
一般向けにデリバリーの開始されたホンダCBR1000RR-R その実物は画像で見るよりもはるかに魅力あふれるバイクだった
ホンダが本気を出して作った新型スーパースポーツその成り立ちはパニガーレV4Rと同じサーキットで闘う為のマシンだ、圧倒的なパワーを生み出すエンジンは勿論カウリングのデザインはライダーへの風の抵抗を最小限にするためにV4Rなみにワイドになり、タンク上部はヘルメットを収める為のくぼみが付けられレーサー同様バンク角を稼ぐために跳ね上げられたマフラーそのデザイン全てがサーキットのタイムを削るために造られた

現物はカウル先端の絞り込みがシャープに見えサイドウイングが画像よりも目立つ様に見えた、ウイングはV4Rよりもバランスを重視して空力効果は控え目だそうだ、やや中途半端に見えたトリコロールカラーだがこちらも実物では違和感が無く立体的な描写も高級感があり所有感をくすぐる
塗装の艶感も塗膜が増したのかドゥカティ レッドに負けない艶やかな輝きを見せる、こういうところはオーナー心の掴みかたが解って来たようだ

細部の造り込みはまだまだ海外メーカーの方が上手くコストが掛かっている様に見えた、V4Rと比べるには車両価格に差がある為 同じレベルで見るにはかわいそうだが国産メーカーの弱点なのかも、開発段階でまず議論されるのは販売価格なのかもしれない
RR-R SPはスーパーバイクの価格制限にはまだ余裕があるので更なるハイモデルRR-R SP-2のデビューを心待ちにしている、可変ウイングやバルブのギミックなど新たなデバイスが組み込まれて更なる高性能マシンの誕生を想像するだけ楽しい
ドゥカティのデザインは機能美に妖艶な魅力が交わった美しさが必ず入っている、前方からみたどう猛な顔つきにすっきりとしたテールのデザインへと荒々しさとエレガントの融合が二面性を匂わせる

RR-Rはどちらかというとサーキットから抜け出て来た公道を走るレーサーのイメージが強い、遊び心が少ない無骨で効率優先なデザインだ、足りないのは所有して満足度がupする特別感 こだわりだ、勿論その中には圧倒的な性能も含まれるしレースでの成績も購買力を高めるだろう
今年も鈴鹿8時間耐久ロードレースの日が近づいて来た、カワサキワークス対ホンダワークスにゼッケンNo.21 セパンレーシングチームに中須賀の加わったヤマハドリームチームの夢の闘いが見られるのを楽しみにしている、もちろんパニガーレV4Rの高回転サウンドもだ
真夏の熱い祭典 どうか夢で終わらせないでくれ
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2020/04/22 02:44:38