッ!!」

(;´_ゝ`)「こうなった以上、お前が最後の頼みなんだ!こんなとこでクズ安価を拾われたら、それこそ終わりなんだよ!」

(;´_ゝ`)「だから!!お前は死んでも【自分次第《アンカーコール》】を発動させろ!!」

(;´_ゝ`)「それまで、あいつは………」

(;´_ゝ`)「俺が、引き留める!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「行くぞォォォォォォォォォォ!!!」

――――――オリジナル3人による、今までの中で一番激しい死闘が、今始まろうとしていた。

126 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:52:08.50 ID:TeLjpGHDO
――――――???

「単刀直入に言おう」

「君たちの助けが欲しいのだ」

(´・ω・`)

川 ゚ -゚)

lw´‐ _‐ノv

lw´‐ _‐ノv「なんで、私達を?」

「君たちは」

「ブーンというイレギュラーと関わった。それが大事なんだ」

「君たちは、もしかしたら……」

「……この戦いを、終わらせれる人間かもしれない」


誰かが言う。
暗い道。先は見えないが、誰かがこちらに来る。

137 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 22:57:54.57 ID:TeLjpGHDO
(´・ω・`)「………あなたは、誰なんですか?」

「………」

(´・ω・`)「あなたの正体は、何なんですか?」

「………」

「私、いや、私達は」

「『主謀者《オリジナル》』でもない『模倣者《フェイク》』でもない」

「『選択者《アレンジ》』でも、ない」

(´・ω・`)「?」

「お前達『平面的存在《グラフ》』を…ひいては、この戦いの全てををまとめる、『マスター』たる人間たち…」



「私達は、『製作者《プログラム》』」

川 ゚ -゚)「ッ!?」

「………そう、呼ばれる」

152 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:05:24.11 ID:TeLjpGHDO

「私達は、この戦いを管理する立場にありながら」

「いつからか、矮小な存在となってしまった」

「ある、男のせいで」

川 ゚ -゚)「………そいつを、私達に倒せと?」

「………」

「………否、正確にはそうではないが……まぁいい…」

「とにかく」

「幾度となく繰り返されたこの戦いにも、終止符を打つ時が来たのだろう」

「内藤ホライゾンを、打つ時が」



( ФωФ)「我輩はロマネスク。製作者《プログラム》の一人。そして、君たちに協力して欲しい」

(´・ω・`)「………」

我輩の能力――――――【終了《シャットダウン》】を、使う為に。

168 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:11:28.54 ID:TeLjpGHDO
――――――某所
  _
( ゚∀゚)「………ねばるねェ」

(;・∀・)「ぜぇ……ぜぇ…!!」

(,,゚Д゚)「………」

ξ; ⊿ )ξ「う…うぅう……!!」

(;・∀・)「しっかりしろ、ツン…!!」

(,,゚Д゚)「終わり、か?」

(;・∀・)「んなわけねーだろヤクザ顔………!!」

(,,゚Д゚)「強がるなよ、ナルシスト」

(;・∀・)「はん、誉めてもなんも出ねーよ………」

(,,゚Д゚)「なす術も無しか?俺の技…」

(,,゚Д゚)「この『ブラウザクラッシュ』の前では」

181 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:19:12.38 ID:TeLjpGHDO
(;・∀・)(確かにありゃあやばい。なにされてるかよくわからねェが、とにかく気持ち悪ィ……)

(;・∀・)(とりあえず、わかった事があるとすれば……)

――――時を止める度に、気分が悪くなる事くらい………

ξ; ⊿ )ξ

(;・∀・)(実際、ツンもそうだ。こいつが剛の拳を奮おうとしたその時、いきなり膝が折れて、そしてやつの出す黒球に被弾しちまった)

(;・∀・)「だから、他人が能力を発動する度に不快感を植え付ける光………ってのが推測出来るが…」

(,,゚Д゚)「そんなチートじみた力があるなんて、信じたくない、ってか?」

(;・∀・)

186 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:24:39.79 ID:TeLjpGHDO
(,,゚Д゚)「悪いな。俺には、どうしても倒したい弟がいてな」

(,,゚Д゚)「そいつの為に覚醒した力さ。ちょっとしたコーチの指導の元、『自分の弱点』を直してもらったり、な」
  _
( ゚∀゚)「………」

(,,゚Д゚)「で、まだやるのか?」

(;・∀・)「…うるせえよ」

(;・∀・)「弱点が消えた?」

(;・∀・)「お前の能力…まだまだ、隙だらけだぜ」

(,,゚Д゚)「?」

(;・∀・)「ツン………」

「…すまない」

出でる【世界《ザ・ワールド》】が、手を降り下ろす。

ξ; ⊿ )ξ「ぇう゛っ!!」

その、苦しそうにうなだれていたツンを、大人しくする為に。

(,,゚Д゚)「……なるほど」

191 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:29:25.82 ID:TeLjpGHDO
(,,゚Д゚)「俺の攻撃は確かに強いが…どこまでも精神攻撃の域を出ない、か」

(;・∀・)「そーさ。つまり、気絶した人間を傷つける事は決して出来ない」
  _
( ゚∀゚)「よくわかってるねェ、兄ちゃん」

(,,゚Д゚)「でも、いいのか?貴様一人で俺と戦うなど……」

(;・∀・)「承知の上さ。俺を誰だと思ってやがる」

(,,゚Д゚)「知らんな」

(;・∀・)「ならば……名乗らせてもらおう!!俺は」

(,,゚Д゚)「いらん!!【荒々しい空気《ラドンテイク》】!!」

(;・∀・)「じゃあもういいよクソッタレ!!行くぞォォォォォォォォォォ!!」

――――――モララーが、吠える。

203 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:35:27.35 ID:TeLjpGHDO
(;´_ゝ`)「はぁ…はぁ…っ…!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「…200…!!」

一言で表すなら、惨劇だった。
地面は仮の世紀末を作り出し、
崩れたビル郡はもう何と表現すればよいのかがわからなくなっている。

それを作り出したのが、目の前の存在。

母者。

(;´_ゝ`)「ブー…ン…まだ、か……?」

(;^ω^)「…う……」

(;´_ゝ`)「そうかよ……!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「201!!」

踏み出す、猛者の脚。

207 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:38:13.58 ID:TeLjpGHDO
(;´_ゝ`)「【強制規制《ストッパーテイク》】!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「……!!」

びく、と体が引きつる母者。

だが。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「202!!」

止まるのは、ほんの一瞬のみ。
すぐさま母者は動き出す。

しかし、それでも

(;´_ゝ`)「【強制規制《ストッパーテイク》】!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「!!」

兄者は止まらない。
止まらずに、止める。
最後の光………ブーンを、信じて。


212 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:42:31.09 ID:TeLjpGHDO
(; _ゝ )「うっ…ぐ……!!」

【強制規制《ストッパーテイク》】だって、ノーリスクで使える技じゃあない。
他人を無理矢理押さえつけるんだ。そりゃそれ相応の体力がいる。一回一回、体が軋むようだ。

だけど。
だけど――――――!!!

(#´_ゝ`)「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「205!!」

(#´_ゝ`)「【強制規制《ストッパーテイク》】!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「206!!」

(#´_ゝ`)「『規制』する!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「207ァ!!」

(#´_ゝ`)「規制するッ!!」

止まらない。止まるわけには、行かない。

224 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:47:52.38 ID:TeLjpGHDO
 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「ねばる、ねェ……!!」

(;´_ゝ`)「あんたこそ………ッッ!!」

 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「しゃあねェ……!!【加速する者《1001テイク》】!!」

 @@@
@#_、_@
 (# ノ`)「『アンコントローラブル・スピード』!!」

その時、禍々しい閃光が。

(;´_ゝ`)「……!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「………」

(;´_ゝ`)「まさ、か………!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「…207…208…209……215…!!」

母者の加速速度が、さらなる進化を遂げる。

229 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:51:42.86 ID:TeLjpGHDO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「後悔しろよ、規制少年…!こうなったら、もはや私にも止まらない…!」

(;´_ゝ`)「う………!!」

 @@@
@#_、_@
 (# ノ`)「行くぜェェェェ!!240!!」

(;´_ゝ`)「【強制規制《ストッパーテイク》】!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「245!!249!!251!!」

(;´_ゝ`)「くっ!!『規制』する!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「262!!266!!270!!」

(;´_ゝ`)「規制、するッ…!!」

240 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/25(木) 23:57:19.92 ID:TeLjpGHDO
「275!!277!!」

(; _ゝ )「規制…する!!」

まだなのか、ブーン。まだ、なのか………!!

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「282!!286!!」

(; _ゝ )「規制…する……!!」

(;^ω^)「………!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「292!!299!!」

(; _ゝ )「き、せい………!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「300ッ!!」

(; _ゝ )「く………」

「………305。私の競り勝ち、だな」

母者が遂に、動き出す。

248 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:01:47.92 ID:kRUKJhWPO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「さよならだ。規制少年」

(; _ゝ )「う………」

ブーン、まだ、か………?

(;^ω^)「も、もう少し………兄者………!」

(; _ゝ )(あぁ、そうかい。あと少し、かい………!)

………。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「死ね」

………ああ、くる。
これは、間に合わないな。俺はもう、駄目か。
……あいつの一撃が俺を仕留める時間は、いったい何秒だろうか。
まぁいい。とりあえずは、時間稼ぎにはなるだろ。
………後は頼んだぞ、ブーン。

252 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:04:14.77 ID:kRUKJhWPO
(;^ω^)「あ、兄者………!!」

(; _ゝ )

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)

(;^ω^)「兄者ァァァァァァァァァァ!!!!」










「【気分次第《アンカーテイク》】!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ッ!?」

(; _ゝ )「!!?」

………馬鹿、野郎………!!!

266 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:07:23.69 ID:kRUKJhWPO
(;^ω^)「みなさんどうも、安価の時間だお」

(;^ω^)「【自分次第《アンカーコール》】には出来なかった。兄者の努力を無下にする形になっちゃったお………!」

(;^ω^)「だから、あとはもう………みなさんにかけるお!」

(;^ω^)「頼む!僕に、兄者を救う力を!指定アンカーは………」

――――――>>295

 

295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 00:08:00.99 ID:vNtXQJKP0
今まで出会った人たちの全ての能力
 

333 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:09:28.70 ID:kRUKJhWPO
『能力が決定しました。』

>>295 今まで出会った人たちの全ての能力

(;^ω^)「………」

(;^ω^)「今助けるお、兄者………!!」

361 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:14:08.48 ID:kRUKJhWPO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「」

――――――ブーンと兄者が、姿を消す。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「どこへ、行った?」

「後ろ、だお」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ッッ!!」

( ^ω^)「【THE WORLD】」

後ろには――――――兄者を抱える、ブーンが。

(;´_ゝ`)「………ブーン、お前………」

( ^ω^)「博打は成功だお、兄者」

「――――――反撃、開始だお!!」

385 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:20:32.30 ID:kRUKJhWPO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「330!!」

その力の塊が、向かってくる。

( ^ω^)「【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】、『空気』!!」

( ^ω^)「そして、人体を下位に、空気を上位に――――――優先する!!」

(;´_ゝ`)「おぉ!?」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「!!」

ブーンは、跳躍。しかし、それは空気の質量で。
結果、空へと飛ぶ形となる。
担がれた人体――――――下位の兄者は、ブーンと共に空へ舞う。

同時に、人体を下位にされた母者は

上位の空気に阻まれ、進む事が出来ない。

396 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:24:28.08 ID:kRUKJhWPO

しかし、母者も負けてはいない。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「350!!」

人体が下位になったから、なんだと言うのだ。
そんなもの、直ぐ様塗り替えて上位になってやるだけだ、と。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「357!!」

まるでそんな優先順位など存在しなかったかのように、体を自由に動かす。
母者も、跳躍。

空へ舞う、ブーンの元へ。

(;^ω^)「――――――!!」

404 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:29:41.19 ID:kRUKJhWPO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「殺すッ!!」

(;^ω^)「こっち――――――」

(;^ω^)「くんなッ!!!」

(;^ω^)「うらああああ!!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ッッ!!」

ブーンは大きく手を奮う。離散した、しょぼくれ眉毛の仲間を思い出しながら。
【弱者のパラダイム】。目の前の脅威である母者が、跳躍とは逆方向へとぶっ飛んでいく。

しかし。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「はははははははは!!!400ゥ!!!」

(;^ω^)

やはり、母者。
加速する力が、なんと吹き飛ばされるはずの体を空中で固定させる。

419 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:35:54.29 ID:kRUKJhWPO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「甘いんだよォォォォォ!!!」

(;^ω^)「!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「410!!」

もはや時速にして、200は迎えるのではないか。
そんな人間の限界速も無視する動きで、拳を振りかぶる。

単純。故に、恐ろしい。

(;^ω^)(でも、こんだけ威力があるなら――――――)

(;^ω^)「反射されりゃ、一溜まりもねぇだろうお!!」

(;^ω^)「【一方通行《アクセラレータ》】!!」

 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「ッ!!」

母者の拳が、ブーンを突き刺す。が、威力はない。
ベクトルが逆転され、そのままの衝撃が母者に襲いかかる。

428 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:41:18.55 ID:kRUKJhWPO
――――――しかし。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ )

(;^ω^)「………?」

それすらも塗り替える、母者。

 @@@
@#_、_@
 (# ノ`)「440ぅぅぅあああああ!!!」

(;゚ω゚)「えっ――――――」

反射した、はずなのに。
母者が拳を振り切った。
反射したこちらに衝撃はないが、ブーンは恐怖でそのまま大きく後退させられる。

「なめんなよ………」

(;゚ω゚)「ッ!?」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「私は常に、自分を超え続けているんだぜ」

「反射された力に打ち勝つなんざ、容易なんだよ………!!」

432 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:45:07.18 ID:kRUKJhWPO
(;^ω^)「なんつー、やつだお……母者…!!」

(;´_ゝ`)「だ、大丈夫なのかよ、ブーン………」

(;^ω^)「待てお。まだ、手はある………!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「………!!」

(;^ω^)「あいつの今までの加速を………!」

「台無しにしてやればいいんだお………!」

(;´_ゝ`)「………なるほど」

446 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:50:04.59 ID:kRUKJhWPO
 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「470!覇ァッ!!!」

母者は止まらない。ブーンを倒すまで、加速はまだまだ続く。

しかし、止まらなくていい。

( ^ω^)「お前の今までの加速を……」

( ^ω^)「なかった事にするッ!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ッ!!!」









 @@@
@#_、_@
 (# ノ`)「500ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」

(;゚ω゚)「え?」

464 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:55:20.95 ID:kRUKJhWPO
(;゚ω゚)

ブーンには、何が起きているのかわからなかった。
なかった事に、なったはずなのに。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)

しかし母者にとっては、自分の話をちゃんと聞いていなかったのか、というくらいだ。
『アンコントローラブル・スピード』。
制御不可能加速度。
これの真髄は、まさに制御不可能という部分にある。

何をもってしても、止まらない。
自身の力の最高峰、1001に達するまで。

そして。

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「おるぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

(;゚ω゚)「――――――!!」

母者の拳が初めて、ブーンに直撃――――――

477 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 00:58:56.65 ID:kRUKJhWPO

(;゚ω゚)「は――――――」

拳が、迫る。

速い。

ただただ純粋に速く、そして強い。

(;゚ω゚)「間に、合――――――」



――――――直撃。


 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「………」


 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「あ、ぐあああああああああああああああああ!!!!?」


(;゚ω゚)「――――――って良かったァァァァァァァァァァ!!!!」

潰れていたのは、母者の方の拳だった。

486 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 01:02:47.20 ID:kRUKJhWPO
(;゚ω゚)「びびったァァァァ!!ガチで死ぬかと思ったァァァァァァ!!!」

 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「お、前………何を………!!!」

(;^ω^)「おお、怖い……!別に、たいした事はしてないお…!」

(;^ω^)「ただ、この戦いが始まった時からずっと……!!」

「あんたの能力を、ずっと加速させてただけだお………!!」

 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「なっ!!?」

491 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 01:06:48.86 ID:kRUKJhWPO
(;^ω^)「僕はずっと思ってたお。この能力でも、兄者みたく上へ上へと行かれたら、対処が出来なくなる……」

(;^ω^)「だから、あんたの能力を使って、上へ行き続けるあんたのさらに上へ行き続けただけだお」

(;^ω^)「今の僕は………910。あんたは、いませいぜい600程度だろうがお?僕に敵うわけないお」

 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「………!?どうやって、だ。同じ加速なら、尚更追い越せるわけが………!!」

(;^ω^)「………なぁに、ちょうど」

「加速の密度を高めに高め、あんたより速くしただけだお………!!」

500 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 01:11:15.79 ID:kRUKJhWPO

そう。それが母者の、唯一の弱点。

強くなり続ける。つまりそれは――――――


――――――時間。一定の時間がなければ、強くなれない。

この母者に、もはやブーンを追い越す力はない。

 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「くッ………」

 @@@
@#_、_@
 (; ノ`)「ああああああああああああああああああ!!!!!」


それでも。止まらない。
加速が、ではない。
母者が。

必ず負ける。
そんな戦いですら


彼女は、拳を握る事をやめない。

(;^ω^)「…!!……大したもんだお!!」

507 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 01:15:42.80 ID:kRUKJhWPO
(;^ω^)「そんなあんたに敬意を表して…あと、パクってごめんなさいって事も含めて……!!」

(;^ω^)「あんたの最大の力で、葬ってやるお!!」

 @@@
@#_、_@
 (# ノ`)「らああああああああああああああああああ!!!!」

(;^ω^)「【密と疎を操る程度の能力】、フルパワー………!!!」

加速を、さらに加速。密度を高め、そして加速。

そして、最後の到達点。

(#゚ω゚)「――――――1001!!」

終わりを告げる、その数字。

512 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 01:18:51.36 ID:kRUKJhWPO

(#゚ω゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ああああああああああああああああああ!!!!」

(#゚ω゚)「1001――――――」


「―――――インパクト!!!!」







そのブーンの拳の後を追ったのは

耳が千切れそうなほど轟音と、全てを蹂躙する衝撃波。

521 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 01:22:15.59 ID:kRUKJhWPO


破壊。
破壊。
破壊。

上の上の上の上の
上の上へと登った最後の力。

母者とて、それには敵わなかった。

わかっていて、それを受け止めた。

そして。


(#゚ω゚)「はぁ…はぁ……!!!」


 @@@
@#_、_@
 (  ノ )


『1001。――――――が終了しました。もうこれ以上――――――。』



――――――決着。

529 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/26(金) 01:29:47.20 ID:kRUKJhWPO
(;´_ゝ`)「…ブーン……」

( ^ω^)「あぁ、兄者………」

( ´_ゝ`)「強い相手、だったな………」

( ^ω^)「うん。誰よりも強く、自分よりも強く。本当に、厳しかったお」

( ´_ゝ`)「………あぁ」

( ^ω^)「ちょっと、誇らしくすら思えるお」

(;ノ∵)ノ

( ^ω^)「お?ビコーズ。心配してくれてたのかお?はは、ありがとうお」

( ´_ゝ`)「待ってくれ、ブーン。喜んでるとこ、悪いんだが………」

( ^ω^)「………わかってるお、兄者………」

( ´_ゝ`)「………」


「まだ、母者レベル………いや、母者以上のやつがいる。僕はそいつを、今感じているお。やっぱり………」

――――――何かが、動き出しているんだお。

第二十一話、終わり。

Posted at 2011/08/30 21:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブーン系小説 | パソコン/インターネット
2011年08月29日 イイね!

( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです 第20話

25 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:20:20.21 ID:KsCnKfExO
( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです

第二十話。

『前回までのあらすじ』
最強能力決定戦と称し様々なチート能力者と戦うはめになったブーンは、安価内容をそのまま使える能力【気分次第《アンカーテイク》】を駆使して強敵を倒していく。
【自分次第《アンカーコール》】の反動により窮地に立たされたブーンだったがこれを兄者により救われる。

今回の敵は!?今回の安価は!?
兄者!!兄者!!兄者ァァァァァァァァァァ!!!…大丈夫なのか!!?

40 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:24:06.20 ID:KsCnKfExO
一応、登場人物とその能力

( ^ω^)【気分次第《アンカーテイク》】(vip)
( ´_ゝ`)【強制規制《ストッパーテイク》】(vip)
( ∵)【???】(???)
・戦闘修了?

(´・ω・`)【弱者のパラダイム】(PSYREN)
lw´‐ _‐ノv【オニヨン】(ピクミン)
川 ゚ -゚)【火水木金土日月を操る程度の能力】(東方)
・戦闘修了

ξ゚⊿゚)ξ【拳王ラオウ】(北斗の拳)
( ・∀・)【世界《ザ・ワールド》】(ジョジョ)
・戦闘終了

('A`)アレンジ【一方通行《アクセラレータ》】(禁書)
/ ,' 3【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】 (vip)
(#゚;;-゚)【幻視】(SIREN)
(´<_` )【電人HAL】(ネウロ)
・???

  _
( ゚∀゚)【本質晒し《フシアナテイク》】(vip)
( ´∀`)【百式観音】(HxH)
(,,゚Д゚)【荒々しい空気《ラドンテイク》】(vip)
・協力中?

メタ*' -')ルアレンジ【???】(??)
ζ(゚ー゚*ζアレンジ【???】(??)


41 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:25:26.26 ID:KsCnKfExO
※ブーンの能力【気分次第《アンカーテイク》】について
指定アンカーにかかれていた能力をそのまま使える能力
「~能力」と、最後に能力とかかれていなければ再安価。
一人の敵につき一回ずつ出来、その戦闘が終了した時点で能力は消える。

今まで出てきた能力
『手から溢れんばかりのコーラを出す能力』
『座布団を一週間近く回し続けられる能力』
『髪の毛を急速に成長させる能力』
『超反射神経が身に付く能力』
『アンサートーカーを取得しそれを100%使いこなす能力 』
『手の平からピクミンを無限に出現させる能力』
『指定した範囲の空間の疎密を固定する能力』
『ワリバシを上手に割れる能力』
『尻から毎秒50トンの土石流をほとばしらせる能力』
『目視したものを任意で捻る能力』
『口からもの凄い勢いで腐った牛乳を出す能力』『どんな状況下においてもフワッフワのパンケーキを作ることができる能力』
『体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力』
『すべての攻撃の対象をドクオに変える能力』
『自分の爪を折ると相手の歯が折れる能力』
『脈絡なく死を与える能力』
『FFに出てきた全ての黒魔法が使える能力』『明日の正座占いが一位になる能力』『スタンド”ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム”を自分に発現さ せ、120%使いこなす能力(オリジナルも超える)』『未元物質 の能力』『理想を現実に変える力を100%使える能力』
『同じ物を4つ以上揃えると消せる能力』

43 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:26:24.01 ID:KsCnKfExO
『殲滅眼(イーノ・ドゥーエ)を使いこなす能力』
『任意の寓話付きになれる能力』
『ガッキーを召喚する能力』『btcmに出てきた全ての指輪の力を自由に使える能力』
『両腕がドクオに股間がモララーになる能力』『大嘘憑きを100%使いこなせる能力』『事象の確率を操作する能力』『体がものすごく臭くなる能力』
『チープ・トリックを目の前に山積みにする能力』『自分の黒歴史を一つ言うごとに相手の攻撃を一回無効できる能力』『オナニーしている最中ステルス状態になる能力』『人間サイズのデモンベイン(フル装備)に変身できる能力』
『手から任意の大きさの文房具を出す能力(何個でも出せる)』『七鍵守護神を使用できる能力』
『蟲を自由に呼び出し、自由に扱う能力』『対象に不安を植え付け増長させる能力』『プレインズウォーカーになる能力』『物体の大きさを自由に変えられる能力』
『相手をふたなりにする能力』『奇跡を起こす程度の能力』『ものすごい速さで頭突きできる能力』『アドン・サムソン並にマッチョになる能力』
『イマジンブレイカーが使えるようになる能力』『周囲で発生した音を記憶し、音の発生源で起こった現象を相手に発生させる能力』『任意の人物に下痢を伴う猛烈な腹痛(※だがうんこは絶対に出ない)を与え続ける能力』
『チャリオッツ・レクイエムを使える能力』『任意の仮面ライダーに変身する能力』『デリヘルをいくらでも呼べる能力』『物理的なダメージを無効にする能力』
『能力を100%扱えるようになった渡辺を再びこの世に存在させる能力(能力が消えても渡辺は消えない)』『金玉袋を四時元ポケットにする能力』『息を止めている間自分以外誰も能力が使えなくなる能力』
』『既存の法則を無視できる能力』『「ブーン系」のSSに出てきたブーンが使ったことのあるすべての能力』『ドラえもんの四次元ポケットに入ってる道具が使えるようになる能力』『ピカピカの実の能力』
『魔法律の使者を召還し自由に使役できる能力』『相手の髪の毛が急速に発達する能力』『手から洗剤を出せる能力』『光の速さで縦横無尽に飛び回れる能力』

45 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:27:27.25 ID:KsCnKfExO
『黒魔神闇皇帝を呼び出し、自由に操れる能力』『( ,'3 ) 中嶋が有する主謀者《オリジナル》任意の空間への入口(URL)を設置、触れた者をそこへ強制移動させる【未知への誘い《ジャンプテイク》】が選択者《アレンジ》になった時の能力』
『「盗」を距離制限無しで使える能力』『相手の頭の中をピンク色にする能力』『↓の能力を無効化する能力』
『熱気バサラ以上の歌エネルギーを用いて歌で争いを終わらせることができる能力』『ガイルの能力』
『涅槃寂静・終曲を完全に使いこなす能力』『一度だけ好きなタイミングでベヘリットを使用できる能力』『右手からドラクエの全呪文を左手からドラえもんの秘密道具を出す能力』
『T.M.RevolutionのHOT LIMITの衣装を着て、PVのダンスを完璧踊りきるとスタンドが解除される能力』

以上。

53 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:30:13.80 ID:KsCnKfExO
……ともあれ、兄者が戻ってきた。
これは僕にとっては一大ニュースだ。ブーン新聞一面記事といったところだろう。
ダンス狂だと言うのは……まぁ置いておこう。

うん。

そして、一大ニュースと言えばもう一つ、ある。


( ∵)


(;^ω^)

こいつが、消えなかった事。
つーかこいつが背中に張り付いてたのはたまたまだったらしく
フツーに手の上とかにも移動しやがり事。

つまりこの謎の物体が、スタンドではなかったという事。

じゃあなんだ、こいつの正体は…と。
それについては後々ある事がきっかけでわかるので、乞うご期待。

64 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:33:38.92 ID:KsCnKfExO
( ∵)

(;^ω^)(ってなわけで、この無印良品にでも置いてありそうな物体Xは、今日も僕の背中に張り付いてるお…)

(;^ω^)(兄者に背中見せても大丈夫だったからチープ・トリックじゃないし、まだ信じれるかどうかわからないけど今んとこは信じてやってるお)


( ^ω^)「というわけで、こいつの名前は『信じる』という意味の『ビコーズ』で決定しました!」

(*∵)ノシ←精一杯の歓喜表現

( ´_ゝ`)「おお、可愛くていい名前だな」

( ´_ゝ`)(…ちなみに信じるはビリーブで明らかに間違えるような単語じゃないけど、
ネタで言ってるようにも見えないからなんか切り出し難くてもうこのままでいいかと思った兄者なのでした…)


うん、以上。閑話休題………。

68 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:38:43.41 ID:KsCnKfExO
( ∵)

( ^ω^)「なんか可愛く見えてきたお。よしよしビコーズ」

(*∵)←頭を撫でられて精一杯の超笑顔

( ^ω^)「やべぇ。愛着沸いてきたやべぇ。本来なら満場一致で阿鼻叫喚の地獄絵図となっても過言じゃないこのビコーズが可愛く見えるやべぇ」

( ´_ゝ`)「可愛いのはいいが、敵だった時の事もちょっと考えとけよ」



( ´_ゝ`)「さて、俺のこれからの目的を言おう」





( ´_ゝ`)「弟者を殺す」

( ^ω^)

(  ω )    ^^スポーン

( ∵)

( . )      ・・スポーン

80 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:42:13.40 ID:KsCnKfExO
( ´_ゝ`)「ごめん冗談」

( ^ω^)「殺していいかお前」

(;´_ゝ`)「お前、ちょっと見ない間に口が乱暴になったな…」

( ^ω^)「ま、それはいいお。助けるんだお?」

( ´_ゝ`)「まぁ…ぶん殴るくらいはしてやりたいね」

( ^ω^)「だから、回りくどい言い方しなくていいお、兄者」

( ´_ゝ`)

( ^ω^)「助けるん、だお?」

( ´_ゝ`)「………」

( ´_ゝ`)「あぁ、そうだよ」

( ^ω^)「なら力はもちろん貸すお」

( ^ω^)「僕もドクオには用がある」

84 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:47:57.24 ID:KsCnKfExO
( ´_ゝ`)「いい意気込みだな、そうだな。俺もドクオに掛け合いたい」

( ^ω^)「お?なんでだお?」

( ´_ゝ`)「まぁ、俺にも思惑があるのよ」

( ´_ゝ`)「実は弟者が【一方通行《アクセラレータ》】の力でなんらかの洗脳紛いの事をさせられてるなら…」

兄者はそこで区切り、続きを口にはしなかった。
ブーンも言及はしない。希望的観測なのは、二人ともわかっているのだろう。

( ´_ゝ`)「ああ、あと」

( ^ω^)「お?」

( ´_ゝ`)「あいつは今頃」

( ´_ゝ`)「多分、覚醒してると思うぞ」

(;^ω^)「………!!」

(;∵)

( ^ω^)「あ、お前はいちいち反応しなくていいからねビコーズ」

(´∵)

95 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 21:56:05.86 ID:KsCnKfExO
( ´_ゝ`)「最近になってだが、ドクオの様子がおかしくなり始めてさ」

( ´_ゝ`)「まぁようやく弟者の演算に脳が追いつき、昇華する事が出来たんだろうがな…とりあえず、あれは【選択者《アレンジ》】への糸口を見つけてる」

( ^ω^)「……そうかお」

( ´_ゝ`)「お?びびんないのか?」

( ^ω^)「僕も一応【選択者《アレンジ》】の一人だからな。対等だお?」

( ´_ゝ`)「…その意気だな。俺も、弟者を連れ戻す為に頑張らないとな」

( ^ω^)「………」

( ^ω^)「兄者、さ」

( ´_ゝ`)「ん?」

( ^ω^)「なんか変わったかお?雰囲気、変わったというか………」

( ´_ゝ`)「なんだ、知らねぇのかブーン」

( ´_ゝ`)「兄弟喧嘩ってのは、この世で一番馬鹿で醜い争いなんだぜ。そりゃ馬鹿にもなるさ」

( ^ω^)「……」

むしろ前より冷静になっている様に見えるとは、ブーンは敢えて口にしなかった。

101 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:01:34.22 ID:KsCnKfExO
――――――???

とある男女が道を進む。
一人はサラリーマン。一人は女子高生。

ξ゚⊿゚)ξ「気づかなかったけど、結構飛ばされてたみたいね。どっちが図書館に行く道だか、わかりゃしないわ」

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、モララー?」

( ・∀・)「名乗らせてもらおう!!俺はモララー!!世界《ザ・ワールド》を持つ、大胆不敵で獅子奮迅!疾風迅雷の電光石火!臥薪嘗胆のナイスガイ!一発逆転の一撃必殺、一騎当千の一番人気!」

( ・∀・)「さぁ蹂躙の狼煙を上げろ!ここからは俺が支配する『世界』!!さぁ不変の運命を変えろ!ここから俺が支配する『時間』!!」

( ・∀・)「このモララーに!押されて伏されて倒されなァ!!」

( >∀・)「ヒュウウウウウウウウウウウ!!!」ぱちーん☆

ξ゚⊿゚)ξ「………」

物静かな道に何故か、ゴゴゴゴゴ…!!!と、
大気を震わせる音が響く。


109 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:08:31.08 ID:KsCnKfExO
ξ゚⊿゚)ξ「思ってたんだけど、あなたドMでしょ?」

( #)∀・)「まぁ、SM嬢がいじめ疲れて泣きながら土下座してくるレベルくらいにはドMかな」

ξ゚⊿゚)ξ「………」

( ・∀・)「ちょ、やめよ?そうやってチョキを俺に繰り出すのはやめよ?シャレになんない。目潰しはシャレになんないってば」

ξ゚⊿゚)ξ「まぁいいわ。とりあえずこうやって歩いてるにせよ、私達離れていってるかもしれないじゃない?どうする?」

( ・∀・)「………」

( ・∀・)「出会った人に聞く」

ξ゚⊿゚)ξ「………」

( ・∀・)「ちょ、ごめん、ごめんって。短い連打やめよう?短い連打の応酬で俺の逃げ場を無くすのやめよう?あ、ちょ、………【世界《ザ・ワールド》】!!」

とにもかくにも、二人は図書館での再開を目的に歩いていた。

113 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:12:24.13 ID:KsCnKfExO
ξ゚⊿゚)ξ「ばか」

ξ゚⊿゚)ξ「簡単に人に会えるわけないじゃないの」

( ・∀・)「うまく行けばの話。うまくいかないならどっかで地図探せばいいし」

ξ゚⊿゚)ξ「あの、ねぇ……」

( ・∀・)「そして世の中ってさ」

( ・∀・)「意外とうまく回ってるもんだぜ」

スッ、とツンの左前方を指差す。

ξ゚⊿゚)ξ「?」

そこには

( ・∀・)「鬼が出るか蛇が出るか。とりあえず道聞いてみようぜ」
  _
( ゚∀゚)「………」

人が、いた。

123 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:18:53.44 ID:KsCnKfExO
( ・∀・)「こんちわ。あんたは?」
  _
( ゚∀゚)「……人に名前を聞きたいなら、先に名乗るのが礼儀じゃないのか?」

( ・∀・)「名乗らせてもらおう!!俺はモララー!!世界《ザ・ワールド》を持つ、大胆不敵で獅子奮迅!疾風迅雷の電光石火!臥薪嘗胆のナイスガイ!一発逆転の一撃必殺、一騎当千の一番人」
  _
( ゚∀゚)「ごめん偉そうな事言って俺はジョルジュだからもうやめて」

(´・∀・)

ξ゚⊿゚)ξ「あの、申し訳ないけど私達、道に迷ってるのよ」
  _
( ゚∀゚)「お……」
  _
(;゚∀゚)「まいったな…」

ξ゚⊿゚)ξ「?」
  _
( ゚∀゚)「おっぱいないから喋る気が起きない」

ξ゚⊿゚)ξ

ξ#゚⊿゚)ξ

136 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:25:07.19 ID:KsCnKfExO
(;・∀・)「ちょ!!止まれ!!落ち着けツン!!大丈夫だから!!世には貧乳好きなお兄さんもいるから!!」

ξ#゚゚⊿゚゚)ξ「がるああああああああああああああッッ!!」
  _
(;゚∀゚)「うわ、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

(;・∀・)「ちなみにブーンは貧乳好きだ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「あらジョルジュさんご無礼を。さて話を続けましょうか」
  _
(;゚∀゚)「………」

カタカタと震えるジョルジュと冷や汗を流すモララー。
恐怖だ。

ξ゚⊿゚)ξ「とりあえず、図書館に行きたいんだけど、わかる?」
  _
(;゚∀゚)「はい、えっと図書館。図書館…ね。えーっと、図書館はね」

ξ゚⊿゚)ξ「わからないの?」
  _
(;゚∀゚)「え?わかるよ!?わかりますよ!?思い出すからちょっと待ってね!!」

(;・∀・)「………」

148 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:31:36.37 ID:KsCnKfExO
その時。

「なに騒いでんだ?なんかあったか?ジョルジュ」

( ・∀・)「?」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」
  _
(;゚∀゚)「………あ」
  _
( ゚∀゚)「ギコ」


(,,゚Д゚)「……客人か?しゃらくせえな」

(;・∀・)「――――――!!」ξ;゚⊿゚)ξ

二人を襲ったのは、えもいわれぬ不快感だった。
内蔵の内側からえぐられるような、強烈な負の感情。

(,,゚Д゚)「なーにうだうだやってんだよ。ややこしい事には首を突っ込まずに」

(,,゚Д゚)「そいつらを、ぶっ倒しゃいい話じゃねえのか?」

(;・∀・)「……なんだ、お前…!!」

164 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:39:25.48 ID:KsCnKfExO
(,,゚Д゚)「さて、と」

(,,゚Д゚)「荒々しい空気《ラドンテイク》】……!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「!!」

(;・∀・)「うっ!」

ぶわ、と一気に嫌な汗が流れ出る。
吐き気が込み上げて来そうな、嫌な気分だけに二人は支配されそうになる。
  _
( ゚∀゚)「おいおい、見境ねーな。どうしたよ?」

(,,゚Д゚)「ふん。今は何故かイラついてるのさ。それと、新技の試し打ちがしたいってのもあるけどな」

(;・∀・)「ツン!最初から全力で行くぞ!」

ξ;゚⊿゚)ξ「わかってる!!」

(,,゚Д゚)「じゃあ、そろそろ行かせてもらおうか」

(,,゚Д゚)「【荒々しい空気《ラドンテイク》】――――――」



――――――「『ブラウザクラッシュ』!!」

強烈な黒い光が、そこに立ち上げ………

181 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:45:54.29 ID:KsCnKfExO
――――――図書館前。

「………」

(;^ω^)

「…やっと」

(;∵)

「やっと、見つけた」

(;´_ゝ`)

「見つけたぞ、ブーン君」

嘘だと思った。
だって、それほどまでに唐突過ぎる。
準備も何もあったもんじゃない。
その聞き覚えのある声が。

(;^ω^)「………どこ、だお……?」

「ここ」

「屋根の上に、いるぞ」

その聞き覚えのある声が、何故ここに。

190 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:48:50.70 ID:KsCnKfExO
「絶賛逃走中の割には…」

「…えらく、楽しそうじゃのぉ」

「…兄者」

二人にとって聞き覚えのある声が、飛んできた

(;゚ω゚)「……お」

(;´_ゝ`)「…」

驚愕。同時に、焦燥を。
二人が顔を上げた、そこにいたのは



/ ,' 3「…ふ…ふふ…」

(;´_ゝ`)「…あら、まき…?」


――――――荒巻。
いま二人が目指す、ドクオの一番の仲間。
全てを模倣する能力を持つ、老人。

196 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:52:47.85 ID:KsCnKfExO
(;^ω^)「…荒巻……!!」

/ ,' 3「こんにちわブーン君。たまたま君を見つけるとは、ワシも運がいいみたいじゃな」

(;^ω^)

………待て、そんな事はどうだっていい。

/ ,' 3「兄者も、逃げた先にブーン君、か。お前は場を引っ掻き回す力でもあるのかの?」

(;´_ゝ`)

………待てってば、そんな事も、どうだっていい。

それより、荒巻。

なんで、お前

(;^ω^)「なんで、お前………」




(;^ω^)「両手が、無いんだお……!!?」

/ ,' 3

/ ,' 3「………ふはは」

――――――荒巻の腕と呼べるそれには、肘から先が、存在していなかった。

206 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 22:57:22.14 ID:KsCnKfExO
/ ,' 3「なんじゃ、珍しいか?お前さんも、敵の腕くらい飛ばした事があるじゃろ?」

(;^ω^)「…そんな話をしてるんじゃないお…!」

/ ,' 3「………ふん」

(;´_ゝ`)「説明しろ荒巻。お前ほどの実力者に、何があった?」

(;´_ゝ`)「いったい、誰にやられた?」

/ ,' 3「………やれやれ」

/ ,' 3「ま、ちょっと襲われただけじゃよ」


/ ,' 3「………ドクオに、な」

(;^ω^)「は!?」

/ ,' 3「………ドクオは、いま……」


「【選択者《アレンジ》】に目覚めて、半暴走状態なんじゃ」



218 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:03:43.97 ID:KsCnKfExO
(;^ω^)「ドクオが…!?」

/ ,' 3「言い訳になるが、完全に不意じゃった。あいつはいきなりワシを襲ってきてな」

/ ,' 3「応戦してみたものの、この様じゃよ。そして逃げてきた、と。はは………」

(;´_ゝ`)「じゃあ、なんでそのままなんだよ!?お前の能力…コピペなら、手くらいどうとでも出来るだろう!」

/ ,' 3「老人に無茶を言うなよ」

/ ,' 3「ワシの能力………【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】は、一つしかコピペしておく事が出来ない」

(;^ω^)「……!?」

/ ,' 3「老人のくせに、血を流し過ぎてな」

/ ,' 3「ワシはいま、ドクオの『生命力』をコピペしてギリギリ生きておるんじゃよ」

(;´_ゝ`)「…え……」

231 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:08:01.05 ID:KsCnKfExO
/ ,' 3「手もコピペしようとしたが、これがまたなかなか癒着が遅くての。まぁ他人の物だから当たり前じゃが」

/ ,' 3「だからワシはあいつの生命力を借りる事を先決した」

( ^ω^)「………」

/ ,' 3「そして」

/ ,' 3「コピペ元のドクオと離れすぎたからか、それも段々と弱まってきておる」

(;^ω^)「!!」

/ ,' 3「まぁ、ブーン君や兄者の生命力をコピペして生き長らえるってのも出来るんじゃけどな?」

/ ,' 3「でも、な」

「もういいんじゃよ。ワシはな」

(;´_ゝ`)「………」

248 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:13:02.62 ID:KsCnKfExO
/ ,' 3「ワシはもうたくさん面白いものを見た」

/ ,' 3「楽しい戦いも出来た」

/ ,' 3「本当に、本当に」

/ ,' 3「ぎょーさん生きたんじゃ」

(;^ω^)「………」

/ ,' 3「だから、ブーン君。君なら出来るじゃろ」

/ ,' 3「戦場で逝ぬ。それなら、本望じゃ」

/ ,' 3「ワシの最後を、ワシの散り様を」

/   3「お前に、頼む」

(;^ω^)「――――――!!」

/ ,' 3「【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】!!」

――――――荒巻、ここにドクオの生命力を破棄。
出血多量のその体で、動ける時間は
軽く見積もり、2分弱――――――

262 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:19:06.30 ID:KsCnKfExO
荒巻が、屋根の上から跳躍。

/ ,' 3「『図書館の質量』を、コピペする!!」

そして、ブーンを目掛け高速落下。
とてつもないスピードで空気を切り、一撃の破壊力を想像したくもないものへ変える。

(;´_ゝ`)「!!ストッ…」

(;^ω^)「兄者!!手ぇ、出すなお!!」

(;´_ゝ`)「ブーン!!」

(;^ω^)「あいつのご氏名は僕だお!!ならば」

(;^ω^)「僕がきっちり引導を渡してやるお!!」

(;^ω^)「いくお!!【気分次第《アンカーテイク》】ッ!!」

278 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:21:43.15 ID:KsCnKfExO
( ^ω^)「さてま、みなさん安価の時間だお」

( ^ω^)「さて、と」

( ^ω^)「あのおじいちゃんに幸せな葬式を開くための、あなたの厨二妄想を。指定アンカーは………」

――――――>>300

 

300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 23:22:02.26 ID:68Xe+c360
安価で決めたことがそのまま起きる能力
 

 

366 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:24:28.49 ID:KsCnKfExO
『能力が決定しました。』

>>300 安価で決めたことがそのまま起きる能力

( ^ω^)「これは………!!」

( ^ω^)「またまた面白そうな力だお!」

493 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:33:03.87 ID:KsCnKfExO
『安価で決めたことがそのまま起きる能力』

確率変動や、未来の事象が決定出来る能力か。

これまたなんとも、博打な能力だお。
……ま、いつだって僕はそうか。とにかく。


/ ,' 3「うらああああああああああああああ!!!」

この上から降ってきた図書館の重みを持つ老人を、なんとかせねば。


(#^ω^)「おおおおおおおおおおおおお!!!」

(#^ω^)「能力、発動!!」

(#^ω^)「>>500!!>>505!!>>510を………」

(#^ω^)「引き起こすッ!!」

 

500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 23:33:20.05 ID:4P329xkT0
新巻がやはり全快する
505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 23:33:21.86 ID:Fd7XbZz3O
あらまきの能力がアンカーテイクになる。
510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 23:33:29.70 ID:cPTzsde40
これはブーンのピンチを>>710が救うフラグ!
710 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 23:45:14.96 ID:OOI57Cnn0
荒巻の過去に引き込まれる
 

619 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:39:17.84 ID:KsCnKfExO
/ ,' 3「!!?」

地面へ突き刺さりかける、荒巻。
アスファルトを軽く粉砕するはずのその体は、地に降り立っただけ。

/ ,' 3「………これ、は」

荒巻の腕が、戻っている。
それだけではない。【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】が、消えているのだ。

(;^ω^)「………」

しかしそんなもの、ブーンにとっては悪い結果でしかない。

(;^ω^)(まだまだ安価で引き起こす事は出来る…けど、僕にとってマイナスに働く事もある、ってか……)

その思いが些か、現象を引き起こす事を躊躇わせる。

646 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:42:00.43 ID:KsCnKfExO
/ ,' 3「……!!これが」

/ ,' 3「君の使う、アンカーテイクってやつか」

(;^ω^)「そうだお…」

/ ,' 3「………なるほど、の………」

/ ,' 3「ならば尚更、生かしておけんわな」

(;^ω^)「!!?」

750 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:48:04.24 ID:KsCnKfExO
/ ,' 3「なぜ気付いていないのかは知らんが…」

/ ,' 3「この能力はお前が持っている事に意味があるようじゃな」

(;^ω^)「…お……?」

/ ,' 3「何も、気がつかないのか?それとも、ワシがおかしいのかのぉ?」

/ ,' 3「貴様はいま何を考えているのかは知らんが、この能力が持つ意味は大きい。この力を持ち、わかった」

/ ,' 3「ブーン、お前は………」

(;^ω^)「え………?」

816 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/23(火) 23:56:02.34 ID:KsCnKfExO
――――――いつか、昔。

「………暇、じゃな」

「なぁ………婆さん………」

「………あぁ、いないんじゃったな」

「………暇、じゃなあ」

「ワシも、こうやって一人寂しく、死んでくのかの?」

「………」

「………」


「パソコンでもやるか………」

848 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:00:36.88 ID:KsCnKfExO
「………これは、2ちゃんねるか」

「あぁ、こうやって馬鹿が馬鹿やってるのを見ると癒されるな。こう、絶望していたのが馬鹿らしくなる」

「………ん?」


「なんじゃ、これ………?」


「VIP、か…」







「………『( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです』?」



「ほぅ、何か知らんがえらく伸びとるようじゃの………」

883 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:03:52.54 ID:e5RUq1oYO
「………ほぅ、なるほど」

「えらく面白そうなストーリーじゃな」

「一話は、どこで………」

「………」


「………ぶはっwwwwwww」

「コーラてwwwそれはないじゃろ作者wwww」

「フワフワのパンケーキwwwごり押しwwww」


「………ふぅ、笑ったな」

「………」

「いいなぁ」


――――――ワシもこんな世界に、行けたらなぁ――――――

44 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:13:21.60 ID:e5RUq1oYO
/ ,' 3「」

――――――思い出したんじゃ。


おそらく、意図的に消されていた記憶。

ワシは、確実に



/ ,' 3(あのスレを見ていて、そして――――――)

(;^ω^)「ど、どうしたお…?」

/ ,' 3「………」

(;^ω^)「………?あ、荒巻?」

(;´_ゝ`)「?」

59 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:17:00.59 ID:e5RUq1oYO
/ ,' 3「ブーン君」

(;^ω^)「お!?」

/ ,' 3「君の本当の名前はなんだ?」

( ^ω^)「え」

(;^ω^)「えっ?」

/ ,' 3「お前の、本当の名前はなんだ?」

( ^ω^)「……僕の…」



………名前………?

81 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:21:17.77 ID:e5RUq1oYO
/ ,' 3「ワシにはわからん。わからんが」


/ ,' 3「お前には戦うべき相手がいるんじゃよ。知らんか?」


(;^ω^)「え?」

/ ,' 3「ドクオじゃない。ドクオより強大で……恐らく、もう動き出しているはずなんじゃ」

/ ,' 3「思い出してくれ。お前がこの世界に降りた意味を。お前がこの闘いに来た意味を」

(;^ω^)「お?……お…?」

荒巻が何を行っているのかがわからない。
僕は、勝手にこの世界に飛ばされただけで。
右も左もわからず、ただ私情だけで闘いを引っ掻きまわしてただけ、

だけ、なのに。

まるで荒巻は、僕がここにいるのが必然だと言うような言葉を出す。

109 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:26:25.70 ID:e5RUq1oYO
(;´_ゝ`)「ちょ、ちょっと待てよ」

(;´_ゝ`)「荒巻、お前はどうしたんだ!?何をいきなり………」

/ ,' 3「気付いた、んじゃよ」

(;´_ゝ`)「?」

/ ,' 3「考えてみろ。こんな世界にいきなり飛ばされて、闘いを強要されて」

/ ,' 3「なのに、ワシらの中に………能力を使う事を拒んだ者が。絶対に、死んでも戦いたくないといった者がいないのは、何故じゃ?」

( ^ω^)「!」

/ ,' 3「アンカーテイクをもらって、少し気付いた事があっただけじゃよ」


/ ,' 3「恐らく、ブーンは――――――」




/ ,' 3「ぐふっ」

132 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:30:15.66 ID:e5RUq1oYO
――――――???

メタ*' -')ル「………」

メタ;*' -')ル「やばい。めーちゃん焦燥です」

メタ;*' -')ル「ねぇデレちゃん!」

ζ(゚ー゚*ζ「ん?メタルちゃん。なに?」



メタ;*' -')ル「母者さんが、いなくない?」

ζ(゚ー゚*ζ

ζ(゚ー゚*;ζ「え」

メタ;*' -')ル「もしかして、どっかいったっぽい?」

ζ(゚ー゚*;ζ「ええええええええええ」

160 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:34:52.91 ID:e5RUq1oYO
メタ;*' -')ル「あの人、暴れてこないよね?」

ζ(゚ー゚*;ζ「し、知らないよそんなの………」

メタ*' -')ル「………でも、母者さんがもしまた暴走して、【加速する者《1001テイク》】使ったら……」

ζ(゚ー゚*;ζ「え、ちょ………」

「安心しろ」

ζ(゚ー゚*ζ「?」

「あいつだって、そんな馬鹿じゃねえよ。用があったなら、やることやって帰ってくるさ」

メタ*' -')ル「………」

176 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/24(水) 00:39:54.88 ID:e5RUq1oYO
「ま、安心しろ」

「どのみち、生き残るのは………『今回も』俺様だ」

ζ(゚ー゚*ζ「でも、大丈夫なんですか?」

「なにがだ?」

ζ(゚ー゚*ζ「今回はイレギュラーがあるって、言ってたじゃないですか」

メタ*' -')ル「………ブーン、だっけ」

「………」

ζ(゚ー゚*ζ「私は、心配でならないです」

ζ(゚ー゚*ζ「もしあなたが死ぬような事があったら………」

「ねぇよ。心配すんな」

「この、俺様…」

( ^ω^)「…内藤ホライゾンに誓って、それはねぇよ」



第二十話、終わり。

Posted at 2011/08/29 21:08:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブーン系小説 | パソコン/インターネット
2011年08月28日 イイね!

( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです 第19話

17 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:10:11.84 ID:MShrtUd/O
( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです

第十九話。

『前回までのあらすじ』
最強能力決定戦と称し様々なチート能力者と戦うはめになったブーンは、安価内容をそのまま使える能力【気分次第《アンカーテイク》】を駆使して強敵を倒していく。
新たな【自分次第《アンカーコール》】によりフサギコに圧倒的勝利を収めるも、使用の反動からその場に倒れてしまう…。

今回の敵は!?今回の安価は!?
前回の無謀で3秒の重みというものを知った作者は、もうあんな暴走はしないのか!?

29 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:14:29.46 ID:MShrtUd/O
一応、登場人物とその能力

( ^ω^)【気分次第《アンカーテイク》】(vip)
・戦闘修了

(´・ω・`)【弱者のパラダイム】(PSYREN)
lw´‐ _‐ノv【オニヨン】(ピクミン)
川 ゚ -゚)【火水木金土日月を操る程度の能力】(東方)
・戦闘修了

从 ゚∀从【見稽古】(刀語)
ξ゚⊿゚)ξ【拳王ラオウ】(北斗の拳)
( ・∀・)【世界《ザ・ワールド》】(ジョジョ)
・戦闘中


('A`)【一方通行《アクセラレータ》】(禁書)
/ ,' 3【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】 (vip)
(#゚;;-゚)【幻視】(SIREN)
( ´_ゝ`)【強制規制《ストッパーテイク》】(vip)
(´<_` )【電人HAL】(ネウロ)
・???


  _
( ゚∀゚)【本質晒し《フシアナテイク》】(vip)
( ´∀`)【百式観音】(HxH)
(,,゚Д゚)【荒々しい空気《ラドンテイク》】(vip)
・協力中?

32 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:16:40.31 ID:MShrtUd/O
※ブーンの能力【気分次第《アンカーテイク》】について
指定アンカーにかかれていた能力をそのまま使える能力
「~能力」と、最後に能力とかかれていなければ再安価。
一人の敵につき一回ずつ出来、その戦闘が終了した時点で能力は消える。

今まで出てきた能力
『手から溢れんばかりのコーラを出す能力』
『座布団を一週間近く回し続けられる能力』
『髪の毛を急速に成長させる能力』
『超反射神経が身に付く能力』
『アンサートーカーを取得しそれを100%使いこなす能力 』
『手の平からピクミンを無限に出現させる能力』
『指定した範囲の空間の疎密を固定する能力』
『ワリバシを上手に割れる能力』
『尻から毎秒50トンの土石流をほとばしらせる能力』
『目視したものを任意で捻る能力』
『口からもの凄い勢いで腐った牛乳を出す能力』『どんな状況下においてもフワッフワのパンケーキを作ることができる能力』
『体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力』
『すべての攻撃の対象をドクオに変える能力』
『自分の爪を折ると相手の歯が折れる能力』
『脈絡なく死を与える能力』
『FFに出てきた全ての黒魔法が使える能力』『明日の正座占いが一位になる能力』『スタンド”ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム”を自分に発現さ せ、120%使いこなす能力(オリジナルも超える)』『未元物質 の能力』『理想を現実に変える力を100%使える能力』
『同じ物を4つ以上揃えると消せる能力』

35 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:18:15.14 ID:MShrtUd/O
『殲滅眼(イーノ・ドゥーエ)を使いこなす能力』
『任意の寓話付きになれる能力』
『ガッキーを召喚する能力』『btcmに出てきた全ての指輪の力を自由に使える能力』
『両腕がドクオに股間がモララーになる能力』『大嘘憑きを100%使いこなせる能力』『事象の確率を操作する能力』『体がものすごく臭くなる能力』
『チープ・トリックを目の前に山積みにする能力』『自分の黒歴史を一つ言うごとに相手の攻撃を一回無効できる能力』『オナニーしている最中ステルス状態になる能力』『人間サイズのデモンベイン(フル装備)に変身できる能力』
『手から任意の大きさの文房具を出す能力(何個でも出せる)』『七鍵守護神を使用できる能力』『蟲を自由に呼び出し、自由に扱う能力』『対象に不安を植え付け増長させる能力』『プレインズウォーカーになる能力』『物体の大きさを自由に変えられる能力』
『相手をふたなりにする能力』『奇跡を起こす程度の能力』『ものすごい速さで頭突きできる能力』『アドン・サムソン並にマッチョになる能力』
『イマジンブレイカーが使えるようになる能力』『周囲で発生した音を記憶し、音の発生源で起こった現象を相手に発生させる能力』
『任意の人物に下痢を伴う猛烈な腹痛(※だがうんこは絶対に出ない)を与え続ける能力』『チャリオッツ・レクイエムを使える能力』『任意の仮面ライダーに変身する能力』
『デリヘルをいくらでも呼べる能力』『物理的なダメージを無効にする能力』『能力を100%扱えるようになった渡辺を再びこの世に存在させる能力(能力が消えても渡辺は消えない)』
『金玉袋を四時元ポケットにする能力』『息を止めている間自分以外誰も能力が使えなくなる能力』』『既存の法則を無視できる能力』
『「ブーン系」のSSに出てきたブーンが使ったことのあるすべての能力』『ドラえもんの四次元ポケットに入ってる道具が使えるようになる能力』『ピカピカの実の能力』
『魔法律の使者を召還し自由に使役できる能力』『相手の髪の毛が急速に発達する能力』『手から洗剤を出せる能力』『光の速さで縦横無尽に飛び回れる能力』

41 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:19:52.24 ID:MShrtUd/O
『黒魔神闇皇帝を呼び出し、自由に操れる能力』『( ,'3 ) 中嶋が有する主謀者《オリジナル》任意の空間への入口(URL)を設置、触れた者をそこへ強制移動させる
【未知への誘い《ジャンプテイク》】が選択者《アレンジ》になった時の能力』『「盗」を距離制限無しで使える能力』
『相手の頭の中をピンク色にする能力』『↓の能力を無効化する能力』『熱気バサラ以上の歌エネルギーを用いて歌で争いを終わらせることができる能力』『ガイルの能力』
『涅槃寂静・終曲を完全に使いこなす能力』『一度だけ好きなタイミングでベヘリットを使用できる能力』『右手からドラクエの全呪文を左手からドラえもんの秘密道具を出す能力』


以上。

54 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:23:48.38 ID:MShrtUd/O
「あなたはなんなの?」

誰かが言う。

「ねぇ、あなたは知ってるんでしょ?」

僕に言う。

「私はそうなの。選択者《アレンジ》に目覚めた時から、ずっとあなたを知ってるの」

「…お……」

あれ、僕はいま何をしているんだ?
どうやら、生きている事だけは確からしいが。

体が、動かない。

「ねぇ、答えてよ」

「あなたは誰なの?」


誰かが言う。
僕に、言う。

62 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:27:48.43 ID:MShrtUd/O
(; ω )

「……ねぇ、『ブーン』」

(; ω )「……お」

ζ(゚ー゚*ζ

ζ(゚ー゚*ζ「あなたは誰なの?」

そこには見知らぬ少女がいる。
仰向けに地面に倒れる僕に、一方的に語りかけている。

(; ω )

ζ(゚ー゚*ζ「私が感じているこれはなに?」

知らない子だ。

ζ(゚ー゚*ζ「あなたは、この戦いの何を知っているの?…」

知らない子、なのに。

ζ(゚ー゚*ζ「…ブーン」

(; ω )「…デレ……?」

………なんで、僕たちは
お互いの名前を知っている………?

74 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:32:13.84 ID:MShrtUd/O
「答えてよ!!」

その見知らぬ、けど知っている少女の叫び声。

(;^ω^)「……デレ…」

ζ(゚ー゚*ζ「おかしいよ!オリジナル、【気分次第《アンカーテイク》】なんて能力!」

ζ(゚ー゚*ζ「なんでそんな危なっかしい能力で生き残ってられたの!?」

ζ(゚ー゚*ζ「あなただけなんで外側の『読者』に干渉出来るの!?」

(;^ω^)「………お……?」

ζ(゚ー゚*ζ「あなたは誰なの?」

ζ(゚ー゚*ζ「あなたの名前は何?」

(;^ω^)

………こいつは、何を言っているんだろう。
僕はブーンだ。
その、はずなのに………。

90 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:35:02.55 ID:MShrtUd/O
ζ(゚ー゚*ζ「……もう、いい」

(;^ω^)「!?」

デレが、懐から何かを取り出す。
それはナイフ。………否、ナイフという丈ではなく、それは斬投両用に作られた刀。
――――――クナイ。

ζ(゚ー゚*ζ「あなたがいなくなれば、何かが変わるはず」

ζ(゚ー゚*ζ「少なくとも私の選択者《アレンジ》としての何かが反応をくれると思う」

(;^ω^)「ちょ、待て!!」

ζ(゚ー゚*ζ「むり。待たない」

ζ(゚ー゚*ζ「さよなら、ブーン」

(;゚ω゚)「――――――!!」

まずい………!!
体が、動かない――――――!!

105 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:39:27.89 ID:MShrtUd/O
――――――どこかのコンビニ前

ξ;゚⊿゚)ξ「はぁ…はぁ……」

(;・∀・)「くっそぉ…ちょこまかとォ…!!」

从 ゚∀从「えへへ、だいたいわかってきたぞ…あ、わかってきたにゃん☆」

ξ;゚⊿゚)ξ「うわ、うっぜぇ…!」

余裕、と言った表情で猫真似をするハイン。

从 ゚∀从「とりあえず、精力の塊みたいなあんたにはエナジードレインだ」

ξ;゚⊿゚)ξ

从 ゚∀从「んで、物理攻撃しか出来ないあんたにはネーヨさんの酸を、ね」

(;・∀・)

从 ゚∀从「スピードでも負けない。恐い技もない。ジリ貧でも必ず上回る」

从 ゚∀从「……で」

从 ゚∀从「まだやる?」

そのハインのいやらしい笑いが、二人に冷や汗を流させた。

117 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:43:57.54 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从「どうする?諦めたっていいよ?アタシはもう、あんたらの能力『見た』し」

( ・∀・)「……」

ξ;゚⊿゚)ξ「どうすれば…」

( ・∀・)「やれやれ…ツンさんよ」

ξ゚⊿゚)ξ「?」

( ・∀・)「俺に、策がある」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

( ・∀・)「俺に任せてもらえるか?」

ξ゚⊿゚)ξ「むり」

从 ゚∀从「………」

( ・∀・)「………」

( ・∀・)「いまシリアスなとこなんだけど…」

ξ゚⊿゚)ξ「なおさらむり」

(´・∀・)

133 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:49:34.37 ID:MShrtUd/O
( ・∀・)「まぁそう言わずにさ」

ξ゚⊿゚)ξ「………」

( ・∀・)「後でブーンさんの好きな体位教えるから」

ξ゚⊿゚)ξ「私の命あんたに預けた」

从;゚∀从

从;゚∀从「いやいや、待てよ。いま見てたろ?あんた、勝てないって!なんだよあんた!」

( ・∀・)「なんだよ、だと?知らないのか?じゃあ」

( ・∀・)「名乗らせてもらおう!!俺はモララー!!世界《ザ・ワールド》を持つ、大胆不敵で」

ξ゚⊿゚)ξ「しにたいのか」

( ・∀・)「生きていたいでーす!行ってきまーす!」

モララーが、地を駆ける。

162 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:54:13.97 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从「【アシッドルール】!!」

ハインが際限無く酸を放出。空中へちりばめられる。

( ・∀・)「【世界《ザ・ワールド》】!!」

対しモララーは時間を止め、飛び散る酸を空中へ固定する。

( ・∀・)「ふっ!」

止まった酸の抜け道をを乗り越え、ハインへ特攻をかける。

しかし

从 ゚∀从「……」

( ・∀・)「………」

やはり、見てる。どうやったかは知らないが、ハインは【世界《ザ・ワールド》】を視認していた。

そして、止まった時の世界を認知した上で

从 ゚∀从「………」

どろぉ、と。
ハインが【アシッドルール】で、完全に体を酸に変える。

170 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 21:59:48.14 ID:MShrtUd/O
( ・∀・)(やばいな………)

時は、動き出す。

ξ゚⊿゚)ξ「あ」

ようやく時に身を任せた酸達が、重力に導かれ地へ落ちる。
しかしツンの目には、「モララーが瞬間移動して回避した」としかうつらなかった。

从 ゚∀从「………」

( ・∀・)「………」

モララーはすぐに考える。
やはりこいつは、止まった時を認知している。動けるかどうかは知らないが、確実に。
【世界《ザ・ワールド》】の良さは、先手が必ず取れるところにある。しかし、やはりこの【見稽古】。これはやっかいだ。

从 ゚∀从「すごいね」

( ・∀・)「?」

从 ゚∀从「時が止めれるなんて。2回見たけど、未だによくわかんないや。難しいのかな?」

( ・∀・)「難しいってレベルじゃねえよ。これはな、選ばれた人間しか使えないんだから。なんたって、DIO様だぞ?」

180 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:05:41.55 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从「そうなの?すごい!」

( ・∀・)「はっ!余裕ぶっこいてんなよ。今からそのきめ細かい肌細胞をぶちぶち潰してやるんだからよ」

从 ゚∀从「あ、そう?」

从 ゚∀从「じゃあ練習しとこっかな」

从 ゚∀从「【世界《ザ・ワールド》】。時よ、止まれ!」

(;・∀・)「!!」

――――――停止。

ξ゚⊿゚)ξ

(;・∀・)(おいおい、嘘だろ……?)

从 ゚∀从「あ、止まった」

从 ゚∀从「今のうちぃ!」

ダッシュ。【障り猫】のスピードが、時の止まった世界を駆け抜ける。

(;・∀・)「――――――!!」

195 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:09:49.11 ID:MShrtUd/O
(;・∀・)(ありえねぇ!スタンドが出てるわけでもない!見ただけで!見ただけで――――!!)

その間にも、モララーの鼻先には

从 ゚∀从「えへ」

ハインが。

(;・∀・)「――――!!」

从 ゚∀从「あ」

その時、ふいに

時が、動き出す。

(;・∀・)「ぶはっ!!」

自由を取り戻したモララーがギリギリ、文字通りすんでのところで体を入れ替え、ハインをかわす。

从 ゚∀从

从 ゚∀从「………」

从 ゚∀从「えへへ、いいもん見ちった」

从 ゚∀从「あんた、動かなかったね?」

211 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:13:32.35 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从「いやぁ、一回目だからか、ちょっとしか時間止められなかったな。4秒くらいか?」

(;・∀・)(4秒?今ので!?まるで、10秒くらいには感じたのに…?)

从 ゚∀从「でも」

从 ゚∀从「私が止めた時の中では、あなたは動かなかった。まるで、ディオがスタプラの時に動けなかったように」

(;・∀・)「」

从 ゚∀从「うん、うん」

从 ゚∀从「慣れれば余裕だな、これ」

222 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:18:25.99 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从「ただ、連続使用が出来ないんだね、これ」

从 ゚∀从「これはやばい。アタシが時を止めた後に、あなたに時を止められたら、アタシはなす術がない」

从 ゚∀从「だから、先に使わせるとするか」

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、大丈夫なの!?モララー!」

(;・∀・)「大丈夫じゃないな!」

ξ;゚⊿゚)ξ「おま、自信満々に………!!」

(;・∀・)「だから!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「!?」

(;・∀・)「後で、頼るぞ!!」

ξ゚⊿゚)ξ

ξ゚⊿゚)ξ「わ、わかった!!」

从 ゚∀从「【アシッドルール】」

広範囲に撒かれた酸が、モララーを襲う――――――

239 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:24:02.87 ID:MShrtUd/O

酸が、広範囲から飛来。
ただ倒す目的で、ではない。
本当にそうしたいなら、一点集中して飛ばしてくればいい。
そうしない理由は、簡単だ。
モララーに【世界《ザ・ワールド》】を使わせるため――――――

( ・∀・)「させるかそんなもん………!!」

その思惑を読み取ったモララーが、【世界《ザ・ワールド》】の反射神経のみでそれをかわしてゆく。
一滴にも当たらず、全てを回避せんと目を光らせ、安全地帯を割り出す。

( ・∀・)(幸い、あいつはスタンドまでは真似を出来てない!本来は、このパワーとスピード、精密性も含めて【世界《ザ・ワールド》】だ!)

しかし

从 ゚∀从

从 ゚∀从「そりゃ、かわすよな。そんな小さい弾幕くらい………」

252 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:27:55.00 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从「だが、そこに――――――」

――――――大きな波動を混ぜたら、どうなるのかな………?

(;・∀・)

(;・∀・)「ま、さか――――――」

从 ゚∀从

从 ゚∀从「北斗神拳、奥義。北斗……」

(;・∀・)「」

从 ゚∀从「GO」

从 ゚∀从「SHOW」

从 ^∀从「HA☆」

全てをかき消さんばかりに、大きな闘気が放たれる。
回りには、小さな酸の弾幕。

(;・∀・)(逃げ場が――――――)

ない。

264 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:31:58.73 ID:MShrtUd/O
(; ∀ )(くッそ――――――)

从 ゚∀从

(;・∀・)「【世界《ザ・ワールド》】!!時よ、止まれ!!」

从 ゚∀从「ひゃっ!!」

全てが、停止。
酸も。剛掌波も。ハインも、少しだけ。

しかし、ハインは笑っている。
「競り勝った」、と。

(;・∀・)「――――――」

モララーがそこでとった行動は、逃避。
なるべくハインとの距離をあけ、ハインの攻撃圏外に、と。
しかし無情にも、時は動き出す。

280 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:36:14.08 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从「やったね!」

既に自分に背を、向け走っていたモララーに語るように

从 ゚∀从「【世界《ザ・ワールド》】!!」

時を、止める。

(;・∀・)「う゛………」

モララー、停止。もはやモララーに、出来る事は一つとてない。
ただ、ハインの動きを認知するのみ。

从 ゚∀从「ひゃっほい!!」

障り猫のスピードが、モララーが必死になって開けた距離を一気につめる。

そして

(;・∀・)

从 ゚∀从

非常に大きな音を立て、
強烈な拳が、顎を貫いた――――――

305 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:40:28.92 ID:MShrtUd/O


(  ∀ )「うっ………!!」



ただしそれは


从; ∀从「が………!!?」


ハインの顎に、だ。

(  ∀ )「っっっっっっっ――――――」





( ・∀・)「――――――っっっっっっそだよおおおおおおおおおん!!!!」





从; ∀从「が…ぁ……!!」

ドでかい一撃が、ハインの顎に突き刺さる。
そのままの勢いでハインは、5mは上空に打ち上げられた。

329 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:43:11.98 ID:MShrtUd/O
从;゚∀从「うぐぅぅぅぅぅぅ!!!」

( ・∀・)「馬鹿かお前!!お前が真似てる【世界《ザ・ワールド》】は俺の力!!」

( ・∀・)「【スター・プラチナ・ザ・ワールド】ならいざ知らず!!俺の力なんだぜ!?」

( ・∀・)「その中で!俺が十全に動けねーわけがねえだろうがよ!!」

从;゚∀从「!!」

じゃあ、今まで………

从;゚∀从「騙してたのか!!」

( ・∀・)「騙してたのよ!!」

( ・∀・)「許せ!!」

从;゚∀从「やだよ!!」

352 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:46:50.12 ID:MShrtUd/O

(#・∀・)「しかし騙す為とは言え、今までコケにしやがって…!そういや、名乗ってなかったな?さんざ馬鹿にしてくれたんだ。お礼に、俺の名を刻め!!」

从;゚∀从「………」

(#・∀・)「名乗らせてもらおう!!俺はモララー!!世界《ザ・ワールド》を持つ、大胆不敵で獅子奮迅!疾風迅雷の電光石火!臥薪嘗胆のナイスガイ!一発逆転の一撃必殺、一騎当千の一番人気!」

(#・∀・)「さぁ蹂躙の狼煙を上げろ!ここからは俺が支配する『世界』!!さぁ不変の運命を変えろ!ここから俺が支配する『時間』!!」

(#・∀・)「このモララーに!押されて伏されて倒されなァアアアア!!」


モララー、跳躍。
5m上空になお吹き飛び続ける、ハインに向かって。

388 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:49:39.18 ID:MShrtUd/O
从; ゚∀从(やッば――――――)

迫りくるモララーに備え、なんとか空中で態勢を整えようとする。

――――――が。

从;゚∀从「え……!?」

ぎぎぎ、と錆びた機械のような感触。

空中に放置されたままの、自分の体。

从;゚∀从(……体、が……)

動かない………?

「ったりめーだろ」

从;゚∀从「!?」

( ・∀・)「今、ここはダミーのお前の世界じゃない」

( ・∀・)「時を止めてんのは、オリジナルである俺だ!」


形勢、ここに完全に逆転――――――

416 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:55:22.96 ID:MShrtUd/O
(#・∀・)「うおおおおおおお!!」

从#゚∀从「あああああああああ!!!」

二人が吠える。今こそ決着の時だ、と言わんばかりに。
幸か不幸か、先にアクションを見せたのは――――――

从;゚∀从「あああああああああああああ゛あ゛!!!」

(;・∀・)

――――――ハイン。
彼女は力を振り絞り、【アシッドルール】にて
体を、完全に酸へと変化させる。

从;゚∀从「ははははははははは!!!」

(;・∀・)「ちく、しょお………!!!」

从;゚∀从「どうだ!あんたは触れられないだろ!?惜しかったな!!アタシの勝ちだ!」

(;・∀・)「確かに、触れられない――――」

( ・∀・)「―――俺には、な」

从 ゚∀从「え」

( ・∀・)「【世界《ザ・ワールド》】、解除」

437 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 22:59:56.03 ID:MShrtUd/O
从 ゚∀从

从 ゚∀从「―――――あ」

しまった、と思うのも遅かった。焦っていたからだろうか。

ここは、空中。

私は、酸。液体。

そんなものが空中から重力落下したら、バラバラになる。そして――――

「言ったよな、頼るって」

( ・∀・)「準備、出来てる?」

ξ゚⊿゚)ξ「あたぼーよ」

そこには、大きく構える豪傑暴力系正ヒロイン、ツン。

从;゚∀从「………あ………」

自分、液体、しかもバラバラ。かわす術、なし――――――

「北斗………剛掌波ァァァァァァァァァァ!!!!!」

从; ∀从「――――――」

大きな大きな閃光が、通り過ぎた。

473 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:05:06.74 ID:MShrtUd/O
通り過ぎた先には、もう何もなかった。
ハイン、完全消滅………。

ξ゚⊿゚)ξ「………」

( ・∀・)「ふぃー………」

ξ゚⊿゚)ξ「お疲れさま」

( ・∀・)「うん、ツンもありがとな」

ξ゚⊿゚)ξ「………」

( ・∀・)「………」

ξ゚⊿゚)ξ「でさ、その………」

( ・∀・)「?」

ξ//⊿//)ξ「ぶ、ブーンの……す、好きな…体位……を……その……」

(;・∀・)

(;・∀・)「あ!!やばい!!」

(;・∀・)「ブーンが今とてつもなく命の危険にさらされている気がする!!早く、助けにいかねばぁぁぁぁ!!!」

ξ#゚⊿゚)ξ「待て、逃げんなコラァァァァァァァァァ!!!!」

495 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:08:13.77 ID:MShrtUd/O
――――――図書館前。

モララーが冗談で言った言葉。
それが、本当に再現されていると誰が思っただろうか。

(;^ω^)

ζ(゚ー゚*ζ

少女の手に、クナイ。
ブーン、行動不能。

そして

ζ(゚ー゚*ζ「さよなら」

デレの手が、大きく降りかぶられる――――――

515 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:14:28.39 ID:MShrtUd/O
――――――某所

簡単に言えば、椅子が宙に浮いていた。
浮いているだけではない。
その上には、人が。

('A`)「………あ、ああ………」

/ ,' 3「どうした、ドクオ」

('A`)「………いま、いまを持って」

('A`)「俺は………目覚めた………」

(´<_` )《【選択者《アレンジ》】には?》

('A`)「………あぁ」

/ ,' 3「ほぅ………」

('A`)「だが」

('A`)「………それだけじゃない」

(´<_` )《ん?》

('A`)「………ブーン」

――――――お前は、いったい………。

534 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:17:43.55 ID:MShrtUd/O
ζ(゚ー゚*ζ

(;^ω^)


からんからん、と。
クナイが、手からこぼれ落ちる。

「おいおい、危なっかしいぞ少女がそんなん持ってたらよ」

ζ(゚ー゚*ζ

「だからさ」

ζ(゚ー゚*ζ「………あんた、は」

「それは、『規制対象』だな」

(;゚ω゚)「…え……!!?」

( ´_ゝ`)「………ただいま、ブーン」


あ、兄者………?

570 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:22:06.11 ID:MShrtUd/O
(;゚ω゚)「え?…え……?」

( ´_ゝ`)「そら、少女。そいつ俺の仲間なんだ」

ζ(゚ー゚*ζ

( ´_ゝ`)「無駄にケガしたくなかったら、もう、帰んな」

ζ(゚ー゚*ζ「………」

(;^ω^)「おぉ!!?」

ひゅん、と一瞬。
一瞬で既に、デレはいなくなっていた。

かと思えば、図書館の屋根の上。

ζ(゚ー゚*ζ「……また会おうね、ブーンくん…」

それだけ言い残して、デレはまた消える。
最後の最後まで、何がしたいのかわからないやつだった。

587 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:25:28.44 ID:MShrtUd/O
( ´_ゝ`)「………さて、立てるか?ブーン」

ブーンは兄者に手を貸してもらい、体を起こす。
そして見やる。目の前の、命の恩人を。

((;^ω^)「助かったお!兄者…なんで……!?」

( ´_ゝ`)「………うん」

兄者。かつて守りたかった弟に洗脳され、道を違った悲しき規制人。

( ´_ゝ`)「実は、俺のこの『規制』の力、さ。これの規制の強さは、実は俺自身の『危機感の強さ』に依存する部分があるんだ」

(( ^ω^)「お?」

( ´_ゝ`)「だから、例えば他人の呼吸なんかを規制出来ないのかと聞かれたら、それは無理だ。害だと無理矢理に思っても、危機感を覚える事が出来ないからな」

((;^ω^)「い、いや、そういう事が聞きたいんじゃ………」

609 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:29:12.41 ID:MShrtUd/O
( ´_ゝ`)「そこで、だ」

((;^ω^)「お?」

( ´_ゝ`)「俺は弟者に洗脳された。その後が問題だ」

( ´_ゝ`)「洗脳されてから心に自己防衛機能でも働いたのか、俺は洗脳されながらも自分自身の行動に『このままじゃいけない』って危機感を覚えた」

( ´_ゝ`)「無意識に、洗脳に対して【強制規制《ストッパーテイク》】を発動させ、規制していたらしい」

((;^ω^)「……お」

なるほど、それで………。

( ´_ゝ`)「かつての俺には出来なかった芸当だ。もしかしたら、ちょっとだけ進化したのかもな」

( ´_ゝ`)「もしくは」

(  _ゝ )「曲がりなりにも、これは弟者の能力だ。なんだかんだ言いながら俺は……弟者を心から信用しきれていなかっただけ………かもな」

((;^ω^)「………お」

630 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:33:11.27 ID:MShrtUd/O
((;^ω^)「あ、兄者………」

( ´_ゝ`)「でさ、ブーン」

(( ^ω^)「お?」

( ´_ゝ`)「それ、なんだ?」

(( ^ω^)

(( ^ω^)「それ?」

( ´_ゝ`)「ほら、それ」

兄者が指を指す、それは
ブーンの、背中。

(( ^ω^)

((^ω^ )

( ∵(^ω^ )

( ∵)(^ω^ )

( ∵)(^ω^ )「………」

( ∵)(^ω^)

662 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:36:40.69 ID:MShrtUd/O
( ∵)ノシ

(^ω^ )「……いや、さ…」

(^ω^;)「お前だれぇぇぇぇぇぇ!!?」

( ´_ゝ`)「なんだそれ?ちょ、俺にも見せてくれよ」

( ∵)(;^ω^)「待ってくれお、こいつ、僕の背中に張り付いて離れてくれな………い………」

( ∵)( ^ω^)

( ∵)(;^ω^)「………背中?」


まさか、こいつ………

684 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:40:00.59 ID:MShrtUd/O
( ∵)

( ∵)(;^ω^)「………」

( ´_ゝ`)「……?どうした?」

( ∵)(;^ω^)「……ちょ、待って兄者…お願い、一個聞いてくれる?」

( ´_ゝ`)「は?」

( ∵)( ^ω^)「背中、絶対に、見ないで」

( ∵)(;^ω^)「こいつ多分、【チープ・トリック】………」

(;´_ゝ`)「………え、マジで………?」

715 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:46:29.61 ID:MShrtUd/O
【チープ・トリック】。
ジョジョに出てきた、人の背中を乗り移っていくスタンド。
人間の背中の取りつき、その人間が誰かに背中を見られた時、見られた人間を殺し、見た人間に乗り移っていくという悪魔のような能力。

( ∵)(;^ω^)「やばい、お………」

それが今、ブーンの背中に乗り移っている。
思い返せば先ほどの戦いの最中、【チープ・トリック】を一度大量に呼び出した。

その絞りカスが、ここにいる。

( ∵)(;^ω^)「ど、どうしよう…兄者……」

(;´_ゝ`)「え、いや、どうするもこうも………」

( ∵)(;^ω^)「確かこいつ、乗り移ってる人間の力を借りて動いてるから…こいつを傷つけたら僕が傷つくんだよな?」

(;´_ゝ`)「そう、だな」

( ∵)(;^ω^)「やべえええええええええええ!!!!」

735 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:50:50.37 ID:MShrtUd/O
( ∵)(;^ω^)「兄者、規制出来る………?」

(;´_ゝ`)「………無理っぽい。俺にとっては、何の危害でもないもん。俺が規制すんのは、俺にも直接害になるもの、だから……」

( ∵)(;^ω^)「え、ええええええ?」

(;´_ゝ`)「……ど、どうする…?」

( ∵)(^ω^;)「ど、どうするって………」

(*∵)(^ω^;)

(*∵)(;^ω^)「ちょ、まじでやだこいつ!見つめたら顔赤らめたよこいつ!なんかやだ!」

759 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:53:50.83 ID:MShrtUd/O
(;^ω^)「ど、どうす………?」

(;´_ゝ`)「………【気分次第《アンカーテイク》】………?」

(;^ω^)「やっぱり………?」

(;´_ゝ`)「やっぱり………」

(;^ω^)「………まぁ」

(;^ω^)「ものは試し、かお………」


(;^ω^)「【気分次第《アンカーテイク》】」

775 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:56:02.48 ID:MShrtUd/O
(;^ω^)「……みなさん、どうも…」

(;^ω^)「………あの、みなさん」

(;^ω^)「頼むから、こいつ外して」

(;^ω^)「………うん、指定アンカーは」

――――――>>780

 

780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:56:07.39 ID:mhoStziLO
T.M.RevolutionのHOT LIMITの衣装を着て、PVのダンスを完璧踊りきるとスタンドが解除される能力

 

857 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/20(土) 23:59:26.00 ID:MShrtUd/O
『能力が決定しました。』

>>780 T.M.RevolutionのHOT LIMITの衣装を着て、PVのダンスを完璧踊りきるとスタンドが解除される能力

( ^ω^)「………」

(;>^ω^)>「まじかよおおおおおおお」

888 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:05:03.28 ID:u0O7Tuf9O
(;^ω^)「ちょ、まじぃ事になったお………!」

(;´_ゝ`)「ん?俺にも手伝えない事か?」

(;^ω^)「……多分むりだお、いや、携帯とか持ってる?持ってるなら、YouTube見せて欲しいんだけど………」

(;´_ゝ`)「いや、携帯はないな」

(;^ω^)「まずったお………」

(;´_ゝ`)「ごめんな。俺だって一応ドクオ達の目を盗んで逃げてきた身だから

(;´_ゝ`)「何ももってくる暇がなくて、持ってるものと言えばこのT.M.RevolutionがHOT LIMITのPVで来てる衣装くらいなんだわ………」

(;^ω^)「それだァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

35 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:14:22.96 ID:u0O7Tuf9O
(;´_ゝ`)「ごめんな、本当ならモー娘。のLOVEマシーンの衣装が良かったんだが………」

(;^ω^)「いやいやいやいいんだお!僕が欲しいのはそれなんだお兄者!!」

(;´_ゝ`)「え?」

(;^ω^)「僕の今回の能力は」

――――――「『T.M.RevolutionのHOT LIMITの衣装を着て、PVのダンスを完璧踊りきるとスタンドが解除される能力』なんだお!!」

(;´_ゝ`)「なっ……!!!」


( ´_ゝ`)「えらく簡単だなオイ」

(;^ω^)「え?」

75 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:19:03.31 ID:u0O7Tuf9O
(;^ω^)「え、兄者………?」

( ´_ゝ`)「なぁブーン」

( ´_ゝ`)「俺の、現実でのあだ名を教えてやるよ」

(;^ω^)

( ´_ゝ`)「『一人EXILE』『ラウンジ大学の処刑人』『Mr.バックダンサー』『せわしないやつ』『カラオケに連れてくと盛り上がりそうな友達ランキング4年連続制覇者』」

( ´_ゝ`)「それが俺………」

――――――この兄者の、二つ名、さ。

(;゚ω゚)「お………」


――――――果てしなく、カッコ悪い………

118 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:25:02.52 ID:u0O7Tuf9O
(;^ω^)「じゃ、じゃあHOT LIMITも………!!」

( ´_ゝ`)「そんなもん、胎児の頃にマスターしたぜ?」

(;^ω^)

なぜこいつはかっけつけてるんだろう。
しかしこの兄者、うざいが、何かの清々しささえ感じる。
この清々しさは、ハッカ飴の清涼感を軽く凌駕している。

(;^ω^)「じゃ、じゃあ、踊ってくれないかお?」

( ´_ゝ`)「ん?」

(;^ω^)「この能力、『T.M.RevolutionのHOT LIMITの衣装を着て、PVのダンスを完璧踊りきるとスタンドが解除される能力』……つまり、誰かとは指定されてないお!」

( ´_ゝ`)「てめぇダンスなめてんのか?」

(;゚ω゚)「え?」

次の瞬間には、兄者の堅い右拳がブーンの鳩尾に炸裂していた――――――

153 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:30:09.54 ID:u0O7Tuf9O
( ´_ゝ`)「お前はダンスをなめてる」

(;゚ω゚)「う……がぁ…!!!」

( ´_ゝ`)「人間の四肢で表現出来る限りの全てを尽くした動き!魂!芸術!美!」

( ´_ゝ`)「お前はいまそれを侮辱した」

(;゚ω゚)「お………」

わけが、わからない。
なんだこいつ。
わけがわからなさすぎてお母さんに会いたい。
親孝行したい。激しい勢いで親孝行したい。

( ´_ゝ`)「ま、道は一つだよな」

( ´_ゝ`)「今からお前に、ダンスを叩き込む」

175 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:35:03.38 ID:u0O7Tuf9O
みなさんに問いたい。
あなたは死を実感した事があるだろうか?

「あ、俺今から死ぬんだな」、と
そう感じた瞬間はあるだろうか?

僕は、今それを体感している。

「ダンスを叩き込む」

この一言に、死の恐怖を感じている。
ここにショボンがいたなら、兄者は地の彼方まで飛ばされている事だろう。

まぁ、なんにせよ。

死より苦しい、地獄が始まった。

(#´_ゝ`)「もっと上半身激しくやれコラァァァァァァァァァ!!!!遊んでんじゃねえぞォォォォォ!!!」

(;゚ω゚)「はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!………」

(´∵)←なんか自分のせいでこんな事になってるのかと思うとちょっとやるせない気分になっているように見える表情。

207 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:42:01.11 ID:u0O7Tuf9O
――――――そして、5時間は経過した時。

(  ω )

( ´_ゝ`)「………」

( ´_ゝ`)「さぁ」

( ´_ゝ`)「見せてやりな、ブーン」


(; ω )

( ´_ゝ`)「どぅるるるるるるる~♪んだっ!んだっ!んだっ!んだ!どぅるるるる~(BGM)」

~~~♪~~~♪


(  ω )


~~~♪~~~♪


(#゚ω゚)「ヌフォォォォォォォォォォォォォォォォォウ!!!!」

――――――魂、爆裂。

234 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:49:07.11 ID:u0O7Tuf9O
<(#゚ω゚)>「歌詞(某組織の要請により削除)」

( ´_ゝ`)「ヘイ!!!」

√(#゚ω゚)√「歌詞(某組織の要請により削除)」

( ´_ゝ`)「セイ!!!」

\(#゚ω゚)/「歌詞(某組織の要請により削除)」

( ´_ゝ`)「イェイ!!!」

[(#゚ω゚)]「歌詞(某組織の要請により削除)」

「(#゚ω゚)「「やれ」

┐(#゚ω゚)┐「そう」


≦(#゚ω゚)≧「くァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァい!!!!」


( ´_ゝ`)「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」

世界が、覚醒する――――――

264 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:52:49.08 ID:u0O7Tuf9O
――――――【ただいまブーンは大変見苦しくはっちゃけ中です。ここからはしばらく原曲様の歌詞をお楽しみ下さい】――――――

(某組織の要請により削除)
※19話が消えまくってる理由はコレか...w



290 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 00:57:33.79 ID:u0O7Tuf9O
ブーンが鼓舞する。
我踊る、故に我有り、と。
ブーンはそこで一人でいながらに
まるで祭りのような熱気を放っている。

(;´_ゝ`)「ブーン!!ラストだ!!お前、頑張れ!!お前、今!!」

(;´_ゝ`)「今!!最高に!!輝いてるぞォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」

(#゚ω゚)「ヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアイアアアアアアアア!!!!!」


(#゚ω゚)「歌詞(某組織の要請により削除)」


しかし、惜しむらくは、どれだけ楽しい祭りも

――――――必ず、終わりを迎える

308 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 01:02:08.01 ID:u0O7Tuf9O

/(#゚ω゚)√「しま!!」

Υ(#゚ω゚)Υ「鮮!!」

\(#゚ω゚)/「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアオッ!!!!」


( ´_ゝ`)

(#゚ω゚)「…はぁ…はぁ…!!!」

( ;.;)←感動で前が見えない

327 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 01:05:29.57 ID:u0O7Tuf9O
( ´_ゝ`)「………よく、やったな」

(#゚ω゚)「はぁ…はぁ…はぁ…は………」

(#;ω;)「………お?」

ブーンの目からは、涙が。

( ´_ゝ`)「当たり前だ。あんだけ心を動かしたんだ」

( ´_ゝ`)「そりゃ、魂も汗をかくよ」

(#;ω;)「あ、兄者ァァァァァァァァァァ!!!!」

(つ.;)←もう駄目

366 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 01:11:50.57 ID:u0O7Tuf9O
――――――某所


ζ(゚ー゚*ζ「………」

ζ(゚ー゚*ζ「ブーン……あなたは一体…」

「悩み事?めーちゃん心配中」

ζ(゚ー゚*ζ「メタル、ちゃん………」

メタ*' -')ル「あせりすぎだよデレちゃん。めーちゃん困惑だし」

ζ(゚ー゚*ζ「そんな事ないよ」

メタ*' -')ル「あるよ」

ζ(゚ー゚*ζ

メタ*' -')ル「めーちゃん立腹だし」

ζ(゚ー゚*ζ「………」

379 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/21(日) 01:14:21.43 ID:u0O7Tuf9O
ζ(゚ー゚*ζ「………わかったよ」

メタ*' -')ル「ここで焦っちゃ駄目。もしここで死んだら、なんのために私達、選択者《アレンジ》になったかわかんないじゃん。めーちゃん焦燥よ?」

ζ(゚ー゚*ζ「うん…うん。わかってる…」
メタ*' -')ル「本当に?めーちゃん確認!」

ζ(゚ー゚*ζ「わかってる」



――――――「わかってるよ」


第十九話、終わり。

Posted at 2011/08/28 13:28:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブーン系小説 | パソコン/インターネット
2011年08月25日 イイね!

( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです 第18話

17 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:02:47.98 ID:n0reivhCO
( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです

第十八話。

『前回までのあらすじ』
最強能力決定戦と称し様々なチート能力者と戦うはめになったブーンは、安価内容をそのまま使える能力【気分次第《アンカーテイク》】を駆使して強敵を倒していく。
離散する仲間達、中でも【悪刀・『鐚』】で活性化し精神安定剤を大量に服用したフサギコが、自身の【黄金錬成《アルス=マグナ》】を奮わせる。

今回の敵は!?今回の安価は!?
25話修了予定とか言いつつ、まったく後7話じゃ終わりそうにないのだが、大丈夫なのか作者!?

25 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:06:11.66 ID:n0reivhCO
一応、登場人物とその能力

( ^ω^)【気分次第《アンカーテイク》】(vip)
ミ,,゚Д゚彡【黄金錬成《アルス=マグナ》】(禁書)
     【悪刀・『鐚』】(刀語)
・戦闘中

( ゚д゚ )【サクリファイス】(遊戯王)
(´・ω・`)【弱者のパラダイム】(PSYREN)
lw´‐ _‐ノv【オニヨン】(ピクミン)
川 ゚ -゚)【火水木金土日月を操る程度の能力】(東方)
・戦闘中

从 ゚∀从【見稽古】(刀語)
ξ゚⊿゚)ξ【拳王ラオウ】(北斗の拳)
( ・∀・)【世界《ザ・ワールド》】(ジョジョ)
・戦闘中

('A`)【一方通行《アクセラレータ》】(禁書)
/ ,' 3【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】 (vip)
(#゚;;-゚)【幻視】(SIREN)
( ´_ゝ`)【強制規制《ストッパーテイク》】(vip)
(´<_` )【電人HAL】(ネウロ)
・???

  _
( ゚∀゚)【本質晒し《フシアナテイク》】(vip)
( ´∀`)【百式観音】(HxH)
(,,゚Д゚)【荒々しい空気《ラドンテイク》】(vip)
・協力中?

29 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:10:36.72 ID:n0reivhCO
※ブーンの能力【気分次第《アンカーテイク》】について
指定アンカーにかかれていた能力をそのまま使える能力
「~能力」と、最後に能力とかかれていなければ再安価。
一人の敵につき一回ずつ出来、その戦闘が終了した時点で能力は消える。

今まで出てきた能力
『手から溢れんばかりのコーラを出す能力』
『座布団を一週間近く回し続けられる能力』
『髪の毛を急速に成長させる能力』
『超反射神経が身に付く能力』
『アンサートーカーを取得しそれを100%使いこなす能力 』
『手の平からピクミンを無限に出現させる能力』
『指定した範囲の空間の疎密を固定する能力』
『ワリバシを上手に割れる能力』
『尻から毎秒50トンの土石流をほとばしらせる能力』
『目視したものを任意で捻る能力』
『口からもの凄い勢いで腐った牛乳を出す能力』『どんな状況下においてもフワッフワのパンケーキを作ることができる能力』
『体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力』
『すべての攻撃の対象をドクオに変える能力』
『自分の爪を折ると相手の歯が折れる能力』
『脈絡なく死を与える能力』
『FFに出てきた全ての黒魔法が使える能力』『明日の正座占いが一位になる能力』『スタンド”ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム”を自分に発現さ せ、120%使いこなす能力(オリジナルも超える)』『未元物質 の能力』『理想を現実に変える力を100%使える能力』
『同じ物を4つ以上揃えると消せる能力』
『殲滅眼(イーノ・ドゥーエ)を使いこなす能力』
『任意の寓話付きになれる能力』

33 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:14:25.31 ID:n0reivhCO
――――――どこかの住宅街

( ゚д゚ )「便利だな、これ。脅威を目視し、祓う力か」

( ゚д゚ )「ま、こいつがいる限りあんま効果はないみたいだが…」

そう言いミルナは自分の背に目をやる。
そこには自分の体から出る「何か」にくるまれる、ショボン。

lw´;‐ _‐ノv「【サクリファイス】…これまた面倒な…」

川;゚ -゚)「なんだ?シュー」

lw´;‐ _‐ノv「遊戯王のカードだよ。その敵を吸収して、その能力を得る事が出来る」

川;゚ -゚)「じゃあ、やつはショボンの【弱者のパラダイム】を……?」

lw´‐ _‐ノv「うん。そしてさらに怖いのが、こっちの攻撃は…」

ショボンが全てダメージを引き負う事なんだ、とシューが言う。
つまり、こちらの攻撃は全てショボンを傷つける結果となってしまうのだ。

47 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:20:06.40 ID:n0reivhCO
川;゚ -゚)「……人質兼能力強奪、か…」

lw´‐ _‐ノv「うん………」

( ゚д゚ )「詳しいな、お嬢ちゃん」

lw´‐ _‐ノv「ある事情でね。遊戯王は詳しいのよ」

暇な時に一人で2つのデッキを使いデュエルをしていた経験が役に立った、と心に思うが、苦い思い出しか出てこなかったのでそのまま心にしまう。

川;゚ -゚)「じゃ、どうすれば……」

lw´‐ _‐ノv「クーさんは動けないね。…高火力すぎるし」

川;゚ -゚)「……」

( ゚д゚ )「ははっ!毎回たまらないなぁ。俺に意気揚々とかかってくる敵も、こうなって何も出来ずに毎回終わるんだ」

( ゚д゚ )「お前らは、楽しませてくれよ…?」

そう言いながらゲスのような笑い方をする、ミルナ。

56 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:25:47.46 ID:n0reivhCO
lw´‐ _‐ノv「……やれやれ」

lw´‐ _‐ノv「ここは私の力の見せ所、かな?」

川;゚ -゚)「ど、どうやってだ……?」

lw´‐ _‐ノv「ショボンがいるからクーさんは手を出せないんでしょ?まぁ、任せて」

lw´‐ _‐ノv「私が、あいつからショボンをひっぺがす」

シューが言う。
その瞳からは、確固たる決意が見てとれる。

川;゚ -゚)「ピクミンでか?しかし、出来るのか………?」

lw´‐ _‐ノv「任せてって言ったでしょ?」

lw´‐ _‐ノv「……最近空気なんだから。活躍しないとね……」

シューが、魅せる時が来た。
最近になりいつの間にか身に付いたという、その新しい力を右手に秘めながら。

65 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:30:53.97 ID:n0reivhCO
――――――どこかのコンビニ前

ξ;゚⊿゚)ξ「そんな事も、出来るのね……?」

( ・∀・)「なるほど、仲間の能力だもんな。そりゃあ、『見てる』よな…」

敵の様子が変化し、二人は一様の反応を見せる

从 ゚∀从「えへへ。どう?可愛いか?」

それは、猫耳と銀髪。
ハインの、見たら出来るという脅威の能力【見稽古】が、二人のまだ記憶に新しい敵の姿を思い出させる。

ξ゚⊿゚)ξ「ミセリの、【障り猫】……」

ツンは舌打ちをした。
【障り猫】のエナジードレインがあるなら、また自分の剛掌派など放気系の技が無効化されてしまうのだ。

73 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:35:10.03 ID:n0reivhCO
( ・∀・)「つまりあんたはアレか?シラネーヨ課長みたく酸にもなれるし、俺らを飛ばしたやつみたいに…よくわからないが、命令を体言したり出来るってのか?」

从 ゚∀从「うん。……あ」

いや、と一呼吸置いてから

从 ゚∀从「んー…前者には肯定だが、後者には否定かな」

( ・∀・)「ん?」

从 ゚∀从「アタシにゃフサやんの【黄金錬成《アルス=マグナ》】は使えない。使えるが、使いたくない。」

从 ゚∀从「アタシにゃあ、フサやんほどの覚悟がないからね」

( ・∀・)「……ふぅん」

ブーン……あっ、いや、ブーン様は厄介なやつと戦っているもんなんだな、と考えるモララー。
つまり、

( ・∀・)「早く帰って助太刀にでも行った方がいい…かな?」

从 ゚∀从「出来るのか?」

83 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:39:31.76 ID:n0reivhCO
( ・∀・)「出来るよ。お前みたいな猿真似野郎なんか一瞬で終わらせてやるよ。俺を誰だと思ってやがる?」

从 ゚∀从「いや、知らないよ」

( ・∀・)「はっ、そうかい」

( ・∀・)「じゃあ、名乗らせてもらおーかい!!」

ξ゚⊿゚)ξ「いや、いいです」

仲間たるツンからも否定の返事が帰ってくるが、構わずしゃきん!と決めポーズを取り、叫ぶ。

( ・∀・)「名乗らせてもらおう!!俺はモララー!!世界《ザ・ワールド》を持つ、大胆不敵で獅子奮迅!疾風迅雷の電光石火!臥薪嘗胆のナイスガイ!一発逆転の一撃必殺、いっ」

ξ゚⊿゚)ξ「死にたいのか?」

( ・∀・)「きと…う…せ…」

( ・∀・)

( ・∀・)「ごめんなさい」

从;゚∀从「………」

戦闘、開始。

105 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:46:26.55 ID:n0reivhCO
――――――図書館前

ミ,,゚Д゚彡「俺の眼前に弾丸を!数は十五、用途は切断。一斉射出しブーンを襲え!」

フサギコか指を前にふる。そこには、言われた通りに15の弾丸が。

(;^ω^)「ッ!!」

ブーンが言葉を聞き、左へ大きく回避。
しかし、気付いたからと言って、どうなるわけではない。

ブサッ!という音と共に、

ブーンの、右腕が宙を舞う。

(;^ω^)「う゛………」

くるくると、腕が血を巻きながら空へ。

ミ,,゚Д゚彡「………」

ミ,,゚Д゚彡「元通りに引っ付き再生しろ、ブーンの右腕よ」

(;^ω^)「お!?」

意外な事に、それを治療したのが敵であるフサギコであった。

124 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:52:34.12 ID:n0reivhCO
( ^ω^)「………」

数秒前に宙を舞ったはずの右腕を確認する。
確かに、普通に動く。

ミ,,゚Д゚彡「見ただろう」

ミ,,゚Д゚彡「これが俺の力だよ」

( ^ω^)「………」

ミ,,゚Д゚彡「さ、お前の能力を見せてみろよ」

( ^ω^)「……なんで、直したお?」

ミ,,゚Д゚彡「…理由は、2つある」

ミ,,゚Д゚彡「一つは、お前の能力を見極めないとある種の不安が消えない。だから、こうやって精神安定剤をかっ食らった今でも『死ね』という言葉一つではお前を殺せない」

ミ,,゚Д゚彡「だから見極めて圧倒したい、というのが一つだな。もう一つは……」

ミ,,゚Д゚彡「選択者《アレンジ》に触れ合いたい。これで十分だろ?」

( ^ω^)「………」

後悔すんなお、ブーンが言う。
そして、光が。

138 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 21:59:06.57 ID:n0reivhCO
――――――どこかの住宅街

いつぞや、ブーンが言っていた。
私達能力者は、お互いの干渉によって日々成長してるようなものだと。

それが何かをきっかけに、いきなり弾けるように成長が進化へと変わる、と。

その時私はショッキングピンクという色の必要性について考察中だったから聞き逃してたけど、今ならその言葉の意味がよくわかる。

lw´‐ _‐ノv「さ、行きなさい」

lw´‐ _‐ノv「我が、精鋭達よ」

『ピクー!!』

川;゚ -゚)「お前、これは………?」

現れたのは、いつものピクミン。
違うところがあるとすれば、それは

ピクミン達の葉や花が、赤く輝き
異様に活気付いている、という事。

( ゚д゚ )「……なんだ、それ」

lw´‐ _‐ノv「ゲキカラスプレー」

「危ないお薬、だよ」

ピクミン達が散らばって、一斉にミルナへ強襲をかける。

161 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:06:22.98 ID:n0reivhCO
lw´‐ _‐ノv「固まったら駄目!!固まったら『脅威』と見なされ払われるけど……あなた達一体一体なら、『脅威』にはならない」

lw´‐ _‐ノv「そこから一気に、駆逐するよ!!」

『ピクー!!』

ピクミンが動く。
今までには見た事もない速さ、正確さを持ち一斉に散らばって行く。

ゲキカラスプレー。ある種の興奮作用をピクミンに働きかける、強力なスプレー。

( ゚д゚ )「ふん」

しかしなんだ、とミルナは思う。

( ゚д゚ )「散らばるも何も、どうせ俺を狙ってくるんだ。なら」

「固まった時に払えばいい。それだけだ」とミルナが言う。
同時に両手を払い、全面に差し掛かってきたらピクミンを薙ぎ祓う。

( ゚д゚ )「いい能力だなやっぱ。未来の危険が見えちまうなんてさ」

167 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:14:04.31 ID:n0reivhCO
しかし。

(;゚д゚ )「……お゛…うっ!?」

ごがん、と何か重い物にぶつかられたような衝撃に、頭が眩む。
何かと気付くのに、時間はかからなかった。
ピクミンに、張り付かれている。

lw´‐ _‐ノv「馬鹿?」

lw´‐ _‐ノv「未来の危険が見える、それだけなら」

見えないとこから攻撃すればいい。でしょ?とシューが言い、さらに続ける。
そして、と。

lw´‐ _‐ノv「やっぱあなたにもダメージ行くんだね?ショボンが全部受けるんじゃなく、一心同体みたいなもんだから、あなたと同じダメージがショボンにも行くだけ、なのね。確かめたい事、終わり」

川 ゚ -゚)「え?その為だけに攻撃したの?ショボンに痛みがあるのに?」

lw´‐ _‐ノv「ごめんなさいだにゃん☆」

川 ゚ -゚)「後で覚えてろよロリビッチ」

(;゚д゚ )「くっ―――――!!」

184 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:22:43.77 ID:n0reivhCO
(;゚д゚ )「鬱陶しいわぁぁあああ!!!」

全てを薙ぎ祓う、両手。
ピクミン達が軒並み吹き飛んでいく。

川;゚ -゚)「あぁ!」

lw´‐ _‐ノv「わぉ」

( ゚д゚ )「ちっ…うぜぇ…!さっさとぶっ飛ばされたいのかよ!?」

ミルナには、シューが敵として立っている以上、脅威を感じる事が出来る。
吹き飛ばす事など、造作もない。
なのにも関わらず、シューは言う。

ちっちっち、と。

lw´‐ _‐ノv「わかってないのね、お兄さん」

( ゚д゚ )「あぁ?」

194 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:26:44.20 ID:n0reivhCO
lw´‐ _‐ノv「能力だって、適正があるのよん。【弱者のパラダイム】は強いけど、ショボンみたいな弱虫じゃないと使いこなせない」

lw´‐ _‐ノv「あなたみたいに敵の心理の隙をついて強引に奮う事しか出来ない輩には、私は負けないよ。さ、――――」

――――まだ早いけど、終わらせよっか。
シューの言葉を合図に、ピクミン達は、更に一斉に襲いかかる。

しかし今度は、波のように。

一斉に、固まって。

(#゚д゚ )「はぁ!?」

馬鹿かこいつは、と素直に感じた。
固まっては駄目と言ったのは、本人ではないか。
それをまさに今、こいつは自分でやっているのだ。

当然、ミルナの視界は白い光……脅威の光が包んでいく。

( ゚д゚ )「……ふんっ!!」

当たり前のように、それを払う。

199 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:31:29.37 ID:n0reivhCO

( ゚д゚ )「――――?」

そこでようやく、ミルナはある異変に気付く。

白い光が払われた、その先のあったものが無くなっているのだ。

つまり

シューが、いなくなっている――――――

(;゚д゚ )「ど、どこに――――!?」

言うが遅く。

lw´‐ _‐ノv「―――――!!」

空から、少女が降ってくる。

(;゚д゚ )(あ――――――)

シューは自分をピクミンに、遥か上空に投げつけさせていた。
そのゲキカラスプレーに強化されたピクミンの波の脅威に、隠れるように

当然、一歩遅れたミルナは先手を許してしまう。

lw´‐ _‐ノv「…ゲキニガスプレー」

その、もう一つのスプレーに。

211 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:36:12.73 ID:n0reivhCO
(;゚д゚ )「ああああ!!?」

ゲキニガスプレーは、ピクミン2で敵を石化するのに使うスプレーである。
やる事がなくなってスプレー無し縛りでピクミンをプレイしていたシューには、文字通りゲキニガの思い出を含むスプレーだ。

ミルナの手足が、石化する。
脅威が、払えない――――――!

lw´‐ _‐ノv「今だ!!」

ピクミンが一斉にショボンの回りの肉壁を剥がしにかかる。

そこからは、簡単だった。

(;゚д゚ )「――――――!!」

(;´-ω-`)

ぽろん、と。

簡単に、ショボンの救出は成功した。


224 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:40:55.21 ID:n0reivhCO

(;゚д゚ )

ホントに簡単に、ショボンが剥がれ落ちた。

本当に、簡単すぎるほどに。

lw´‐ _‐ノv(…)

lw´‐ _‐ノv(ま、さか…)

まるで。

自分からわざと剥がしたかのように。

( ゚д゚ )

( ゚д゚ )「俺の力は、一人ずつしか吸収出来ない」

ミルナが、笑っている。

( ゚д゚ )「だからこいつを諦めて剥がせば」

( ゚д゚ )「代わりにあんたを吸収出来るんだぜ、嬢ちゃん……!」

lw´;‐ _‐ノv「………!!」

川;゚ -゚)「シュー!!」

シューが、ミルナに吸い寄せられてゆく。

239 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:45:39.71 ID:n0reivhCO
( ゚д゚ )「………」

( ゚д゚ )「……あれ?」

lw´‐ _‐ノv「……」

吸収が、ストップ。

(;゚д゚ )「は?な、なんで……!?」

lw´‐ _‐ノv「一人ずつしか吸収出来ないんでしょ?」

lw´‐ _‐ノv「なら」

lw´‐ _‐ノv「身代わり、あなたにあげたらいいだけ」

(;゚д゚ )「………!?」

ミルナは背後を見る。その肉壁には――――――頼まれてもいないのに、赤ピクミンが。

(;゚д゚ )(やば、早く解除を―――!!)

ミルナが解除を急ごうとした時には、既に

lw´‐ _‐ノv「クーさん、頼んだ」

川 ゚ -゚)「頼まれた」

本を広げた少女が、目の前にいた。

254 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:50:05.21 ID:n0reivhCO
川 ゚ -゚)「………」

本が開かれ、光が現れる。やばい。

(;゚д゚ )「………あの」

川 ゚ -゚)「なに」

(;゚д゚ )「…今更、命乞いとか、アリですかね?」

川 ゚ -゚)「赤ピクミンは火に強い。良かったな」

川 ゚ -゚)「今からお前をフルボッコにするけど、ちょっとだけマシになるぞ」

(;゚д゚ )「………ですよねー」

川 ゚ -゚)「『火符:アグニシャイン』!!」

圧倒的な火が、ミルナを襲った。

268 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 22:55:53.91 ID:n0reivhCO
(;´-ω・`)「う………?」

lw´‐ _‐ノv「ショボン。無事で良かった………」

(;´-ω・`)「あ、あぁ……いったい…?」

lw´‐ _‐ノv「あ、それは後で話すからさ。あれ、止めてよ」

(´・ω・`)「あれ?」

川# - )「『アグニシャイン』!!『アグニシャイン』!!『火土符:ラーヴァクロムレク』!!『金符:シルバードラゴン』!!『火符:アグニレイディアンスゥゥゥゥゥゥゥゥ』!!!」

( #д∵※)

川#゚ -゚)「『日符:ロイヤルフレア』!!『アグニレイディアンス』!!『アグニレイディアンス』!!

てめぇ…よくも私のショボたんを汚い肉壁で……!!

『火水木金土符:賢者の石ィィィィィィィィィィ』!!!!」

(;´・ω・`)「………」

lw´‐ _‐ノv「あれ止めて、戻ろうよ」

(;´・ω・`)「いや、僕には荷が重くない…?あれ…」

300 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:01:56.74 ID:n0reivhCO
川#゚ -゚)「はぁっ…はぁっ……!!まだまだ許さねぇ………!!お前が!泣くまで!唱えるのをやめない!!」

(´・ω・`)「クーさん。もういいよ」

川#゚ -゚)「殺して解して………え?」

(´・ω・`)「ありがとう。僕は、助かったよ」

川 ゚ -゚)

川 ; -;)

川 ; -;)「ショボたぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!クーにゃん怖かったよぉぉぉぉぉぉ!!!なでなでさせて!モフモフさせて!!」



lw´‐ _‐ノv「よし」

傍目に一件落着、とシューが言う。

lw´‐ _‐ノv「……さてと、戻らねば」

ブーンが戦っている。しかも、今までとは一味違った雰囲気を持った男と。

lw´‐ _‐ノv「……大丈夫、かなあ」

あのブーンの強さをしても、シューは心配が拭えなかった。

………早く、戻らないと。

319 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:06:59.69 ID:n0reivhCO
――――――図書館前

( ^ω^)「正直な話、これは博打なんだお」

静観していたブーンが口を開く。

ミ,,゚Д゚彡「……?」

( ^ω^)「いや、博打ってんなら【気分次第《アンカーテイク》】の時点でもう十分に博打だけどさ。今から使う【自分次第《アンカーコール》】は、自分でもどうなるかわからない」

ミ,,゚Д゚彡「なんだ?びびってるのか?」

( ^ω^)「先に謝ってんだお」

ミ,,゚Д゚彡

( ^ω^)「出力を間違えたら、僕もお前もただじゃすまない。こんな形のアンカーは、初めてだから」

ミ,,゚Д゚彡「……」

( ^ω^)「…」

ミ,,゚Д゚彡「…はっ」

面白い事を言うじゃないか。

それだけ吐き捨て、フサギコが、動く。


339 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:12:27.20 ID:n0reivhCO
ミ,,゚Д゚彡「大槍を複製!用途は破砕!数は三つで十二分!」

ミ,,゚Д゚彡「きやつの全身に風穴を空けてやれ!!」


一瞬にて登場する、3つの大槍。

ブーンに襲いかからんとする。

それと、同時だった。


( ^ω^)「【自分次第《アンカーコール》】……」


( ^ω^)「『時限能力《タイムアンカー》』!!」


ブーンの胸に、3つの針が並ぶ。
それはそれぞれ、秒針、分針、時針。

――――――時計の、針。

379 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:15:31.27 ID:n0reivhCO
( ^ω^)「みなさんどうも、安価の時間だお」

( ^ω^)「これは安価と呼ぶのか否か。よく分からん。結果もどうなるか想像もつかない」

( ^ω^)「ただ、やるしかない。僕が、成長する為に。指定アンカーは……」


――――――23:18:00から23:18:03までに出た能力、全て。

 

766 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 23:38:44.04 ID:CXStmWRW0
◆ガッキーを召喚する能力◆btcmに出てきた全ての指輪の力を自由に使える能力
◆両腕がドクオに股間がモララーになる能力◆大嘘憑きを100%使いこなせる能力◆事象の確率を操作する能力◆体がものすごく臭くなる能力
◆チープ・トリックを目の前に山積みにする能力◆自分の黒歴史を一つ言うごとに相手の攻撃を一回無効できる能力
◆オナニーしている最中ステルス状態になる能力◆人間サイズのデモンベイン(フル装備)に変身できる能力
◆手から任意の大きさの文房具を出す能力(何個でも出せる)◆七鍵守護神を使用できる能力
◆蟲を自由に呼び出し、自由に扱う能力◆対象に不安を植え付け増長させる能力◆プレインズウォーカーになる能力◆物体の大きさを自由に変えられる能力
◆相手をふたなりにする能力◆奇跡を起こす程度の能力◆ものすごい速さで頭突きできる能力
◆アドン・サムソン並にマッチョになる能力◆イマジンブレイカーが使えるようになる能力◆周囲で発生した音を記憶し、音の発生源で起こった現象を相手に発生させる能力
◆任意の人物に下痢を伴う猛烈な腹痛(※だがうんこは絶対に出ない)を与え続ける能力
◆チャリオッツ・レクイエムを使える能力◆任意の仮面ライダーに変身する能力◆デリヘルをいくらでも呼べる能力
◆物理的なダメージを無効にする能力◆能力を100%扱えるようになった渡辺を再びこの世に存在させる能力(能力が消えても渡辺は消えない)
◆金玉袋を四時元ポケットにする能力◆息を止めている間自分以外誰も能力が使えなくなる能力
◆既存の法則を無視できる能力◆「ブーン系」のSSに出てきたブーンが使ったことのあるすべての能力
◆ドラえもんの四次元ポケットに入ってる道具が使えるようになる能力◆ピカピカの実の能力
◆魔法律の使者を召還し自由に使役できる能力◆相手の髪の毛が急速に発達する能力◆手から洗剤を出せる能力
◆光の速さで縦横無尽に飛び回れる能力◆黒魔神闇皇帝を呼び出し、自由に操れる能力
◆( ,'3 ) 中嶋が有する主謀者《オリジナル》任意の空間への入口(URL)を設置、触れた者をそこへ強制移動させる【未知への誘い《ジャンプテイク》】が選択者《アレンジ》になった時の能力
◆「盗」を距離制限無しで使える能力◆相手の頭の中をピンク色にする能力◆↓の能力を無効化する能力
◆熱気バサラ以上の歌エネルギーを用いて歌で争いを終わらせることができる能力◆ガイルの能力
◆涅槃寂静・終曲を完全に使いこなす能力◆一度だけ好きなタイミングでベヘリットを使用できる能力
◆右手からドラクエの全呪文を左手からドラえもんの秘密道具を出す能力



 

719 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:35:00.38 ID:n0reivhCO
『能力が決定しました。』

ガッキーを召喚する能力、btcmに出てきた全ての指輪の力を自由に使える能力 ~~~~~~わからん、とにかくいっぱい~~~~~~~ガイルの能力

( ^ω^)

( ^ω^)「ごめんなさい」

783 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:40:36.51 ID:n0reivhCO
――――現れた時計の針が、動き出す。

( ^ω^)「………さ」

タイムリミット、180秒。

――――――アンカータイム、スタート。

ミ,,゚Д゚彡「いけっ!!大槍よ!!」

射出された、大槍。

しかし

( ^ω^)「そんなもんは」

( ^ω^)「《なかった事にする》」

ミ,,゚Д゚彡「ッ!?」

ブーンに届く前に、消滅。

『大嘘憑きを100%使いこなせる能力』。
かつての少女を思い出しながら、ブーンは目の前の大槍を造作もなく防いだ。

833 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:46:06.97 ID:n0reivhCO
ミ,,゚Д゚彡「なかなか便利な力があるもんだな」

( ^ω^)「うっせ。喋ってる時間はこっちにはないお。あと…」

言いながら、ブーンの体に、光。
それは両手に集まり、あるグローブを形作る。

『btcmに出てきた全ての指輪の力を自由に使える能力』
『「ブーン系」のSSに出てきたブーンが使ったことのあるすべての能力 』

ブーンが使うそれは、ウェポン。『クレティウス』。

( ^ω^)「ごめんな。完ッ全に、出力間違えたわ」

ブーンが動く。
3分間では使いきれないほどの、大量の能力を与えられたその体で。

869 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/18(木) 23:55:00.46 ID:n0reivhCO
( ^ω^)「……エクシード!!」

ゴウ!!とブーンに追い風が吹きながら、その身体強化された体が消えるような前進を見せる。

ミ,,゚Д゚彡「……!!近づくな!!ブーン!!」

(;^ω^)「………!!」

フサギコも負けてはいなかった。近づいてくるなら、近づけなくてはいい。

(;^ω^)「ならば………!!」

(;^ω^)「こんなのはどうだお!!」

ミ,,゚Д゚彡「!!」

それは。
ブゥゥゥゥゥゥ………という嫌な羽音と
「ねっ…ほら、負けて…ねっ…ねっ」
同じく、嫌な声を出す「何か」。

『チープ・トリックを目の前に山積みにする能力』
『蟲を自由に呼び出し、自由に扱う能力』
『物体の大きさを自由に変えられる能力』

巨大化した、蟲と、チープ・トリックがフサギコを完全に取り巻く。

888 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:00:28.76 ID:cojLofYXO
ミ;,,゚Д゚彡「きっ、消えろ!!かき消えろ、蟲!!それと………」

「ねっ」「もう負けて」「ねっ」「ねっ……」

ミ;,,゚Д゚彡「なんだよこいつら、まとめて、黙れ!!」

( ^ω^)「召喚出来るのはこいつらだけじゃないお」

『ガッキーを召喚する能力』

そこには、作者も大好きなガッキーが現れ

ミ;,,゚Д゚彡「消えろォォォォォ!!!」

消えた。

70 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:11:51.23 ID:cojLofYXO

ミ;,,゚Д゚彡「なんだ!!なんだよお前は!!」

( ^ω^)「なるほどね。ペースが崩されるのが嫌かお」

( ^ω^)「なら、存分に乱してやるお」

『両腕がドクオに股間がモララーになる能力』
『オナニーしている最中ステルス状態になる能力』

ミ;,,゚Д゚彡「は!?」

ブーンの姿が虚空へと消える。

ミ,,゚Д゚彡「どこ、に………」

しかし、

「ちょ、駄目だってブーン君」「やめろブーン殺すぞ」「仕方ねーお。僕だって子分が友達に擦られる様なんかみたくねーんだお」「あっ、ちょ、駄目だブーン君マジでブーン君、あ、ブーン君」「おいブーン殺すぞ」「いいからステルスの為n

ミ;,,゚Д゚彡「見えるようになれ、ブーン!!」

( ^ω^)「あ」

ミ;,,゚Д゚彡「ぎゃああああああああ!!!」

あらぬ姿がそこにはあり

結果、フサギコは一回死ぬ事となった。
【悪刀・『鐚』】がそれを許さなかったが。

114 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:18:30.89 ID:cojLofYXO
ミ;,,゚Д゚彡「俺は負けない!!負けるものか…こんッな…デタラメな力に…!!」

( ^ω^)「ん?どこみてんの?」

ミ;,,゚Д゚彡「は?」

『ピカピカの実の能力』

ブーンは光の速度で移動。

一瞬にして、遥か上空へ居た。


そこから――――――『ものすごい速さで頭突きできる能力』

( ^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

頭から、落下。

ミ,,゚Д゚彡「お、落ちてくるな!!」

( ^ω^)「僕は実は熟女好きがかっこいいと思って友達に勧めてた時期があった!!」

『自分の黒歴史を一つ言うごとに相手の攻撃を一回無効できる能力』

【黄金錬成《アルス=マグナ》】が、かききえる――――――

ミ;,,゚Д゚彡

160 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:25:01.74 ID:cojLofYXO
ミ;,, Д 彡「がぁあ――――――!!」

フサギコの脳天に、ブーンの頭突きが炸裂。
【悪刀・『鐚』】が無ければ、ここでも死んでいる。

しかし、ブーンにダメージはない。

『物理的なダメージを無効にする能力』が、自分への衝撃だけを0にしたからだ。

ミ;,,゚Д゚彡「弾丸複製!!数は6億!!雨のように、天から降り注げ!!」

( ^ω^)「はいそげぶ」

『イマジンブレイカーが使えるようになる能力』

頭上に手を翳したブーンには、一発すらも弾はあたらない。

それどころか。

ミ;,,゚Д゚彡「うぐぁあああああああああ!!!」

( ^ω^)「あれ?6億の弾が、地面に跳ね返ってフサギコにあたったお?すげぇ、奇跡だ」

『奇跡を起こす程度の能力』

ここまでで、時間にして1分。

184 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:33:32.08 ID:cojLofYXO
( ^ω^)「あらら、お前勝目ないな」

ミ,,゚Д゚彡「う、うるさ」

( ^ω^)「だから、僕がお前にプレゼントだお」

ミ,,゚Д゚彡「――――――!!?」

『アドン・サムソン並にマッチョになる能力』『相手をふたなりにする能力』『金玉袋を四時元ポケットにする能力』『任意の人物に下痢を伴う猛烈な腹痛(※だがうんこは絶対に出ない)を与え続ける能力』

ミ;,,゚Д゚彡「な、なんだこr――――――ああああ゛あああああ!!!」

( ^ω^)「すっげえ!かっけえ!ムキムキかっけえ!ふたなりで、玉袋が残ってんのかは知らないけど、有効活用しろお?下痢は…うん、おまけ」

ミ;,,゚Д゚彡「あああああああ!!!!いた、いた、痛くなくなれ我が腹よ!!」

( ^ω^)「あ、まだたりないお?じゃあ……」

『体がものすごく臭くなる能力』
『相手の髪の毛が急速に発達する能力』
『手から洗剤を出せる能力』

( ^ω^)「も、プラスしてやるお」

ミミミミミミミ;,,゚Д゚彡≡≡≡≡≡≡「んなああああ!!?うわ、くさっ……え!?ジョイ君!!…うわ、くさ…ああああああああああああああ!!!!」

226 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:40:57.22 ID:cojLofYXO
( ^ω^)「まだまだ、楽しくなってきたね」

( ^ω^)「カイザード アルザード キ・スク・ハンセ グロス・シルク!!」

『七鍵守護神を使用できる能力』

( ^ω^)「『七鍵守護神《ハーロ・イーン》』!!」

かつてのD・Sの技が、フサギコを襲う。

ミ,,゚Д゚彡「く、き、消えろ!!」

すんでのところで消し去るフサギコ。

しかし。

『周囲で発生した音を記憶し、音の発生源で起こった現象を相手に発生させる能力』が

ハーロ・イーンが発動した音が録音され、そのまま、フサギコへと直撃する。

ミ;,,゚Д゚彡「が、ああ――――――!!!」

フサギコ、52回の死を迎える。

残り時間、60秒。

251 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:47:30.36 ID:cojLofYXO
( ^ω^)「さて、ラスト1分。一気にスピードあげてくお!!」

ミ,,゚Д゚彡「ぐ――――!」

出来るなら、能力ごと消し去りたい。
が、【黄金錬成《アルス=マグナ》】では対応しきれない。
なんせ、何が出るかわからない。

予想出来る、わけもない。

だからこうして。

『人間サイズのデモンベイン(フル装備)に変身できる能力』『手から任意の大きさの文房具を出す能力(何個でも出せる)』『デリヘルをいくらでも呼べる能力』
『黒魔神闇皇帝を呼び出し、自由に操れる能力』『光の速さで縦横無尽に飛び回れる能力』『魔法律の使者を召還し自由に使役できる能力』の掛け合わせ技で

デモンベインフル装備の黒魔神闇皇帝と冥王と魔元帥が大量のコンパスを持ちながら光の早さでデリヘルとして突撃してくるなど、予想が出来るわけもない。

289 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:53:42.41 ID:cojLofYXO

『涅槃寂静・終曲(アイン・ファウスト・フィナーレ)』が舞う。
時間が、時空が制御される。

フサギコに止める手だてはない。

『任意の仮面ライダーに変身する能力』で、ブーンがオンドゥル………うん。

フサギコに止める手だてはない。

『息を止めている間自分以外誰も能力が使えなくなる能力』

により、フサギコには【黄金錬成《アルス=マグナ》】が使えなくなっているから。

救いがあるとすれば「誰も能力が使えない」なので

【悪刀・『鐚』】はしっかりとフサギコを生かしてくれている事、くらいだ。

306 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 00:58:24.26 ID:cojLofYXO
ミ,,゚Д゚彡「う…あ…あぁ…」

( ^ω^)「………」

さすがにやり過ぎか、と思ったブーンは

『↓の能力を無効化する能力』で
『熱気バサラ以上の歌エネルギーを用いて歌で争いを終わらせることができる能力』
『「盗」を距離制限無しで使える能力』
『一度だけ好きなタイミングでベヘリットを使用できる能力』
『右手からドラクエの全呪文を左手からドラえもんの秘密道具を出す能力』
『( ,'3 ) 中嶋が有する主謀者《オリジナル》任意の空間への入口(URL)を設置、触れた者をそこへ強制移動させる【未知への誘い《ジャンプテイク》】が選択者《アレンジ》になった時の能力』

を、無効化する。
体が軽くなったような、重い荷物を捨てたような気分になった。

( ^ω^)「……さて…」

………残り、30秒。

342 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 01:04:00.44 ID:cojLofYXO
( ^ω^)「残り、30秒………か。惜しいお。もっと、楽しみたいお」

ミ;,,゚Д゚彡「…あと…30秒、も……?」

( ^ω^)「ああ。早く終わって欲しいかお?」

ミ;,,゚Д゚彡「ああ、早く、早く、終わって欲しい。もう、終わってほしい…」



ミ,,゚Д゚彡「だから、時間よ!30秒飛べ!!」

( ^ω^)「ッ!!」

ミ,,゚Д゚彡「はははははははははははは!!!!!」

372 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 01:09:33.88 ID:cojLofYXO
( ^ω^)「いや、ごめんそれ無理だわ」

ミ,,゚Д゚彡「え?」

( ^ω^)「だって今、僕は………」

『既存の法則を無視できる能力』

( ^ω^)「時間則を無視して、時を止めているから」

ミ,,゚Д゚彡「………」

ミ;,,゚Д゚彡「は?」

( ^ω^)「永遠ざ・わーるど」

( ^ω^)「そして、『相手の頭の中をピンク色にする能力 』で」

( ^ω^)「もうそんな事考えられないようにしてやるお」

ミ*,,゚Д゚彡「………!!」

( ^ω^)「そして、『事象の確率を操作する能力』で、お前の妄想を【黄金錬成《アルス=マグナ》】での再現率を100%に」

ミ*,,゚Д゚彡

( *^ω^)「お、おお………くすぐり拷問プレイ好きとは、なんともレアな………」

そこは一気に桃源郷へと化した。

409 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 01:16:00.55 ID:cojLofYXO


( ^ω^)「――――――いや、戦闘中に何考えてんのお前」

『対象に不安を植え付け増長させる能力』

ミ,, Д 彡「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

( ^ω^)「………さて」

( ^ω^)「『ガイルの能力』…いや、別に髪型はこのままでいいや。
『プレインズウォーカーになる能力』…MTGはよくわかんないな。
『チャリオッツ・レクイエムを使える能力』…いや、僕は僕のままがいいし
『ドラえもんの四次元ポケットに入ってる道具が使えるようになる能力』………お、これいいな」

( ^ω^)「ほんやくこんにゃく、おみそ味。………いや、なんか味薄いなこれ。まじぃ」

ミ,, Д 彡「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

432 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 01:19:57.92 ID:cojLofYXO
( ^ω^)「………さて、ラスト」

ミ,, Д 彡「――――――――――――――――――――――――!!!」

フサギコにはもはや声がなかった。喉がつぶれたのか、何なのか。
声が、ない。

( ^ω^)「さ、久々に友人の顔を見るとしますかお」



――――――最後。


『能力を100%扱えるようになった渡辺を再びこの世に存在させる能力(能力が消えても渡辺は消えない)』


かつて、救えなかった少女を。
あがいても手に戻らなかった少女を、ここに。

473 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 01:24:05.29 ID:cojLofYXO

( ^ω^)「………」



从'

从'ー

( ^ω^)「…わたな」

( ^ω^)・:∵「がふっ……」

ブーンは、その場へ倒れ込んだ。

505 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/19(金) 01:27:31.23 ID:cojLofYXO
(;゚ω゚)「――――――!!!」

なんだこれ。きぶんがわるい。あたまがいたい。たってられない。なにをされた?ふさぎこか?

ミ,, Д 彡

ちがう。ふさぎこも、たおれている。なにもしてない。じゃあ、なんで。

(;゚ω゚)

…やっぱり、あんかーこーるのれんぞくしようは、むちゃすぎたかお。しかも、しゅつりょくもみすったし。

…あ、だめだ。いしき、いしきが………。
でもまて。みたい。みたいかおがあるんだ。

――――――わたなべは、どうなったお?

だめだ。ねむ――――――


第十八話、終わり。

Posted at 2011/08/25 22:48:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブーン系小説 | パソコン/インターネット
2011年08月23日 イイね!

( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです 第17話

363 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:04:25.08 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです

第十七話。

『前回までのあらすじ』
最強能力決定戦と称し様々なチート能力者と戦うはめになったブーンは、安価内容をそのまま使える能力【気分次第《アンカーテイク》】を駆使して強敵を倒していく。
兄を探していたフサギコ一味、その二人を撃破したブーン達。そして動き出すフサギコ達は…。

今回の敵は!?今回の安価は!?
モララーさんこんなに人気出ると思ってなかったよ!マジかよ!もう一回くらい殺しといた方がいいんじゃねぇの!?なぁ!!

374 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:08:12.03 ID:7Qy6toDaO
一応、登場人物とその能力

( ^ω^)【気分次第《アンカーテイク》】(vip)
( ・∀・)【世界《ザ・ワールド》】(ジョジョ)
(´・ω・`)【弱者のパラダイム】(PSYREN)
ξ゚⊿゚)ξ【拳王ラオウ】(北斗の拳)
lw´‐ _‐ノv【オニヨン】(ピクミン)
川 ゚ -゚)【火水木金土日月を操る程度の能力】(東方)
・戦闘終了

('A`)【一方通行《アクセラレータ》】(禁書)
/ ,' 3【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】 (vip)
(#゚;;-゚)【幻視】(SIREN)
( ´_ゝ`)【強制規制《ストッパーテイク》】(vip)
(´<_` )【電人HAL】(ネウロ)
・???


  _
( ゚∀゚)【????】(vip)
( ´∀`)【百式観音】(HxH)
・????

(,,゚Д゚)【荒々しい空気《ラドンテイク》】
・???

ミ,,゚Д゚彡【黄金錬成《アルス=マグナ》】(禁書)
・ブーン達の元へ向かっている

377 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:10:34.68 ID:7Qy6toDaO
※ブーンの能力【気分次第《アンカーテイク》】について
指定アンカーにかかれていた能力をそのまま使える能力
「~能力」と、最後に能力とかかれていなければ再安価。
一人の敵につき一回ずつ出来、その戦闘が終了した時点で能力は消える。

今まで出てきた能力
『手から溢れんばかりのコーラを出す能力』
『座布団を一週間近く回し続けられる能力』
『髪の毛を急速に成長させる能力』
『超反射神経が身に付く能力』
『アンサートーカーを取得しそれを100%使いこなす能力 』
『手の平からピクミンを無限に出現させる能力』
『指定した範囲の空間の疎密を固定する能力』
『ワリバシを上手に割れる能力』
『尻から毎秒50トンの土石流をほとばしらせる能力』
『目視したものを任意で捻る能力』
『口からもの凄い勢いで腐った牛乳を出す能力』『どんな状況下においてもフワッフワのパンケーキを作ることができる能力』
『体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力』
『すべての攻撃の対象をドクオに変える能力』
『自分の爪を折ると相手の歯が折れる能力』
『脈絡なく死を与える能力』
『FFに出てきた全ての黒魔法が使える能力』『明日の正座占いが一位になる能力』『スタンド”ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム”を自分に発現さ せ、120%使いこなす能力(オリジナルも超える)』『未元物質 の能力』『理想を現実に変える力を100%使える能力』
『同じ物を4つ以上揃えると消せる能力』
『殲滅眼(イーノ・ドゥーエ)を使いこなす能力』

382 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:13:40.17 ID:7Qy6toDaO
――――――図書館前

端的に言えば、真剣な顔で話し合う数人がいた。

( ^ω^)「もう一度だけ、確認するお」

他の5人は、沈黙。しかしそれが肯定と取れたブーンが、声を発する。

そして

( ^ω^)「ガーナの板チョコ」

(´・ω・`)「小枝」

lw´‐ _‐ノv「トッポ」

川 ゚ -゚)「たけのこの里」

( ・∀・)「ガーナの板チョコ」

ξ゚⊿゚)ξ「チロル」

「………」

(;^ω^)「なぜ誰一人噛み合わないッ!!?」

395 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:17:40.59 ID:7Qy6toDaO
いや、真剣な話をしていたはずなのだ。
「これからどうするか」
仲間と思われる二人を倒した以上、すぐに敵がくるはず。
しかしそれがどうこじれたのか、今や好きなチョコレート菓子論争へと成り下がっている。

( ^ω^)「お前らとはわかりあえないお」

( ・∀・)「そうだそうだ!ガーナなめんなよ」

ξ゚⊿゚)ξ「あんたは黙ってなさい」

( ・∀・)

lw´‐ _‐ノv「トッポェ……」

(´・ω・`)「なんぞこれ……」

川 ゚ -゚)「とりあえず、一回話を元に戻さないか?」

ここにきて、まともな意見を言ったのは最近キャラぶれが激しいクー。
彼女もようやく危ういとでも思ったのだろうか、恐ろしく冷静な顔で言った。

lw´‐ _‐ノv(甘いな。お前についた変態キャラはなかなかぬぐえねェぜ!ほら、さっさといつものショタコンを晒しちまいなっ!)

シューはいつでもぶれなかった。

407 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:24:10.60 ID:7Qy6toDaO
(´・ω・`)「クーさん……」

川 ゚ -゚)「楽観視しすぎだと思う。私達は2人敵を倒した。敵の一味がこぞって襲いかかってきてもおかしくはない状況だ」

川 ゚ -゚)「少なくともこれからどうするか、くらい考えておかねばな」

lw´‐ _‐ノv

lw´;‐ _‐ノv(な、なんだとォォォォォ!!?)

やばい、やばすぎる。
クー、ここでまた冷静キャラ作ってきやがった。
このままじゃショタコンが露見し、引いていた一部のファンを呼び戻しかねない。

lw´;‐ _‐ノv(そうなりゃ最近空気なアテクシの立場は無いもどーぜんザマス!)

lw´‐ _‐ノv「確かに、クーさんの言う通りだよ」

( ^ω^)「……お」

シューがぶれたように見えてぶれていなかった。

415 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:30:41.30 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)「……確かに」

川 ゚ -゚)「だから、もうチョコ菓子論争はやめよう」

lw´‐ _‐ノv「………」




川 ゚ -゚)「と言うわけで、たけのこの里大勝利って事で」

ξ;゚⊿゚)ξ「しまった!!くッそ!!たけのこ厨の罠かッ!!」

(;^ω^)「やられた!!」

lw´;‐ _‐ノv(小ボケ!?クー、やりよる!!)

( ・∀・)「だからガーナが最きょ」

( ^ω^)「ちなみに僕もたけのこ派なんだけどね」

( ・∀・)「たけのこの里が至高ってわからねぇのかお前ら!!」

(;´・ω・`)「…あのー、みなさん」


敵、来てるかも知れないんですよ……?


ショボンが寂しく呟いた。

425 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:35:06.18 ID:7Qy6toDaO
――――図書館の外れに、それを見守る影がある。

( ゚д゚ )「…えらく楽しそうだな」

ミルナ。フサギコ一味の一人。
偵察の為に一人でやってきたのだ

*(‘‘)*「そだね」

ミ,,゚Д゚彡「そだな」

从 ゚∀从「そーだなぁ」

( ゚д゚ )

(゚д゚ )

( ゚д゚)

( ゚д゚ )

(;゚д゚ )「なんであんたらいんの……?」

前言撤回。
一人で来たというのは気のせいだったらしい。

431 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:38:46.85 ID:7Qy6toDaO
( ゚д゚ )「…あんたらはついてこなくていいって言ったじゃん…」

ミ,,゚Д゚彡「てめぇ一人じゃ心配なんだよ言わせんな恥ずかしい」

*(‘‘)*「そーだはずかしい」

( ゚д゚ )「…そうですかい。んで、どうする?」

ミ,,゚Д゚彡「二人の姿がないな」

从 ゚∀从「ここらを探してるのは間違いないし、あいつらと出会ってなきゃおかしいよな。戦って、負けたのかも…」

ミ,,-Д-彡「………」

ミ,,゚Д゚彡「よし、シンプルに行こうか」

从 ゚∀从「え?」

ガリッ、と、何か小さい物が砕ける音がする。
フサギコの方からだ。そして、その手には小さいビン。
あれは………

从;゚∀从(精神安定剤――――フサやんまさか――)

439 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:41:54.75 ID:7Qy6toDaO
ミ,,゚Д゚彡「…やつらの後ろに存在する、図書館よ」

ミ,,゚Д゚彡「粉砕して、瓦礫となりやつらを襲え」

(;゚д゚ )「ちょ、ま―――――!!」

从;゚∀从「おい!!中にネーヨさんとかみせりんがいたらどうs―――――!!」

*(‘‘)*「ふさちゃん、あいかわらずー」

ミ,,゚Д゚彡

フサギコの、【黄金錬成《アルス=マグナ》】が発動。

それは、自分の思った通りに現実を歪めてしまう力。


故に、図書館、大破。


雨のような、瓦礫の数々。

押し潰される、人影。

449 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:49:33.67 ID:7Qy6toDaO
(;´・ω・`)「う、うわあああ!!!」

最初に気付いたのが、ショボン。
彼に見える数秒後に降りかかる脅威が、大きく振るわれた手によって払われる。

ξ゚⊿゚)ξ「破ァッ!!」

次に動いたのが、ツン。
降ってくる瓦礫の山を、一蹴ならぬ一拳。
殴る、その行為のみで全てを破砕。

lw´‐ _‐ノv「………」

川 ゚ -゚)「………」

シューとクーは、無言だった。片や小人達を投げつけて強制的に軌道を変え、片や弾幕により一つ一つ丁寧に潰していく。

( ^ω^)「モララー!」

ブーンは盾を使った。

( ・∀・)「ほいほーい【世界《ザ・ワールド》】!!」

盾は時を止め、ブーンと共に瓦礫を避けた。

463 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:53:56.22 ID:7Qy6toDaO
結果。
激しい音と共に崩れた図書館に対し、その場にいた6人は無傷。


ミ,,゚Д゚彡「今ので死なないは、か……」

从;゚∀从「当たり前っしょチートばっかだし、つーかあんた…」

ミ,,゚Д゚彡「シラネーヨとミセリか?まぁ、後で考えようか。なに、死んでたら『生き返れ』、だ」

从 ゚∀从

从;゚∀从「…なんか、チープだなぁ……」

まぁチートだし仕方ないか、とハインは一人でに感じた。

*(‘‘)*「とりあえず、いこ?」

( ゚д゚ )「そーだな」



そして4人が、動く。

470 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 21:59:41.43 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)「……お前ら、誰だお…」

激しく崩れた図書館と、現れた何者か達。

間違いない、こいつらの仕業だろう。
という事は

( ・∀・)「シラネーヨ課長の、仲間か……」

从 ゚∀从「おお?後輩までいやがる。なんだこの因縁」

ミ,,゚Д゚彡「…」

从 ゚∀从「………フサやん?」

(;´・ω・`)「?」

フサギコが、押し黙る。その視線の先には

(;・∀・)「……え?」

ミ,,゚Д゚彡「お前じゃない」

( ・∀・)

(;^ω^)「……え?」

ブーン。

476 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:06:10.36 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)「なん、だお?」

ミ,,゚Д゚彡「いや、不思議なやつもいたもんだと思ってな」

*(‘‘)*「?」

ミ,,゚Д゚彡「お前は、なんだ?お前は何かが異質に感じる。この中で一番強く見えて、一番弱くも見える。なにが、かはわからないが一番魅力も感じる…」

( ^ω^)「………?」

なんだこいつ、気持ち悪い。
素直にそう思ったブーン。

が、

ミ,,゚Д゚彡「お前、もしかして選択者《アレンジ》ってやつか?」

(;^ω^)「!!」

从 ゚∀从「ほぉ」

*(‘‘)*「うわぁ!ほんと!?」

( ゚д゚ )「……」

ミ,,゚Д゚彡「面白い。面白いな。少し、話と戦闘がしたくなった」

ミ,,゚Д゚彡「ちょっとやろうか?なぁ君よ」

485 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:13:37.89 ID:7Qy6toDaO
lw´‐ _‐ノv「ブーン、なんかあいつ変…」

(;^ω^)「僕にもよくわからんお……」

*(‘‘)*「面白い!ヘリカルも戦ってみたい!」

ミ,,゚Д゚彡「お、ブーンって言うのか。ちょっと俺と戦って…おいまてヘリカル」

跳び跳ねる小さい子、ヘリカルをたしなめるフサギコ。
あきれた目で見るのは、ハインとミルナだった。

( ゚д゚ )「…で、俺らは…?」

ミ,,゚Д゚彡「ああそうか、お前ら」

ミ,,゚Д゚彡「誰が欲しい?」

490 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:18:09.77 ID:7Qy6toDaO
(;^ω^)「は?」

( ゚д゚ )「あー……。今日はあんまノリ気じゃないし、あそこの本持った子とガキ2人でいいよ俺は」

川 ゚ -゚)
(;´・ω・`)「?」
lw´;‐ _‐ノv「え?」

从 ゚∀从「あ、じゃああたしは余った二人」

( ・∀・)「ん?」
ξ゚⊿゚)ξ「…」

*(‘‘)*「あたしはブーンと!!」

ミ,,゚Д゚彡「……まったく、ヘリカルは仕方ないな」

(;^ω^)「…何する気だお?」

その時、カリッ、という音がする。
それはフサギコが何か錠剤のような白いものを口に含んだ音だと気が付くのに時間はかからなかった。

だからこその不安。あれは、なんだ?と。

ミ,,゚Д゚彡「さて、と」

497 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:22:41.43 ID:7Qy6toDaO
ミ,,゚Д゚彡「ハイン、ミルナよ」

ミ,,゚Д゚彡「今名指した敵と共に、どこかへ飛べ!!」

そう、自信満々に一言。
それだけで。

(;^ω^)「えっ!?」

( ゚д゚ )「行ってきます」

lw´;‐ _‐ノv「あ――――――」
(;´・ω・`)「な――――――」
川;゚ -゚)「ッ――――――!!」


まず、3人が。

从 ゚∀从「ほいほーい」

ξ;゚⊿゚)ξ「――――――」
(;・∀・)「なに――――――」

間髪入れず、2人が


文字通り、消えた。

506 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:25:46.14 ID:7Qy6toDaO

(;^ω^)「み………」


(;^ω^)「みんなぁぁああああああああああああああ!!!!!?」



ミ,,゚Д゚彡「……さて、始めよう」

*(‘‘)*「あたしが先だよ!!ふさちゃんは後!!」

ミ,,゚Д゚彡「はいはい、殺すなよ?」

*(‘‘)*「むり!!」


ブーン達はここに離散し、戦いが始まる――――――


514 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:29:24.37 ID:7Qy6toDaO
――――――所変わって、公園

(,,゚Д゚)

強面の男が、そこにいた。

(;´∀`)「ジョルジュ…あいつ…なんか怖いモナ…」
  _
( ゚∀゚)「……大丈夫だ、モナー」

(,,゚Д゚)「…あんたが、ジョルジュか」
  _
( ゚∀゚)「おう。…で、あんただれだ?」

(,,゚Д゚)「頼みがある」

(,,゚Д゚)「あんたに少し、協力して欲しい」
  _
( ゚∀゚)「……へぇ」

(;´∀`)

522 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:33:35.61 ID:7Qy6toDaO

(,,゚Д゚)「俺は強くならなきゃいけないんだ。アレンジとはいかないまでも、もっと強くならなければ」
  _
( ゚∀゚)「ふぅん」

(,,゚Д゚)「あんたの能力なら、出来るんだろ?」

(,,゚Д゚)「なぁ」


(,,゚Д゚)「『主謀者《オリジナル》』が一人、【本質晒し《フシアナテイク》】のジョルジュ長岡」


(;´∀`)「モナ!!?」

  _
( ゚∀゚)「……」


にやり、とジョルジュが笑った。

544 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:41:09.86 ID:7Qy6toDaO
――――――またまた所変わって、舞台はどこかの住宅街

戦闘が既に始まっていた。

lw´;‐ _‐ノv「……な…なにこいつ…?」

川;゚ -゚)「あ…あ…あぁ…!!!」

( ゚д゚ )「……ま、お前らの中でさ、さっきの瓦礫への対応を見ててだな」

( ゚д゚ )「こいつだけはよくわからなかった。片方は魔法、片方はピクミン、だろ?ただこいつだけはよくわからなかった」

(;´ ω `)「……」

( ゚д゚ )「だから、『吸収』させてもらったよ。この――――――」

( ゚д゚ )「俺の能力、【サクリファイス】でな」

川;゚ -゚)「ショボォォォォォォォン!!!」

ショボンが、ミルナから生える「なにか」に捕まっていた――――――

564 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:49:18.06 ID:7Qy6toDaO
――――――コンビニ前

ここにも戦闘が始まっていた。

ξ;゚⊿゚)ξ「な、何よこいつ……」

ξ;゚⊿゚)ξ「なんであんた、私の『北斗剛掌波』を使えるのよ!?」

从 ゚∀从


( ・∀・)「………」

やはり間違いではない、モララーはそう思う。
それは数秒前、世界《ザ・ワールド》を発動した時。

从 ゚∀从

この女、ハインは時を止めた世界で


少しだが、動いていた………。

从 ゚∀从「えへへ」

571 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:51:43.85 ID:7Qy6toDaO

从 ゚∀从「なんで、って?」

从 ゚∀从「だって、さっき見たもん」

平然と言ってのける。

从 ゚∀从「見たら真似できるよ、そりゃ」

苦にも思ってないように、軽々しく。


そう、努力はいらない。見ただけで、真似が出来る。

( ・∀・)「………【見稽古】…?」

从 ゚∀从「せーかい」

( ・∀・)「………」

面白ぇ。
モララーが心で呟いた。

594 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 22:57:07.54 ID:7Qy6toDaO
――――――やっと舞台は戻り、図書館前。


壊れていた。

*(‘‘)*「あははははは!」

回りの景色に見える全てが、壊れていた。

木も瓦礫もタイルもガードレールも、全て。

壊れていないものと言えば、この少女と

ミ,,゚Д゚彡

後ろで眺めるフサギコと

(;^ω^)

少女に狙われている、ブーン。

*(‘‘)*「どう?凄い?凄いでしょ?」

この光景を作ったのは、何を隠そうこの少女だった。

この少女が何をしたか。
それは、ほぼ何もしていない。

触れただけ。
それだけで、触れたものが粉砕される。

614 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:01:00.18 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)「触れたもの全てを粉々に破壊するダークブリング…【オールクラッシュ】かお」

*(‘‘)*「わぁ!せーかいだよ!」

その通り。
またもやRAVEに出てくる、ダークブリングの一つ。
その脅威は、今ブーンが説明した通りである。
なのに。

ミ,,゚Д゚彡「……」

なのに、なぜこいつは

( ^ω^)「…そうかお…」

なぜこいつは、こんな余裕な顔をしていられる?

630 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:05:48.26 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)「一度だけ、言ってやるお嬢ちゃん」

*(‘‘)*「?」

( ^ω^)「いや、正確にはその後ろの…フサギコ、あんたに」

ミ,,゚Д゚彡「ん?なんだ?」

( ^ω^)「いま、僕はこう見えてとても怒ってるんだお」

( ^ω^)「だから一度だけ言う。『今すぐみんなをここに戻して、帰れ』」

*(‘‘)*「ちょ、何言ってんのさ!戦ってる途中だよ!?」

( ^ω^)「黙れ」

*(‘‘)*「ッ!!」

ミ,,゚Д゚彡「………」

フサギコは、少し考えてから

ミ,,゚Д゚彡「……嫌だ、と言ったら?」

探るように、言う。

652 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:12:10.50 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)「言ったお?いま、僕は怒ってるって」

*(#‘‘)*「ああもううっさいなぁ!向かってこいよビビり!!」

( ^ω^)「僕は仲間の為なら、何をもいとわない。いつの間にかそんな人間になっちまっててね」

無視。

*(#‘‘)*「――――――!!」

*(#‘‘)*「もういい!!粉砕する!!」

激怒したヘリカルが、ブーンに襲いかかる。その、全てを破砕する体をもって。

なんの事はない。

触れれば、終い。

なのにブーンは、直も冷静にヘリカルに語りかける。

――――――やれやれ、と。

( ^ω^)「仕方ないな、お嬢ちゃん。お前には面白いもん見せてやるお。だから」

「もう僕は止まらない。まかり間違って死んでも、文句言うなお?」

光が、溢れる。

677 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:16:26.12 ID:7Qy6toDaO
その時、

*(#‘‘)*「……!!」

怒れるままに突っ込んだヘリカルが見たものは

ミ,,゚Д゚彡「……!!」

冷静にそれを見届けているフサギコが見たものは

光が、ブーンの後ろに収束され、綺麗な円を作り上げている光景。

それは、まるで

( ^ω^)「……ちったぁ、使いこなせるようにはなったおね…」


日輪、のように。

( ^ω^)「いくお」


「【自分次第《アンカーコール》】!!『強欲能力《アウトアンカー》』!!」

711 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:18:55.37 ID:7Qy6toDaO
( ^ω^)「どうもみんな。安価の時間がきたお」

( ^ω^)「ちょっとだけ使い方がわかってきたような気がする。だから、今回は嗜好を凝らしてみた」

( ^ω^)「さて、僕を助けるあなたの厨二妄想を。指定アンカーは………」

――――――>>730を、かなり拡大解釈して。

 

730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 23:19:08.15 ID:3Pd6Libn0
任意の寓話付きになれる能力
 

821 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:22:37.38 ID:7Qy6toDaO
『能力が決定しました。』

>>730 任意の寓話付きになれる能力

( ^ω^)「さてと」

( ^ω^)「いっちょ頑張ろうかGoogle先生」

874 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:28:39.61 ID:7Qy6toDaO

*(#‘‘)*「死ねぇぇぇぇぇ!!!」

( ^ω^)「――――――」

叫ぶヘリカル。

しかし

世界が、変わる。

*(;‘‘)*「?」

( ^ω^)「さてと、お嬢ちゃん」

( ^ω^)「こわーいお話は、好きか?」


*(;‘‘)*



そこは、くらーいくらーいマンションの一室。

911 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:33:00.60 ID:7Qy6toDaO
*(;‘‘)*「え、ここ―――どこ―――」

*(;‘‘)*「え!?」

さっきまでいたブーンが

いない………?

*(;‘‘)*「ぅ……ぅう…!」

状況を把握する。

ここは、マンション。

くらい。

自分が立っているのは、ベッドの上。

ベッドの下からは、何か人間の手みたいなものが出ている。

*(;‘‘)*「………」


*(;‘‘)*「……え…?」

あれ?

925 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:36:04.61 ID:7Qy6toDaO
*(;‘‘)*

カタカタと震える指。

ブルブルと止まらない足。

流れる冷や汗。不穏な空気。

そして。

*(;‘‘)*「………」

ベッドの下からは




謎の、男が。


*(;‘‘)*「きゃあああああああああああああああ゛あ゛あ゛!!!!」

38 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:47:42.13 ID:7Qy6toDaO
*(;  )*「あああああああああああああああ!!!!!」

壊す。
ベッドを壊す。
ついでにベッドの下の何かも壊す。
たまたま手があたったタンスも粉々に壊す。

*(;  )*「はぁ…はぁ……!!」

タンスが崩れる。

すると、

「じりりりり………」

その上に乗っかっていた黒電話が。

*(;‘‘)*「!!!」

り り りり  り 
り りり り り り りり
 り    り   り

*(;‘‘)*「うわ、うわあああああああああ!!!!」

ヘリカルは続けざまに、黒電話を破壊。
しかし、音はなりやまない。
じりりりりりい………、と。

*(;  )*「あああああああああああ!!!!」

68 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:53:41.69 ID:7Qy6toDaO
まだまだ壊す。電話が電話じゃなくなるまで、壊す。粉砕する。破砕する。

ようやく、音がなくなる。そしたら。

「PPPPP………」

*(;‘‘)*「?」

携帯電話、らしい音が響く。よく見れば、テーブルの上。

携帯電話が不気味に光って………

「ピッ……もしもし…」

*(;‘‘)*「え?」

「あたし、メリーさん」

「いま」

「あなたの」

「う」

「し」

「r」
*(;  )*「!!!!」

ドグシャアッ!!!と下のテーブルごと潰す。

85 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/16(火) 23:57:02.96 ID:7Qy6toDaO
*(;  )*

「うしろに、いるの」

*(;  )*「!!」

すさまじい勢いで、手を降り回しながら後ろを見る。

誰も、いない。

*(;  )*

代わりに

さっきまで消えていたテレビが、ついている。

テレビ画面の中では


誰かが、どこかの道を必死に走っていた。

110 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:00:40.40 ID:JWpMuh7NO
画面の男が、必死に走っている。

手には何かを持っている。

*(;  )*「……ちぇーん、そ…?」

チェーンソー。

それをぶん回しながら、走っていた。

やがて男はマンションの前でとまる。

*(;  )*

そして、そのマンションの、壁を

明らかに物理法則を無視するように

壁に張り付き、登ってくる。

ヘリカルは気付く。


この、画面に写ってるマンションって


ここじゃん。

140 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:06:32.53 ID:JWpMuh7NO
*(;  )*「ぎゃああああああああああああああああ!!!!」

壁を壊さんと、手をつける。

が、壁が壊れない。

むしろ、手に変な感触がある。
なにか、濡れたような

*(;  )*「ひ、……ひぃぃぃぃぃぃぃぃ………」

………血、だ。

しかも、ただ血で濡れてるわけじゃない
暗いが、血で壁に何かかれている事がわかる。


    コ      ロ        ス


*(;  )*「あ゛………」

怖じ気づき、へたりこむヘリカル。
すると、手に謎の感触がある。
よく見れば、それは髪の毛。

コンセントから

長ーい長ーい髪の毛が、出ている。

163 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:10:48.15 ID:JWpMuh7NO
*(;  )*

もう、あたまが壊れそうだ。

なんで、私に壊せない?

なんで、こんな世界にいる?

上を見上げる。

血走った目の女が天井に張り付いている。

もう悲鳴もあげれない。

死にたい。

早く死にたい。

ゴミクズのように蹂躙されて、消え失せたい。


「どうだお?楽しい楽しい都市伝説は」



あれ、なにか、声がする。

189 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:15:54.28 ID:JWpMuh7NO
( ^ω^)「………」

*(;  )*「あ………」

( ^ω^)「降参、するお?」

*(;  )*

*(;  )*「はい………助けて、ください……」

( ^ω^)

( ^ω^)「聞こえない」

べちゃっ、と
頭に濡れた思い雑巾みたいな何かが触れる。

くさい。なにこれ。

あ、わかった。

三枚におろされた、猫ちゃんだ。

*(;  )*「あああああああああああああああああ!!!!」

*(;  )*「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

喉が潰れそうなくらい、私は叫んだ。

217 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:19:48.46 ID:JWpMuh7NO
*(;  )*「おねがい!!おねがいい゛!!なんでもずるがら゛ぁ!!」

*(;  )*「だがらもう゛ゆる゛じでぇぇぇえ゛ぇえ゛!!!」

( ^ω^)

( ^ω^)「わかったお」

*(;  )*

*(;;)*「……ほんと?」

( ^ω^)「ほんと」

*(;;)*「もう、なにも、しない?」

( ^ω^)「何も、しないお」

246 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:23:12.34 ID:JWpMuh7NO
( ^ω^)「ほら、悪かったな」

*(;;)*「ぁ………」

ブーンが、手をさしのべてきた。

私はそれをとった。

全てが、終わった気がした。

幽霊は、いなくなった。

*(;;)*「ぅ…ぅぅぅううううううう……」

怖かった。怖くて、泣いてしまった。





「破ぁっ!!」

Tさんがどこからともなく出てきた

私は浄化された。

寺生まれって凄い。改めて私はそう思った。

286 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:26:34.18 ID:JWpMuh7NO
『寓話付き』。

都市伝説を、体言する者。

「…以上、楽しい楽しい怪奇話」


「お了い、お了い」





ブーンが、そう言った。

302 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:29:46.32 ID:JWpMuh7NO
*(  )*

( ^ω^)「さて」


ミ,,゚Д゚彡

フサギコには、こう見えていた。

ヘリカルが、走ってブーンに向かう。

ブーンから、日輪が放たれる。

そして、【自分次第《アンカーコール》】と。

そしてヘリカルが

いきなり痙攣しながら、地に伏せた。

なんだ、これは。

ミ,,゚Д゚彡「………」

( ^ω^)「……どうしたお?もしかして」

( ^ω^)「不安、かお?」

326 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:34:21.69 ID:JWpMuh7NO
( ^ω^)「あんたの能力は、わかってるお。【黄金錬成《アルス=マグナ》】、現実を自在に歪ませる能力」

( ^ω^)「いや、違うな。『歪んでしまう』能力、だったかお」

ミ,,゚Д゚彡「………」

( ^ω^)「すっげぇ能力だおね。自分が言った通りの世界になるんだから。でも弱点がある」

( ^ω^)「それが、不安、だお?」

ミ,,゚Д゚彡「………」

よく知っている。
フサギコは、そう思う。
念のため、と精神安定剤を一つかじりながら。

349 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:40:55.37 ID:JWpMuh7NO
( ^ω^)「例えば、なぜあんたが僕に『死ね』と言って殺さないか」

( ^ω^)「それはあんたが心の底で『本当に殺せるのか』と、不安を抱いてるから」

( ^ω^)「その不安のせいで、死ぬという理想が完全に構築できない。負の感情も含めて勝手に現実が歪んでしまうから。チートに見えて、以外と穴だらけな能力だお?それ」

ミ,,゚Д゚彡「言う通りだな」

( ^ω^)「じゃあ話は早い。僕はあんたに『勝てない』と思わせたらいいんだお?」

ミ,,゚Д゚彡「じゃあ、思いこませて見るか?」

( ^ω^)「………?」

ブーンがこう淡々と説明したのは、フサギコの不安を煽るのが目的だった。

だが

……なんだ、この自信に満ちた顔は?

366 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:46:39.95 ID:JWpMuh7NO
( ^ω^)「………?」

ミ,,゚Д゚彡「おれが」

フサギコが、ポケットから何かを取り出す。

ミ,,゚Д゚彡「自分の弱点を把握していないと思ったか?対策を練っていないと、思ったか?」

何か、それはビン。

ミ,,゚Д゚彡「『勝てない』と思い込んで自滅する。そんなヘタレに見えるか?」

ビンには、こう書いてある。

――――――精神安定剤。

そのビンの、蓋を開け

ミ,,゚Д゚彡「不安があるなら話は簡単だ」

ミ,,゚Д゚彡「強制的に消せばいい」

一気に、ビンの中身全てを飲み込む。

( ^ω^)「!!」

404 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:51:34.44 ID:JWpMuh7NO
(;^ω^)「お――――!!?」

こいつは、何をしている?
精神安定剤。そう言えば聞こえはいいが、その実それは劇薬だ。
そんな一気に飲んで大丈夫なはずがない。
致死量なんか、遥かに越えて――――――


ミ,,゚Д゚彡「……あぁ…」


――――――る、はずなのに。

(;^ω^)「…な、何を…」

なぜ、フサギコは生きている?
なぜ、平気な顔をしてこちらを見ている?

ミ,,゚Д゚彡「言ったろ。対策を練ってないわけがないってさ」

ミ,,゚Д゚彡「あぁ、気分がいいな。だから、見せてやるよ」

ミ,,゚Д゚彡「俺が平気でいられる、秘密」

(;^ω^)「あ!!」

427 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 00:57:39.86 ID:JWpMuh7NO
ミ,,゚Д゚彡「………」

(;゚ω゚)「………」

フサギコが、上着を少し剥いだ。

その、胸のあたり、心臓があるあたりに。

クナイのような刀が、刺さっている。

ミ,,゚Д゚彡「こんなの、俺が『薬飲んでも死なない』、って思い込めりゃこんな事しなくていいんだがな。死、ってのはどうも抽象的過ぎて、不安が残っちまう」

ミ,,゚Д゚彡「だから、これに頼ってるんだ」

それは、刀語で求められた、十二の変形刀が一つ。

使用者の死すら認めない、『活性力』に焦点をおかれた刀。

( ^ω^)「【悪刀・『鐚』】……!!!」

453 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 01:01:52.48 ID:JWpMuh7NO
ミ,,゚Д゚彡「さ、これでわかったろ?」

ミ,,゚Д゚彡「かかってこいよ。ブーン」

( ^ω^)「…はっ」

( ^ω^)「やってやろーじゃねえかお」

奥の手は見せてなかったわけか。
なるほど、これは恐ろしいものがある。

しかし、それは同じだ。

( ^ω^)(僕も、何もお前の前で手の内を晒しにいったわけじゃないお。)

( ^ω^)(僕にも、まだ続きがある。そう……)

――――――もう一つの【自分次第《アンカーコール》】、見せてやるお。


第十七話、終わり。

482 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 01:05:18.36 ID:JWpMuh7NO
以上、ありがとうございまし………あ、しまった悪刀『鐚』の能力説明忘れてた。

ぶっ刺した人間を強制的に活性化する刀で、274回以上殺すか、刀自体を抜かないと死なない体になります。

501 : ◆BnhUepkPaA :2010/11/17(水) 01:08:59.72 ID:JWpMuh7NO
最後の最後でまたミスった


両手の「二重能力《デュアルアンカー》」
・2つを自由に

大翼の「多重能力《ボックスアンカー》」
・多くを一回ずつ

New!!↓
日輪の「強欲能力《アウトアンカー》」
・かなり拡大解釈して


ありがとうございました

Posted at 2011/08/23 21:34:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブーン系小説 | パソコン/インターネット

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